2009年10月27日

2009年第30節【浦和レッドダイヤモンズvs大宮アルディージャ】 -さいたまダービーで浦和レッズに完勝-

以前大宮が浦和に勝利したのは2007年9月の第24節、自分が大宮を応援しだしたのは2007年10月からなので、これまで大宮が浦和に勝った試合を一度も見た事がありません。なんとしても大宮が浦和に勝利するところを生で観たい、その一心で埼玉スタジアムへ行ってきました。
今節は塚本と波戸の負傷で守備ラインに不安が残る状態での埼玉ダービーでしたが、フタを開けてみれば意外な展開に……

【試合内容】
前半開始早々こそは大宮が決定機を作るが次第に浦和がパスをつないで主導権を握っていく。何度かシュートを撃たれるものの、決定機にはさせず持ちこたえる。前半16分に大宮はカウンターからラファエルがGKとの1対1を落ち着いて決めて先制することに成功。その後浦和はパスワークからチャンスをうかがうも、前半40分にのポンテが2枚目のイエローで退場したところで前半終了。
後半は大宮が数的優位を活かして優勢に試合を進めていく。後半10分にはラファエルが個人技で追加点を決めて2-0とする。その後もカウンターで何度も攻めたてるが、終了間際の石原の1点にとどまり3-0で試合終了となった。

【寸評】
【S】MVPの活躍 【A】活躍 【B】貢献 【C】可も無く不可も無く 【D】不満足な出来 【E】論外
江角【B】危険なシーン自体あまりなかったが、終始安定したセービング
土岐田【A】守備と攻撃両面で活躍、積極的な攻め上がりが良かった
片岡【S】体を張ったディフェンスで相手FWに仕事をさせなかった
マト【A】制空権を握り、地上戦でも堅い守備で相手の攻撃を封じた
冨田【A】久しぶり?の左サイドバックでも見事に役割を全う
金澤【B】相手中盤への激しいチェックで仕事をさせず
橋本【B】もう少し攻撃参加が欲しいところだが、普段よりは上々の出来
藤本【S】3得点全てに絡む活躍、ドリブルもキレがあって文句のつけようがない活躍
パク【B】鋭いドリブルが相手の脅威となったが、少し持ちすぎた印象も、気迫は◎
石原【A】相手を退場に追い込めるプレイスタイルは脅威、前半は沈黙も後半は躍動
ラファエル【S】前後半通じて相手DFを翻弄、個人技はJリーグでもトップクラスか

内田【B】守備を確実にこなし、自らの役割を全う
青木【A】3点目の起点となる動きで存在感を示した
市川【-】出場時間が短かったため寸評外

張監督【A】無茶な采配も勝てば官軍?金澤SB起用は緊急事態なので仕方なしか
扇谷主審【C】一貫したジャッジだったが、その判断基準には少し疑問な部分も?

【総評】
試合前は守備ラインに不安があった試合でしたが、終わってみれば完勝で意外な結果となりました。強い浦和に勝ってこその埼玉ダービーだと思っているので、嬉しさは半分といったところですが。
浦和のポンテが退場してしまったので後半はあまり参考になりませんが、前半は大宮の思惑通りの展開ができたのではないでしょうか。懸念だった土岐田と冨田も両SBをソツなくこなしてくれて、浦和に決定的なチャンスをほとんど作らせませんでした。

今節一番良かったのは藤本でしょうか。先制点となったラファエルへのボールに、2点目のサイドで起点となったドリブル突破、3点目のきっかけとなった青木へのパス、守備時も気迫溢れるプレイでまさに大車輪の活躍でした。審判への抗議でイエローカードをもらってしまうのはいい加減治して欲しいところですが、、、
そしてやはりラファエルの活躍も忘れられません。決定機を何度か外していましたが、その後にきっちりと決めるあたりはさすがですね。キープ力はさることながら予想外のダイレクトパスにはいつも驚かされますし、最近はスタジアムでラファエルの動きを見るのが楽しみでしょうがありません。ラファエルとマトは欧州の五大リーグでも充分通用するんじゃないかなぁ?と思うだけに、なんとか2人が大宮にいる間にタイトル……獲りたいですね。
今節は片岡の守備も光ってました。日本を代表する高原と田中を相手にしても臆することなく、体を張ったディフェンスでチームを完封勝利へと導きました。攻撃面は相変わらずなんともいえない感じですが、CBとしては頼れる存在になってきました。
冨田の左SBが思いのほか機能していたのは嬉しい誤算でした。大宮サポーター歴が短いので全く知らなかったのですが、冨田の本職は左SBだったのですね。左SBで冨田が計算できるとなると右SBに波戸を起用することもできますし、SBの人手不足問題が少しは解消されそう……かな?

今節の勝利で残留争いから一歩抜きんでた感のある大宮、油断は禁物ですが今の状態なら残留は間違いなく決めてくれるものと信じています。今シーズン残りあとわずかですし、一つでも上の順位を目指すべく気持ちのこもった試合が観たいですね。完勝後の試合は不甲斐ない試合ばかりですし……

完勝しても気を抜いてはいけない!次節に勝ってこそ意味がある!!
頑張れ、大宮アルディージャ!!!

posted by keiomiya |20:23 | 大宮アルディージャ | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年10月20日

2009年第29節【大宮アルディージャvs川崎フロンターレ】 -PK戦に勝って試合に負ける-

ラファエルが左サイドハーフ!?……いつまでたっても張監督の采配は読めません。
正直不安でいっぱいでしたが、悪くもないかなぁ?と少しは期待感もありました。ですが、まぁ……試合が終わってみればいつも通り……

【試合内容】
前半の大宮は攻撃の形が作れず、川崎Fに押し込まれるシーンが目立つ。前半13分にPKを与えるがポストに助けられる。その後も川崎Fの攻撃が続き、耐え切れなくなって21分に失点してしまう。36分にはまたしてもPKを与えてしまうが、これは江角がファインセーブをして大宮に流れを呼び込む。前半ロスタイムに石原がPA内ぎりぎりで倒されPKを獲得し、マトがしっかり決めて同点に追いつく。が、直後に強烈なミドルシュートを決められリードされたまま前半終了。
後半は大宮が主導権を握るが、決定力に欠けて得点することができない。対する川崎Fはカウンターでしっかりと追加点を決めて大宮を引き離す。終了間際に石原がまたもPKを獲得してマトが決めるも、時すでに遅く2-3で試合終了。

【寸評】
【S】MVPの活躍 【A】活躍 【B】貢献 【C】可も無く不可も無く 【D】不満足な出来 【E】論外 

江角【C】PK阻止をしたものの、不安定な出来
土岐田【C】攻撃は○、守備はやはり×
片岡【C】相手攻撃陣を止めることができなかった
マトく【D】今シーズンで一番出来が悪かった
波戸【C】相手攻撃陣にいいようにやられてしまった
金澤【C】相手攻撃陣を止めることができず
橋本【C】決定機を外したりして存在感なし
藤本【C】ラストパス精度が悪かった
ラファエル【A】一人で決定機を何度も作っていた
石原【B】PK2本を奪う動きで貢献も、流れの中では得点決められず
市川【C】持ち味は垣間見えたが、今ひとつな出来

藤田【C】石原とのコンビに光があったものの、今のままではまだ厳しい
ドゥドゥ【E】これだけ結果が出ないのであれば、もう限界……
パク【C】厳しい場面での投入で、いつもの躍動感も無し

張監督【E】博打采配で結果が出ず、後半の行き当たりばったり采配にも呆れるばかり
飯田主審【D】試合を壊しかねない4回のPK判定は基準も含めて少々疑問

【総評】
ラファエルの左サイドハーフ起用は勿体ない。それを深く実感した試合でした。張監督の柔軟な采配はそんなに嫌いじゃないのですが、結果が欲しい時期に普段慣れていないことはして欲しくないですね……。
前線でボールが収まらない&サイドのラファエルにボールが行ってもパスの出しどころがないせいで、前半は満足な攻撃の形が見れませんでした。そのため相手にボールをキープされる時間が多くなり、川崎Fの強力攻撃陣の攻撃をこれでもかというほど真正面から受け止めることになってしまいました。
後半は多少機能しはじめましたが、やはりラファエルが中央にいないと怖さがない。ラファエルがよりゴールに近い位置にいたほうが、絶対相手にとって嫌なはずなんです。市川もやはりスーパーサブのほうが良さそうですし、今回ので懲りてくれればいいのですが……
張監督はまたやりそうだなぁ……

今節は特にマトの出来が悪く、競り合いではほとんどチョンテセに負けていました。また、簡単に裏を取られて失点の要因にもなっていました。最近パスミスも目立ちますしマトのパフォーマンス低下が少し心配です。一度思い切って外して休養させたほうがいいかも?
江角のパフォーマンスも今節はいまいちでした。PKを一回阻止したとはいえ、最初のPKは江角の軽率なプレイが原因ですし、最初の失点シーンもあそこは飛び出すべきではなかったように思います。江角のセービング能力は日本代表クラスだと思うのですが、飛び出しのタイミングには難があるなぁ……とあらためて思いました。去年も似たようなシーンを何度も見た覚えがあるので。
最後に……ドゥドゥはもういいです。残り5分での起用とかならアリですが、それ以外では可能性も感じられません。おそらく他チームに行ったら活躍すると思いますが、タイプ的に今の大宮での活躍はまず無理だと思います。助っ人なら、最低でもせめてリーグ戦で1点は取って欲しいものですが……

今節の負けで毎年恒例の定位置の順位になってしまいました。これまでは終盤の粘り強さで生き残ってきましたが、必ずしも毎回同じ通りにいかないのがサッカーです。選手達はこれまで以上に危機感をもって、残りの試合に臨んで欲しいと思います。
それこそ次節の相手は大宮アルディージャにとって特別な試合である浦和レッズ戦です。残留争いや順位に関係なく、絶対に負けてはならない相手!

大宮の意地とプライドに賭けて、絶対勝利!!
頑張れ、大宮アルディージャ!!!!!

posted by keiomiya |02:56 | 大宮アルディージャ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年10月12日

2009年天皇杯2回戦【ソニー仙台FCvs大宮アルディージャ】-これ以上ない結果?-

今年も天皇杯の季節がやってきました。今年はJ1チームが2回戦から登場ということで各地の結果も非常に楽しみでした。天皇杯ならではのジャイアントキリングはやはり魅力的です。……まぁ、やられるほうはたまったもんじゃないでしょうが。
やはり一番の衝撃は浦和レッズが松本山雅FCに負けたことですね。どんなにチーム力に差があってもサッカーは何が起こるか分からないことを強く再認識しました。

対戦相手はJFLで現在2位と好調のソニー仙台FC。2つカテゴリーが下とはいえ、全く油断はできません。
ソニー仙台FCさんのブログを見ると大宮アルディージャとは結構つながりが深いのですね。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/snsendai/article/269
選手達にとってリーグ戦にはない特別な思い入れのある対戦になったのではないでしょうか?

現地には行けませんでしたので、試合経過はネットで見守っていました。

[ソニー仙台FC] 2-4 [大宮アルディージャ]
20分 市川 雅彦(大宮)
22分 ドゥドゥ(大宮)
72分 市川 雅彦(大宮)
82分 マト(大宮)
85分 町田 多聞(S仙台)
86分 大久保 剛志(S仙台)

4点リードで勝ちを確信した直後の2失点で、大宮らしいというかなんというか……(苦笑)
市川のゴールは素直に嬉しいですね。最近はベンチ入りもできていない状態でしたが、今回の活躍でリーグ戦での出場にも期待がもてるようになりました。ハイライトを見る限り、迷わずシュートを狙っていく姿勢が良かったです。
逆に石原は、自分でゴールを獲ってやろうという気持ちがやっぱりちょっと足りないように思います。72分の市川のゴールシーンは、日本代表入りを狙うFWの選手なら自分でシュートを撃ってほしいシーンでした。石原はリーグ戦でも何度かそのような場面があったので気になりました。
ドゥドゥの公式戦初ゴールは嬉しさ半分、正直微妙なところです。張監督がドゥドゥを使い続ける言い訳の材料にされなければいいのですが……

1分間での2失点は今後のリーグ戦への反省材料として かえって良かったかな、と思います。完封勝利だとそれこそ「J1チームだから当然の結果」で終わってしまうところですが、連続失点してしまったことは今後のリーグ戦へいい教訓になったのではないでしょうか?
勝利した上での反省材料ですから、大宮にとってはこれ以上ない良い結果だったと思います。


これで大宮は無事3回戦へと進出し、NACK5スタジアムでベガルタ仙台との対戦が決定しました。
リーグ戦とナビスコ杯ではすでに上位進出への道は閉ざされてしまいましたので、天皇杯だけは良い結果を出して欲しいと思っています。

目指せ国立!!
頑張れ、大宮アルディージャ!!

posted by keiomiya |14:52 | 大宮アルディージャ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年10月06日

2009年第28節【ガンバ大阪vs大宮アルディージャ】-現実に引き戻された敗退-

ここ最近G大阪との相性はいいですが、快勝した直後の試合は大宮にとって鬼門であり、今までにいい思い出はありません。片岡の負傷で久しぶりの先発出場となる冨田の試合感も気になるところだったのですが‥‥

【試合内容】
前半はG大阪がポゼッションを高め、大宮が守備を固める展開。G大阪に決定的なシーンを作られるが江角のセーブが光り無失点で切り抜ける。大宮はゴール前でFKを得ると、G大阪のオフサイド崩れから冨田が決定機をしっかりと決めて先制。その後もリードを守ったまま前半終了。
後半開始早々にG大阪のカウンターが綺麗に決まり同点。また、直後にDFの乱れから失点して早々に逆転されてしまう。大宮はなんとか立て直そうとするが、G大阪の勢いは止められず追加点も決められ、後半は全く良い所なく1-4で試合終了。

【寸評】(【S】MVPの活躍 【A】活躍 【B】貢献 【C】可も無く不可も無く 【D】不満足な出来 )
江角【C】前半は無失点に抑えたものの、後半に4失点。GKの責任が薄い失点シーンではあるものの……
塚本【C】怪我で途中交代されるまでは悪くない出来だっただけに残念
冨田【D】前半は良かったが、後半は守備が崩壊
マト【D】失点シーン時にマトの姿が見えないのが問題
波戸【D】逆転されたシーンのつまづきが勿体ない。他の失点シーンも止めて欲しかった
金澤【C】今節は目立ったシーンもなく、平凡な出来
橋本【D】ボールにからむ回数が少なく、中盤で効果的な動きが出来なかった
藤本【C】前半は良かったが後半に沈黙しリズムを変えることが出来なかった
パク【C】前半は良かったが後半は目立った活躍が出来ず
石原【C】全後半通じて目立った活躍できず
ラファエル【B】キープ力はやはり断トツも、今節は少しミスも目立った

内田【D】試合の流れを変えることができず、不満足な出来
土岐田【D】慣れないDFで失点の原因に
ドゥドゥ【D】ボールにからむもミスも目立ち何も出来なかった

張監督【E】後半劣勢時にいつもの交代メンバーで試合の流れを変えられない采配に疑問
鍋島主審:判定で特に問題はなく、スムーズな試合進行だった

【総評】
快勝後だったので大きな期待はしていなかったのですが、それにしてもダメージの残る敗退でした。去年のホーム名古屋戦を思い出しましたが、やはり逆転負けは精神的にきついですね。今年の大宮は先制点さえ取れれば負ける気がしない試合運びをしてきただけに、今節の負けは今後に尾を引いてしまいそうで怖いです。ただ、まぁ、今節はそれ以上にG大阪の強さにやられてしまったというイメージも強いのですが……

前半は良かったです。G大阪に攻められていたシーンもありましたが、それこそいつもの大宮を見れたので安心してハーフタイムを迎えていました。それが後半開始早々、ガンバ大阪に綺麗なカウンターを決められてから、大宮のプランは大きく崩れていってしまいました。
最初の失点は大宮のCKからのカウンターをうまく決められてしまったので、ある程度仕方ない部分もあると思います。2点目の失点も波戸が足を滑らせたので、ついてなかったと思うことにします。ただ、3点目と4点目は土岐田の対応の悪さが引き起こした失点だと思います。

塚本の負傷退場で緊急的な出場をしなければならなかったため土岐田SB投入は仕方なかったと思うのですが、やはり今節のような動きを見てしまうと土岐田のサイドバック起用は本当にもう止めて欲しいものです。代わりとなる選手がいないのも問題なのですが、なんとかして土岐田以外のオプションも考えてほしいですね。それこそ土岐田にサイドバックさせるくらいなら左サイドバックにパクを置いて、右サイドバックは波戸にやってもらうとか……パクSBも不安はありますが、まだこっちのほうが良いような気がします。
一番良いのは塚本が軽症ですぐ復帰してくれることですが……(苦笑)

G大阪との試合を通して感じたことは、中盤の選手の技術や連携の差……です。最近になってやっとメンバーが固定されてきた大宮と、何年も前から同じ中盤メンバーで戦ってきているG大阪では、やはり大きな差がありました。
大宮の中盤は金澤と橋本がボールを奪って、ラファエルや藤本、パクに預ける。この時点で金澤と橋本の役割は終わり、二人は攻撃時に顔を出さなくなります。対するガンバ大阪は中盤の橋本・明神・二川・遠藤が流動的に動いて全員が攻撃の起点となり、得点を取ることもできます。今節の逆転負けはその差が如実に表れた結果だと思います。
それこそ、即席ともいえるドゥドゥや石原の中盤起用(ドゥドゥはFW起用でも下がってくるため中盤と解釈)では、試合の流れを変えることなんてできるわけがありません。張監督にはもっとよく考えた起用をしてほしいものです。


とにもかくにも、これでまた残留が分からなくなってしまいました。
守備陣の離脱がとても痛いですが、次のリーグ戦までまだ時間があるのが不幸中の幸いですね。片岡と塚本が軽症であることを切に願っています。

天皇杯で調子を取り戻し、リーグ戦ではまた気を引き締めて……
頑張れ、大宮アルディージャ!!!!

posted by keiomiya |20:33 | 大宮アルディージャ | コメント(2) | トラックバック(0)
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