2009年09月21日

ポポビッチの目指すサッカーとは!?

 「ポポビッチのサッカーは、大分トリニータに浸透しているのか?」

 この問いかけに対して、”Yes”と言えるであろうか?僕自身の答えとしては、”No”だと思っている。シーズン半ばの就任であり、致し方ない面はあるけれども、もう2か月が経った。率直な印象としては、就任当初より”色”が薄くなり、目指すべきサッカーが見えないように思える。

 怪しいなと感じるようになったのは、ロスタイムに劇的な勝利を飾った名古屋戦後に喫した4連敗の内容である。あの4連敗のサッカーは、新しいサッカーを目指しているように思えなかったし、残留を目指すための泥臭いサッカーをしている訳でもなかった。どっちつかずのサッカーをやっているように思え、ポポビッチのビジョンが全く感じられなかったように思えた。結果として、内容のまったくない、おまけに勝ち点を1つも奪うことのできない、今シーズンを事実上終了させた痛恨の連敗となってしまったのである。

 僕が残念に思うのは、首尾一貫した姿勢を感じることができない点である。14連敗を喫して新しいサッカーを目指すといった時点で、僕は事実上J1残留を諦めたと思っている。J1残留を目指すのであれば、シャムスカ時代に築いたシステムを修正する指揮官を連れてくるべきだったと思っている。でも、クラブの選択はシャムスカ時代のサッカーを捨て、新しいサッカーを目指すことを選択したのである。その担い手としてポポビッチを連れてきたわけだが、そのポポビッチも、最近の2試合は大分の伝統である3バックシステムを採用し、あまりシャムスカ時代と変わりのないサッカーをしているのは皮肉なことである。

 クラブは何を目標にシャムスカを解任したのか?クラブはポポビッチに何を求めているのか?ポポビッチはクラブの意図を理解しているのか?クラブとポポビッチの間で充分な意思疎通ができているのか?残留もできずに、新しいサッカーも中途半端と終わっては何も残らない。ビジョンなきサッカーをやっているとしたら、これほど無駄なことはないと思うのである。

posted by keicalcio |16:54 | 大分トリニータ | トラックバック(0)
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2009年09月20日

新潟戦はまたも引き分け。Xデーが近づいてきた…【J1:第26節 アルビレックス新潟 vs 大分トリニータ】

 「引き分けも出来るんだなぁ…」というのが試合終了後の率直な感想だった。今季リーグ戦2回目の引き分け。偶然なのか、その2回共に新潟戦となった。(しかも、どちらもスコアレスドロー)試合内容から判断して、妥当な結果であったかもしれない。

 前半は大分がペースを握った内容であった。ボールへの反応が早く、あらゆる局面で新潟の出足を封じていた。運動量と気持ちで勝っていた感じであった。前半だけでなく、試合全体を通じて最大のチャンスとなったのが、高橋大輔のヘディングシュート。これは、この試合左サイドで先発した家長からの素晴らしいセンタリングであった。大輔だけではなく高松もフリーであった決定的な場面であったが、大輔のシュートがうまく当たらなかったため、GKの体に当たってしまった。他にも金崎からのセンタリングなどチャンスがあったが、ゴールに結びつけることは出来なかった。

 大分の運動量は後半開始こそ続いた感はあったが、その運動量が落ちてくるにつれ新潟がペースを握るようになった。新潟の攻撃枚数が大分DF陣を上回る状況を幾度となく作られ、その結果として、内田のヘディングシュート、矢野のクロスバー直撃のシュートなどの決定的な場面を与えてしまった。そして、最大のピンチは、後方からのパスをうまく受けて、シュートに持ち込んだ松下のプレー。完全にやられたと思ったが、ギリギリのところでオフサイドと判定されてノーゴール。その後は大分も盛り返したが、ゴールを決めきれずにドローとなった。

 新潟のマルシオ・リシャルデスの出来も良くなかったのか、あるいはペドロ・ジュニオールの移籍が大きいのかは分からないが、この試合の内容が示しているように、引き分けには持ち込めるだけの力は大分にはあるのである。きちんとしたトレーニングをして、きちんとした状況を作れば、14連敗もするということは到底ありえない。久しぶりに引き分けとなった結果から、そんなことを思ってしまった。

 この状況下で勝ち点3を取れなかったことは、Xデーが近くなったことを意味する。勝ち点1を取ったけれども、それが大分トリニータの現状である。

posted by keicalcio |02:45 | 大分トリニータ | トラックバック(0)
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