2008年08月29日
関東大学2部バスケットボールリーグ戦展望
<1試合も落とせない戦い…1部昇格へ> 関東大学バスケットボールリーグ戦は、関東大学バスケットボール選手権大会(トーナメント)、全日本学生バスケットボール選手権(インカレ)に並ぶ3冠大会の一つであり、秋シーズンの始まりを告げる大会である。慶大バスケ部が掲げた「勝利至上」、それは1部昇格を意味する。「1試合も落とせない戦い」(佐々木HC)が9月6日、はじまる。 昨シーズン慶大は、加藤前主将の負傷などもあり若いチームでの厳しい戦いを強いられた。そして待っていたのはまさかの2部降格。今シーズンは5年ぶりの2部リーグでの戦いを強いられることになった。今シーズンは並々ならぬ思いで一部昇格を目指す。 <慶大・戦力分析> 厳しい昇格争いの中で、キャプテンの鈴木惇(F・政4)は精神的大黒柱として役割が期待される。試合では積極的に大きな声を出しチームを盛り立てる。プレー面では泥くさいディフェンスなど個人的なスタッツの数字には表れないプレーで試合に大きく貢献する。試合に長く出場している4年生は彼だけで、背負うものも大きいであろうがそれを支えるのが田上和佳(F・環3)と小林大祐(F・総3)だ。田上は佐々木HCからの信頼も厚く、シュートタッチがよく安定感があり長いリーグ戦を戦ううえで頼りになる存在、小林は好不調の波はあるが1年時から活躍してきた押すに押されぬ慶大のエース。この3年生コンビの攻守両面での活躍が慶大の勝利の大きなカギをにぎる。 そして、今や欠かすことのできない2年生トリオにも注目だ。二ノ宮康平(G・環2)は本塾の変えのきかない司令塔である。すばやいペネトレイトからの絶妙なアシストや得点に期待。酒井祐典(F・環2)はゴール下での粘り、リバウンドに加えてガードとしてチームのオフェンスをひっぱるなど幅の広いプレーが持ち味。気持ちを全面にだしたプレーでチームの雰囲気を盛りたてる。岩下達郎(C・総2)のルーキーイヤーからの成長はめざましいものがある。205cmの長身からくりだされるダンク、長い手を活かしたブロックショットは豪快の一言。秋も得点源としての活躍が期待される。 休みなく続くリーグ戦において不可欠なのが、控え選手の奮闘である。そこで期待されるのが原田拓弥(C・総1)だ。春の新人戦で試合経験を積み、佐々木HCも「岩下を休ませてあげられるくらいに成長してほしい」と期待をよせる。 <他校戦力分析> 昇格するためには、強豪揃いのリーグで勝ち抜いていかなければならない。中でも筑波大、早大との昇格争いは必至であろう。堅守速攻が持ち味の筑波大は、エース梁川禎浩(4年G・183/73)、オールラウンドプレイヤー中務敏宏(4年F・187/78)の上級生に加え、新人戦3位という好成績を残した若い力にも注意が必要だ。早大とは、先日の早慶戦で延長にもつれこむ大熱戦をくりひろげた。リードガードの東達也(3年PG・175/75)やゴール下の力強さと外からのシュートを持ち合わせた久保田遼(1年C・195/95)を中心にインサイドゲームを展開する。 他のチームに目を向けてみると、3部Aからの昇格組、今シーズンは結果を残せていないが昨シーズン全勝で2部昇格を果たした国士舘大、そして春のトーナメント6位の順大も要注意だ。順大は関東学生選抜にも選ばれている抜群の身体能力・得点力をもった綿貫史宏(4年F・186cm)に警戒だ。白鴎大はスリーポイントに定評のある店橋翔(3年G・178cm)と藤江建典(3年F・182cm)をマークする必要がある。拓大もトーナメントで初戦敗退とはいえ、優勝した青学大に1点差の接戦を演じるなど侮れない存在。トーナメントで7位にはいった明大は金丸晃輔(2年SG・190/77)を中心とした個人技とゾーンディフェンスが特徴。慶大は明大にあまり相性がよくなく京王電鉄杯では敗れている。 このように強敵ぞろいの2部リーグであるが、「勝利至上」の目標の下、1部昇格は当然のように成し遂げなければならない。その中で早い段階で点差をつけ、控え選手に試合経験をつませ、その先にあるインカレにむけて長い長い秋シーズンの幸先のよいスタートを切りたいところだ。
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posted by 白田 有沙 脇田和慶 |12:26 |
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慶大のスタメンは、#4鈴木、#7岩下、#10小林、#12田上、#16二ノ宮。試合開始直後、韓国の素早いパス回しに翻弄され大量リードを奪われる。第1ピリオド中盤になり、ようやく慶大は#16二ノ宮のスピードを中心に動きが良くなってくるも、思うように点差はつまらない。第2Qに入っても、相手のゾーンディフェンスを攻めきれず、24秒で打たされるシーンが続く。中盤は両校ともに激しいディフェンスを展開し、なかなかシュートが入らない。残り5分弱、慶大#12田上が立て続けに2本シュートを決め、これを機に流れが慶大に来るかと思われたが、韓国の絶妙なタイムアウトのタイミング、慶大の決定的な得点場面でのミスなどが重なり、逆に点差は広がり30-45で第2Qが終了する。
第3Qに入ると、ついに#10エース小林があたり始め、残り5分の時間帯は#12田上が3Pにレイアップにと奮闘。今までゴール下でよく相手を抑えていた#7岩下のダンクも出た。フリースローも確実に決め、試合の流れを引き寄せる。高確率の韓国の3Pに苦しめられながらも、第4Qにでは#10小林が動きまわり点差を徐々に詰めていく。第3Qでの#11李政胘の負傷退場からリズムがくずれ思うように点が伸びない延世大学に対し、慶大はファールアウトの#4鈴木に代わって入った#15酒井が得点・アシストを決め、また同じ2年生の#7岩下がゴール下をねじ込み、ついに慶大残り2分同点に追いつく。このまま逆転かと思われたが、#7岩下・#10小林が立て続けにファールを犯してしまい残り58秒で点差は5点に広がる。#10小林がフリースローを2本とも決めるも残り22秒、#12田上の3Pは入らず慶大はファールゲームに持ち込む。延世大がフリースローを2本とも外すも、ブザーと共に放たれた#10小林の3Pはリングを通らなかった。
外国チームとの対戦という初めての試みは、慶大の課題を発見・再確認するのに良い機会であっただろう。春リーグからの課題となっていた決定力不足・最後に勝ちきれる力が足りないことも、同点に追いつきながらも一度も逆転できなかったことが物語っている。また、1対1で立ち向かっていくことの大切さ、普段やっていることをするということの難しさも痛感した。良い点も見られただけに悔しい敗戦となったが、秋リーグではこれを糧に是非とも絶対目標である“勝利至上”“1部昇格”を達成してもらいたい。世界を知った慶大バスケの奮闘に期待したい。
1ピリ 2ピリ 3ピリ 4ピリ 計
紺チーム 12 29 17 21 79
白チーム 15 28 15 14 72
試合序盤、白チームは#9中澤(慶應湘南藤沢高)のカットインを中心に、紺チームは#10 山口(慶應高)のセンタープレーを中心に一進一退の攻防を繰り広げ、3ピリまでは大きな差がつくことなく、58-58で4ピリを迎える。
4ピリ、紺チームの速攻や遠くからのシュートがよく決まる。最後にオールコートでプレスをかけてきた白チームを振り切って紺チームが79-72で白チームを下した。
白チーム#9 中澤玄樹選手(慶應湘南藤沢高)
「(試合を振り返って)今日の試合は代々木でやれたということがとてもよかったし楽しめた。大学の試合のおまけのようなものだったので開催してくださって感謝している。(三高入り交じったチームだったが)合同合宿などで三校のバスケ部は仲がいい。特に塾高とはとても仲がよい。だからコンビネーションもよくできたし楽しかった。(大学でバスケは)続けるかどうか迷っている。合宿にも参加させてもらったしお世話になっている。どういう形であれバスケットは続けていきたい。(これから大学の試合が始まるが)知っている先輩を特に注目してみたい。1部から2部にあがるのにはずみをつけるためにはとても大切な試合。がんばってほしい。(自分のプレーの持ち味は)下手だが一生懸命やるところ」。
紺チーム#10 山口翔平選手(慶應高)
「(試合を振り返って)引退後にこのような機会があって、久々に試合が出来たこともありとても楽しかった。あんなにシュートがよく入るとは思っていなかったけど、良かった。
(3校混ざってのチームでの試合は)特別やりにくいわけではない。見えた人にパスを出してという感じで、大体いつものようなプレーが出来たと思う。(大学に行って体育会に入る予定は)理工学部に行く予定なので、理工の体育会に入りたいと思っている」。
前田竜太選手(慶應湘南藤沢高・主将)
「(高校について)SFCはセンター安藤の背が高いのでそこを中心として、ずっとやってきたチームです。FWの中澤とガードの自分がまとまって、そしてチームみんながまとまってできたチーム。戦績は、新人戦は県大会32、春の関東大会が県予選16、最後のインハイ予選が県20でした。(体育会にすすもうと考えている高3部員は何人くらいか、また体育会のイメージは)迷っている人が2人ぐらいいるかんじです。体育会は、みんないろんな地方の強い学校が集まってきて、すごいレベルの高いバスケをするところだと思っています」。
三浦 豪選手(慶應志木高・主将)
「(高校について)戦績は…2つみたいによくないですけど(笑)、自分たちのチームは、すごい背が低くてバスケットも下手なので、声を出す部分とかどこの他のチームより走るとかそういう基本的な部分を怠らないようにがんばったのですが、最後の大会は最後の地区予選は地区予選で敗退という悔いの残る結果でした。5番のシューターの根間はスリーがよく入って、フロアでチームをよくひっぱってくれる。(体育会にすすもうと考えている高3部員は何人くらいか、また体育会のイメージは)うちはいないと思います。ほんとにバスケがすきで バスケに対する気持ちがつよい人たちがやっているところで、もうほんとに試合に出ない人たちを含め、ひとつのチームとしてやっているところで、すごい一体感のあるチームだと思います」。
保坂啓太選手(慶應高・主将)
「(高校について)とにかく小さいチームだったので我慢してDFをがんばって、あとは阪口先生の考えのもと考えるバスケットでやってきました。最後のインハイ予選はインハイ出場を目指していたのですが、ベスト8に終わりました。7番の田端くんが、ガードの選手なのですが、一番成長した選手だとおもいます。(体育会にすすもうと考えている高3部員は何人くらいか、また体育会のイメージは)まだ決まってはないが、1人か2人悩んでいます。体育会はチーム全体が勝つ方向に向かっていけるように1年生~4年生までとても協力しているように思います」。





