2008年10月02日
拓大に完璧な試合運びで快勝
慶大―拓大(2008 第84回関東大学バスケットボールリーグ 2008/09/27(土)@明治大学和泉キャンパス 1Q 2Q 3Q 4Q 合計 慶應 28 23 26 30 107 拓殖 13 20 16 25 74 ここまで無傷の6連勝の慶大。来週からは上位校との対戦が始まるだけに、確実に勝ち星を積み重ねるだけでなく内容も求められる一戦である。一方の拓大は先週早大相手に初勝利をあげており、エース#21寒竹抜きでも十分に戦えることを示しただけに勢いのある相手。試合は高さに勝る慶大がインサイドを制し終始拓大を圧倒。審判の不安定な笛に悩まされるも、ベンチメンバーも安定した活躍を見せ、危なげないプラン通りの試合運びで拓大に快勝した。 スタメンは#4鈴木、#7岩下、#10小林、#12田上、#16二ノ宮。 序盤、慶大の良いリズムを作ったのは他でもない#7岩下だ。この日#7岩下は37得点10リバウンド4ブロックとゴール下を支配。「インサイドを中心に攻める戦術が効いた」(岩下選手)慶大は、課題の立ち上がりで良い形をみせる。拓大は#22松崎のスリーポイントで返すのがやっと。「いけばとれると思った」と、この日14リバウンドの#15酒井も奮闘。慶大はシュートがそれほど当たっていなくてもリバウンドを次々ともぎ取り、結果攻撃のチャンスを多く作れるという好循環。2Qに入ると拓大が反撃を見せ、一時は8点差まで詰められてしまう。しかし、慶大は#7岩下、#12田上、#15酒井を中心に得意の速攻でまた点差を引き離し、51-33で前半を折り返す。 後半、拓大は#53小野がインサイドで頑張りを見せるも、慶大の#10小林の個人技の得点などについていくことができない。#7岩下のダンクも飛び出した慶大がどんどん突き放していく。またディフェンス面でも試合を通してポイントガードとポイントゲッターを抑えるディフェンスが効いた。試合終盤には「自分なりに点を取りに行った」という期待のルーキー#18金子の得点など、試合を通してペースを握った慶大が107-74で拓大に圧勝した。 直前の試合で慶大と並んで唯一全勝だった明大が、初戦で慶大を苦しめた国士舘大に黒星を喫したこともあり、「ライバルが星を落としたということで若干モチベーションがあがったと思う」(鈴木選手)。明日の拓大とので第2戦では、「1戦目がよければ、2戦目が悪い、など波がある」(酒井選手)課題を克服し、来週からの上位校との対戦につなげていきたいところである。
佐々木HC 「 (今日の試合について)よくできていた。岩下にスクリーンをかけてノーマークを作るというサインプレーをやりなさいという指示を出していたので、それがいい流れを作った。 (相手のPGとポイントゲッターを押さえるという課題について)できていたと思う。相手のガードが交代した、フラストレーションをためたりしていてよくできているが、うちの二ノ宮は逆にフラストレーションには注意しなくてはいけない。今日のようなディフェンスを明治にもしていけばよい。(ゲームの入りについて)鈴木が練習から声をかけていたのでよくなっている。選手たちからこういうことをやってくれるのはいいこと。選手たちには2試合連続でいい試合内容ができるようにと言った。」 #4鈴木選手(政4) 「 (今日は)実力差がそのまま点数に出たと思う。(試合運びは)この相手だったらこのくらいの展開にできないといけないと思うので、プラン通りだったと思う。(2戦目にチームがあまりよくないことは)チームのみんなが自覚していると思うので、2試合目は変えよう、とみんなが思っていれば、そこはうまくいくのではないかな、と思う。(今日は)岩下ががんばってくれたので…拓大には全く負ける気がしない。全員が自信を持って臨めた結果かな、と思う。(明日は)いいゲームをして、明治につなげる。勝つだけでなくていい内容で勝たないと今のチームでは満足いかないと思う。」 #7 岩下選手(総2) 「 ( 試合を振り返って)課題の入りでリードし、そのままいけたが、点差がついて安心してしまったのと、審判の影響もあって、集中力がなくなり、少しつめられた。相手が大きくないので、インサイド中心に攻める戦術がきいた。(1ヶ月前との違いは)コミュニケーション不足で外のシュートががら空きだったのが、今は5人がコート上でちゃんと話しあっている。暑くないのもプラスだ。」 #12田上選手(環3) 「 (今日の試合について)今日はうちの考えていた理想の展開だった。練習では雰囲気が悪い時が何回かあったが、個人個人がしっかり取り組んでいたので、そういう取り組みの姿勢が今日のゲームの入りに出てよかった。(個人的には)全然満足いっていない。チームが苦しい時に働くプレイヤーでないと。最低限のことをしっかりやりつつ、ゲームを通じて成長していければと思う。(ここまで全勝だった明治が負けたことについて)自分達の試合がやりやすくなったことはなくて、逆 に気を引き締めなくてはと思った。今日は惇さん(#4鈴木)が声を出してチームを引き締めてくれた。 (明日に向けて)2戦目に調子を崩すことが多いので、気を引き締めてやっていきたい。 」 #15 酒井選手(環2) 「 (今日の試合は)来週からの明治戦が本番だと思っているので今日の2試合は雰囲気づくり、入りから大事にしていこうと思った。少しスリーをやられてしまったけど全体的にこっちのペースでできていたのでよかった。(明治が負けたことについては)やっぱり明治が負けてくれるのはうちにとってもいいことなので…国士がんばれって感じでしたね(笑)でもそれで僕らが負けたら意味がないので、そこはもう一回気をしめていこうと思いました。うちは全勝で入れ替え戦に行こうというのが目標なので、それを達成するだけです。(リバウンドは)自分のマッチアップがそんなに大きくなかったので、オフェンスリバウンドもディフェンスリバウンドも、普段からだが積極的にからんでいった。正直ランキングも狙っているので、どんどんいこうかな、という感じ(笑)」 #16二ノ宮選手(環2) 「 (今日の試合は)センターの岩下がすごくがんばってくれたので、中も外もリズムよくいいかんじにできたかな、と思った。(チームとして身長差を活かしたプレイが多かったが)クロスプレーを使え、という指示だったので、それが昨日していたので、そこから岩下もリバウンドがとれて、いい形ができたことが収穫。(明日は)いつも2試合目が悪いので今日のように全体的にいいプレイができるようにしたいと思う。(明治が負けたことは)ラッキーっちゃラッキー(笑)まぁどっちにしろ直接勝たなければいけないので…。」 #18金子選手(環1) 「 (試合を振り返って)ターンオーバーをしたので、それをなくすことがこれからの課題。点をとるために出してもらったと思うので自分なりに点を取りにいった。(高校と大学の違いは)高校のときと違ったPGをやるようになったので、まだドリブル力も足りないし、シュート以外の面でまだガードとして形になっていない。大学生の強さやスタイル的なものにはもう慣れてきたが…まだ自分のレベルがまだそこには達していないと感じる。これからもPGとしてがんばっていきたい。」 #21松谷(環1) 「 (今日の試合について)いつもスタメンが圧勝していてバックアップがでると崩れてしまうことが多かったが、今日はバックアップもよくできていたと思う。(自分の役割について)先生には空いたら打つということを言われているので、いつもそのことを意識してプレイしている。原田と一緒にでているときは原田がプレイしやすいようにと意識している。 (高校と大学の違いについて)フィジカルが全然違う。全く通用していないと思う。これからもっと体を強くしていかないといけない。あとは高校では4番(PF)だったのが大学では3番(SF)ポジションなのでボール運びにも絡んでいかないといけない。」
posted by 白田 有沙 |01:14 |
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