2008年07月19日
リベンジ果たせず…
第13回東京都サッカートーナメント兼第88回天皇杯全日本サッカー選手権大会東京都予選
1回戦 vs中央大学
2008/07/19(土) 15:30KO @日吉・慶大グラウンド
慶應義塾大学3‐5(前半2-1)中央大学
【得点者・慶大】
前半20分 大河淳司、前半36分 風間荘志、後半38分 中町公祐
またもや中大の壁に阻まれた。第88回天皇杯全日本サッカー選手権大会の東京都予選。2年連続の予選出場となった慶大であったが中大に3-5と力負け。総理大臣杯予選のリベンジとはならず、初戦で敗退した。
灼熱の太陽が照りつける慶大グラウンド。高温のピッチで選手たちの体力は普段の試合以上に消耗する。試合開始1分で失点した慶大であったが、その後は豊富な運動量で徐々にゲームを支配していく。前半20分、中盤でのパス回しからMF大河(商4)がDFラインの裏に抜け出す。飛び出したGKに倒されPKを得ると、自らゴール左に決め試合を振り出しに戻す。さらに36分、左サイドに流れたMF中町(総3)が見事なサイドチェンジでMF河井(政1)にボールを展開。河井のクロスをFW風間(商1)が頭で合わせ、逆転弾を決める。その後も追加点とはならなかったものの、慶大が攻勢をかける展開が続き前半を折り返す。
後半になっても慶大の勢いは衰えない。2分に河井、8分に大河、10分にはMF巻(政4)が次々とビッグチャンスを作り出す。追加点は目前だった。だが14分、攻勢から一瞬のスキをつかれ、中大にゴールを奪われる。この1点が試合の流れを大きく変えた。18分、20分と連続失点。逆転を許した慶大はMF織茂(政3)、MF中川(総3)を投入し、攻勢を強める。だが26分には、前がかりになったところからカウンターで失点し、勝負を決定付けられてしまう。その後も攻勢は続き幾度も決定機を迎えた。だがゴールネットを揺らしたのは38分の中町のヘディングシュートのみ。終盤には運動量も落ち、単調な攻撃に終始することとなってしまった。
前回の中大戦、そして早慶戦に続き、わずかだが簡単には埋まらない差があることを実感させられた試合であった。シーズン当初に李監督が語った「1部に昇格するチームではなく1部で戦えるチーム」になるために――。まだまだ課題は山積している。夏を乗り越え、後期リーグでは一回り成長した慶大の姿を見せてほしい。
コメント
李監督
「結果が全て。特にこれはリーグ戦ではなくトーナメントなので。(流れとしては)リードした時間帯もあったのですが、結果的にまだ差を感じた。サッカーの技術だけではなく、チーム全体が本当に勝ちたいかどうかというのが今日の課題だった。そういった意味で中央大はうちに勝っていたと思う。(総理大臣杯での中央大戦と比べて)感想は一緒だが、この前よりもさらに悔しい。もっとやらないといけないという試合だと思った。2-1で勝っている局面でのチャンスにちょっと甘かった。守りに集中が切れていた。それで十何分の間に4点もとられた。そういうチームでは(今後)厳しい。1部に上がるためにやらなければならないことはたくさんある。(具体的には)守備面のコントロール。ラインコントロールやカバーリング。今日の1点目もそうですし、中途半端なミスが多かった。攻撃面ではフィニッシュのところと、クロスの質をもっと上げないといけない。(ここ何試合か、後半の失点が多いが)始まる前から意識を持ってやらないといけない。今日だったら、2-2になったところでの集中力。それがまだ弱いと思う。だから、簡単にクロスをあげさせたり、シュートを打たせたりしてしまって点を許してしまい、最後に慌てることになる。そこでもっと厳しく体を張って、いいボールを蹴らせない。そういうことができるようにリーグ戦に向けて修正していく」
大河主将
「1度やられた相手に2回やられるというのは反省を活かせていないと思う。天皇杯という大会で活躍の場を広げられるチャンスだったので残念。(終盤チームの足が止まったが)体力の部分というより精神的な部分。動けている選手もいたのでガス欠ではないと思う。(途中まで)2-1で流れとしては悪くなかったのに後半始めのチャンスに決められない甘さがあった。同点のシーンも切り替えが遅く守備の弱さがあった。2-2でも同点だったのに押されている感じになってしまった。そういう状況でやはり精神的に弱い。中央は攻撃のチームなので守備は2部と大して変わらない。うまい選手はたくさんいるが届きそうなレベルにはある。でもそのわずかな差で勝つチームと負けるチームが出てくる。今年は1部に通用している試合も多いし今まではそれで満足していてもよかったのかもしれないが、今のレベルならそこから伸びていかないといけない。(PKを獲得したシーンも含めて個人的には)体が戻ったので普通通りにやれれば(結果は残せる)。今日の試合はチャンスでもっと決めないといけなかったし、もっとチャンスを作らないといけなかった。反省している」
風間選手
「(気温が高かったが)暑いと感じていると走れなくなると思ったので、できるだけ暑さを意識しないで、最初からとばしていこうと思っていた。(2点目は)あそこはやっぱり、決めなければいけないところだと思っていた。決められてよかったと思う。もう気持ちで入れました。(試合を振り返って)後半に自分が怪我をして、そこで動けなくなってしまったので、チームに迷惑をかけてしまった。その点ではすごく反省している。それと、ここまで、1部のチームと戦ってきて、点はリードしているのに負けてしまうという展開が3試合続いているので、次からは点を取った後も引き締めて戦っていかなければいけないと、1部昇格もできないと思う。精神力を鍛えていけなければいけない。怪我は痛いけれど、ここから1週間オフなのでどうにかなると思う。(箇所は)右足首。前のケガとは微妙に違う場所です」
posted by 山内 晴信 |23:53 |
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