2010年03月08日

2010年第1節【大宮アルディージャvsセレッソ大阪】 -Jリーグを好きになって良かった-

今年もついにこの季節がやってきました!待ちに待ったJリーグの開幕です。
例年なら嬉しくて嬉しくて仕方がないのですが、今年は背番号2番がフィールドにいないのでとても複雑な心境です……塚本選手のことを思えばこそ、今シーズンの大宮アルディージャは飛躍の年にして欲しいと強く思います。

天候はあいにくの雨模様で肌寒く、開幕戦にしてはチケット売り上げはあまり思わしくなかったようです。入場者数は10210人でした。
開幕戦の見所は大宮の新しい守備陣とC大阪の攻撃陣です。大宮の新しい守備陣のコンビネーションはどうなのか?C大阪の攻撃陣はJ1に通用するのか?と、お互いに今シーズンを占う大切な試合です。
試合前の情報では新戦力の融合が順調な大宮と、まだまだこれからのC大阪…とのことでしたが、フタを開けてみれば実際の試合もその前情報通りの結果に……

【試合内容】
序盤から大宮がペースを握って前半14分にCKを得ると、橋本がそれを直接決めて先制点を決める。C大阪にも何度かチャンスを作られるが決定的なシーンはほとんどなく、安定した試合運びを見せる。前半終了間際には藤本のパスからラファエルがサイドでキープし、中央へ送ったクロスを石原が決めて2点差で前半終了。
後半も大宮は素早いプレスで相手に自由を与えずペースを譲らない。後半37分に杉山のオーバーラップからFKを得ると、マトのシュートがクロスバーに当たったところをラファエルが落ち着いてゴールに流し込んで3-0となり、試合を決定付けた。

【寸評】
【S】MVPの活躍 【A】活躍 【B】貢献 【C】可も無く不可も無く 【D】不満足な出来 【E】論外
北野【A】終始安定した守備でファインセーブも連発し完封に成功
杉山【A】積極的な攻め上がりで攻撃にリズムを作った
深谷【B】ファールが多かったが体を張ったディフェンスで相手を封じた
マト【A】長いリーチと高い打点でかなりの範囲を一人で守った
村上【B】積極的な攻め上がりが良かったが、最後の精度に欠けた
金澤【B】地味ながらも全体を支える守備を披露、SBの裏を埋めた
アン【A】長いリーチと強いフィジカルで相手オフェンスを封じた
藤本【A】攻撃の起点となり、2点目を演出した
橋本【A】先制点を奪い、守備でも貢献
石原【A】ラファエルとのコンビネーションで相手DFを翻弄して追加点を奪った
ラファエル【S】前線で確実にボールをキープし、相手にペースを全く与えなかった

内田【C】惜しいシュートを放ったが、あまりゲームに乗り切れていなかった印象
青木【-】出場時間が短かったため寸評外
市川【-】出場時間が短かったため寸評外

張監督【C】ラファエルの負傷は防げたはず
佐藤主審【D】不安定で不正確なジャッジだった

【総評】
見事な完勝で、相手にペースを握らせない素晴らしい試合運びでした。ここまで安心して試合を最後まで見れたのは久しぶりです。しかも単独首位……いい響きです……(遠い目)

今節で一番良かったのはやはりラファエルです。前線でのあのキープ力と、ワンタッチで決定機を作ってしまう発想と技術には脱帽するしかありません。それだけに最後の最後でまさかラファエルが負傷するとは思ってもよらず……。前後半を通じていつも以上に攻守に走り回っていたラファエルを、張監督は怪我がしないように交代させておく必要があったはずです。結果論ではありますが、危機管理意識が薄かったと言わざるを得ないですね。ラファエルがいたからこそ快勝できたのですし、ラファエルがいなければあそこまで両サイドバックが上がることはできないはず。リーグは開幕戦だけではありません、3-0になった時点でラファエルは藤田と交代させるべきでした。今回はただただそれだけが残念です、ラファエルが軽症であることを切に願います。
ただ、ラファエルが離脱したとしても大宮には藤田と市川がいます(一応ドゥドゥも)。ここをチャンスと思って、しっかり結果を出して欲しいですね。藤田と市川には結果を出せるだけのポテンシャルはあると思いますし。

今節では選手全員良かったのですが、その中でも杉山とアンが特に気に入りました。
杉山は攻守に走り回っても衰えない体力、積極的に攻めあがる姿勢が凄く良かったと思います。去年の大宮にはなかった…というよりは、ずっと欲しかった攻撃の厚みが期待できますね。SBの裏は金澤とアンが体を張って埋めることができますし、守備面でも問題ないように見えました。
アンは金澤と似たようなタイプのように見えましたが、金澤よりもリーチが長く広範囲をフォローでき、イーブンのボールを恐れることなくぶつかって奪える頼もしい存在でした。また、パススピードが速いのも気に入りました。ここ!という場面で最適のボールスピードでパスを出せる選手は今までの大宮にはなかなかいなかったように思います(マトもできるが精度が今ひとつ)。ただ、カードを溜め込みそうなプレースタイルなのが少し心配ですが(苦笑)


塚本選手の件が影響したのもあるとは思いますが、それよりも実際のところは大宮とC大阪のチームとしての完成度の差が現れた試合だったと思いました。キャンプ中、練習試合を重ねてとにかく新しい選手達との連携面を強化した大宮、対するC大阪は始動も遅く練習試合の数もこなせず連携面がまだまだこれからだったと聞いています。C大阪の個人技は要所で光っていましたが、どの選手も周囲と噛み合っておらず自滅していた印象です。
大宮の新戦力は何年も前から一緒にやっているかのような連携を見せていました。両SBが積極的に攻め上がり、両ボランチがそのSBの裏をフォローする。しっかりとこの約束事ができていて、相手カウンターを封じていました。一度だけSBの裏を狙われてピンチになったこともありましたが、これまでの期間でこれだけの連携ができていればそれも自然と修正されていくはずです。
ラファエル不在時の戦いが少し心配ですが、今シーズンを期待できる開幕戦でした。

次節は去年天皇杯で敗れた仙台が相手、去年とは違う大宮を見せ付けてリベンジしてもらいたい!
頑張れ、大宮アルディージャ!!そして、塚本泰史!!


最後に……
塚本選手が試合前にピッチで一人挨拶しに来たとき、スタジアムに駆けつけたみなさんの気持ちが痛いほど伝わる「塚本コール」で少し泣いてしまいました。大宮サポはもちろん、セレッソサポのみなさんがクラブの垣根を越えて塚本選手へのコールや募金、横断幕などの激励をして下さって本当に嬉しく思います。 また、他会場でも同様のことが数多く行われていたようで、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。今回ほどJリーグサポーターの絆と大宮の選手達の絆を感じたことはありません、Jリーグを好きになって良かったです。

一大宮サポーターとして厚く御礼申し上げます、みなさん本当にありがとうございました。
これからも塚本選手の応援よろしくお願いします!

posted by keiomiya |12:49 | 大宮アルディージャ | コメント(3) | トラックバック(0)
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