2009年01月02日
【特集】頂点とその先へ 男子バスケ部 酒井祐典選手
今季、4年ぶり7回目の学生王者となった男子バスケ部。シーズンも残すところオールジャパンのみ。 選手たちに充実の今季を振り返ってもらう。 4回目は今季、闘志を前面に出した熱いプレーでチームを支えた酒井祐典選手(環2)。今季シックスマンとして幾度となくチームの流れを好転させ、チームに貢献。そんな充実の今シーズンを振り返りつつも、酒井選手はすでに来季に向けてチームの課題を見据えていた。
「日本一のシックスマン」として1部昇格、インカレ優勝の大きな原動力となった酒井選手。常にリバウンド、ブロック、得点、アシスト…とバランスの良いスタッツを記録。オールラウンダーとして様々なポジションをこなした。今シーズン、そして来年、更には再来年について酒井選手の独特のリズムでじっくりと話してくれた。 オールラウンダーたる由縁 ―まず、春始まって…今年シックスマンっていう役割は初めてですか? 「いや、僕シックスマンっていうポジションは多くて。高校の時も2年の時はシックスマンで、3年からスタートだったんですけど。実質去年の1年生の時もシックスマン的な存在だったんで。別にシックスマンっていうポジションに苦手意識はなくて。むしろスタートじゃ体力がきついかな、ってくらいです(笑)。」 ―今年みたいに、6人で回す中でのシックスマンは、今までやったことありますか? 「でも~、今のチーム状況みたいなどのポジションもやんないといけない…っていうのは今回がはじめて…だったんじゃないかな。高校のときはもう2、3番って決まってたし。1年の時も…そんな感じでしたね。まぁ個人的にはやっぱ一つのポジションのほうが…色んなポジションをやるってことは、ポジション毎に役割も変わってくるんで。無駄な考え方っていうか覚えることがいっぱいになってしまう。でも、まぁ…(笑)」 ―やっぱり新人戦(6月)のあとに『やっぱりスタートで出たい気持ちはある』っていう風に言っていたのが印象的でした。 「やっぱ、それはバスケやってる以上スタートで出て活躍したいっていうのは誰もが思ってると思うんで。その中でもやっぱシックスマンに出してもらえるってことは、ある意味先生からの信頼もあるっていう意味でもとらえて、今年1年やってきたつもりなんですけどね。まぁ来年ももしシックスマンだったらちょっと…」 ―違いますよね?(笑)「やー…(笑)ちょっと困りますよね~(笑)それはなしにしてもらいたいんですけど。」 ―個人的に今たぶん2~4(番ポジション)をやってると思うんですけど。どこが特にやりやすいとかありますか? 「まぁ…ディフェンスだったら4番のほうが。僕どっちかというとスピードよりパワーなので。4番の方が体で対戦してくる相手が多いんで、そっちの方がやりやすいですし。逆にオフェンスだったら2番とかの方がミスマッチとかもつけるし。まぁ別に4番でも…ほんとはそのポジションによって自分のスタイルを変えることが、個人的にできると思ってるんで。そこはほんとこの1年間で成長した部分かなぁとは思いますね。」 ―高校のとき実はポイントガードやってたってほんとですか? 「あ~(笑)いや、そこまでちゃんとしたポイントガードじゃないですけど。なんていうんすか、相手から見たら、今青学にいる橋本ってやつが1番だったんですけど。まぁそれよりは僕が運んだほうが流れがいい時があったんで、そういう時はまぁ1番的な存在をやってたんですけど。まぁ…元々ドリブルは苦手なんで(笑)正直パッシングの方が個人的には好きなんですけどね、走って…。」 来季以降に向けて①~新しいスタイルの模索~ ―今年はチームとしてもすごく良い成績だったと思います。個人でも、チームでも良くなったターニングポイントはありますか? 「まぁ…、一番感じたのは入替戦後ですかね。入替戦後にちょっとオフがあって。そのあと六大学とかあったんですけど。なんか…やっぱリーグ戦と入替戦を経て…6人の話になってしまうんですけど。なんていうんですか、意思疎通っていうか、ほんとトランジションが…うまく言えないですけどね。早い展開…ニノとかも合わせることもそれなりに分かってきたし。うーん、そうかな。最後(インカレ決勝)は国士舘になってしまったんですけど、青学が来ても正直勝つ自信があったし。最後はほんと負ける気がしなかったですね。まぁ…春もいけたっちゃいけたと思うんですけどね。」 ―春の法政で負けた時からの変化っていうのは…? 「一番は、岩下の成長が大きいと思いますね。僕の経験上センターが安定すると、絶対試合も安定するって感じなんで。春の時点ではやっぱり岩下波があって。その春でも東海戦は良かったけど次の日もう体力がなくて、法政戦では全然だめってかんじだったんで。やっぱそれに比べたらインカレは、天理でサンバ・ファイと対戦して、次の専修戦はだめだろうな~という僕の予想だったんですけど(笑)。全然がんばってくれて、あんな展開になったんで。ほんと、あと2年ありますからね。どれだけ伸びるか、楽しみです。あとは、原田も伸びてくれれば、また違った感じで…まぁ2センターでできればほんと、一番それがいいと思うんですけどね。」 ―2センターっていうと形とかも変わってくると思うんですけど。HCも来季、そういう今年と違うスタイルをやろうとしているところはあるんですか? 「やっぱ…あるんじゃないですかね。新人戦もずっと2センターでやってたし。厳しい部分もあったけど…ま~それで成長してくれれば。来年はきついかもしれないですけど。僕らが4年になった時はほんとあの時(新人戦)も…『3人(酒井、二ノ宮、岩下)だけじゃなくて全員バスケ』みたいな感じで(笑)ほんとその通りだと思うんで。」
―(笑)たしかにそうですよね。 「まぁ、再来年の話になるんですけどね~。まぁ来年は…ほんと。まぁ来年の話は早いか。」 ―いや、いいですよ!来年の話も聞きたいです。 「まぁ、やっぱうちは層が薄いので…。そこが一番のウィークポイントだと思う。ほんと5人だけじゃやっていけないんで。(京王)電鉄杯(毎年5月に行われる練習試合)とか試す機会があるん で、HCにはそういう所で色々試してみてもらいたいっすよね。」 来季以降に向けて②~待たれるバックアップの底上げ~ ―来年、今年祐典さんがやってきたシックスマンみたいのって、誰がやるかとか… 「まぁ~僕的には…ちょっとえらそうになるんですけど(笑)僕の場合、ほんと5人で僕が色んなポジションをやるような感じになったんですけど。来年…正直それはあんまよくないと思うんですよね。チーム的にも。やっぱり、1番だったらそのバックアップが最低1人っていうことで、各ポジション1人ずつっているのがベストだと思って。そういう意味ではフォワードだったら松谷とか家治で、ガードだったら唯斗さん(店橋)、智さん(神田)、金子。センター原田とかですね。そういう風に、まぁほんと少ない時間のプレイングタイムになると思うんですけど、そういうふうにスタートとほんと変わらないくらいの働きができるくらいに成長もらいたいかな、と。」 ―今年よく6人でできたな、とか思いますか? 「ほんと…そうですね。まぁ4年前に優勝したときも実質5人でやってるんですけど。怪我なかったから良かったものの。去年は怪我で泣いてるんで。そういうことを考えたら、トレーナーのありがたみっていうのは。まぁ、来年は周りから見たら優勝候補だろうとか思われるんですけど。やっぱ今年の4年生がほんと、試合に出られないぶん練習でがんばってくれたりとか、見えない部分でほんと力発揮してくれたんで。試合に出なくても応援してくれたり…バックアップの存在が大きい。そこらへんもやっぱ来年もそのままいけたらな~とは思いますけどね。」 ―来年、祐典さんが3年生になって、2年と3年ってやっぱり… 「全然違いますよねー。どっちかというと上級生になって。まぁ、もう次の年には自分らがひっぱっていかなきゃいけない。ある意味でも、3年生が一番やりやすいと思うんですよ。最上級の一個下がやっぱり一番のびのびプレーできるし。4年生だったらやっぱ最後っていう部分で固くなることもあるんで。そういうことを考えれば、来年はもっと自分のスタイルを存分にアピールできるかな、っていう部分はあるんですけど。」 自身のプレースタイル
―1年の時から玄人ぽいプレーという感じがします。その中でも大学に入って自分のプレーで成長したな、と思う部分とかはありますか? 「どうすかねー(笑)僕のスタイル的には、ほんと今まで経験が土台になってるっていうか。まぁ~、正直試合でも緊張しますし。ここでシュート落としたらとか…。」 ―ほんとに緊張してますか?(笑)しそうで絶対してないよ、とチームメイトとか言ってました(笑) 「いやいやいや(笑)でも~やっぱそこは…ほんと経験ですよね。他の人よりはあると思うんで。そういう部分では自分がひっぱっていかないといけないって考えもありますし。あと…どっちかというとおとなしい人が多いんで。そういうこと考えれば声を出して、ほんと惇志さんが抜けたりしたらその部分を穴埋めようとか。どうっすかねー(笑)どこが成長したか…個人的にあんま分かんないですけどね(笑)。まぁ高校から比べたら、やっぱ攻め気が出てきたっていうのは大きいと思う。高校の時は正直大濠っていうチームはスター軍団だったんで、ほんとパスさえすればシュート決めてくれるっていう環境だったんですけど。今じゃあ…自分が決めてなんぼ、っていう感じで思ってるんで。それだからこそ、うまく回っているっていうか。大祐さんとか田上さんとかも強気で攻めるから…相手からもそういう、僕らは結構…5人が二桁得点とかを…平均的にとるんで。まぁ僕がディフェンスしてても、そういう平均的にとられるチームが苦手なんで。苦手っていうかそういうチームが強いと思うんで。一人だけ得点王に出るっていうところは、僕の経験上弱いんで。絶対優勝できない。そういう強みはあるんですけど。まっ、何を言っているのかよくわからないんですけど(笑)」 リバウンドに懸ける気持ち ―今シーズン、調子を崩したとか、すごく落ちたとかそういう時期はありましたか? 「僕たぶんないっすよ。先生にはちょっとリーグ戦最初悪いって言われたんですけど。自分ではそこまで悪いとも思わなかったですし。まぁー、でも正直僕の場合、気持ちの問題が大きいんで。トーナメントとか…上にいけば、気持ちもはいるんですけど。1回戦とかだと…トーナメントもどこか(東京経済大学)競りましたし、新人戦でも玉川ですか?全然競りましたし。そういう風になんか、気持ちで大きく影響…(笑)まぁそれ個人的じゃなくて他の人も、大きいんですけど。やっぱどんなチームにでも、自分たちの力を発揮できないと本当の力じゃないとおもうんで。そういう部分ではやっぱ来年は、一応王者ですから。でも受けてたったらやっぱダメだと思うんで。しっかり自分たちの力を見せれればいいかな~と思いますけどね~。まぁプレー的にも波が少ない感じなんですけどね。堅実なところしかしないでですし。リバウンドとかディフェンス。」
―そういうとこが本当にチームを助けていますよね。 「なんですかね(笑)、僕親にも、まぁ親バスケやってないんですけど。ほんと『お前がリバウンドとれば勝てる』って(笑)まぁそういう感じで。僕自身もリバウンドはほんと大事だと思うんで。まぁシュートも勝負所で決めれれば…勝負所で決める精神力が一番大事だと思ってるんで。そういう要所要所をこれからも締めていくような。ま、要するにおいしいとこ取りみたいな(笑)」 ―どうして、そんなに大きくないのに(186cm)、そんなにリバウンドとれるんですか? 「身長はほんと…大きくないんですけど。ほんとリバウンド気持ちだと思うんですよね。国士舘の寺嶋さんにしても…僕より小さいのにあれだけガッツでリバウンドとったり。ほんと行けばとれるっていう僕の感じなんですけど。まぁポジションにもよるんですけど。やっぱ…2、3番とか。5番は競り合ってるからそれなりに厳しい部分はあるんですけど。2、3番とかだと結構油断してるんでそういう部分ではとりにいけば自然にとれますしね。あと、普通になんか、はねる方向が…なんとなくわかる。そこは、まぁどっちかというと自分の強みなんで。ほんと感覚的ですよね。」 ―来年はリバウンド王を…(笑)新人戦の時も惜しかったですよね! 「いやー(笑)実際新人戦のときでも、得点でも~なんか中途半端、アシストも中途半端、リバウンド、ブロックも…ってそんな感じなんですけどね~もう。しゃあないっすよね(笑)。まぁそこが自分の持ち味だと思うんで。何か一つに長けてるっていうわけじゃないんですけど。」 ライバルでもある兄~オールジャパンに向けて~
―慶應は特にタテのつながりが深くて…特にお兄さん(酒井泰滋・現日立サンロッカーズ)と比較されることも多いですよね。それについてはどうですか? 「それはもう~、小学校からすっと比べられてきて。まぁ、正直バスケだけの部分じゃなくて(笑)、勉強の部分とかすべて…比べられるんで。やっぱそういう意味ではライバル意識してしまいますよね。現時点で、個人的には勝ってるとは思えないんですけど。周りに恵まれてるって部分もあるかもしれないですけど、成績的には結構…勝ってる部分があるんで。まぁそこは勝ったかな、という優越感というか(笑)やっぱり正直一緒にプレーしたり対戦したことないですからね~。やっぱほんと公式試合でやってみたいっていうのはありますよね~。ほんとそういう機会はこういう、オールジャパンしかないので。」 ―たしかに!でも反対(ブロック)ですっけ…? 「はい、決勝なんで…ちょっとそれは厳しいんで(笑)。まぁ、ある意味それがいい刺激になってるんで、比べられることが。それをプラスにして今後…あの人も3年の時に得点王とったりしてるんで。まぁあの時は一人しかいなかったですからね~、チーム状況が違いますけど。まぁあっちは自分が引っ張るっていう感じなんですけど、まぁ僕的には…縁の下の力持ちっていうか、下から支えて、チームの勝利に貢献できる、そんなプレーをしたいと思っています。」 ―最後に、オールジャパンについてなんですけど…。やっぱりJBL越えはあると思うんですけど、その前(1戦目)の横河電機とかも強い… 「そうですね、全然強い。やっぱり社会人ですから~。まぁ僕の社会人の印象はずる賢いっていう感じで。高校の時も何度かやったんですけど。やっぱ一つ一つの精度が高いですし、要領がいいですからね。ディフェンスに関しても。高校とかはがむしゃらに動くんですけど。やっぱり社会人とかになったら要領よくやってくんで。でもほんと社会人とかJBLとかと対戦できるのはこの機会だけなんで。自分たちの力を試したいっていうのが一番ですかね。」 ―お兄さんが4年の時にJBLの日立を倒したりとか…でもルール違いましたよね…。 「まぁ、外人有りにしたい理由が分からないんですけどね~(笑)でもほんと、一応学生1位になったんで、そういう意味でももっと上のJBLとか…上を目指すってことはプレーヤーなら誰しもあることなんで。ほんと、自分の力試して、自分のどこが通用するか、通用しないかとかで…今後1年間のいい材料とか、そういう課題が見つかったりすると思うんで。実際JBLに勝てるチームとか…JBLに勝てるってことは(笑)、学生では余裕。まぁ、なんていうんですかね、大祐さんとかもやる気あるんで。まぁ先輩についていくって感じですね~(笑)…はい、がんばります!(笑)」 リバウンド、ルーズボールなどでチームを鼓舞してきた酒井選手。堅実なプレーは常に慶大に安定感と一定のリズムをもたらしてきた。そんな彼への仲間からの信頼は厚い。上級生となる来季も仕事人としてチームを勝利に導く酒井選手の姿を見ることができるだろう。
コート上での熱いプレーとは一転、コートを離れるとまったりとした雰囲気の酒井選手。そのギャップに誰もが一度は驚きます。他の選手の特集を見てか、「俺あんな写真はやだよ~(笑)」といいつつも笑顔で写ってくれました♪
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posted by 白田 有沙 |00:22 |
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「やー…(笑)ちょっと困りますよね~(笑)それはなしにしてもらいたいんですけど。」
―個人的に今たぶん2~4(番ポジション)をやってると思うんですけど。どこが特にやりやすいとかありますか?
「まぁ…ディフェンスだったら4番のほうが。僕どっちかというとスピードよりパワーなので。4番の方が体で対戦してくる相手が多いんで、そっちの方がやりやすいですし。逆にオフェンスだったら2番とかの方がミスマッチとかもつけるし。まぁ別に4番でも…ほんとはそのポジションによって自分のスタイルを変えることが、個人的にできると思ってるんで。そこはほんとこの1年間で成長した部分かなぁとは思いますね。」
―(笑)たしかにそうですよね。
「まぁ、再来年の話になるんですけどね~。まぁ来年は…ほんと。まぁ来年の話は早いか。」
―いや、いいですよ!来年の話も聞きたいです。
「まぁ、やっぱうちは層が薄いので…。そこが一番のウィークポイントだと思う。ほんと5人だけじゃやっていけないんで。(京王)電鉄杯(毎年5月に行われる練習試合)とか試す機会があるん で、HCにはそういう所で色々試してみてもらいたいっすよね。」
―1年の時から玄人ぽいプレーという感じがします。その中でも大学に入って自分のプレーで成長したな、と思う部分とかはありますか?
「どうすかねー(笑)僕のスタイル的には、ほんと今まで経験が土台になってるっていうか。まぁ~、正直試合でも緊張しますし。ここでシュート落としたらとか…。」
―ほんとに緊張してますか?(笑)しそうで絶対してないよ、とチームメイトとか言ってました(笑)
「いやいやいや(笑)でも~やっぱそこは…ほんと経験ですよね。他の人よりはあると思うんで。そういう部分では自分がひっぱっていかないといけないって考えもありますし。あと…どっちかというとおとなしい人が多いんで。そういうこと考えれば声を出して、ほんと惇志さんが抜けたりしたらその部分を穴埋めようとか。どうっすかねー(笑)どこが成長したか…個人的にあんま分かんないですけどね(笑)。まぁ高校から比べたら、やっぱ攻め気が出てきたっていうのは大きいと思う。高校の時は正直大濠っていうチームはスター軍団だったんで、ほんとパスさえすればシュート決めてくれるっていう環境だったんですけど。今じゃあ…自分が決めてなんぼ、っていう感じで思ってるんで。それだからこそ、うまく回っているっていうか。大祐さんとか田上さんとかも強気で攻めるから…相手からもそういう、僕らは結構…5人が二桁得点とかを…平均的にとるんで。まぁ僕がディフェンスしてても、そういう平均的にとられるチームが苦手なんで。苦手っていうかそういうチームが強いと思うんで。一人だけ得点王に出るっていうところは、僕の経験上弱いんで。絶対優勝できない。そういう強みはあるんですけど。まっ、何を言っているのかよくわからないんですけど(笑)」
―そういうとこが本当にチームを助けていますよね。
「なんですかね(笑)、僕親にも、まぁ親バスケやってないんですけど。ほんと『お前がリバウンドとれば勝てる』って(笑)まぁそういう感じで。僕自身もリバウンドはほんと大事だと思うんで。まぁシュートも勝負所で決めれれば…勝負所で決める精神力が一番大事だと思ってるんで。そういう要所要所をこれからも締めていくような。ま、要するにおいしいとこ取りみたいな(笑)」
―どうして、そんなに大きくないのに(186cm)、そんなにリバウンドとれるんですか?
「身長はほんと…大きくないんですけど。ほんとリバウンド気持ちだと思うんですよね。国士舘の寺嶋さんにしても…僕より小さいのにあれだけガッツでリバウンドとったり。ほんと行けばとれるっていう僕の感じなんですけど。まぁポジションにもよるんですけど。やっぱ…2、3番とか。5番は競り合ってるからそれなりに厳しい部分はあるんですけど。2、3番とかだと結構油断してるんでそういう部分ではとりにいけば自然にとれますしね。あと、普通になんか、はねる方向が…なんとなくわかる。そこは、まぁどっちかというと自分の強みなんで。ほんと感覚的ですよね。」
―来年はリバウンド王を…(笑)新人戦の時も惜しかったですよね!
「いやー(笑)実際新人戦のときでも、得点でも~なんか中途半端、アシストも中途半端、リバウンド、ブロックも…ってそんな感じなんですけどね~もう。しゃあないっすよね(笑)。まぁそこが自分の持ち味だと思うんで。何か一つに長けてるっていうわけじゃないんですけど。」
―慶應は特にタテのつながりが深くて…特にお兄さん(酒井泰滋・現日立サンロッカーズ)と比較されることも多いですよね。それについてはどうですか?
「それはもう~、小学校からすっと比べられてきて。まぁ、正直バスケだけの部分じゃなくて(笑)、勉強の部分とかすべて…比べられるんで。やっぱそういう意味ではライバル意識してしまいますよね。現時点で、個人的には勝ってるとは思えないんですけど。周りに恵まれてるって部分もあるかもしれないですけど、成績的には結構…勝ってる部分があるんで。まぁそこは勝ったかな、という優越感というか(笑)やっぱり正直一緒にプレーしたり対戦したことないですからね~。やっぱほんと公式試合でやってみたいっていうのはありますよね~。ほんとそういう機会はこういう、オールジャパンしかないので。」
―たしかに!でも反対(ブロック)ですっけ…?
「はい、決勝なんで…ちょっとそれは厳しいんで(笑)。まぁ、ある意味それがいい刺激になってるんで、比べられることが。それをプラスにして今後…あの人も3年の時に得点王とったりしてるんで。まぁあの時は一人しかいなかったですからね~、チーム状況が違いますけど。まぁあっちは自分が引っ張るっていう感じなんですけど、まぁ僕的には…縁の下の力持ちっていうか、下から支えて、チームの勝利に貢献できる、そんなプレーをしたいと思っています。」
―最後に、オールジャパンについてなんですけど…。やっぱりJBL越えはあると思うんですけど、その前(1戦目)の横河電機とかも強い…
「そうですね、全然強い。やっぱり社会人ですから~。まぁ僕の社会人の印象はずる賢いっていう感じで。高校の時も何度かやったんですけど。やっぱ一つ一つの精度が高いですし、要領がいいですからね。ディフェンスに関しても。高校とかはがむしゃらに動くんですけど。やっぱり社会人とかになったら要領よくやってくんで。でもほんと社会人とかJBLとかと対戦できるのはこの機会だけなんで。自分たちの力を試したいっていうのが一番ですかね。」
―お兄さんが4年の時にJBLの日立を倒したりとか…でもルール違いましたよね…。
「まぁ、外人有りにしたい理由が分からないんですけどね~(笑)でもほんと、一応学生1位になったんで、そういう意味でももっと上のJBLとか…上を目指すってことはプレーヤーなら誰しもあることなんで。ほんと、自分の力試して、自分のどこが通用するか、通用しないかとかで…今後1年間のいい材料とか、そういう課題が見つかったりすると思うんで。実際JBLに勝てるチームとか…JBLに勝てるってことは(笑)、学生では余裕。まぁ、なんていうんですかね、大祐さんとかもやる気あるんで。まぁ先輩についていくって感じですね~(笑)…はい、がんばります!(笑)」






