須賀啓太のTriathlonレポート

2016世界トライアスロンシリーズ 最終戦コスメル大会 女子結果速報

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トライアスロンの世界最高峰カテゴリー、世界トライアスロンシリーズ(以下:WTS)の2016シーズン最終戦コスメル大会女子のレースが、現地9月17日メキシコのコスメルで行われた。

距離フォーマット:スタンダードディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)

WTSの2016シーズンを締めくくる最終戦、優勝はバミューダ諸島のフローラ・ダフィ。今年のストックホルム大会以来となるWTS通算2勝目。そしてこれで2016シーズンのチャンピオンを手中に収めた。 2位にはリオ五輪の金メダリストであるグウェン・ジョーゲンセン(アメリカ)。3位には自身WTS初表彰台となるシャーロット・マクシェイン(オーストラリア)が入った。 また日本の上田藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)が5位に入り、日本人史上最高位となるWTSシーズンランキング3位でシーズンを終えた。

優勝:フローラ・ダフィ(バミューダ諸島) 2位:グウェン・ジョーゲンセン(アメリカ) 3位:シャーロット・マクシェイン(オーストラリア)

5位:上田藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター) 25位:佐藤優香(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ) 28位:蔵本葵(東京ヴェルディ) 35位:高橋侑子(富士通) 39位:井出樹里(スポーツクラブNAS) DNF:加藤友里恵(ペリエ・グリーンタワー・稲毛インター)

レースはまず最初の種目スイムのトップ3であるイギリスのジェシカ・リアマンス、ルーシー・ホール、そしてダフィがそのままバイクのトップグループを形成する。 この3人、今年のWTSリーズ大会においてもバイクトップグループを形成し、後続に対し1分28秒のギャップを築いてバイクを終えたのだが、結局第2グループに属していたジョーゲンセンにランで追い上げられ、リアマンスとホールはラン序盤に、ダフィも粘ったもののラン終盤にかわされ2位となった。 そのジョーゲンセンは今回もバイク第2グループに入り、その第2グループの人数構成もリーズ大会と似た状況。単純計算ダフィがランで逃げ切るにはバイクフィニッシュ時でジョーゲンセンに対し1分28秒以上のギャップは必要という事になる。 しかし周を重ねる事にトップグループと第2グループの差は開くものの理想には遠く、結局第2グループに対し1分6秒のギャップしか築く事はできなかった。 だが、この日のジョーゲンセンはリオ五輪で金メダルを獲ったあと調整不足だったのか、結果的にリザルトのランタイムを見ると逆転劇を見せたリーズ大会のランタイムから2分半も遅く、彼女のベストランタイムからは4分以上も遅かった。 それに対し、リーズ大会とほぼ同じランタイムで走ったダフィ。ラン序盤にリアマンスとホールを置き去りにした後は誰にも影を踏ませる事無く、見事逃げ切り優勝。 ダフィは自身初、バミューダ諸島の選手としても初となるシーズンチャンピオンを手にし、ジョーゲンセンは史上初となるシーズン三連覇がかかっていたが、五輪金メダルとのダブルタイトル獲得とはならなかった。

また日本の上田藍がスイム41位と大きく出遅れ、バイクフィニッシュ時もトップから2分以上の差を広げられていたものの、このレース全体1位のランタイムを叩きだし怒涛の追い上げを見せ5位入賞。レース前のシーズンランキングでダフィ、ジョーゲンセン以外の自身より上だった選手達が今回沈んだ事もあり、日本人選手としては史上最高位となるシーズンランキング3位を獲得した。

なお、結果速報につき、 以下の順位、詳細につきましては世界トライアスロンシリーズ公式サイト、 および国際トライアスロン連合公式サイトのリザルトをご確認ください。

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須賀 啓太(すが けいた)

フリーのテレビディレクター兼スポーツジャーナリスト。世界トライアスロンシリーズが開始された2009年から「世界トライアスロンシリーズ」や「NTTジャパンカップ」などトライアスロンのテレビ中継に関わり、海外現地取材も経験。また(社)日本トライアスロン連合ともオフィシャル映像撮影等で直に関わりを持つほか、公認審判員の資格も持つ。自身もエイジグループ(一般部門)での競技経験もあるが、テレビディレクターの目線からトライアスロンをやる楽しさではなく観る楽しさ。競技人口ではなく観戦人口を増やすために活動中。トライアスロン以外ではMLB、NFL、海外サッカー、インディカーのテレビ番組制作にも携わる。ご連絡は下記アドレスまで。

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