2008年12月27日

学生の強み見せた準優勝

2008/12/23 14:00~@大阪・長居球技場
第19回ラクロス全日本選手権大会決勝
慶應義塾大学(関東学生1位)-FALCONS(クラブチーム1位)

             1Q   2Q   3Q   4Q      合計
慶     大   1     2     3     4      10
FALCONS   4   3    5      4      16

〈慶大スタメン〉
G岩本、DF小原豪、山口、泉、MF田邊、本下、澤野、AT小原正、長、関根

喜ぶFALCONSの選手たちと敗戦に肩を落とす関根
敗戦しうなだれる慶大ディフェンス陣
 持てる力を出し切った慶大であったが、社会人最強チームの壁は厚かった。全日本選手権の決勝、スタメンに7人の日本代表選手を擁するFALCONSとの一戦は10-16で完敗。慶大は強豪相手にチーム力で対抗したが、昨季までのエース・継渉(医5)に4得点を奪われるなど地力の差を見せ付けられた。10年ぶりの日本一はならず、悔しさが残る幕引きとなった。 ディフェンス陣に囲まれながらシュートを放とうとする関根 最初のフェイスオフをとった慶大。1Q序盤から積極的に攻勢に出る。だが完璧な形でセットされたFALCONSディフェンス陣を崩すことができず、ボールを回させられる時間が過ぎていく。すると8分、カウンターから個人技で崩され、先制点を許す。10分には相手のサイドチェンジに対応しきれず、2失点目。タイムアウト後の12分、グラウンドボールを拾ったMF村端(経3)のパスをDF山口(総2)が決めて1点差に迫るが、その後は再び主導権を握られる。14分、15分と連続失点。相手のフェイクなどに対応することができず、点差だけが広がっていった。  2Qに入ってもFALCONS優位の試合展開は変わらない。2分にMF本下(政2)が1点を返すが、11分までに3連続失点。Q終盤にはフィジカルで圧倒される場面も目立ち始め、反撃の芽を潰されてしまった。 果敢に攻撃参加する本下 ハーフタイムに建て直しを図った慶大。3Q序盤に本下、MF家徳(政4)が連続得点。2点差に迫り、流れを引き寄せたかに見えた。だが地力の差は大きかった。4分から11分まで再び連続失点。15分には本下がこの日3得点目を挙げ、気を吐くが、18分に再び失点し、試合の大勢は決まってしまった。  迎えた4Q、慶大が最後の意地を見せる。8分から14分までに4連続得点。流れに乗って会場の声援を味方につけた慶大。終盤には捨て身の猛攻を仕掛けるなど、最後まで果敢に戦いぬいた。結果的には逆襲をくらい、10年ぶりの日本一には手が届かなかったが、その戦いぶりは賞賛に値するものだった。  個人技で上回るFALCONS相手にチーム力で対抗した。最終的には敗れてしまったが、パスを多用し、チーム一体となって戦う学生ならではの強さを見せた。若手主体のチームだけにこの経験は来年以降に必ず活きるはず。悔しさをバネに成長し、一回り強くなった慶大が見られる日はそう遠くはない。  なお、最優秀選手にはFALCONS・継渉。優秀選手には慶大・山口悠が選出された。


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posted by 山内 晴信 |14:33 | 主要スポーツ | トラックバック(0)
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2008年12月22日

10年ぶりの日本一に王手!

2008/12/20 14:00~@大井ふ頭海浜中央公園第2球技場
第19回ラクロス全日本選手権大会準決勝
慶應義塾大学(関東学生1位)-東日本ラクロスクラブ(RAGGAMUFFINS)(クラブチーム2位)

	1Q	2Q	3Q	4Q    合計
慶 大	2	4	3	0       9
東日本ラクロスクラブ2	0	1	5    8




 男子ラクロス部が念願の日本一にまた一歩近づいた。全日本選手権準決勝、対するクラブ2位の東日本ラクロスクラブ(RAGGAMUFFINS)に9-8で逃げ切り、決勝の舞台へと駒を進めた。
 社会人は個人のレベルが高く、後半の体力がなくなってつらくなる時間帯に力を発揮する。これに対し慶大は序盤に点数を取り、リードを広げ、逃げ切るという作戦をとった。この作戦通りの結果となり、まさに作戦勝ちであった。

決勝進出が決まり歓喜する長⑩と関根
サイドから突破を仕掛ける長 「前回の試合の後半の流れが残っていたのかもしれない」(関根主将・経4)という1Q。シュート数は多かったもののMF本下(政2)、MF近藤(文3)の2得点にとどまる。ディフェンスにおいても2失点といまいち流れに乗ることができなかった。  しかし2Qから慶大の作戦が功を奏し始める。開始早々に右サイドからMF澤野(法4)が左サイドの関根に展開、そのまま関根が押し込み得点を奪う。直後にゴール裏のMF樫村(経4)からパスを受けたAT小原正(商2)がシュートし4点目。RAGGAMUFFINSがタイムアウトをとり、体制を立て直そうとするも「適当なプレイだけはしないようにした」(DF小原豪・理4)という言葉通り、慶大はディフェンスにおいてもパスカットやプレスが冴え、攻撃のきっかけを与えない。その後も慶大のオフェンスの勢いは衰えず、MF澤野、MF樫村が得点。6-2で3Qにつなげた。  ハーフタイムにG岩本(商4)が「ここまでは去年と一緒だ」と仲間に檄をとばす。慶大は一昨年、昨年と社会人相手に逆転負けを喫している。選手たちはまだまだ安心していなかった。チームとしての経験が活きる。 得点後に喜びを分かち合う齋藤と本下 3Qに入っても依然として慶大のペースは変わらない。RAGGAMUFFINSもセットプレーからMF宇田川がシュートを決め、反撃の糸口を掴むかと思われたが、慶大のボール支配は続く。12分にはAT関根がリストレイニングラインあたりからゴールの隅を見定めた正確なシュートを突き刺す。AT斎藤(総2)、MF本下(政2)もこれに続き、9-3。大量リードに守られ3Qを終える。  残り1Qでの6点差。試合は完全に慶大ムード。誰もが慶大の勝利を確信していた。だがクラブ2位のRAGGAMUFFINSがこのまま終わるわけがなかった。4QはRAGGAMUFFINSの猛攻が慶大に襲いかかる。開始早々、MF神津がゴール右からDFを交わし、得点す。その直後にボールを持ったAT小林がゴールの裏からゴール正面に走り込み、4点差に迫るゴールをあげる。タイムアウトをとり、落ち着いて試合を進めることを確認した慶大だったが、直後AT村松に決められ3点差。ここから慶大はパスを回しながら時間をかせぐ。残り5分、逃げる慶大と追うRAGGAMUFFINS。会場が沸く。慶大G岩本のナイスセーブが飛び出す。だがRAGGMUFFINSの個人技を完全に止めることはできない。AT小林がゴール正面に走り込んでパスを受けシュートを決める。18分、AT村松が得点し、ついに1点差。両チームとも必死に勝利をもぎとろうとするなか、残り45秒、RAGGAMUFFINSの指摘から慶大の選手のクロスに反則が発覚、アンスポーツマンライクコンダクトによりRAGGAMUFFINSが3分間のエクストラマンオフェンスとなる。さらに慶大のホールディングによりさらにエクストラマンオフェンスとなりRAGGAMUFFINSが慶大に追い付くのも時間の問題かと思われた。だが、その直後に試合終了のホイッスルが会場に鳴り響く。慶大の決勝進出が決まった。  試合後、「(後半の追い上げは)計算に入っていたのでそんなに焦ることなくできた」(DF小原)と慶大の選手たちは作戦通りといったようなコメントを語った。クラブチームに対しては学生とは違う戦い方がある。今まで慶大が日本一を目指してチームとして積み上げてきた経験から学んだことがこの試合で発揮された。  これでついに全日本選手権決勝の舞台へ進んだ。相手はクラブ1位のFALCONS。チームスローガン『RUSH』(Revenge, Unite, Second-effort、Hustle)を掲げ、10年ぶりの王座奪還のため、いざ大阪へ。 *全日本選手権決勝は12月23日(火)大阪・長居第2球技場において14:00フェイスオフの予定です。


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posted by 作田 一平 |10:03 | 主要スポーツ | トラックバック(0)
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2008年12月16日

実力差見せ付ける大勝も…一抹の不安

2008/12/13 14:00~@江戸川区臨海球技場
第19回ラクロス全日本選手権大会1回戦
慶應義塾大学(関東学生1位)-九州大学(学生4地区戦代表)

	1Q	2Q	3Q	4Q    合計
慶 大	2	7	4	3       16
九 大	0	1	2	5    8


試合前の円陣
 完璧な内容ではなかったが、実力差は歴然だった。全日本選手権の1回戦。関東王者として臨む慶大は、学生4地区戦を制した九大と対戦した。序盤こそ九大の勢いに押されたものの、2Qの大量得点などで勝利。試合内容に不安な部分も見られたが、決勝へ向けて最初のハードルを突破した。 パスを出す関根 試合序盤、盛り上がりを見せる観客席の後押しを受けた九大が慶大ゴールに襲い掛かる。4地区戦を制した勢いそのままに攻め立てられ、慶大は流れを引き寄せることが出来ない。だがタイムアウトを有効に使うことで徐々に主導権を握り始める。15分にAT関根(経4)のパスを受けたAT長島(商1)が冷静に決めようやく先制。18分には関東リーグのFINALで6得点を奪ったAT長(政3)が追加点を奪う。  1Qを2点差で終え迎えた2Q、慶大が関東王者の本領を発揮する。7分までにMF斎藤(総2)、長、DF山口(総2)が連続得点。関根がここまでで4つのアシストを記録するなどの活躍もあり、試合の大勢を決めた。8分に初めて失点するものの、その後は4点を追加。リードを磐石なものにし、前半を折り返した。  大量リードに守られた慶大は後半に入ると若手選手を起用し始める。集中力を維持するのが難しい中、九大の抵抗にあうがMF川上(経3)の得点などで13-3。10点の大差をつけ、最終Qを迎える。  最終Qは一矢報いようとする九大の捨て身の攻撃に苦戦する。集中力の欠如も見られ、7分までに3連続失点。長の得点などで一時はリードを広げたが終盤に再び失点を重ねた。16-8で試合を終えたものの、どこかスッキリとしない終盤の試合運び。次戦に向けて後味の悪さが残ってしまった。  「結果には満足している」(MF澤野副将・政4)。実力差も見せ付けた。だが試合の序盤と終盤に見せた戦い方は慶大本来のモノではなかった。社会人との試合となる準決勝に向けて一抹の不安が残る。これを払拭し、大阪での決勝へ道を切り開けるか。昨季、敗れた因縁の相手・東日本ラクロスクラブを迎え、慶大の真価が問われる一戦となりそうだ。


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posted by 山内 晴信 |23:38 | 主要スポーツ | トラックバック(0)
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2008年12月16日

劇的な幕切れ…女子ラクロス部の挑戦終わる

2008/12/13 11:00@江戸川区臨海球技場
第19回ラクロス全日本選手権大会1回戦
慶應義塾大学(関東学生2位)-Sibylla(全国クラブ2位)
慶大4-5v(前半2-1、後半2-3、延長サドンデス0-1)Sibylla

 世の中に勝負の神様がいるとしたら、あまりにも残酷なのかもしれない。5回目の挑戦で初めて辿り着いた全日本選手権という舞台で、慶大女子ラクロス部は全国クラブ2位のSibyllaと対戦。試合は延長サドンデスまでもつれたものの、4-5で敗れた。

敗戦に肩を落とす選手たち
果敢に攻撃を仕掛ける河内 前半、慶大ペースで試合は進む。3分にMD河内主将(文4)からのパスにMD佐藤(環4)が反応。冷静に先制点を奪う。前回の試合とは明らかに違い、ボールを奪っても無理に突っ込むのではなく、セットオフェンスで好機をうかがう慶大。相手のパスミスやキャッチミスも加わり、高いボールポゼッションで試合を進める。また、得意の前線からのプレスも発揮され、11分には佐藤のカットからAT谷山(経4)がフリーでシュートを放つものの、これは枠をとらえきれない。それでも14分、AT加藤(文2)が決めて2-0とリードを奪う。一方Sibyllaは2本のFS(フリーシュート)を外すなど、お粗末なオフェンスを見せ22分に1点を取るのが精いっぱい。結局2-1と慶大リードで前半を折り返す。 相手選手と競り合う宮沢 後半、遂に体育大出身者が中心のSibyllaが目を覚ます。4分にゴールを奪い2-2と試合を振り出しに戻すと、その後のグラウンドボールの処理でも慶大を上回りSibyllaの時間で試合が進む。対する慶大も、カウンターから加藤がこの日2点目となる得点を決め、再びリードを奪う。だが、18分に相手に独走ゴールを決められ同点にされると、21分にはゴール前のこぼれ球を取られた後にシュートを決められ、遂にこの試合初めてリードを奪われる。その後、相手がボール持つとパスを回すことに終始し、刻一刻と終了のホイッスルが近づく。しかし、最後まで諦めない慶大は最後とも言えるマイボールのチャンスに佐藤が一人で持ち込み、放たれたシュートはゴールに突き刺さり同点。試合は劇的な形で延長に持ち込まれた。  開始前選手達に主将から「絶対勝つよ」と檄が飛んだものの、ドローのボールを取られるとゴール前へパスが通り、放たれたボールはゴールへと吸い込まれていった。開始早々のゴールで勝負は決まり、あっけなく試合終了。慶大が初めて踏み入れた未開の地は、あまりにも選手達に厳しかった。  これで、準決勝突破、体育大に2度の勝利と歴史を塗り替えてきた河内主将の代は幕を閉じる。「自分たちの背中で見たものを後輩に同じ様に伝えて欲しい」とこれまで強い信念でチームを引っ張ってきた主将は後輩に言葉を残した。あとはこの経験を来年以降どう活かすか。日本ラクロスのパイオニアとして、やはり慶大には女王という称号が一番似合っているだろう。


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posted by 仲道 淳樹 |23:27 | 主要スポーツ | トラックバック(0)
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2008年11月29日

学生王座奪還!いざ全日本の舞台へ!

2008/11/24 14:00~@駒沢オリンピック公園第2球技場
関東学生ラクロスリーグ男子 1部FINAL
慶應義塾大学(Bブロック首位)-東京大学(Bブロック2位)

	1Q	2Q	3Q	4Q    合計
慶 大	4	4	8	2       18
東 大	1	0	1	1    3


 完勝だった。昨年ファイナルでまさかの涙をのんだ慶大が、再び関東学生王者に返り咲いた。一方的な試合内容で東大相手に18-3で圧勝。慶大時代の再来を予感させる王座奪還だった。

keio-sports-58481.jpg
keio-sports-58483.jpg 慶大は序盤から東大ゴールを脅かす。開始5分、ゴール前のパス回しからAT長(政3)が先制点。その後も慶大がボールを支配し、東大陣内での試合が続く。14分にはMF澤野(政4)が東大DF3人を華麗にかわしチャンスを演出。パスをうけたAT関根(経4)がミドルシュートを決め、3-1。終了間際にも再び関根が右サイドからたたきこみ、4-1で1Qを終えた。このQだけで放ったシュートは12本以上。試合の主導権を完全に掌握した。  続く2Q、今大会最優秀選手の座に輝いた関根が序盤から華麗なプレーを見せる。東大ゴール前でのパスカットから速攻で切り込みシュート。3分で追加点を加え、このQも幸先よく滑り出す。9分、エキストラマンオフェンスの状態からAT長(政3)が追加点。その後もチャンスを確実にものにし、前半を終えて8-1。試合の大勢を決定づけた。 keio-sports-58482.jpg 大差をつけたままむかえた3Q。FINAL4で復帰した長が存在感を見せつける。2分、左に流れた関根からフリーでパスを受け追加点。その後も澤野MF本下(政2)、関根、澤野らとの巧みな連携プレーなどで得点し、このQだけで3得点を奪う大活躍。集中力が切れた東大に止めを刺した。  16-2の大差で迎えた4Q。メンバーを大幅に入れ替えて臨んだが、最後の粘りを見せる東大の激しいディフェンスに苦しめられる。そうした中でも、本下、DF山口が冷静に追加点を奪う。最終的には危なげない試合展開で18-3と快勝。王者の名にふさわしい完璧な試合で関東学生リーグの幕を閉じた。  2年ぶりの学生王者に輝いたが、チームの最終目標は全日本王者。社会人相手に「学生の強み、チームとしての一体感を出していきたい」(DF小原豪・理4)。大阪への決勝に向けて、慶大の本当の戦いが始まる。


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posted by 山田 菜穂子 |00:48 | 主要スポーツ | トラックバック(0)
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2008年11月26日

女王の冠には届かず…完敗を喫する

2008/11/24 11:00ドロー@駒沢オリンピック公園第二球技場
関東学生ラクロスリーグ女子 1部FINAL
慶應義塾大学(Bブロック首位)-東京女子体育大学(Aブロック首位)

慶大2-7(前半1-4)東女体大

 完敗だった。FINAL4準決勝で史上初の勝利を収め、決勝へと進んだ慶大女子ラクロス部。決勝の相手は、これまで16度FINALに進んだ経験のある「常勝」東女体大。「完全に(雰囲気に)のまれていた」(大久保HC)と試合は終始圧倒され慶大は公式戦、今季初の敗北を喫した。

keio-sports-58059.jpg
keio-sports-58056.jpg 立ち上がり3分、FS(フリーシュート)から先制点を奪われる慶大。しかし、「最初に点を取られた時はまだ落ち着いていた」(MD柴田選手・総4)。その直後に、柴田が華麗に3人のマークをかわしてシュートを放つも、ポールに弾かれ得点を奪えない。その後も、東女体大の確実なパス回しからのシュートに対応しきれず、得点を奪われる慶大。16分にDF鈴木(経4)が得点を奪い1-3としたものの、以前流れは東女体大のまま。この試合での東女体大の戦術は極めて明確で、セットオフェンスから確実にボールを回し、空いたスペースにゴール裏などから走りこんできた選手が合わせるというもの。しかし、これも高い技術を持ち合わせているからこそできる芸当。「単純に心も戦術も東女体大の方が勝って」(MD河内主将・文4)いた。その後も慶大は得点を奪われ、1-4で前半を終えた。
keio-sports-58058.jpg
keio-sports-58057.jpg 後半、3分に得点を奪われもう後がなくなった慶大。その後の河内の個人技からのシュートも、Gに阻まれる。点を取らねばならない慶大は、攻めようとはするものの東女体大の積極的なディフェンスに苦戦し、組織的に崩すことができない。散発的で無理な体勢からのシュート、プレッシャーからボールを奪われるシーンが目立ち「ポゼッションが長くできず」(AT清水選手・経3)焦りの色が見え始める。ボールを奪われた後のカウンターも鋭く、目まぐるしく攻守が入れ替わる激しい試合展開となる。しかし、ここでも決定的なチャンスをものにしたのは東女体大。カウンターから2得点を奪われ、万事休す。慶大は終了間際に1点を奪うのがやっとだった。  確かに東女体大は強かった。しかし、敗因は「全く自分たちの持っている力を出せないで負けた」(大塚副将・法4)ことなのかもしれない。また、初めて決勝に進んだ慶大と、FINALを知り尽くしていた東女体大の差だったかもしれない。それでも、今日の衝撃的な敗戦を活かすためには、前に進むしかない。今日の涙はきっと次は歓喜の涙に変わるはずだ。


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posted by 仲道 淳樹 |00:00 | 主要スポーツ | トラックバック(0)
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2008年11月25日

早稲田に惜敗

 11月16日(日)、慶應義塾大学日吉記念館で第73回早慶対抗剣道試合が行われた。現在、対抗戦は早大が6連勝中。慶大は150周年の節目、また日吉記念館の取り壊しにより当会場で行われる最後の対抗戦であったため、なんとか勝利をもぎ取りたいところだったが全国3位の強豪・早大に惜しくも敗北した。

keio-sports-58020.jpg
 試合は各校20名ずつの精鋭が一対一で対戦し、20戦中の勝敗数を競う形で行われた。慶大は中盤までに勢いをつけリードをし、強い選手が凌ぎを削る後半へいい形でつなげられるように対戦順を設定した。序盤、中盤とその作戦通り、中堅の前の春原、吉村、三宅、野口の四人が四連勝。勢いをつけ、半分の中堅戦までを6勝5敗でリードする。後半もお互いに一歩も譲らず、副将までを9勝9敗の同点でつないだ。この時点で勝敗はお互いの部を支える副将と大将に託された。負ければ本数の差で負けてしまう副将戦。次の部長を任された井口(総3)が慶大の悲願の優勝への思いを背負い、早大・荒木(スポ4)に挑む。闘志あふれる一進一退の攻防。間合いの取り合い。試合中盤、一瞬で試合が動く。荒木が見事に引き面を決める。さらに井口が負けじと攻めたところに面返し胴が入る。この一瞬で勝負が決まった。9勝11敗で慶大の敗北。上位層の実力が両校の命運を分けた。  「この日のために全員死ぬ気で取り組んだ。悔いはない。すべてを出し切れた。自分たちのやってきたことは間違っていない。ただ、勝負の世界は厳しい」と石木主将(商4)は涙を浮かべた。勝敗が決まった後での大将戦。後輩たちに見せる最後の試合で石木主将が後輩たちに残したかったもの。それは勝利に対する貪欲さではないだろうか。  「勝負の世界は厳しい」。その中で勝ち抜くためにはどうするか。先輩達の思いがまた後輩へと託される。伝統がまた一つ積み重ねられた対抗戦だった。
keio-sports-58021.jpg
【試合結果】 早大(赤軍) 慶大(白軍) ○岩川 ドコ -     長江 山田    - コ  ○神原 ○安川 メ  -     伊澤 ○武脇 メコ - メ   胡谷  樋口 メ  - コメ ○大庭☆ ○川口 メ  -     細貝  松木    - ド  ○春原  飯田    - メ  ○吉村  近藤 メ  - ココ ○三宅☆  原  メ  - コメ ○野口 ○高橋 コメ -     鈴木  鎌谷    - コ  ○佐野 ○渡邉 メメ -     森田 ○西村 メコ -     尾崎 ○松尾 メメ - コ   木村  竹越    - コ  ○大出  平田    - メ  ○赤石☆ ○雨谷 コ  -     加藤 ○荒木 メド -     井口 ○渡邉 メ  -     石木 早大11勝9敗(有効本数21本) 慶大9勝11敗(有効本数14本) ☆は優秀選手(慶大のみ)


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posted by 作田 一平 |01:53 | 主要スポーツ | トラックバック(0)
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2008年11月22日

慶大旋風!Bグループ優勝

関東大学アイスホッケーリーグ1部Bリーグ vs青山学院大学
2008/11/22(土) @新横浜プリンススケートセンター
慶應義塾大学5‐1(1P4-0、2P0-0、3P1-1)青山学院大学


 試合終了のブザーが鳴ると、選手達は喜び爆発させてリンク上にヘルメットやスティックを舞い上がらせた。前節の勝利で入れ替え戦進出の権利を手中にしていた慶大は、格下の青学大と対戦。見事快勝し、1部Bリーグ優勝を決めた。

keio-sports-57612.jpg
 1Pから「1ピリオドが上手くいってプレッシャーの少ないなかでやれた」(池端主将・経4)と言うように、慶大ペースで試合は進む。7分、サイドから供給されたクロスに左サイドでフリーの松山(商1)が反応。豪快に先制点を奪う。その後も攻め続ける慶大。青学大との差を見せつけ、得点を加えていく。圧巻だったのは13分の氏橋(法1)のプレー。巧みなパックコントロールから相手DF3人を抜き去り、冷静にゴール。1ピリオドを4-0で終える。  2Pも慶大が圧倒するかと思われたが、青学大も粘りを見せる。慶大が一方的に攻め続ける時間帯が多い中、少ないチャンスをシュートまで持って行き、慶大ゴールを脅かす。また、青学大のGKが大量のシュートを浴びながらもファインセーブを連発し対抗。慶大攻撃陣が精細を欠いたこともあったが、2Pを0-0で終える。
keio-sports-57613.jpg
 迎えた3P、似鳥(環1)と池端のダブルアシストから児玉(経2)が得点。5-0と試合を決める。その後、池端が退場の隙を突かれ、青学大に1点を奪われたものの自分たちのペースを取り戻し、試合を危なげなく進め試合終了。優勝を決めた。
keio-sports-57614.jpg
 今季からリーグ編成が変わったことによって、1部には自動的に昇格することとなった慶大。そこで、今季途中からチームとしての目標を「Bグループで優勝」に切り替えてやって来た。Bグループ優勝という結果は出した。あとは「これまでの相手よりさらに上のチーム」が待ち受けるAグループとの入れ替え戦。ここでも慶大旋風は起きるのだろうか。 ※リーグ戦の編成について。昨年までは、1部(10チーム)、2部(7チーム)、3部、4部、5部に分かれていた。が、今年から1部リーグをA、Bグループ(それぞれ6チーム)に分け、昨年2部優勝の慶大は1部Bブロックに自動昇格していた。なお、入れ替え戦はAグループ最下位のチーム(日大か中大)と対戦する。


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posted by 仲道 淳樹 |23:20 | 主要スポーツ | トラックバック(0)
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2008年11月17日

入替戦出場決定!

関東大学アイスホッケーリーグ1部Bリーグ vs日本体育大学
2008/11/15(土) @東伏見ダイドードリンコアリーナ
慶應義塾大学7‐2(1P1-1、2P2-0、3P4-1)日本体育大学


 アリーナに歓喜と安堵の声が鳴り響いた。今節日体大に勝利したことで慶大はグループB2位以内を確保し1部Aグループとの入れ替え戦出場を決めた。試合を迎える前、慶大は得失点差により、リーグ暫定1位ではあるものの勝ち点では専大と東海大に並ばれていた。残り2試合とも落とせない厳しい状況であった。しかも相手は前半戦で唯一敗れた日体大。慶大選手達はリベンジに燃え試合に臨んだが、立ち上がりはそれが逆に硬さへとつながってしまっていた。
 
 第1ピリオド、序盤から負けられないプレッシャーのためか動きが硬い慶大は、副将・伊藤(環4)の普段の彼からは考えられないようなパスミスから、開始早々2分に先制点を許す。その後も攻め込まれる場面が続き、慶大選手と応援席の観客には不安な表情が浮かび始める。そんな悪い流れを断ち切ったのはやはりこの男、主将の池端(経4)だ。細かいホッケーを続けていた選手たちを鼓舞するように、5分、7分と立て続けに遠めからの強烈なシュートを放っていく。シュートは惜しくもゴールから外れたが、頼れる男の意志を受け取った慶大選手たちは次第に躍動し始める。他の選手も遠めからシュートを打ち始めると、12分、ロングシュートを警戒した相手の隙を突き長身のFW氏橋(法2)がゴール前までひとりで持ち込み待望の同点弾を決める。その後もいい流れのまま第1ピリオドを同点で折り返した。
 
 第2ピリオド、波に乗る慶大は、4分、後方からの氏橋の綺麗なパスにオフサイドぎりぎりで飛び出した荒谷(経1)がGKとの1対1を落ち着いて決め勝ち越しに成功。その後も止まらない慶大は、8分相手シュートがポストを直撃した直後、パックを拾った伊藤が名誉挽回となる美しいパスをFW荒谷に通し、カウンターからまたも荒谷が一対一を冷静に決め日体大を突き放す。既に最初のミスから完全に吹っ切れたかのようにプレーする伊藤の姿はさすがというしかない。その後も氏橋のシュートがポストを叩くなど終始押し気味で試合を進め、2点リードで第2ピリオドを終えた。
 
 第3ピリオド、攻めるしかない日体大が前がかりとなって攻め込んでくるが、慶大も早いボディチェックと厳しいチャージで対応しなかなかゴールを割らせない。そして手薄になった相手ディフェンスの隙を突き4分には児玉(経2)、8分には氏橋、10分には松山(商1)、最後に13分に荒谷と立て続けに4得点を奪い一気に試合を決めた。15分に日体大の反撃を受け1点を失うも大量7得点の慶大の勝利は揺るがない。結局そのままタイムアップの笛が鳴り響き慶大が負けられない一戦で7-2の快勝を収めた。
 
 試合終了の笛と同時に慶大選手の喜びの声が鳴り響いた。5時間前に行われた試合で専大が引き分けたため入れ替え戦出場権を得る2位以内が確定した。また、ずっとやってきた、足で回し相手を疲れさせ第3ピリオドで突き放すという慶大らしいホッケーが結実したような試合内容だったため喜びもひとしおだろう。しかし喜びに浸れる時間は案外少ない。入れ替え戦は11月29、30日と既に2週間後に迫っている。相手は日大と中大。慶大はここ2年入れ替え戦に出場しながらもそこで敗れ昇格を果たせないでいる。また溝口(商3)、児玉(経2)が試合途中で負傷退場したことも心配だ。2人とも攻撃にアクセントを加えられる選手なだけに負傷が長引けばチームへのダメージも大きい。試合後長谷川監督が顔をほころばせながらも再度引き締めるように語ったとおり「挑戦」のスローガンを忘れず、気を引き締めて入れ替え戦に備えなければいけない。ただそれでも今夜ぐらいは喜びに浸り夜通し騒いでもバチは当たらないだろう。

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posted by 福盛田 浩義 |00:27 | 主要スポーツ | トラックバック(0)
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2008年11月16日

強豪・専大に勝利!

関東大学アイスホッケーリーグ1部Bリーグ vs専修大学
2008/11/08(土) @東伏見ダイドードリンコアリーナ
慶應義塾大学5‐2(1P1-0、2P2-1、3P2-1)専修大学



試合後、長谷川監督と3得点の金村(法4)が笑顔で「100点満点です」と語ったように会心の試合となった。相手は前半戦では勝利したものの決して格下とは言えない充実した戦力を誇る強豪・専大。自力優勝に向けて気の抜けない試合であったが、最高のコンディションで試合を迎えた慶大選手たちは立ち上がりから果敢に相手陣内に攻め立てた。
 
 第1ピリオド、開始直後から似鳥(環1)、児島(経2)が立て続けにシュートを浴びせると、試合はめまぐるしく攻守の切り替わるスピーディーな展開へ。ともに決定的なチャンスを迎えるが決めきれずに迎えた12分、キルプレイの状況から似鳥の相手の意表を突く華麗なパスが副将・伊藤(環4)に渡る。伊藤がダイレクトでシュートを決め先制点を奪取。その後、技術に勝る専大の選手達にチャンスを作られるがなんとか守りきり1点リードのまま第二ピリオドへ。
 
 第2ピリオド、開始早々に主将池端(経4)がペナルティーで退場した隙を突かれ専大に同点ゴールを許す。その後も第1ピリオドと同じように攻守の切り替わりの早い、めまぐるしい展開となるが次第に両チームにファールがかさんでいく。そうした状況で決定機を生かしたのは慶大。8分、金村が綺麗なパス回しから勝ち越し点を上げると、10分後には小茂鳥(理4)のロングシュートをゴール前でずらした金村がまたも得点をあげる。途中ラフプレーから乱闘寸前となる場面もみられたが慶大選手は熱しすぎず冷めすぎず、良い精神状態を維持し試合に集中できていた。
 
 第3ピリオド、6分にこの日の主役金村が自身3得点目となる追加点をきめると試合の大勢は決した。直後にオウンゴールで失点を許すもその後は危なげない試合展開。終了間際には6人攻撃を仕掛けてきた相手から早いチェックでパックを奪い荒谷(経1)がセンターライン手前から無人のゴールへ美しいエンプティネットゴールを決め試合を飾った。
 
 自力優勝へ向けて貴重な勝ち星をあげた慶大だが次節は前半戦で唯一黒星を喫した日体大戦。しかしその日体大も前半戦では専大に完封負けを喫している。今日のように最高のコンディションで試合に臨むことが出来れば優勝はもう目前だろう。

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posted by 福盛田 浩義 |01:33 | 主要スポーツ | トラックバック(0)
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