須賀啓太のTriathlonレポート

2017世界トライアスロンシリーズ 第5戦ハンブルク大会 プレビュー

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トライアスロンの世界最高峰カテゴリー、世界トライアスロンシリーズ(以下:WTS)の2017シーズンの第5戦が今週末7月15日にドイツのハンブルクで行われる。日本時間の夜21時10分に女子がスタート。そのあと23時00分に男子がスタート。ハンブルクはWTSが始まった2009年から毎年開催れている唯一の都市。今年で9年連続9回目の開催となる。距離フォーマットは昨年と同じ、スイム750m、バイク20km、ラン5kmのスプリントディスタンスで行われる。

テレビではNHKBS1にて後日ディレイ放送が予定され、またTriathlonLIVEではリアルタイムでライブストリーミングが視聴できる。(有料)

◆日本人出場予定選手(7月13日現在) 日本人選手は今回、女子5名男子2名が出場予定。詳細は以下の通り。

【女子】 高橋侑子(富士通) 6月10日のWTSリーズ大会(15位)以来のレース。ハンブルク大会での最高位は2012年の20位。昨年は51位。

井出樹里(スポーツクラブNAS) 6月10日のWTSリーズ大会(10位)以来のレース。ハンブルク大会での最高位は2010年の31位。 ハンブルク大会は過去5回出場して完走は2回と完走率が低い。

佐藤優香(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ) 6月10日のWTSリーズ大会(13位)以来のレース。ハンブルク大会での最高位は2014年の19位。

松田友里恵(ペリエ・グリーンタワー・稲毛インター) 6月25日のASTCアジアカップ大阪城大会(2位)以来のレース。ハンブルク大会での最高位は昨年の22位。

高橋世奈(日本食研) 6月25日のASTCアジアカップ大阪城大会(3位)以来のレース。ハンブルク大会初出場。

【男子】 小田倉真(三井住友海上) 7月8日のASTCアジアカップ高松大会(8位)以来のレース。ハンブルク大会初出場。

古谷純平(三井住友海上) 7月8日のASTCアジアカップ高松大会(優勝)以来のレース。ハンブルク大会での最高位は昨年の41位。

ハンブルク大会日本人最高位は女子が昨年の上田藍(7位)、男子がスタンダードディスタンスで行われた2010年の山本良介(18位)。スプリントディスタンスでは2014年の田山寛豪(26位)

◆レースプレビュー(7月13日現在) 毎年ならばこのハンブルク大会をパスする選手の方が多いが、今年は先月のリーズ大会をパスした選手が多くこのハンブルク大会にはランキング5位以内でパスしたのは女子の上田藍のみ。男女共にトップランカーが集まった。

注目は女子はフローラ・ダフィ(バミューダ諸島)、男子はハビエル・ゴメス・ノヤ(スペイン)。注目といってもレースというよりジンクス的なもの。ゴメスは歴代2位のWTS通算13勝を誇るレジェンド。ダフィはWTS通算4勝ながら、昨年のシーズンチャンピオンであり現在2連勝中で今一番勢いのあるトライアスリート。だがしかしこの男女両者スプリントディスタンスでの勝利が無い。スプリントディスタンスでは勝てないというジンクスを覆せるか注目。

ジンクスという意味では、ハンブルク大会はシリーズ開始の2009年から毎年開催されているにもかかわらず、男子は複数回優勝した選手がおらず毎年優勝者が変わっている。それについての推察は以前書いたこちらの記事「 ハンブルク大会はなぜ毎年優勝者が変わるのか」をご覧いただけたらと思うが、そう考えると例年なくトップランカーが集まった今大会、初めてハンブルク大会2勝目をあげる選手が出てもおかしくない。今回出場を予定している選手でハンブルク大会で優勝しているのは、マリオ・モーラ(スペイン)、リチャード・マレー(南アフリカ)、バンサン・ルイ(フランス)、ジョナサン・ブラウンリー(イギリス)、そしてハビエル・ゴメス・ノヤの5人。ちなみにゴメスが勝っているのはハンブルク大会がスタンダードディスタンスで行われた2010年。

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須賀 啓太(すが けいた)

フリーのテレビディレクター兼スポーツジャーナリスト。世界トライアスロンシリーズが開始された2009年から「世界トライアスロンシリーズ」や「NTTジャパンカップ」などトライアスロンのテレビ中継に関わり、海外現地取材も経験。また(社)日本トライアスロン連合ともオフィシャル映像撮影等で直に関わりを持つほか、公認審判員の資格も持つ。自身もエイジグループ(一般部門)での競技経験もあるが、テレビディレクターの目線からトライアスロンをやる楽しさではなく観る楽しさ。競技人口ではなく観戦人口を増やすために活動中。トライアスロン以外ではMLB、NFL、海外サッカー、インディカーのテレビ番組制作にも携わる。ご連絡は下記アドレスまで。

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