2008年09月01日
いわゆる「夏のローカル開催」も今週でいよいよラスト。日曜締めくくりの重賞は小倉、新潟でそれぞれ2歳ステークスが行われます。来年のクラシックを占う上でも、ぜひとも注目したいレース。ただ、予想となるとまだ正体不明な点もたくさんあるだけに、2歳戦は本当に難しいんですよね~。
さっそく展望と行きましょう。
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まずは小倉2歳Sから。近年の勝ち馬にアストンマーチャンとかメイショウボーラーなど、後のGI馬が出ているレース。クラシックに直結というイメージは正直ないんですが、狙いはやっぱりスピードに優れた馬でしょうか。
その点で言えば、やはりこの馬! 中心はツルマルジャパンでしょう。新馬→OP特別と連勝、いずれも素晴らしいスピードで押し切りました。同世代の中ではちょっと抜けているかな、という印象です。
マイル→千四→千二と、1戦ごとに距離を短縮しているのが不満なんですが、裏を返せば陣営は「この馬は短距離で育てよう」という意思を持ってのことなのかもしれません。となれば、ここは落とせないレースですね。
ライバルとなると、これは横一線。ツルマルジャパンと同じく新馬→OP特別(フェニックス賞)と連勝しているのがデグラーティア。こちらは好位からの差しが持ち味です。センスの高い競馬をしますし、ツルマルジャパンが止まるようなら一気の差し切りも。
ワンカラットはそのフェニックス賞の翌日にデビューし、0秒1速い時計で勝ちました。スピードは抜群です。
キングカメハメハ産駒のエリモプリンセンスはデビュー戦の勝ちっぷり(3馬身半差)が抜群。前走の未勝利勝ちの時計が速いメイクデュースも怖いですね。
また、混戦になればレース経験豊富な馬が台頭してくるのも、2歳戦の特徴。事実、小倉2歳Sでは前走未勝利勝ちの馬が活躍しています。
その点から言えば、新馬戦から堅実に走っているノアウイニング、アンジュアイル、エイシンタイガーも侮れません。
(しかし、この時期の2歳戦のそれもスプリント重賞予想は難しいですね……)
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所変わって、新潟2歳Sはマイル戦。昨年の勝ち馬は、今年の桜花賞&オークス2着のエフティマイアでしたね。今年の勝ち馬も来年のクラシックをにぎわせてくれるのでしょうか。
小倉2歳Sとは変わり、こちらは「コレ1頭!」というのではなく、どれを1番手に挙げようか迷ってしまいますね。
関西競馬で育ってきた僕としては、やはりまず目に付くのは関西馬。というわけで、セイウンワンダーです。新馬戦はツルマルジャパンに半馬身差で敗れたわけですが、3着以下には9馬身差をつけての2着。要するにこの2頭のレベルが抜けていたわけで、次戦でアッサリと初勝利を挙げました。その時の着差も6馬身! 素質は間違いありません。
関東期待はガンズオブナバロンですね。この馬も新馬戦こそ敗れましたが、次の千八未勝利戦でレコード駆け6馬身差の圧勝。この勝ちっぷり、そしてディープインパクトの近親という血統からも器は大きそうです。
また、そのガンズオブナバロンを新馬戦で下したマッハヴェロシティ。マリーゴールド賞でツルマルジャパンに食らいついて2着のバンガロール。スカーレットブーケを祖母にもち、母がダイワルージュ、叔父・叔母にダイワメジャー&ダイワスカーレットがいるダイワバーガンディも有力。
そして、デビュー戦で出遅れ後方2番手から、3~4角で不利を受けながらも直線だけでごぼう抜きの差し切りを見せたカヴァリエ(しかも、直線短い小倉で!)が面白い1頭となりそうですね。
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |23:53 |
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2008年08月30日
GIスプリンターズSに香港最強スプリンターのセイクリッドキングダムが選出されました。これは楽しみです。
香港のスプリンターと言えば2005年のスプリンターズSを圧勝したサイレントウィットネスが日本のファンにもおなじみですが、このセイクリッドキングダムも相当強いですよ。スピードの絶対値を存分に生かしてガンガン先行したサイレントウィットネスとは逆の脚質で、こちらは鋭い末脚が最大の武器。昨年のGI香港スプリントを快勝したときの追い込みは、まるでデュランダルを見ているようでした。
ファイングレインが春の高松宮記念を勝ちましたが、それでも現在の日本スプリント路線は確たる主役が不在。誰が総大将としてこの“外敵”を迎え撃つことになるのか……その意味でも、あすのキーンランドCは要注目です。
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<GIIIキーンランドC>
◎トウショウカレッジ
○キンシャサノキセキ
▲ペールギュント
△キングストレイル
×ビービーガルダン
注プレミアムボックス
函館SSで結果を出しましたし、圧倒的人気が予想されるキンシャサノキセキですが、それでも信用しきれないのは過去この馬からドカンと勝って、ドカンとやられたトラウマからでしょうか……。重賞初勝利の前走にしても、楽な勝ち方に見える一方、ゴール前はやはりソラを使ってしまって結構危なかったりするんですよね。今回も気性の悪さが出ないとは言い切れないわけで。
そこで本命はその函館SSでキンシャサノキセキにクビ差まで迫ったトウショウカレッジ。今年3走、最後の脚は確実ですし(9着に敗れたCBC賞も着差は0秒5、上がり3Fは2番目に速い)、今回も間違いなくラストは伸びてくるでしょう。
そんなトウショウカレッジに追い風になるのは、今回のメンバー構成。前に行きたい面子がそろい、流れは間違いなくハイペース。しかも、キンシャサノキセキがそれにつられて抑えが利かなくなる可能性は十分あります。
この速い流れの中、道中で脚をタメたトウショウカレッジが一気の差し切り……というわけです。
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<GIII新潟記念>
◎バトルバニヤン
○ミヤビランベリ
▲ダイシングロウ
△エリモハリアー
×ミストラルクルーズ
注サンレイジャスパー
サマー2000シリーズ最終戦です。それだけに優勝の可能性のあるポイント上位馬に勝って優勝してもらいたいという気持ちは当然ありますが、そうはうまくいかないのが競馬なんですよねぇ。
本命はバトルバニヤン。母がクラフティワイフ……僕、この母系が好きなんですよ。特にキョウエイフォルテには大変お世話になりました。だからとりあえず◎、というわけではないですけど、思い入れのある母系に肩入れしてしまうのも、また競馬の醍醐味。
実際にバトルバニヤン自身、OP入り後は苦労しましたが、ようやく前走で本来の素質を発揮し、強い競馬で新潟マイル戦を勝ちました。持ち直した今なら重賞でも十分に好勝負できる器です。3走前の新潟大賞典の内容からも、新潟は力を十分に発揮できるコースだと思います。
(ただ、ちょっとハンデが見込まれましたよねぇ…。重賞を勝っているミヤビランベリの方が軽いんですもん)
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |19:41 |
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2008年08月27日
今週日曜はサマー2000シリーズ最終戦・GIII新潟記念だけではありません。札幌ではスプリントシリーズ第4戦・GIIIキーンランドカップも行われます。スプリントシリーズもいよいよ佳境。ポイント上位馬も多く参戦していますし、この1戦でシリーズ王者の行方が大きく左右されそうですね。
では、さっそく展望といってみましょう。
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一番の注目はなんといっても、キンシャサノキセキで決まりです。デビュー戦以来2度目の千二戦となった今年3月のGI高松宮記念で2着好走。そして前走のGIII函館SSでは快勝と、伸び悩んでいた期待馬がスプリント路線で素質を大きく開花させました。
短期放牧明けとなりますが、1週前追い切りはいい動きを見せていたようですし仕上がりは問題ないでしょう。また、今回は別定56キロですから斤量面での不安もありません。スプリントシリーズ制覇に王手はもちろん、秋の大一番・GIスプリンターズSに向けても、ここは結果を出したいところです。
ライバルとなると、やはり函館SS組からになりそうです。2着のトウショウカレッジは強烈な末脚が最大の武器。前走もクビ差まで追い込んでいます。キンシャサノキセキがまた気性の悪さを見せて最後に止まるようなら、一気の主役交代はありそうですね。
函館SS3着のキングストレイルは、前走のOP特別・UHB杯でも3着と、どうにも詰めの甘さが解消されませんが、裏を返せばそれだけ堅実ということ。函館SSではキンシャサノキセキと斤量差が1キロあって敗れましたが、今度は同斤。再度好勝負の期待がもてます。
また、函館SS組といえば、5着だった2歳王者ゴスホークケンの存在も忘れてはいけません。初のスプリント戦、しかも古馬相手でもハナを切ってしまうんだからスピード値は相当なモノ。課題の折り合いさえクリアされれば、一気の押し切りも可能です。
別路線組では、昨年のGIスプリンターズS3着アイルラヴァゲイン、昨年の高松宮記念2着ペールギュント、前走のGIIIアイビスSDで2着に突っ込んだシンボリグランらベテラン勢の地力が侮れないところ。
これらとは逆に、未勝利から5連勝中のマヤノツルギ、1000万級から3連勝中のビービーガルダンら4歳馬の勢いも要注意ですね。夏競馬は格よりも勢いですから、むしろこの連勝馬2頭の方が怖いかもしれません。
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |17:21 |
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2008年08月26日
今週は新潟でサマー2000シリーズ第5戦・GIII新潟記念。7月13日の第1戦・GIII七夕賞から幕を開けた2000シリーズが、いよいよ最終戦を迎えました。
現在のポイントランキングを整理しますと、首位は13点のタスカータソルテ。1点差の2位にミヤビランベリ、3位は10点でトーセンキャプテン、ドリームジャーニー、フィールドベアーと、大混戦。
このランキング上位の中で、首位のタスカータソルテや3位タイの3頭は新潟記念に出走しませんが、現在6点のミストラルクルーズ、5点のダイシングロウなどにもシリーズ優勝のチャンスが残っているんですから、これは目が離せませんね。
果たして今年の夏中距離王に輝くのは? さっそく展望といってみましょう!
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現時点で最も2000シリーズ制覇に近い位置にいるのが、七夕賞1着・小倉記念5着で計12点のミヤビランベリ。今回のレースで2着以内を確保すれば、チャンピオン確定です。
七夕賞は準OPクラスから一気の重賞初勝利でビックリさせましたが、小倉記念でも果敢にハナを切って、早めに追い上げられる厳しい展開ながら5着。着実に力をつけています。
今回はゆったり運べる広い新潟2000メートル。ハンデも据え置き55キロだけに、マイペース先行なら十分好勝負に持ち込めそうです。
新潟記念を勝てば逆転チャンピオンの可能性が出てくるダイシングロウ。前走の小倉記念はドリームジャーニーの鬼脚に屈し2着でしたが、早め先行からの堂々抜けだしで、3着以下を寄せ付けなかった競馬は高く評価できます。
この馬も今夏の充実ぶりが目覚しい1頭。今回はドリームジャーニーのようなGI級もいませんし、重賞初勝利のチャンスです。
ミストラルクルーズも同じくここを勝てば逆転でシリーズ王者の可能性が出てきます。前走のGIII函館記念は8着でしたが、これは七夕賞から中1週というきついローテーションが影響した結果。ですが、今回は中4週と十分に間隔をあけて立て直してきました。巻き返しは十分可能です。
七夕賞3着の4点を持っているマイネルキッツも、新潟記念Vならシリーズ優勝のチャンス。追ってからの末脚は確実なタイプだけに、前走の福島よりも今回の新潟の方がレースをしやすいはず。大崩れはなさそうです。
シリーズ優勝からは圏外となりますが、トウショウヴォイスは昨年の2着馬で前走の新潟マイル・GIII関屋記念でも上がり3F32秒5の末脚で4着。末脚勝負になればこの馬でしょう。
また、函館記念4連覇は逃したものの、際どい4着でさすがの地力を見せた古豪エリモハリアー、昨年のGII毎日王冠を勝ったチョウサン、前走の新潟マイル準OP勝ちの内容が良かったバトルバニヤンら伏兵も侮れないところです。
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |17:08 |
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2008年08月23日
つい昨日知ったんですが、あのシェイク・モハメド殿下の長女がテコンドーのUAE代表で北京五輪に出場していたんですってね。
残念ながら1回戦で負けてしまったようですが、すごいですよね。馬術とかで出場していたんだったら、納得って思いますけど、テコンドーですからね。いやいや、とんでもないプリンセスもいたもんです。しかも、競馬ファンおなじみの一家に。
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<GII札幌記念>
◎コンゴウリキシオー
○マツリダゴッホ
▲フィールドベアー
△マンハッタンスカイ
×マイネルチャールズ
注タスカータソルテ
定量戦57キロならマツリダゴッホ断然だとは思いますが、海外競馬からの休み明けですし、なんとなくポカをやらかしそうな予感も……。
そこで本命はコンゴウリキシオー。今年はいまいち好成績を残せていませんが、それでも安田記念にしろマイラーズCにしろ、そこまで大きくは負けていないんですよね。要は展開と流れひとつ。
その点、今回は内枠を引いたことでスタートされミスしなければハナを叩けるでしょうし、典型的な逃げ馬は他に見当たりません。マイペース単騎逃げに持ち込めれば、相当にしぶとい脚を使うのはもうご存知ですね。アレヨアレヨの逃げ切りを期待です。
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |20:32 |
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2008年08月20日
遅ればせながら、永井選手、銅メダル獲得本当におめでとうございました。リアルタイム中継がなくて、こないだようやく映像を見たんですけど、敗者復活戦、準決勝、決勝と永井選手は果敢に先行してのこの銅メダル。本当に勇敢な走りだったと思います。おめでとうございました!
(しかし、日テレは絶対に中継すべきだったと思うんですが。リアルタイムは無理でもその日の夜中とかに)
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さて、競馬は今週、札幌でGII札幌記念。真夏の大一番として毎年GI馬が参戦して盛り上がるレースです。過去にはエアグルーヴ、セイウンスカイ、ファインモーションなどが参戦しましたが、今年もなかなかの好メンバーが出走してくれることになりました。
なんといっても、有馬記念馬マツリダゴッホ。香港のクイーンエリザベスII世カップ以来約4カ月ぶりの競馬になりますが、ここを目標にきっちり乗り込まれているようです。グランプリホースとして無様なレースはできませんから、上々の仕上がり具合で出走してくるのではないでしょうか。
今年初戦のGII日経賞は本当に強かったですし、中山なら現役最強と胸をはれることを改めて証明してみせました。しかしその反面、ほかの競馬場ではいまだ「?」がつく現状でしょう。
ですが、今回は2勝を上げている札幌。コース相性は悪くないでしょうから、能力を発揮できるはず。また定量戦ということで、斤量はほかの古馬牡馬と同じ57キロ。この条件なら、有馬連覇へ幸先いいスタートを切ってくれるのではないでしょうか。
もう1頭の大きな注目馬は3歳のマイネルチャールズ。春はクラシック無冠に終わりましたが、皐月賞3着、日本ダービー4着と今年3歳世代トップクラスの実力馬です。
斤量は古馬(牡)57キロに対して、こちらは54キロ。まだこの時期だと3キロ差ではキツいかな、とは思いますが、一昨年にはアドマイヤムーンが古馬をなぎ倒して優勝している例もありますからね。どこまでやれるのか、これは要注目。また、最後の一冠獲りへ好発進を決めたいところです。
これら2頭に挑むのが、GIII函館記念組。勝ち馬のトーセンキャプテンがケガで回避してしまったのは残念ですが、2着フィールドベアー、3着マンハッタンスカイが参戦。やはりマツリダゴッホと比べるとワンパンチ足りないかな、とは正直思いますけど、フィールドベアーはここ数走安定していますし、マンハッタンスカイもハイレベルGII金鯱賞でも2着と絶好調。なにより順調に使われている強みがこの2頭にはあります。
マツリダゴッホやマイネルチャールズが久々の影響でモタモタするようなら、一発逆転は十分にありそうですね。
そのほか、まだまだ元気いっぱいのシルクフェイマス&ヴィータローザの大ベテランコンビに、展開の鍵を握る先行馬コンゴウリキシオーなどが出走。今年の札幌記念も熱いレースが見られそうですね。
(スポーツナビ編集部)
posted by スポーツナビ編集部 |18:29 |
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2008年08月17日
現地時間17日、武豊騎手がナタゴラに騎乗してフランスGIジャック・ル・マロワ賞(1600メートル芝)に出走しました。
ナタゴラはフランス産の3歳牝馬で、父はなんと日本馬のディヴァインライト(父サンデーサイレンス)。昨年は欧州最優秀2歳牝馬に選ばれ、今年は英国1000ギニーに優勝。さらに仏ダービーにも挑戦し、3着と好走した欧州トップクラスの牝馬です。
今回のジャック・ル・マロワ賞では3番人気に支持されていましたが、結果は……2着! 着差的には2馬身半差ほど話されてしまったので語弊があるかもしれませんが、でも言わせてください。実に惜しい! 本当に残念でした。
ちなみに勝ったのは1番人気馬。この着差ですから勝った馬が相当強かったんでしょう。その中で3歳牝馬ながら古馬の男馬に混じっての2着ですから健闘しました。
日本産の父を持つフランス馬に日本の武豊騎手が騎乗し勝利……なんてことになっていたら最高だったんですけどね~。ナタゴラの次走もぜひユタカ騎手とのコンビを継続してほしいです。
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一方、日本ではクイーンSで桜花賞馬レジネッタが2着。勝ったヤマニンメルベイユは強かったですが、レジネッタもよく伸びていましたし、まずまずの競馬。秋へ向けて、ひとまず合格点ではないでしょうか。
一方のユキチャンは、スタートが悪かったにしろ、やっぱり重賞クラスで勝負するにはダートかなという印象です。
小倉の北九州記念では4歳牝馬のスリープレスナイトが完勝しました。トップハンデ56キロで文句なしの競馬。いやいや、これは強かった。恐れ入りました。
秋のスプリンターズSの主役候補と断言してしまったもいいでしょう。
(ちなみに僕、クイーンSを函館開催と勘違いして予想していました。もはや、この時点で負け確定です。こんな間違いして恥ずかしい……)
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |23:44 |
海外競馬 |
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2008年08月16日
<GIII北九州記念>
◎キョウワロアリング
○スリープレスナイト
▲スピニングノアール
△マルブツイースター
×クールシャローン
注エイムアットビップ
スリープレスナイトの充実、勢いからしてここも勝ち負け有力だとは思いますが、やはり気になるのは斤量。牝馬に56キロはつらいのでは。しかも、雨の影響で馬場も悪いでしょうし、最後の最後で脚が鈍る可能性もあります。
そこへ飛んでくるのが、昨年の覇者◎キョウワロアリング。昨年の同レースを勝って以降は勝ち星どころか馬券圏内の3着もありませんが、戦績をよく見ますと差し脚は安定しているんですよね。GI高松宮記念は勝ち馬から0秒3差、2走前のテレビ愛知OPは同じく0秒1差、前走のGIIICBC賞は0秒5差。そう大きくは負けていません。
今回は得意の小倉で、ハンデ55キロ。重賞馬、しかも昨年覇者にこの斤量は断然有利だと思います。アッと驚く一発脚を今年も炸裂してくれないでしょうか。
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |18:08 |
レース予想 |
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2008年08月15日
塚田真希ちゃんの涙にもらい泣き、そして表彰台での笑顔にまたホロリ……金メダルを獲らせてあげたかったですよねぇ。勝負の世界は厳しいです。
さて、競馬の世界でも日曜函館では真夏の女の戦い、GIIIクイーンS。この時期に行われる牝馬限定重賞が1つしかなく、また涼しい北海道で行われることから、毎年GIII戦とは思えない好メンバーがそろいますが、今年も豪華メンバーとなりました。また、牡馬よりもひと足早く、古馬と3歳馬のトップが激突するのもクイーンSの大きな特徴です。いやぁ、楽しみです。
まず注目はなんといっても白毛のユキチャン。名前からして北海道にピッタリの女の子ですし、今の人気ぶりを見るとディープインパクト以来のアイドルホースじゃないでしょうか。
もちろん実力もありますし、ここを勝てば白毛馬によるJRA重賞初勝利。さらに人気が爆発することは間違いなしです。
ただし、実力・実績的に一番注目されるべきは、もちろん今年の桜花賞馬レジネッタですね! 桜花賞は12番人気の勝利でしたからフロック視される向きもありましたけど、続くオークスで不利を受けながら3着。その実力が本物であることを証明しました。来たる秋華賞で二冠を達成するためにも、ここは注目のレースとなりそうです。
また、桜花賞&オークスでいずれも僅差2着に泣いたエフティマイアも参戦。レジネッタ以上にフロック視されていましたが、こちらも春二冠の走りからもう文句は言わせません。最後の一冠で悲願のビッグタイトル奪取へ、大事なステップレースです。
一方の古馬では、ヤマニンメルベイユが実績筆頭。今年はGIII中山牝馬1着、GIヴィクトリアマイル4着と充実しています。話題性・出走数からも今年のクイーンSは3歳馬優勢の下馬評ですが、お姉さんの意地を見せたいところですね。
これらを踏まえて出ましたクイーンSの結論はこちら!
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<GIIIクイーンステークス>
◎レジネッタ
○ヤマニンメルベイユ
▲メイショウベルーガ
△エフティマイア
×ユキチャン
注タニノハイクレア
本命は桜花賞馬レジネッタ! やはりここはスカッと決めて、二冠へ視界良好の走りを見せてほしい。もともと札幌でデビューした馬ですから、滞在競馬の小回りコースも問題ないでしょうし、追えば確実に伸びてくる末脚。小牧太騎手とも手が合っていますからね、大きな期待を込めての◎です。
ただ、やはりこの時期はまだ古馬が強い。その中で重賞勝ちがありヴィクトリアマイル4着のヤマニンメルベイユは3歳馬にとって(たとえそれがクラシック馬でも)、とてつもない強敵になるでしょう。あっさり勝っても不思議はないと思います。
ユキチャンですが、確かに関東オークスは強かったです。ただ、今回は芝。彼女の芝実績となると牝馬限定の500万勝ちしかなく、GIIフローラSは7着完敗。冷静に考えると、やはり芝の重賞級ではまだ荷が重いのではと……。
ただし、函館の芝は独特の重さがあります。時計のかかるパワー勝負になれば浮上の目があるのでは。
密かに一発あるのでは、と思っているのがメイショウベルーガ。春もなかなかの競馬を見せていましたし、前走の函館1000万特別の勝ちっぷりが優秀。今の勢いと成長度なら一発長打も期待できそうです。
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |22:36 |
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2008年08月14日
アドマイヤジュピタが凱旋門賞挑戦を断念するという。残念なニュースです。調教中の挫石により、調整に狂いが生じたため無念の挑戦断念だそうです。
挫石というのは、小石などの硬い物を踏んだり、後脚のつま先が前脚に当たったりして、蹄の底が炎症を持つことを言うのですが、「なーんだ、そんなことくらいで」と思ってはいけません。確かに、今回のアドマイヤジュピタも症状はごく軽度のものらしいですけど、問題は挫石そのものではありません。それによる調整の狂い・乱れが、競走馬にとってはとてつもなく大きな誤算になるのです。
今、北京五輪真っ最中ですが、金メダルを取っている選手はやはり100パーセント狂いのない調整で臨めたはず。逆に「メダル有力」と言われながら敗れた選手は、どこかにほんのわずかでも調整のミスがあったのではないでしょうか。
レベルが上がれば上がるほど、小さな狂いが大きな代償となるのは必然。まして、凱旋門賞はレベル、歴史から見ても競馬の世界最高峰レースです。生半可な調整で好勝負できるような“軽い”レースではないのです。
そう思うと、ディープインパクトとハーツクライがピンポイントで凱旋門賞、もしくはキングジョージに参戦し、ある程度の結果を残せたことは、今振り返ると奇跡的なことなんじゃないかとさえ思えてきます(ディープインパクトは結果的に失格になりましたが)。
去年もウオッカとメイショウサムソンが凱旋門賞挑戦を断念していますし、凱旋門賞をはじめとする海外レースには、まずゲートインするだけでも相当大変なんだなと、当たり前ですが。そして、それを勝つとなると、どれだけ大きなことなのかと、これも当たり前ですが。
ただ、凱旋門賞やキングジョージなど世界最高峰のレース参戦にあたり、ぶっつけはもちろんステップレース1つ叩いたくらいで勝とうと思うのは、もうこの際やめていただきたい、とすべての日本のホースマンにお願いしたいです。いえ、本当にお願いします。
今さら僕ごときが言うことでもありませんし、散々言われていることですが、そんなことではこれらの世界的レースを勝つことはできません。だってですよ、ディープインパクト、ハーツクライという歴代で見ても日本競馬屈指の2頭が、いずれもぶっつけで敗れたんです。さっきは奇跡的な成果と書きましたが、それ以上の成績、つまり、日本馬が凱旋門賞を勝つためには、スポット参戦では難しいというわけです。
日本馬のレベルが欧州馬よりも低いから、というわけではありません。日本の競馬場でレースをすれば子ども扱いにして勝つことだってできます。すなわち、馬場(芝)の違い。欧州の競馬場は、日本のそれとはまったく別物。そこでトップホースに勝とうと思ったら、日本馬は欧州馬に生まれ変わらなければいけません。
意味分からないですよね。つまり、「郷に入っては郷に従え」という言葉がありますが、欧州に長期滞在し、現地で欧州馬と同じ調教コースで調教メニューをこなし、レースをいくつもこなし、身も心も欧州馬になってしまえということです。そうしないと、とてもじゃありませんが、欧州の競馬場を攻略することは不可能だと思います。
そうやって1年近くにも及ぶ長期遠征を実行し、凱旋門賞2着、サンクルー大賞1着、フォア賞1着、イスパーン賞2着という好成績を挙げたのが、エルコンドルパサーでした。
偉大なるエルコンドルパサーの足跡があるにも関わらず、いまだにスポット参戦で凱旋門賞に勝とうとするのは、ちょっとどうかと……。ただし、「挑戦するだけ」だったらスポット参戦でもいいと思いますが。
僕が言いたいのは、エルコンドルパサー、ディープインパクト、ハーツクライが残した“答え”を無駄にしてほしくないということ。もちろん、長期遠征によるリスク(資金面など含めて)は大きいです。でも、そこを敢えて挑戦するという気概と夢を持ったオーナー、ホースマンは再び現れないでしょうか。
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |19:11 |
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