2009年02月19日

BOJさよなら試合にバスケ鈴木・竹内・青砥が参加

1月25日、国士舘大学多摩キャンパスにて、B-1 JAPAN 2008 ~OVER TIME~が開催された(Basketball Of Japan主催)。年始のオールジャパンで4年生たちは引退。しかしそんな彼らのプレーを最後にもう一度見たいと、当日は多くのファンで賑わった。
慶大からは鈴木選手・竹内選手・青砥選手が参加。総勢14大学33名の4年生が参加したイベントは、3P・ダンクコンテストや紅白戦、観客も参加型の○×ゲーム、急遽行われた夢の1on1など、内容盛りだくさん。終始和やかで、選手らも笑顔が絶えないイベントだった。
 
午後1時、イベントは「まにだじょうすけ(法政大・福田選手と日本体育大・眞庭選手のユニット)」のライオンハートの歌声で幕を開けた。このような選手によるデュエットや、MC AMI&TAKA(実はTAKAさんは慶大バスケ部員だったり)が会場を盛り上げる。選手入場では、慶大はキャプテン鈴木が馬に扮した竹内・青砥選手を従え(?)堂々の登場。またアフロをかぶった選手など、それぞれに個性が出た。
慶大3選手の登場シーン
        (慶大3選手の登場シーン) 3Pコンテストでは、法政大・福田選手が優勝。慶大からは竹内選手が参加するも、優勝には届かず、しかしユニホームではなく慶大体育会のシンボルでもある「学ラン」姿でゴールを狙い、会場を盛り上げた。 keio-sports-71476.jpg (優勝の福田選手)


ダンクコンテストではファンも採点に参加。優勝は2回とも満点を獲得した筑波大・高橋選手。1回目は難しいダンクを豪快に決め、2回目はチームメイトの木村選手との息のあったコンビプレイで、なんとアフロをダンク!会場も爆笑の満点だった。
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(優勝の高橋選手)


慶大の鈴木選手率いるAチームと、国士舘大の寺島選手率いるBチームでのゲーム。選手も和やかに、それぞれの個性・テクニックを見せファンを魅了した。ベンチも笑顔が絶えず、賑やかな声援が飛ぶ。

(中央:竹内選手 Aチーム、作戦を練る)
        (中央:竹内選手 Aチーム、作戦を練る) (右:青砥選手 ベンチにて東海大安部選手と)


(右:青砥選手 ベンチにて東海大安部選手と)

(左:鈴木選手 キャプテン対決)























(左:鈴木選手 キャプテン対決)


休憩をはさみ、その後はフリースロー大会、○×ゲームなど、ファン参加のゲームが行われた。
 イベント終盤。選手全員がそれぞれの想いを言い、今までの4年間が詰まったビデオなども上映され、中には涙をためながら見ているファンも。
交流タイムでは、当選した選手私物プレゼントと一緒に写真を撮る人、手作りのプレゼントを渡す人、思い思いに選手との時間を楽しんだ。最後は、ファンの皆さんを選手たちがハイタッチで見送った。
(選手が笑顔でファンを見送る)	























(選手が笑顔でファンを見送る)


こうしてイベントは終わった。そして、選手たちの大学バスケも終わった。中には、この日でバスケ人生の終わりを告げる選手もいた。4年間、大学生というこの時間を全力で走り抜いたバスケットマンたち。苦しい練習を耐え抜き、得たものもあっただろう。しかし届かなかったものもあっただろう。最後の1秒まで諦めなかった彼らの思いは様々に、最後は、チームメイトとして、あるいは敵として共に戦った仲間と、応援し続けてくれたファンとの楽しい思い出で締めくくられた。


詳しくはhttp://bojweblog.blog101.fc2.com/をご覧下さい。


諸事情によりアップが遅れましたことをお詫び申し上げます。








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posted by 井上 響子 |22:00 | バスケ | トラックバック(0)
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2009年02月18日

【特集】頂点とその先へ 男子バスケ部 鈴木惇志選手

 今季、4年ぶり7回目の学生王者となった男子バスケ部。選手たちに充実の今季を振り返ってもらう。

 最終回の6回目はキャプテンとしてチームを日本一に導いた鈴木惇志選手(法4)。コート内外でチームを鼓舞し続け、1部昇格、日本一という大仕事を成し遂げた。

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posted by 白田 有沙 |01:15 | バスケ | トラックバック(0)
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2009年01月11日

【特集】頂点とその先へ 男子バスケ部 小林大祐選手

 今季、4年ぶり7回目の学生王者となった男子バスケ部。

 この特集では、選手たちに充実の今季を振り返ってもらう。

 5回目は慶大の絶対的エース小林大祐選手(総3)。今季は不調の昨季から安定感を増し、上級生としてチームを牽引した。どんなに内容の良い試合でも反省を忘れない姿勢が、インタビューからもうかがうことができる。
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posted by 井上 響子 |23:03 | バスケ | トラックバック(0)
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2009年01月04日

JBLの壁は越えられず…シーズン終了

慶大(大学1位)―三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ(JBL8位)(2009 天皇杯3回戦)
2009/1/3(土)@東京体育館

<男子>
       1Q   2Q  3Q  4Q   合計
慶大   	27     21	 18     13	   79
三菱電機  29     27	 33     34      123

 
keio-sports-64374.jpg 2回戦で横河電機を下し迎えたJBL三菱電機との対戦。学生王者がJBLチームをどこまで追い詰めることができるか注目の1戦となった。試合は前半、体格の面で大きなアドヴァンテージを握る三菱電機がゴール下を中心に得点を重ねるのに対し、慶大は3Pで喰らいつく。一時は8点のリードを奪うなど学生王者の強さを見せるも、終盤連続得点を許し、48-56と8点ビハインドで前半を終える。後半、慶大は前半の疲れからかシュートが不調。得意の早い展開のバスケもなかなか出せなかった。一方の三菱電機は着実なゴール下の得点に加え、3Pも当たり始め大量リードを奪う。終盤、慶大らしい速攻・エース小林の個人技など最後まで奮闘を見せるも、最後は79-123とJBLの大きな壁を見せ付けられた結果となった。

 慶大は#4鈴木・#7岩下・#8小林・#9田上・#16二ノ宮、三菱電機は#6松島・#9梶山・#11鵜澤・#12柏倉・#20トーマスでスタート。慶大は試合序盤から、#16二ノ宮が3Pを3本を沈め勢いにのる。対する三菱はインサイド中心にゲームを組み立て、一進一退の攻防が続く。慶大は#4鈴木のレイアップ、#8小林の3Pで一時8点のリードを奪い、残り4分41秒に三菱がタイムアウト。タイムアウト明け三菱はゴール下で着々と加点し27ー29で1Qを終える。2Q、慶大は#8小林、#10酒井の3Pでなんとか食らい付くが、三菱は体のサイズと幅を活かしたプレーでゴール下を制圧。確実に得点を重ねる三菱がジリジリと点差を広げていき、48-56の8点ビハインドで前半を終える。

バスケットカウントを決めつ小林 後半、慶大は#7岩下のジャンプシュートで先制するものの、三菱はゴール下での得点に加え3Pも当たり始める。慶大は前半の疲れも見えはじめ、オフェンスのリズムが全く掴めない。終盤に#4鈴木が3Pを沈めるが三菱の大量リードには追い付かない。89ー66と一気に離され3Qを終えた。4Q、三菱は#55パラダがゴール下で安定した活躍を見せ、さらに点差は離れていってしまう。慶大は4年生の青砥、3年神田、1年春本・家治を起用し、最後まで走り続けた。最終的には123ー79と大差で試合を終えた。

 最後は79-123という大差で負けたものの、前半の慶大は、JBL越えができるかもしれないと思わせるくらいの勢いがあった。佐々木HCは「頑張っているなら結果を出さないとね。前半だけ頑張ってもそれは意味がないこと。」と語るが前半のできは今後の選手達の自信になっていくだろう。さらに「今後は、今日みたいにフィジカルでバンバン当たられて消耗した中でも、気持ち・体もしっかりとしたシュートを打てるようにしないといけない。」(佐々木HC)とJBLとの対戦で見えてきた現段階での慶大の課題も見えた。
 選手達は「チームの集大成って言いますか、これから慶應の黄金期っていうのが築いていけるように高い目標でやっていきたいですね。」(小林選手)、「今年の代のいいところを絶対に忘れずに、さらに上乗せして強い代にしなくてはいけないという使命感を感じています。」(田上選手)、「来年はJBL相手にこんな試合したくない。JBLに勝ちたい。」(岩下選手)と落ち込む間もなく来季に向けて気合が入る。来季、1年間チームを引っ張ってきた鈴木主将が抜ける穴は大きいものの主力はほとんど残る。さらに1年生の春本・家治もインカレ・天皇杯の大舞台でしっかりと自分達の仕事をこなし将来有望だ。強豪揃いの1部リーグに復帰する慶大。
「来年は自分達のやってきた早いバスケは正しかったというのを証明しなくてはいけない。」(田上選手)と来季にもう一度頂点の座に就いてこそ慶大の強さは証明される。

〈追記〉
最後まで声援を送り続けたバスケ部員 今大会で4年生は引退となり残念ながらこの代でのバスケは終わってしまいました。今年、自分達ケイスポバスケ班は全員が1年生という未熟な中、1年間取材させていただきました。この場をかりてインタビューに快く答えてくださった佐々木HC、選手の皆様にお礼を申し上げます!1年間ありがとうございました!
 特にいつもユーモアたっぷりで、今日の試合後にも握手を求めてくださった鈴木主将には感謝の念につきます。1年間お疲れ様でした!                              脇田 和慶

 なお記事の方は、まだ特集が残っております。そちらもよろしくお願い致します。


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posted by 脇田 和慶 |20:02 | バスケ | トラックバック(0)
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2009年01月02日

天皇杯初戦突破!JBLへの挑戦権を獲得

慶大(学生1位)―横河電機(実業団1位)(2009 天皇杯1回戦)
2009/1/2@東京体育館

<男子>
         1Q   2Q   3Q  4Q    合計
慶大	34  25	37     27	123
横河電機  19    24	28     32	103

 
keio-sports-64202.jpg 年が明け、高校・大学・社会人の各トップチームが集結するバスケ天皇杯が始まった。08年度を1部昇格・インカレ優勝という最高の形で終えた慶大。今大会は4年生にとっては最後の大会でもあり、最後まで慶大らしさを見せ付けたいところ。むかえた1回戦の相手は実業団1位の横河電機。試合は序盤から慶大が得意の早い展開に持ち込む。横河電機も3Pがよく決まったが終始慶大の早い展開に対応できなかった。最終的には123対103と圧勝し、学生王者の貫禄を見せ付ける形となった。


 慶大は不動のスタメンである#4鈴木・#7岩下・#8小林・#9田上・#16二ノ宮、横河電機は#5笹・#14梶原・#17髙木・#19神崎・#20田ケ谷でスタート。#7岩下がゴール下の得点を決め慶大が先制。さらに得意の早い展開から#4鈴木、#8小林のジャンプシュートが連続で決まりリードを奪う。対する横河電機も#17髙木の3Pなどで応戦するも慶大の早い展開を止めることはできない。速攻でのレイアップに加え、#9田上のジャンプシュート、#16二ノ宮の3P、#8小林の3Pで着々と加点していく。残り3分17秒、22ー12となったところで横河電機がタイムアウト。タイムアウト明け、横河電機はオールコートディフェンスでプレッシャーをかけ、ゾーンディフェンスを敷き、流れを変えようとする。しかし『フルコートでディフェンスをやってきてくれたので、速攻が出しやすい。』(佐々木HC)と語るように逆に慶大にとっては有利な展開に。#8小林がすかさず3Pを決め、流れを変えさせず、34ー19と大量リードで1Qを終える。
3Q、岩下の豪快なダンクが炸裂 2Q序盤、横河電機の#20田ケ谷がゴール下で連続得点する。対する慶大は『ちょっと点差がついて中だるみしてしまった感がある。もう一回みんなで気持ちをひとつにして、つき離さなくてはいけなかった。』(#12田上)と気の緩みが出てしまい、得意の早い展開に持ち込むことができない。しかし慶大#10酒井、#7岩下がオフェンスリバウンドを奪い、ゴール下で点を重ねるなど安定感を見せ、点差を詰めさせることなく、59-43で前半を終える。
 
 後半立ち上がり、慶大のエース#8小林がスパーク。まずミドルシュートを決めると、3Pにレイアップにと次々に得点。横河電機はエース小林を止める術をまったく見るけることができない。87-58となったところで横河電機はタイムアウトを取るも時すでに遅し。結局慶大はこのクォターだけで37点と猛攻を見せ96-71で3Qを終える。
 4Qに入ると慶大はスタメン数人にベンチメンバーを絡めた起用に。横河電機も一時は3Pを中心に得点しなんとか追いつこうとするものの、慶大は常にセーフティリードを保つ。最終的には123-103とハイスコアな試合結果となり、慶大はJBL三菱電機への挑戦権を得た。


この日37得点をあげた小林 試合中盤、中だるみの時間があったとはいえ、社会人を圧倒したことでインカレ優勝を達成した「経験」のある慶大が簡単には崩れることはないことを強く印象付ける試合となった。また相手に点を取られたあとのオフェンスへの切り替えのスピードがインカレ後からさらに磨きがかかっており、より慶大バスケが完成形に近づいているのを感じた。
 明日はJBLの三菱電機。体格の差は明らかにあり、いままで戦ったチームとは比べ物にならないほど、ゴール下の争いは厳しくなるだろう。しかし得意の早いバスケを徹底することで勝機は見えてくるはずだ。

 『常に気を張り詰めた状態で40分戦いぬけば、活路が見出せる、と思っています。負けたら最後ですし、良いゲームをしたいと思っています』(#4鈴木主将)と今大会で引退となってしまうキャプテンも意気込む。学生王者慶大がJBL相手にどれだけ自分たちの早いバスケを見せ付けることができるのか。慶大バスケ部が新たな歴史を刻む戦いに挑む。


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posted by 脇田 和慶 |23:56 | バスケ | トラックバック(0)
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2009年01月02日

【特集】頂点とその先へ 男子バスケ部 酒井祐典選手

  今季、4年ぶり7回目の学生王者となった男子バスケ部。シーズンも残すところオールジャパンのみ。
 選手たちに充実の今季を振り返ってもらう。

  4回目は今季、闘志を前面に出した熱いプレーでチームを支えた酒井祐典選手(環2)。今季シックスマンとして幾度となくチームの流れを好転させ、チームに貢献。そんな充実の今シーズンを振り返りつつも、酒井選手はすでに来季に向けてチームの課題を見据えていた。

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posted by 白田 有沙 |00:22 | バスケ | トラックバック(0)
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2009年01月01日

【特集】頂点とその先へ 男子バスケ部 岩下達郎選手

  今季、4年ぶり7回目の学生王者となった男子バスケ部。シーズンも残すところオールジャパンのみ。
 選手たちに充実の今季を振り返ってもらう。

 3回目は「ゴール下の守護神」、岩下達郎選手(総2)。シーズンを通し、ゴール下で圧倒的な存在感を見せ、チームのインカレ優勝に大きく貢献した。しかしそんな岩下選手が確たる手応えをつかんだのはつい最近のことだそう。
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posted by 井上 響子 |21:43 | バスケ | トラックバック(0)
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2008年12月29日

【特集】頂点とその先へ 男子バスケ部 田上和佳選手

 今季、4年ぶり7回目の学生王者となった男子バスケ部。シーズンも残すところオールジャパンのみ。
 選手たちに充実の今季を振り返ってもらう。

 2回目は今季頭角を表し、チーム躍進の立役者となった田上和佳選手(環3)。常に向上心を持ち、自らに満足しない姿勢は誰もが見習うゆえんであろう。

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posted by 白田 有沙 |16:35 | バスケ | トラックバック(0)
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2008年12月28日

ソッカー部今季総括③~進化を見せつけた後期リーグ~

プレッシャーとの戦い
 長い夏の中断期を終え、後期リーグは9月7日に開幕した。
 前期を首位でターンしながらも、終盤の立て続けの敗戦で昇格と優勝を逃した昨季。昇格への期待という重いプレッシャーが、選手たちを5連敗の罠へと陥れた。同じプレッシャーを背負いながら迎えた今季の後期リーグ。そこには昨季とは違った戦いを見せるイレブンの姿があった。

粘り勝った序盤戦
 開幕早々はフィニッシュの決定力に欠ける試合続いた。ボールを支配するも、相手のペースに呑まれ、切り崩すことができない。自陣に引いてくる相手に対し、どうやって最後まで切り崩すのか。リズムをつかむと一気に試合展開を有利にできるチームであるだけに、ゴールにボールを運ぶまでの時間がもどかしく感じられた。それでも奪い取った1点1点をものにする粘り強さで、亜大、朝鮮大、国武大戦と着実に勝利を積み重ねていった。

勢いづく中盤戦
ゴール前でGKをかわす大河(青学大戦) 中盤に差し掛かると、流動的なパスワークが冴え、ゴールまで結びつく試合展開が増加。試合のなかで一気に得点が生まれるようになった。15節では桐蔭大相手に大量4得点。サイドからの鋭い攻撃と中央縦への巧みなパスのつなぎが相手の守備陣を圧倒した。「攻撃がのってくると守備ものってくる」(淺海友峰・環4)という通り、果敢に攻める攻撃陣を後ろから支える守備陣の活躍も言を待たない。後半の2得点で逆転勝利をおさめた日体大戦では、我慢の時間があっても慶大ペースに試合を戻せる実力を見せつけた。

昨季から進化した姿
 迎えた残り5試合。昨季はここから急下降のグラフが描かれた。18節の尚美大戦。選手たちは昨季と同じ間違いを繰り返さなかった。前半優勝決定後の部員(東洋大戦)は苦しみながらも後半一気に3得点をたたき出し勝利。ここでしっかりと前に進めことが大きかった。その勢いのまま東農大戦へ。ホームで迎えたこの試合で勝利を飾ると、念願の1部昇格を果たした。
 20節の東海大戦には敗れたが、そんな状況下でも負けを引きずることなくしっかりと切り替えた。東洋大戦では慶大は3得点の完封勝利をおさめる。ホームで優勝という喜ばしい快挙に、ソッカー部員たちの日々の努力が報われた。最終節は敗戦に終わったが、おさえるべきところはしっかりとおさえられた終盤戦であった。

最多勝ち点での優勝
 後期リーグが終わってみれば、積み上げてきた勝ち点は53。2部史上最高の勝ち点数をたたき出していた。表彰式では GK山本晃司(商4)、DF淺海友峰、DF三上佳貴(政2)、MF中町公祐(総3)、MF河井陽介(政1)、MF大河淳司(商4)がベストイレブンに選出され、新人賞には河井陽介が輝いた。
 輝かしい功績の裏には、部員たちの計り知れない努力があったことを忘れてはならない。「去年から戦いが始まった」(李監督)。去年の悔しい経験が、今年部員たちをここまで成長させた。



○…スーパーサブの台頭
 攻撃面を重視し、前期と同様後期も4-5-1のフォーメーションを貫いた。1トップに風間、トップ下には攻撃の中心を担う河井を配置。大河や中川靖の積極的なボールへの絡みは何度も好機を演出した。ボランチの巻、中町、織茂は試合の要所を抑え、攻撃の軸となった。サイドバックは黄と田中。両者の素早い駆け上がりが良いアクセントとなり、試合のテンポを生んだ。センターバックは淺海と三上。淺海の強靭なあたりの強さと三上の冷静なボールへの対処で相手攻撃陣を封じ込めた。絶対的守護神山本はチームの失点を極限に抑え込んだ。
 だが昇格や優勝に貢献したのは彼らだけではない。後期は途中出場の大森、日高などの選手の活躍も目立った。大森は日体大戦で快足にものを言わせたゴールを決め、尚美大戦では相手のPKを誘って再びゴールを演出した。日高は得意のドリブルで攻撃に勢いをつけ、試合の流れを変えた。尚美大では中川靖のアシストを受けて得点をあげた。
 今期の偉業は、サブも含めた多くの選手の力によってなされた。来期以降もまた、新たな戦力が台頭してくることを期待したい。

○…来季に向けて
 延世大学との定期戦から新チームが発足。来年に向けてチームはもう始動し始めている。巻、大河、淺海、山本などの4年生が抜け、新チームの大半を占めるのは1年生となった。「パスを繋いでいくところとか去年やってきたところを受け継いでいる」(三上・政2)と感じる新チーム。良い面は存分に引き継ぎ、悪い面はきちんと修正し、更に進化したチームを目指したいところだ。

【慶大後期リーグの軌跡】
(12節) 対亜大戦 ○1-0 1位
 開始早々に中町の得点で先制。その後もボールを支配し、一方的に攻め込むが追加点はならず。決定力不足が目についた。
(13節) 対朝鮮大戦 ○2-1 1位
 相手の激しい当たりに苦しめられ、前半をビハインドで折り返す。後半、途中出場の巻のセットプレーから、大河、黄が得点。辛くも逆転勝利した。
(14節) 対国武大戦 ○1-0 1位
 90分間主導権を握り続けたが、11人で自陣を固める国武大の戦術に苦戦した。それでも終盤の猛攻で中町が貴重な決勝点。3連勝を飾った。
(15節) 対桐蔭大戦 ○4-0 1位
 中町を出場停止で欠いたが、心配は杞憂に終わる。大河、中川靖、黄の得点などで4-0と快勝。決定力不足を返上した。
(16節) 対日体大戦 ○2-1 1位
 開始直後に失点。その後は攻め続けるが得点を奪えない。後半から出場の大森が流れを変えた。自らも得点を奪い、逆転勝利に貢献した。

鮮烈な今季初ゴールを決めた大森(日体大戦)
(17節) 対青学大戦 △0-0 1位  前半は慶大ペース。大河のシュートなど得点まであと一歩に迫る。後半は昇格に向けて後がない青学大の粘りに苦戦する。最終的にスコアレスドローに終わった。 (18節) 対尚美大戦 ○3-0 1位  守備を固める尚美大に手を焼くが、後半29分から一気に3得点。地力の差を見せつけ、念願の昇格に王手をかけた。 (19節) 対東農大戦  ○2-1 1位  ホームの大観衆の前で悲願を達成した。1-1で迎えた後半31分、自ら得た貴重なPKを大河が蹴りこみ、決勝点。7年ぶりの1部復帰を決めた。 (20節) 対東海大戦 ●0-2 1位  優勝をかけた2位東海大との直接対決。序盤から互角の試合展開だったが、前半終了間際に連続失点。これを守りきられ敗戦した。 (21節) 対東洋大戦 ○3-1 1位  ホームで再び歓喜の瞬間を迎えた。中町が2ゴール、1アシストと大活躍。終了間際に失点したが、東海大が勝ち点を落とし、16年ぶりの2部優勝が決まった。 (22節) 対拓大戦  ●2-3 1位  疲労が見えた数選手を休ませた。4年生の引退試合とあって勝ちにこだわりたかったが、勝利で飾ることはできず。それでも甲斐、織茂の得点は来季に可能性を感じさせた。 今季終了時成績 17勝2分3敗 勝ち点53 46得点19失点 得失点差+27 16年ぶりの2部優勝 後期成績      8勝1分2敗 勝ち点25 20得点9失点 得失点差+11 2位 (波多野 詩菜) 以上でソッカー部の今季の総括は終了となります。ソッカー部の皆様、関係者の皆様、色々とご協力いただき本当にありがとうございました。また、1年間、私どもの拙い戦評にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。新年からは新班長のもとで来年度の慶應スポーツソッカー班が取材等を行わせていただきます。そちらにも今までと同様に暖かいご支援等をいただければと思います。今後とも慶應スポーツをよろしくお願い申し上げます。     慶應スポーツ新聞会 第30期ソッカー班チーフ 山内 晴信


posted by 波多野 詩菜 |10:42 | ソッカー | トラックバック(0)
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2008年12月28日

【特集】頂点とその先へ 男子バスケ部 二ノ宮康平選手

 今季、4年ぶり7回目の学生王者となった男子バスケ部。シーズンも残すところオールジャパンのみ。
 選手たちに充実の今季を振り返ってもらう。

 1回目は絶対的司令塔としてインカレ優勝の立役者となった二ノ宮康平選手(環2)。躍進の裏には昨季からの「意識の変化」があった。


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posted by 白田 有沙 |02:32 | バスケ | トラックバック(0)
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