須賀啓太のTriathlonレポート

2017世界トライアスロンシリーズ 最終戦ロッテルダム大会 男子結果速報

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トライアスロンの世界最高峰カテゴリー、世界トライアスロンシリーズ(以下:WTS)の2017シーズン最終戦ロッテルダム大会男子のレースが、現地9月16日オランダのロッテルダムで行われた。

距離フォーマット:スタンダードディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km) 気温:14.4度、水温:16.3度、天候:雨

優勝はフランスのバンサン・ルイ。2015年のWTSハンブルク大会以来の優勝。 2位にノルウェーのクリスチャン・ブルンメンフェルト。これでWTS3戦連続の2位。またも優勝はお預け。 3位にシーズンランキングトップで最終戦迎えたマリオ・モーラ。しかしモーラを逆転できる可能性を持った選手が沈んだためモーラの2017シーズンチャンピオンが決まった。モーラはこれで2年連続2回目のシーズンチャンピオン。

全体を通してに大きな変動があるレースでは無かった。 シーズンランキングトップで迎えたマリオ・モーラはスイムでトップから26秒差の26位と遅れ、次のバイクで最初は第2グループに属する。 しかし雨で濡れた路面と、狭いコース幅、コーナーの多いコースの影響でトップグループは逃げれるほどペースは上がらず、モーラはバイクコースの周回路に入った1周目にはトップグループをキャッチする。 モーラと同じトップグループにはシーズンラインキング2位でモーラを追うハビエル・ゴメス・ノヤ(スペイン)や、ジョナサン・ブラウンリー(イギリス)、リチャード・マレー(南アフリカ)、クリスチャン・ブルンメンフェルト、そしてバンサン・ルイもそこに属し、優勝候補となる選手は全員トップグループに属するという展開。 25名となったトップグループは上記のコース特性もあって、その後大きな動きはなく淡々と周回を重ねてランへ。

トランジションからランへ最初に飛び出したのはジョナサンとブルンメンフェルト。それをルイとゴメスが追う展開。モーラはトランジションで少し遅れる。 ランスタートから2kmを過ぎたところでルイとゴメスがトップに追いつきトップは4名に。そしてその後ラン4周回の2周目にはペースを上げてきたモーラもトップに追いつきトップグループは5名となる。そこから最終周まではそのトップ5名に大きな動きはなく、そこに加わるかと思えたマレーも徐々にペースが落ちていく。 5人による優勝争い、最初に脱落したのはジョナサン、そしてモーラ、ゴメス。ルイとブルンメンフェルトによるゴール前のスプリント勝負はルイに軍配が上がった。

先にも書いたが、ラン最終周までレースが決するようなポイントは無く、全体的にまったりと大きな動きのないレースだった。 これは天候やコース特性によるところが大きいだろう。晴れていればもうちょっと激しい展開の見れるレースになったかもしれないが、バイク1周目でモーラ、マレーがトップグループに追いついたところで後の展開はほぼ見えていた状態だった。 それはこのレースだけではなく、シーズンランキングを争う上でもそうだ。スイムを苦手とし、ランで追い上げるタイプのモーラがどこまで追い上げれるか、それがシーズンチャンピオン争いの細かいポイント差を争う上で重要になり、このレースを楽しむ上でも重要だったのだが…

優勝:バンサン・ルイ(フランス) 2位:クリスチャン・ブルンメンフェルト(ノルウェー) 3位:マリオ・モーラ(スペイン)

39位:細田雄一(博慈会) 45位:古谷純平(三井住友海上) 49位:前田凌輔(ベルリオ) 50位:小田倉真(三井住友海上) DNF:谷口白羽(トヨタ車体)

なお結果速報につき順位は以後変動する場合があります。 また以下の順位、詳細につきましては世界トライアスロンシリーズ公式サイト、 および国際トライアスロン連合公式サイトのリザルトをご確認ください。

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須賀 啓太(すが けいた)

フリーのテレビディレクター兼スポーツジャーナリスト。世界トライアスロンシリーズが開始された2009年から「世界トライアスロンシリーズ」や「NTTジャパンカップ」などトライアスロンのテレビ中継に関わり、海外現地取材も経験。また(社)日本トライアスロン連合ともオフィシャル映像撮影等で直に関わりを持つほか、公認審判員の資格も持つ。自身もエイジグループ(一般部門)での競技経験もあるが、テレビディレクターの目線からトライアスロンをやる楽しさではなく観る楽しさ。競技人口ではなく観戦人口を増やすために活動中。トライアスロン以外ではMLB、NFL、海外サッカー、インディカーのテレビ番組制作にも携わる。ご連絡は下記アドレスまで。

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