2008年12月29日
【特集】頂点とその先へ 男子バスケ部 田上和佳選手
今季、4年ぶり7回目の学生王者となった男子バスケ部。シーズンも残すところオールジャパンのみ。 選手たちに充実の今季を振り返ってもらう。 2回目は今季頭角を表し、チーム躍進の立役者となった田上和佳選手(環3)。常に向上心を持ち、自らに満足しない姿勢は誰もが見習うゆえんであろう。
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posted by 白田 有沙 |16:35 |
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今季、4年ぶり7回目の学生王者となった男子バスケ部。シーズンも残すところオールジャパンのみ。 選手たちに充実の今季を振り返ってもらう。 2回目は今季頭角を表し、チーム躍進の立役者となった田上和佳選手(環3)。常に向上心を持ち、自らに満足しない姿勢は誰もが見習うゆえんであろう。
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プレッシャーとの戦い 長い夏の中断期を終え、後期リーグは9月7日に開幕した。 前期を首位でターンしながらも、終盤の立て続けの敗戦で昇格と優勝を逃した昨季。昇格への期待という重いプレッシャーが、選手たちを5連敗の罠へと陥れた。同じプレッシャーを背負いながら迎えた今季の後期リーグ。そこには昨季とは違った戦いを見せるイレブンの姿があった。 粘り勝った序盤戦 開幕早々はフィニッシュの決定力に欠ける試合続いた。ボールを支配するも、相手のペースに呑まれ、切り崩すことができない。自陣に引いてくる相手に対し、どうやって最後まで切り崩すのか。リズムをつかむと一気に試合展開を有利にできるチームであるだけに、ゴールにボールを運ぶまでの時間がもどかしく感じられた。それでも奪い取った1点1点をものにする粘り強さで、亜大、朝鮮大、国武大戦と着実に勝利を積み重ねていった。 勢いづく中盤戦中盤に差し掛かると、流動的なパスワークが冴え、ゴールまで結びつく試合展開が増加。試合のなかで一気に得点が生まれるようになった。15節では桐蔭大相手に大量4得点。サイドからの鋭い攻撃と中央縦への巧みなパスのつなぎが相手の守備陣を圧倒した。「攻撃がのってくると守備ものってくる」(淺海友峰・環4)という通り、果敢に攻める攻撃陣を後ろから支える守備陣の活躍も言を待たない。後半の2得点で逆転勝利をおさめた日体大戦では、我慢の時間があっても慶大ペースに試合を戻せる実力を見せつけた。 昨季から進化した姿 迎えた残り5試合。昨季はここから急下降のグラフが描かれた。18節の尚美大戦。選手たちは昨季と同じ間違いを繰り返さなかった。前半
は苦しみながらも後半一気に3得点をたたき出し勝利。ここでしっかりと前に進めことが大きかった。その勢いのまま東農大戦へ。ホームで迎えたこの試合で勝利を飾ると、念願の1部昇格を果たした。 20節の東海大戦には敗れたが、そんな状況下でも負けを引きずることなくしっかりと切り替えた。東洋大戦では慶大は3得点の完封勝利をおさめる。ホームで優勝という喜ばしい快挙に、ソッカー部員たちの日々の努力が報われた。最終節は敗戦に終わったが、おさえるべきところはしっかりとおさえられた終盤戦であった。 最多勝ち点での優勝 後期リーグが終わってみれば、積み上げてきた勝ち点は53。2部史上最高の勝ち点数をたたき出していた。表彰式では GK山本晃司(商4)、DF淺海友峰、DF三上佳貴(政2)、MF中町公祐(総3)、MF河井陽介(政1)、MF大河淳司(商4)がベストイレブンに選出され、新人賞には河井陽介が輝いた。 輝かしい功績の裏には、部員たちの計り知れない努力があったことを忘れてはならない。「去年から戦いが始まった」(李監督)。去年の悔しい経験が、今年部員たちをここまで成長させた。 ○…スーパーサブの台頭 攻撃面を重視し、前期と同様後期も4-5-1のフォーメーションを貫いた。1トップに風間、トップ下には攻撃の中心を担う河井を配置。大河や中川靖の積極的なボールへの絡みは何度も好機を演出した。ボランチの巻、中町、織茂は試合の要所を抑え、攻撃の軸となった。サイドバックは黄と田中。両者の素早い駆け上がりが良いアクセントとなり、試合のテンポを生んだ。センターバックは淺海と三上。淺海の強靭なあたりの強さと三上の冷静なボールへの対処で相手攻撃陣を封じ込めた。絶対的守護神山本はチームの失点を極限に抑え込んだ。 だが昇格や優勝に貢献したのは彼らだけではない。後期は途中出場の大森、日高などの選手の活躍も目立った。大森は日体大戦で快足にものを言わせたゴールを決め、尚美大戦では相手のPKを誘って再びゴールを演出した。日高は得意のドリブルで攻撃に勢いをつけ、試合の流れを変えた。尚美大では中川靖のアシストを受けて得点をあげた。 今期の偉業は、サブも含めた多くの選手の力によってなされた。来期以降もまた、新たな戦力が台頭してくることを期待したい。 ○…来季に向けて 延世大学との定期戦から新チームが発足。来年に向けてチームはもう始動し始めている。巻、大河、淺海、山本などの4年生が抜け、新チームの大半を占めるのは1年生となった。「パスを繋いでいくところとか去年やってきたところを受け継いでいる」(三上・政2)と感じる新チーム。良い面は存分に引き継ぎ、悪い面はきちんと修正し、更に進化したチームを目指したいところだ。 【慶大後期リーグの軌跡】 (12節) 対亜大戦 ○1-0 1位 開始早々に中町の得点で先制。その後もボールを支配し、一方的に攻め込むが追加点はならず。決定力不足が目についた。 (13節) 対朝鮮大戦 ○2-1 1位 相手の激しい当たりに苦しめられ、前半をビハインドで折り返す。後半、途中出場の巻のセットプレーから、大河、黄が得点。辛くも逆転勝利した。 (14節) 対国武大戦 ○1-0 1位 90分間主導権を握り続けたが、11人で自陣を固める国武大の戦術に苦戦した。それでも終盤の猛攻で中町が貴重な決勝点。3連勝を飾った。 (15節) 対桐蔭大戦 ○4-0 1位 中町を出場停止で欠いたが、心配は杞憂に終わる。大河、中川靖、黄の得点などで4-0と快勝。決定力不足を返上した。 (16節) 対日体大戦 ○2-1 1位 開始直後に失点。その後は攻め続けるが得点を奪えない。後半から出場の大森が流れを変えた。自らも得点を奪い、逆転勝利に貢献した。
(17節) 対青学大戦 △0-0 1位 前半は慶大ペース。大河のシュートなど得点まであと一歩に迫る。後半は昇格に向けて後がない青学大の粘りに苦戦する。最終的にスコアレスドローに終わった。 (18節) 対尚美大戦 ○3-0 1位 守備を固める尚美大に手を焼くが、後半29分から一気に3得点。地力の差を見せつけ、念願の昇格に王手をかけた。 (19節) 対東農大戦 ○2-1 1位 ホームの大観衆の前で悲願を達成した。1-1で迎えた後半31分、自ら得た貴重なPKを大河が蹴りこみ、決勝点。7年ぶりの1部復帰を決めた。 (20節) 対東海大戦 ●0-2 1位 優勝をかけた2位東海大との直接対決。序盤から互角の試合展開だったが、前半終了間際に連続失点。これを守りきられ敗戦した。 (21節) 対東洋大戦 ○3-1 1位 ホームで再び歓喜の瞬間を迎えた。中町が2ゴール、1アシストと大活躍。終了間際に失点したが、東海大が勝ち点を落とし、16年ぶりの2部優勝が決まった。 (22節) 対拓大戦 ●2-3 1位 疲労が見えた数選手を休ませた。4年生の引退試合とあって勝ちにこだわりたかったが、勝利で飾ることはできず。それでも甲斐、織茂の得点は来季に可能性を感じさせた。 今季終了時成績 17勝2分3敗 勝ち点53 46得点19失点 得失点差+27 16年ぶりの2部優勝 後期成績 8勝1分2敗 勝ち点25 20得点9失点 得失点差+11 2位 (波多野 詩菜) 以上でソッカー部の今季の総括は終了となります。ソッカー部の皆様、関係者の皆様、色々とご協力いただき本当にありがとうございました。また、1年間、私どもの拙い戦評にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。新年からは新班長のもとで来年度の慶應スポーツソッカー班が取材等を行わせていただきます。そちらにも今までと同様に暖かいご支援等をいただければと思います。今後とも慶應スポーツをよろしくお願い申し上げます。 慶應スポーツ新聞会 第30期ソッカー班チーフ 山内 晴信
posted by 波多野 詩菜 |10:42 |
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今季、4年ぶり7回目の学生王者となった男子バスケ部。シーズンも残すところオールジャパンのみ。 選手たちに充実の今季を振り返ってもらう。 1回目は絶対的司令塔としてインカレ優勝の立役者となった二ノ宮康平選手(環2)。躍進の裏には昨季からの「意識の変化」があった。
posted by 白田 有沙 |02:32 |
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12月27日、慶大バスケ部はインカレ優勝記念としてファン感謝デーを行った。大勢のファンが日吉記念館に集結。練習見学や選手との交流を楽しんだ。 戸崎監督、鈴木主将の挨拶からはじまった今イベント。練習は2時間にわたり、ゲーム形式の練習などでは、緊張感が客席まで伝わってきた。
練習後は抽選でインカレ優勝DVDや選手のサイン入りバッシュが当選者に送られ、歓声があがった。そして最後はお待ちかねの写真撮影やサイン会。選手、ファン共に交流を楽しんでいた。 コメント 湯原副務(環3) 「インカレ優勝記念で2004年のときもファン感謝デーを行なった。慶應はみんなに愛されるチームだと自負している。本当に応援してくれる人あってこその勝利だと思う。少しでも感謝の気持ちを、応援してくれている人への恩返しとして表したい」 鈴木主将(政4) 「寒い中、思っていたよりもたくさんの人が来てくれて、楽しく練習できました。応援してくれる人のためにも、今シーズン結果が出せて本当に嬉しい」 なお、ファン感謝デーは28日にも行われる。 選手と交流する貴重な機会、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。l
posted by 白田 有沙 |00:06 |
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2008/12/23 14:00~@大阪・長居球技場
第19回ラクロス全日本選手権大会決勝
慶應義塾大学(関東学生1位)-FALCONS(クラブチーム1位)
1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶 大 1 2 3 4 10
FALCONS 4 3 5 4 16
〈慶大スタメン〉
G岩本、DF小原豪、山口、泉、MF田邊、本下、澤野、AT小原正、長、関根
持てる力を出し切った慶大であったが、社会人最強チームの壁は厚かった。全日本選手権の決勝、スタメンに7人の日本代表選手を擁するFALCONSとの一戦は10-16で完敗。慶大は強豪相手にチーム力で対抗したが、昨季までのエース・継渉(医5)に4得点を奪われるなど地力の差を見せ付けられた。10年ぶりの日本一はならず、悔しさが残る幕引きとなった。
最初のフェイスオフをとった慶大。1Q序盤から積極的に攻勢に出る。だが完璧な形でセットされたFALCONSディフェンス陣を崩すことができず、ボールを回させられる時間が過ぎていく。すると8分、カウンターから個人技で崩され、先制点を許す。10分には相手のサイドチェンジに対応しきれず、2失点目。タイムアウト後の12分、グラウンドボールを拾ったMF村端(経3)のパスをDF山口(総2)が決めて1点差に迫るが、その後は再び主導権を握られる。14分、15分と連続失点。相手のフェイクなどに対応することができず、点差だけが広がっていった。
2Qに入ってもFALCONS優位の試合展開は変わらない。2分にMF本下(政2)が1点を返すが、11分までに3連続失点。Q終盤にはフィジカルで圧倒される場面も目立ち始め、反撃の芽を潰されてしまった。
ハーフタイムに建て直しを図った慶大。3Q序盤に本下、MF家徳(政4)が連続得点。2点差に迫り、流れを引き寄せたかに見えた。だが地力の差は大きかった。4分から11分まで再び連続失点。15分には本下がこの日3得点目を挙げ、気を吐くが、18分に再び失点し、試合の大勢は決まってしまった。
迎えた4Q、慶大が最後の意地を見せる。8分から14分までに4連続得点。流れに乗って会場の声援を味方につけた慶大。終盤には捨て身の猛攻を仕掛けるなど、最後まで果敢に戦いぬいた。結果的には逆襲をくらい、10年ぶりの日本一には手が届かなかったが、その戦いぶりは賞賛に値するものだった。
個人技で上回るFALCONS相手にチーム力で対抗した。最終的には敗れてしまったが、パスを多用し、チーム一体となって戦う学生ならではの強さを見せた。若手主体のチームだけにこの経験は来年以降に必ず活きるはず。悔しさをバネに成長し、一回り強くなった慶大が見られる日はそう遠くはない。
なお、最優秀選手にはFALCONS・継渉。優秀選手には慶大・山口悠が選出された。
posted by 山内 晴信 |14:33 |
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大学選手権1回戦・秩父宮 慶大-帝京大 17-23(前半3-7) T=三木、立石 G=川本2 PG=川本あともう少し時間があれば―。試合の結果、そして慶大蹴球部の歴史は変わっていたかもしれない。だが、冬空の秩父宮で鳴り響いたノーサイドの笛は花崎組の終焉を告げた。チームとしての連体感が際立っていた好チームは、同じ対抗戦1位の帝京大との大学選手権1回戦でその姿を消すこととなってしまった。 前半は一進一退の攻防が続く。戦前の予想通りキックの応酬が続き、一瞬たりとも気が抜けない展開に。先制したのは慶大。敵陣でのチャンスを掴んだ前半21分。ペナルティーを獲得し、手堅くショットをSO川本が決める。前半24分にはスクラムから帝京大SH滑川の好判断からトライを奪われてしまうが、ディフェンスでは高い集中力と自慢のタックルで帝京大を耐え切る。逆に、アタックではゴール直前まで迫るも帝京大の強い接点を生かしたディフェンスを崩しきれず前半は3-7で折り返す。
後半に入るとペナルティーからじわりじわりとその点差を広げられる。後半2分には、ダイレクトタッチからこの日苦しんでいたスクラムを組み、それをそのまま押しこまれトライを奪われる。反撃の機会を狙う慶大は、「質量で勝る相手」(林監督)帝京大とのコンタクトを避け、陣地を推し進める狙いからキックゲームを展開する。だが、帝京大FB船津の好キックもあり、いたずらに時間は経過し、気づけば試合時間残り10分の段階で3-20と厳しい状況に追い込まれてしまう。ここから目の色を変え、バックスに継続しながら、展開した結果、後半32分にWTB三木、後半39分にLO立石と次々にトライが生まれ、1トライ1ゴールで逆転可能な6点差まで追い上げる。(17-23)だが、ディフェンスの手堅い帝京大から1トライ奪うには十分な時間と力は残っておらず、無念のノーサイドを迎えた。
試合後、試合では涙を見せることのなかった花崎主将は涙を流し、SO川本はベンチに伏したまましばらく動くことが出来なかった。ケガを押して出場したCTB増田、試合中チャージに走り回り、執念のトライを奪ったLO立石…。多くの選手が涙を流さずにはいられなかった。春シーズンに好成績を残し、大きな期待感を抱かせたチームにとってはあまりにも早すぎる終戦であった。 あくまでも結果論であることは重々承知しているが、やはりこのチームに影響したのは対抗戦初戦の日体大への敗戦であるように思う。それまで春・夏シーズンと強豪校に相次いで勝利し、波に乗っていたチームの勢いがこの試合の敗北により、少し停滞してしまったように見えた。そこから対抗戦優勝のためには一戦も落とせないという思いから、一戦一戦での勝利をより重視したのだろう。
春シーズンに見せていた、バックスにテンポ良く展開しリスクも伴いながらトライを狙うゲーム運びから、ペナルティーを獲得したら手堅くショットを狙い、着実に点差を離すゲーム運びへのシフトが顕著になっていった。(もちろん新ルールへの対応がその要因の多くであることは間違いないが)そこからチームが一定の手ごたえ(特にディフェンス面)を感じながらも、リスクを冒した結果手に入るような、言ってみれば「一皮むける」経験が体験する機会が少なかったように思う。結果、いきなりリスクを冒すことを強いられる局面が一回戦で訪れたその時に、十分に対応できなかったのかもしれない。(後半のキックゲームに苛立ちの声をあげる観衆がいたのも本来ではあってはならないことだが、一方では気持ちの面では仕方ないとも実際に思えてしまう)昨年度以前であれば一発勝負の緊張感の中、試合ごとに成長することが出来ただろう。事実、昨年度早慶戦で零封を喫したチームが、選手権決勝まで進んだのは着実に試合ごとにステップアップした結果である。だが、今年は…。
結果だけ見れば、今年のチームは対抗戦4位、大学選手権1回戦敗退に終わった。だが、花崎主将を中心に4年生の連体感は素晴らしいものがあった。特に今年は部員同士での声援がカテゴリーを問わず、大きいように感じた。チームが一つになることを目標にし、掲げた“One”のスローガン。その目標に恥じない堂々とした好チームであった。成績だけを見た者は何か言うかもしれないが、チームで時を共に過ごしてきた者であればこのチームの良さは十分過ぎるほど身に沁みているだろう。だからこそ残念な結果であった。4年生の悔しさを受け継いだ3年生以下がどう来年度のチームを作り上げていくか、その終着点こそが花崎組の本当の集大成となるのかもしれない。 ※これを持って、本年度の蹴球部の取材は終了となります。今まで拙いものを読んで頂きありがとうございました。来年度以降も熱を持って取材していく所存です。今までに引き続き、慶應スポーツをこれからもよろしくお願いいたします。(なお、ご感想やご意見、また写真データに関してのお問い合わせ等ございましたらkeispo@yahoo.co.jpまでお願いいたします。)
posted by 流王 友彬 |00:02 |
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2008/12/20 14:00~@大井ふ頭海浜中央公園第2球技場 第19回ラクロス全日本選手権大会準決勝 慶應義塾大学(関東学生1位)-東日本ラクロスクラブ(RAGGAMUFFINS)(クラブチーム2位) 1Q 2Q 3Q 4Q 合計 慶 大 2 4 3 0 9 東日本ラクロスクラブ2 0 1 5 8 男子ラクロス部が念願の日本一にまた一歩近づいた。全日本選手権準決勝、対するクラブ2位の東日本ラクロスクラブ(RAGGAMUFFINS)に9-8で逃げ切り、決勝の舞台へと駒を進めた。 社会人は個人のレベルが高く、後半の体力がなくなってつらくなる時間帯に力を発揮する。これに対し慶大は序盤に点数を取り、リードを広げ、逃げ切るという作戦をとった。この作戦通りの結果となり、まさに作戦勝ちであった。「前回の試合の後半の流れが残っていたのかもしれない」(関根主将・経4)という1Q。シュート数は多かったもののMF本下(政2)、MF近藤(文3)の2得点にとどまる。ディフェンスにおいても2失点といまいち流れに乗ることができなかった。 しかし2Qから慶大の作戦が功を奏し始める。開始早々に右サイドからMF澤野(法4)が左サイドの関根に展開、そのまま関根が押し込み得点を奪う。直後にゴール裏のMF樫村(経4)からパスを受けたAT小原正(商2)がシュートし4点目。RAGGAMUFFINSがタイムアウトをとり、体制を立て直そうとするも「適当なプレイだけはしないようにした」(DF小原豪・理4)という言葉通り、慶大はディフェンスにおいてもパスカットやプレスが冴え、攻撃のきっかけを与えない。その後も慶大のオフェンスの勢いは衰えず、MF澤野、MF樫村が得点。6-2で3Qにつなげた。 ハーフタイムにG岩本(商4)が「ここまでは去年と一緒だ」と仲間に檄をとばす。慶大は一昨年、昨年と社会人相手に逆転負けを喫している。選手たちはまだまだ安心していなかった。チームとしての経験が活きる。
3Qに入っても依然として慶大のペースは変わらない。RAGGAMUFFINSもセットプレーからMF宇田川がシュートを決め、反撃の糸口を掴むかと思われたが、慶大のボール支配は続く。12分にはAT関根がリストレイニングラインあたりからゴールの隅を見定めた正確なシュートを突き刺す。AT斎藤(総2)、MF本下(政2)もこれに続き、9-3。大量リードに守られ3Qを終える。 残り1Qでの6点差。試合は完全に慶大ムード。誰もが慶大の勝利を確信していた。だがクラブ2位のRAGGAMUFFINSがこのまま終わるわけがなかった。4QはRAGGAMUFFINSの猛攻が慶大に襲いかかる。開始早々、MF神津がゴール右からDFを交わし、得点す。その直後にボールを持ったAT小林がゴールの裏からゴール正面に走り込み、4点差に迫るゴールをあげる。タイムアウトをとり、落ち着いて試合を進めることを確認した慶大だったが、直後AT村松に決められ3点差。ここから慶大はパスを回しながら時間をかせぐ。残り5分、逃げる慶大と追うRAGGAMUFFINS。会場が沸く。慶大G岩本のナイスセーブが飛び出す。だがRAGGMUFFINSの個人技を完全に止めることはできない。AT小林がゴール正面に走り込んでパスを受けシュートを決める。18分、AT村松が得点し、ついに1点差。両チームとも必死に勝利をもぎとろうとするなか、残り45秒、RAGGAMUFFINSの指摘から慶大の選手のクロスに反則が発覚、アンスポーツマンライクコンダクトによりRAGGAMUFFINSが3分間のエクストラマンオフェンスとなる。さらに慶大のホールディングによりさらにエクストラマンオフェンスとなりRAGGAMUFFINSが慶大に追い付くのも時間の問題かと思われた。だが、その直後に試合終了のホイッスルが会場に鳴り響く。慶大の決勝進出が決まった。 試合後、「(後半の追い上げは)計算に入っていたのでそんなに焦ることなくできた」(DF小原)と慶大の選手たちは作戦通りといったようなコメントを語った。クラブチームに対しては学生とは違う戦い方がある。今まで慶大が日本一を目指してチームとして積み上げてきた経験から学んだことがこの試合で発揮された。 これでついに全日本選手権決勝の舞台へ進んだ。相手はクラブ1位のFALCONS。チームスローガン『RUSH』(Revenge, Unite, Second-effort、Hustle)を掲げ、10年ぶりの王座奪還のため、いざ大阪へ。 *全日本選手権決勝は12月23日(火)大阪・長居第2球技場において14:00フェイスオフの予定です。
posted by 作田 一平 |10:03 |
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第45回慶應・延世サッカー定期戦 vs延世大学校 2008/12/20(土) 13:00KO @慶大・日吉陸上競技場 慶應義塾大学1‐0(前半1-0)延世大学校 【得点者・慶大】 前半15分 中川靖章これまで44回の定期戦は3勝29敗9分(うち中止6回)と負け越してきた。李監督の母校でもある延世大学は、プロ志望の選手が揃う名門である。しかし、厳しい戦いが予想された試合は、良い意味で予想を裏切る結果となった。 前半立ち上がりはサイド突破からペナルティエリアへの侵入を許す局面もあったが、素早いプレスでこれに対処。徐々にボールを落ち着かせられるようになると、流れは慶大へ。前半5分には、MF河井(政1)のFKにMF中町(総3)がヘディングであわせ、あわやゴールという攻撃を見せ、得点のにおいを感じさせた。そして迎えた15分。中町のパスカットから、ボールは前線へ。中央のFW風間(商1)がこれをシンプルに右サイドへはたくと、走り込んだMF中川靖(総3)がシュート。相手ディフェンダーの足に当たりながらも、鋭い軌道はぶれずにゴールネットを揺らした。その後もダブルボランチの織茂・中町を中心に前への意識を絶やすことなくゲームを進め、前半を折り返す。迎えた後半も、主導権を握る慶大の優勢は変わらない。しかし、延世も個人技の高さを局面で見せつけ、鋭い突破から慶大ペナルティエリアへと侵入する。特に右サイドハーフのSeo-YongDukとFWのNam-JoonJaeらは前評判どおりの延世の“巧さ”を見せ付けた。2人を中心にチャンスを作られPKを与えてしまうが、このピンチに立ちはだかったのが定期戦初出場のGK小島(総1)。「読めていた」と見事にセーブ。その後も落ち着いたプレーでチームを後押しした。攻撃では点こそ奪えなかったものの、途中出場したFW甲斐(経3)のポストプレーを起点に、同じく後半から投入されたFW大森(商2)、MF深澤(理2)らが裏へと飛び出す形で、幾度も延世ゴールへ迫った。 4年生が抜けて初めての定期戦。途中、延世に主導権を握られる時間もあったが、全体を見ると常に優位に立つことができた慶大。スタメン7人が1年生という若いチームながら、落ち着いた試合運びで、格上の相手に勝ちある勝利を収めた。チームはこれからオフを挟んで新1年生を迎える。史上4度目の勝ち星を手土産に、来期1部での大暴れに期待したい。 ※延世大選手の日本語表記はあいまいになっている部分が多いため、アルファベットによる韓国語表記とさせていただきました。ご了承ください。
posted by 竹尾 友里 |19:16 |
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19日、日吉慶大グラウンドにて、ジャージ授与式が行われた。式には、昨年練習試合で重度のケガを負った杉田選手が松葉杖を突きながらも登場し、涙ながらに部員達にメッセージを送った。式後は、アタック練習を中心に入念にセットプレーの確認を行った。全体練習終了後も、熱心に居残りで練習を行なったAチーム。中でも、花崎選手、川本選手は最後まで黙々と練習を行っており、その姿が非常に印象的であった。 ▼以下コメント(取材の都合上、全員でないことはご了承下さい) PR廣畑選手 「杉田くんも来てくれて、やる気をもらった。結果を出すだけ。結果を出さないと誰も認めてくれないんで。」 LO立石選手 「やるしかないんで、出れない人の気持ちもぶつける。」 FL伊藤選手 「無心でやったります!」 NO8小澤選手 「負けれないんで、何があっても勝ちます。」 SH花崎主将 「引退する気はないんで、お正月まで突っ走ります。」 SO川本選手 「明日で引退しません!帝京戦の次の日、笑ってここでみんなで練習出来るように、体張ってやるだけです。」 CTB増田選手 「僕は復帰戦。手はぶっ壊れてもいいんで、1点差でもいいんで勝ちたい。」
posted by 流王 友彬 |16:08 |
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2008/12/13 14:00~@江戸川区臨海球技場 第19回ラクロス全日本選手権大会1回戦 慶應義塾大学(関東学生1位)-九州大学(学生4地区戦代表) 1Q 2Q 3Q 4Q 合計 慶 大 2 7 4 3 16 九 大 0 1 2 5 8完璧な内容ではなかったが、実力差は歴然だった。全日本選手権の1回戦。関東王者として臨む慶大は、学生4地区戦を制した九大と対戦した。序盤こそ九大の勢いに押されたものの、2Qの大量得点などで勝利。試合内容に不安な部分も見られたが、決勝へ向けて最初のハードルを突破した。試合序盤、盛り上がりを見せる観客席の後押しを受けた九大が慶大ゴールに襲い掛かる。4地区戦を制した勢いそのままに攻め立てられ、慶大は流れを引き寄せることが出来ない。だがタイムアウトを有効に使うことで徐々に主導権を握り始める。15分にAT関根(経4)のパスを受けたAT長島(商1)が冷静に決めようやく先制。18分には関東リーグのFINALで6得点を奪ったAT長(政3)が追加点を奪う。 1Qを2点差で終え迎えた2Q、慶大が関東王者の本領を発揮する。7分までにMF斎藤(総2)、長、DF山口(総2)が連続得点。関根がここまでで4つのアシストを記録するなどの活躍もあり、試合の大勢を決めた。8分に初めて失点するものの、その後は4点を追加。リードを磐石なものにし、前半を折り返した。 大量リードに守られた慶大は後半に入ると若手選手を起用し始める。集中力を維持するのが難しい中、九大の抵抗にあうがMF川上(経3)の得点などで13-3。10点の大差をつけ、最終Qを迎える。 最終Qは一矢報いようとする九大の捨て身の攻撃に苦戦する。集中力の欠如も見られ、7分までに3連続失点。長の得点などで一時はリードを広げたが終盤に再び失点を重ねた。16-8で試合を終えたものの、どこかスッキリとしない終盤の試合運び。次戦に向けて後味の悪さが残ってしまった。 「結果には満足している」(MF澤野副将・政4)。実力差も見せ付けた。だが試合の序盤と終盤に見せた戦い方は慶大本来のモノではなかった。社会人との試合となる準決勝に向けて一抹の不安が残る。これを払拭し、大阪での決勝へ道を切り開けるか。昨季、敗れた因縁の相手・東日本ラクロスクラブを迎え、慶大の真価が問われる一戦となりそうだ。
posted by 山内 晴信 |23:38 |
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