2008年05月30日

勝ち点2を失い、後味の悪さ残る…

第82回関東大学サッカーリーグ戦 第11節 vs亜細亜大学
2008/05/30(金) 17:50KO @駒沢オリンピック公園総合運動場第2球技場
慶應義塾大学1‐1(前半0-0)亜細亜大学
【得点者・慶大】
後半13分 中川靖章



 試合終了のホイッスルが鳴ると、両者の明暗がはっきりした。勝ち点2を失った慶大。勝ち点1を得た亜大。2部リーグ首位と最下位の対決は、意外な結果で幕を閉じた。

 

 試合は立ち上がり最下位の亜大がペースをつかむ。豊富な運動量とバイタリティーで、ここまで勝ち点2しか獲得していないチームとは見えない試合展開になる。「受け身になってしまったように思う」(横川・総2)というように亜大の出足の良さに戸惑う慶大。しかし、徐々に落ち着きを取り戻しはじめ、大河(商4)や中川(総3)のシュートなどで試合を支配し始める。特にサイドを中心に攻撃をしかけ、左サイドから度々横川がチャンスを演出する。

 後半に入っても、慶大はボールを支配し何度も得点のチャンスを迎える。しかし、シュートまではいくものの、中々ゴールを捉えることができない。試合終盤にはボランチの位置から中町(総3)が飛び出し立て続けにシュートを放つも、やはりゴールネットを揺らすには至らなかった。「決めるべきところできめられなかった」(巻副将)、「何本かチャンスがあったが、そこで決めきれなかったことが課題」(河井・政1)。圧倒的に支配した試合の流れでも得点がPKによる一点のみであったことは反省材料であるかもしれない。

 「(2部リーグのチーム力の差が)これくらいしかない」(大河)ことを実感した今節。監督は「自分たちのサッカーをやっていれば結果はついてくる」と前期首位の自信を覗かせる。それでも季節外れの寒さの中、慶大に逆風が吹いたことは間違いない。


コメント 


李監督
「こういう雰囲気で厳しい試合になると予想していた。そこまで悪くはなかった。人間は気持ちで守ろうとするもの。どの試合も一生懸命やってトータルで評価するべきだと思う。前期は評価できるし、今日の一試合だけで評価するのはどうかと思う。(最下位で引いて来る)そういう相手を乗り越えられないと1部に上がれない。自分たちのサッカーをやっていれば結果はついてくると思うので切り替えたい」。
 
大河主将
「戦う気持ちはあって圧倒的に試合を支配したが勝てなかった。どんな試合も一試合なので反省したい。(最下位相手での気の緩みは)監督とも話し合い練習から隙をなくしていこうとしてきた。うまくできたとは思う。だがこの試合絶対勝たなくてはいけないという気持ちではなかった選手もいたかもしれない。そういう気持ちが弱かった。内容的にも特別悪くはない。(2部リーグのチーム力が)これくらいしか差がない。(前期の成績については)評価できる。みんなが頑張った結果。良い試合ができている。後期はこれに満足しないようにして頑張りたい」。

巻副将
「(今日の試合は前期)最後で勝ち点3が欲しかった。チャンスはあったが、決めるべきところで決められなかった。(チームとしてのゆるみは)ないようにしたつもり。(これから)後期リーグ戦、総理大臣杯、早慶戦とあるので頑張りたい」。

中川選手
「(試合を振り返って)格下相手に勝ち点をとれなかった所が反省点。勝ち点28点で首位ターンできたことはよかった。(亜細亜大の印象は)ヘディングなどで強く当たってくるが特別強いわけではないので勝つべき試合だった。(PKの場面は)いつもどおり自分が蹴った。0ー0の場面で絶対に入れようと思っていた。練習もしていたし成果が出てよかった。(今日は勢いがなかったが)気温やグランドコンディションのせいにはしたくないのでそういうところに対応できるよう修正していく。(ナイターゲームは)ヘディングなどでの面で見えにくかったりするので早慶戦のいいシミュレーションになった。(後半戦にむけて)いい勢いで来ているのでこのまま後半も首位にたちたい」。

横川選手
「調子自体はそんなに良くないがスタメンで使ってもらえるのなら、全力で頑張っていきたい。(自分の持ち味は)サイド突破だと思っている。(プレースキックは)相手が大きかったのでなるべく速いボールを意識したが、あまりうまくはいかなかった。(今節は)亜大が最下位ということもあり、前半の途中、受身になってしまったように思う。慶應らしい運動量の多さと、つなぐサッカーを見せることができなかった。首位と最下位といっても大きな実力差はないということを実感した。(チームとして)目指していくのは人とボールが動くサッカー。相手より一歩でも多く動いて、パスをつないでいく。みんなで攻撃して、みんなで守備をする。そういう意味では全員サッカーと言っていいと思う。(首位ターンは)これまでやってきたことは間違いではないと証明できてよかった。けれど去年も前期は首位で折り返したが、結果的には5位になってしまった。それを忘れずに気持ちを引き締めていきたいと思う」。

河井選手
「(前節と比べ、個人的に調子はどうだったか)前節は東海大戦ということもあったし、気持ちの部分でもモチベーションは違ったかなと思う。(後半攻めきれない時間が続いたが、焦りなどがあったのか)いつか点は入ると思っていた。同点に追いつかれてからも何本かチャンスがあったが、そこで決めきれなかったところは課題。それをいい意味に捉えて後期につなげていきたいと思う。(首位で後期戦を迎えるが)勝ち点が離れているということもあって気持ち的にも(首位で折り返せることは)大きい。でも自分達がやることは変わらないので、また1試合1試合しっかり勝ち点3をとっていけるように調子を整えてやっていきたい」。

posted by 仲道 淳樹 |00:00 | ソッカー | トラックバック(0)
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