2008年07月24日

【編集部発】木曜日の馬体重発表

 JRAサマーシリーズ(7月19日~9月7日)中に開催される函館記念、小倉記念、札幌記念、新潟記念へ出走を予定している馬の、「調教後の馬体重」を木曜日の17:00以降にJRAホームページ等で発表されることになりました。

 で、さっそく、きょうJRAのホームページには函館記念出走予定馬の調教後の馬体重が掲載されています。
 →こちら(JRA)

 このサービス、結構便利ですし、レース予想の上ではすごく役に立ちそうな気がします。
 振り返れば、今はもう引退されましたが、北橋調教師や瀬戸口調教師は追い切り後に必ず馬体重をはかり、その数字を自らの目でチェックしていました。僕も栗東に通っていた時期は、ネオユニヴァースやメイショウサムソンの追い切りが終わると他社の記者といっしょに瀬戸口調教師の後をゾロゾロとついていき、追い切り後の馬体重やそれから判断される馬の状態について、アレコレと話をしたものです。

 追い切り後の体重が前走と比べて極端に増えていたり減っていたりすれば、単純に「あれ? おかしいぞ」と勘ぐれるわけですし、逆に前走で極端に増えていた(減っていた)馬の馬体重に増減がまったくない場合でも、調子がうまく戻っていないのかなと推理できるわけです。

 この木曜の馬体重発表によって、さらに突っ込んだ競馬予想が展開できるかもしれませんね。追い切り後に前走のレース前からプラス10キロくらいあるのは、この馬の好走パターンとか……。

 ただ、馬体重の恐ろしいところは、プラス・マイナス10キロくらいなら簡単に変動するということ。
 数年前、レース当日の馬体重発表までを競馬場で取材したことがあったんですが、そのとき担当してくださったJRA職員さんも同じようなことを言っていて、それがすごく印象に残ったんです。それ以来、馬体重はあんまり気にしちゃいけない、というのが僕のスタンスになったり。
 JRAホームページ上でも「体重が10~20kg程度変わることは、珍しいことではありません」とか注意書きがされていますしね。
 要は、どんな情報でも使いよう、ということで、各自上手にこの新しい情報を使っていきましょうということになるんでしょうか。

 で、とりあえず、函館記念の木曜発表の馬体重を見てみますと、意外なほどにどの馬も前走のレース前と比較して増減が少ないというのが第1印象です。さすが重賞に出る馬は自分で体をつくるということなのか、重賞レベルの馬を育てている厩舎スタッフの腕がいいということか。
 ただ、ミストラルクルーズの前走時と比較してプラス12キロとか、やっぱりちょっと気になったり、う~む。

 ともあれ、木曜日にこういう情報が入ってきますと、週中のレース予想がますます楽しくなりそうですね。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 | 20:53 | ニュースあれこれ | コメント(0) | トラックバック(3)
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2008年07月22日

【編集部発】エリモハリアー4連覇なるか…函館記念の展望

 今週は「サマー2000シリーズ」第2戦、第44回GIII函館記念です。僕も函館競馬場へ行ったことがあるんですが、すごくいい競馬場ですよね。コースの真上を飛行機が飛んだり、耳をすませば函館競輪場のジャンの音が聞こえたりと、なかなか風情があって、僕はこの競馬場がすぐに好きになりました。
 湿度が高くないから気候もいいですしね、また行きたいですよねぇ、函館。

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 というわけで、夏の函館名物重賞・函館記念ですが、やっぱりハンデ戦だけあって荒れ相場。去年は3連単38万円馬券が飛び出しましたし、とにかく過去10年を振り返っても万馬券が続出です
 穴党のみなさんにとっては腕がなるレースですよねぇ~。今年は再び大穴決着となるのでしょうか、それとも一昨年のように一転して人気馬が上位独占となるのでしょうか。

 函館記念の展望を語る上で欠かせないのが、やはり2週前に行われた巴賞。函館記念の前哨戦としての意味合いが強く、毎年、巴賞組が函館記念で大活躍を見せています。

 今年の巴賞は1着同着という大激戦になりました。勝利を分け合ったのは、フィールドベアーとマヤノライジンです。

 フィールドベアーは2走前のGIII新潟大賞典3着、3走前のOP特別・福島民放杯1着と、目下絶好調の1頭。現在の充実振りもさることながら、強調したいのが函館コースとの相性の良さ。8戦して[3401]と抜群の好成績を残しています。
 今の充実度とコース相性を味方に、重賞初制覇も手の届くところにやってきました。

 マヤノライジンも前々走のOP特別・都大路S3着、3走前のOP特別・大阪城S2着と好調。今年7歳を迎えたベテランですが、衰えはありません。まだ重賞勝利はありませんが、OP級でも大崩れのない堅実ぶりは特筆モノです。
 また、函館記念は一昨年3着の実績。コース相性も問題ないでしょう。前走の巴賞でも3角スパートから1着死守と、内容では1番強い競馬をしました。57キロのフィールドベアーに対して、こちらは1キロ少ない56キロ。この馬も念願の重賞初勝利は手の届くところに来ています。

 巴賞組からは上記2頭以外でも、チャンスのある馬がズラリと揃っています。
 3着のピサノパテックは、今年2月の復帰戦以降、OP特別戦で2→4→2→3着。三冠牝馬スティルインラブの近親という血統が示すように素質豊かなSS産駒が、ここに来て本格化の兆しです。クビ差で敗れた巴賞から1キロ減の55キロも魅力。逆転は十分可能でしょう。

 巴賞4着のトーセンキャプテンは、デビューから無敗でGIIIアーリントンCを制覇した素質馬。骨折休養明け後はもどかしい競馬が続いていますが、それでもジワリと良化中です。そろそろ本領発揮といきたいところですね。
 マンハッタンスカイは同レース1番人気6着と案外な結果に。1800メートルが微妙に短かったのかもしれません。3走前の新潟大賞典ではフィールドベアーに先着の2着でしたし、2走前のGII金鯱賞では後の宝塚記念馬エイシンデピュティに次ぐ2着と好走。その時と同じ2000メートルでの巻き返しを狙います。

 一方、巴賞組以外からは今レース一番の注目馬がスタンバイしています。そうです! 函館記念4連覇という偉業に挑むエリモハリアー! 同一重賞3連覇というだけでもとてつもない快挙なんですが、4連覇となると、もうどう表現していいかわからないです。達成すればひと言「凄い!!」です。
 今年は過去3年と違って巴賞をステップにしての参戦というローテーションではないだけに、順調度という点で不安なのですが、昨年にしても巴賞11着からの大変身。とにかく函館記念となる馬がガラリと変わる“函館の主”。やはり大一番での大激変が今年もある、という可能性は十分でしょう。歴史的快挙は達成されるのでしょうか。

 また、GII京都新聞杯&GIII中京記念の重賞2勝馬タルカータソルテは、この相手なら実績的にも上位の1頭。前走のGIII七夕賞で穴をあけたミストラルクルーズは再度波乱の使者を狙っています。さらに、準OPをレコードで快勝した良血ブレーヴハートも侮れません。

 さあ、今年は4連覇を狙うエリモハリアーが王座を死守するのか、それとも新たな函館王者が誕生するのか、白熱のレースが見られそうです。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 | 03:23 | レース展望 | コメント(0) | トラックバック(16)
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2008年07月20日

【編集部発】 カノヤザクラが今年の最速女王、4歳牝馬がまたも重賞V!

 アイビスサマーダッシュは、好位~中団あたりにつけていたカノヤザクラがゴール前で差し切りV。重賞初制覇となりました。

 今回は出遅れもありませんでしたし、直線1000メートルの流れにも上手に対応。また、最後は小牧太騎手が冷静にあいたスペースに馬を進めて、ゴール手前で測ったような差し切り勝ちと、文句なしの快勝でしたね。お見事でした。
 小牧太騎手、橋口調教師はじめ厩舎スタッフのみなさん、オーナー、牧場関係者のみなさん、本当におめでとうございました。

 カノヤザクラはウオッカ、ダイワスカーレット、エイジアンウインズ、ベッラレイアら現役トップホースがずらりと居並ぶ牝馬4歳世代の1頭。アストンマーチャンが今春に早世してしまいましたが、この“最強世代”からスプリント路線にもまた新たなヒロイン候補が出てきましたね。

 さらに先月のGIIICBC賞を勝ったのも4歳牝馬のスリープレスナイト。マイル~中距離路線だけじゃなく、このスプリント路線も4歳牝馬が席巻しそうな勢いです。
 そして、カノヤザクラとスリープレスナイトはともに橋口厩舎所属。橋口調教師も秋のスプリンターズSが楽しみでしかたないでしょうね~^^
(その一方で、やっぱり4歳牡馬がちょっと情けない……) 

 で、僕のアイビスSD馬券。◎カノヤザクラまでは良かったんですが、キレーにヒモ抜け……。無念。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 | 19:48 | レース回顧 | コメント(0) | トラックバック(8)
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2008年07月19日

【編集部発】アイビスSD◎カノヤザクラ今度こそ!

 先週、ちょっと用事ができまして、久しぶりに実家に帰りました。田舎というのは恐ろしいですね。ちょっと見ない間に、知らない建物が建っていたり、逆にそこにあったはずの建物がきれいサッパリなくなっていたり……。ここはどこや?と、駅を出てから挙動不審気味にキョロキョロしっぱなしです。

 そして、もう一つビックリしたことが、父が来年還暦を迎えるということ。60と言ったら、もうおじいちゃんじゃないですか。「え? もうそんな歳?」と、これにはちょっとどころか、相当おののいたというか……。まあ、僕も立派なオッサンになってきましたからねぇ。そら、ウチの父もおじいちゃんになりますよ(残念ながら、まだ孫はいませんが)。

 そんな父ですが、僕がまだmovaの携帯を使っているのに、ワンセグ機能付きの携帯を見せびらかしてくれたり、競輪・寛仁親王牌の車券が外れてしょんぼりしていたり、まだまだ元気いっぱいの父を見習わなくては、と帰省した2日間で思ったのでした。

(2年ほど前に取材で行ったニュージーランドのお土産を、今回は忘れずに持って帰って父、母、兄にそれぞれプレゼントしたのだから、僕も案外いいところがある)

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GIIIアイビスサマーダッシュ
◎カノヤザクラ
○マルブツイースター
▲エイムアットビップ
△クーヴェルチュール
×ナカヤマパラダイス
注アルーリングボイス

 土曜9Rの閃光特別の勝ちタイムが54秒5。さすが開幕週だけあって、時計が速いですね。で、このレースを見ていてちょっと気になったのが、開幕週にも関わらず各馬が外ラチ沿いのコースを狙っていたということ。やっぱり、まったく踏み荒らされていない外ラチ沿いが直線コースではすごく魅力的なんでしょう。

 そこで、本命は8枠大外18番に入ったカノヤザクラ。休み明けを2度叩いて体調は確実に上向きですし、前走のGIIICBC賞5着も、出遅れた上に直線では前が壁になってまともに競馬をしていません。スムースに実力を発揮できれば、この相手なら勝ち負け必至です。1200メートル1分7秒台の持ち時計もありますから、スピード争いも十分対応可能でしょう。
 ただ、ゲートがやはり心配なんですが、それでも今回は前に速い馬が揃ったので、好スタートとは言わず、普通に出てさえくれれば、ラスト100メートルでまとめて差しきってくれるはすです!

(アイビスSDの名前を見ると、必ず思い出すイルバチオ。やった!と思ったのも一瞬、相手抜けでガックリとテーブルに突っ伏した、あの暑い夏。そして、対面ではカワイイあの子がカフェの冷房よりも冷ややかな視線を僕に送っていた……)

(スポーツナビ競馬担当A)

posted by スポーツナビ編集部 | 17:53 | レース予想 | コメント(0) | トラックバック(13)
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2008年07月17日

【編集部発】セレクトセールにかじりつきました(ネット中継ですが)

 セレクトセール、現地に行くお金も時間もないので、とりあえずネット中継見てました。
 毎回思うのですが、競走馬のセールって見ていて面白いですよね。血統表やブラックタイプを見ながら、自分なりに「やっぱりこの血統だと、これくらいの値段はするよな~」とか、「これはいい馬。この血統でこの値段は安い」とか、好き勝手に言いたい放題。
 そして、なんと言っても、値段がどんどんハネ上がっていくのを見ると、やたら興奮してしまいますよね。

 今年は大注目のディープインパクト初年度産駒が登場。どれくらいの値段になるのかと期待していたんですが、さすが平均価格はズバ抜けて高かった。でも、その一方で、ビワハイジの2008は2億オーバーでしたけど、いわゆる“億超え”が少なかったことにちょっぴりガッカリ感も……。
 やっぱり、経済不況の影響なんでしょうかねぇ。3日目にはディープ産駒でも主取りが結構ありましたものねぇ……。
 まあ、でも競走馬はセリの値段ですべてが決まるわけではありません(当然ですが)。2年後の競馬デビューでは、今年のセレクトセールをはるかに上回る“ビッグインパクト”を期待したいです。

 ディープインパクト産駒以外では、やっぱりアグネスタキオン産駒の価格が高かったですよね。クロフネ産駒も億超えがいましたし、コンスタントに走る種牡馬の産駒は人気です。
 あと、ディープと同じ初年度産駒となるハーツクライ産駒もけっこういい値段がついていて、現役時代の彼のファンだった僕としてはうれしかったりしました。

 それにしても、セレクトセールでポーンと馬を買えるような身分になりたいですよね~。来週のセレクションセールも、かじりついて見ようと思います。

15日付の当ブログ記事で、「アイビスSDに登録のアポロドルチェは回避濃厚」、なんて書きましたが、しっかり出走メンバーにアポロドルチェの名が……。週刊競馬ブックに「北陸Sに向かう模様」とあったのを元に展望記事を書いたのですが、最終追い切りの動きが良かったみたいで、出走を決断したみたいです。
 ともあれ、このブログを読んで混乱された方もいると思います。申し訳ありませんでした。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 | 18:12 | ニュースあれこれ | コメント(0) | トラックバック(1)
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2008年07月15日

【編集部発】アイビスSDの展望…日本一の快速馬は?

 今週から舞台は小倉、新潟に。関西地方に長らく住んできたからでしょうか、小倉競馬が始まると、本当の意味で夏競馬が始まったな……と、僕は思ってしまいます。夏の小倉、いいんですよねぇ。小倉、行きたいなぁ。

 まあ、それはおいといて、今週は新潟でGIIIアイビスSD。JRA唯一の直線1000メートルの重賞です。
 およそ55秒で決着する極限のスピード争いももちろん見ものですが、昨年はここを勝ったサンアディユが、セントウルSも勝ってサマースプリントシリーズのチャンピオンに。また、過去の勝ち馬メジロダーリング、カルストンライトオは秋のGIスプリンターズSでも活躍しました。
 今後のスプリント路線を占う上でも、要注目のレースと言えるでしょう。

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 さて、今年のアイビスSDは確たる主役馬が不在で混戦模様。その中でまず有力候補に挙げられるのが、4歳牝馬のカノヤザクラでしょうか。重賞勝ちこそないものの、GIIセントウルS2着、GIIIファルコンS2着、GIII京阪杯3着と実績十分。休み明けを2度叩いて確実に上昇気配です。
 ゲートの課題はいまだ残りますが、発馬さえまともなら好勝負確実でしょう。

 同じ4歳牝馬のクーヴェルチュールは、昨年の3着馬。札幌のGIIIキーンランドCを制しており、スピードならここ屈指の存在です。10カ月ぶりの休み明け初戦が割り引き材料ですが、仕上がりは早そうなタイプ。いきなりからでも楽しみです。

 昨年の2着馬ナカヤマパラダイス。中京でのここ2戦が2ケタ着順ですが、GI高松宮記念は相手が強かったですし、前走のGIIICBC賞は3カ月ぶりの休み明けと敗因はハッキリ。叩き2走目のここで一変、は十分可能です。

 GIIIアーリントンC、GIII京成杯AH勝ち馬のステキシンスケクンも侮れません。実績が示すとおり、地力はここ上位の1頭。距離・ペースにさえ対応すれば勝ち負け争いに絡んできそうです。

 ここまで古馬を挙げてきましたが、2005年・06年と3歳馬が連覇したように、アイビスSDは3歳馬の活躍が目立つレース。今年も好勝負できる快速3歳馬がエントリーしてきました。
 今年は登録が3頭いますが、特に注目したいのは牝馬エイムアットビップ。GI桜花賞、GINHKマイルカップでは結果がでなかったものの、この馬の快速ぶりは誰もが認めるところ。2歳時にはレコードをたたき出しています。
 折り合いを気にしないでいい5ハロン戦、そして斤量51キロを味方に今度こそ自慢のエンジン全開です。

 牡馬のマルブツイースターは今年のGIIIファルコンS2着。前走の福島バーデンバーデンCは失速しましたが、福島2歳Sでも好結果を残せなかったところを見ると、コースが合わなかったとも言えます。父サクラバクシンオーから受け継ぐ豊かなスピードが魅力の1頭。反撃は十分可能でしょう。

 なお、もう1頭の3歳馬アポロドルチェも出走してくれば1番人気候補になるくらいの有力馬ですが、ここは回避濃厚とのことです。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 | 14:07 | レース展望 | コメント(0) | トラックバック(11)
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2008年07月13日

【編集部発】赤木騎手、重賞初Vおめでとうございました!

 阪神のメーンGIIIプロキオンSは、7番人気のヴァンクルタテヤマが好位からいち早く抜け出して、ワイルドワンダー、サンライズバッカスら強豪を抑えて優勝。騎乗した赤木高太郎騎手は、これがうれしいJRA重賞初制覇となりました。

 ポンと好スタートから、ハナ争いには参加せず、それを見るように好位3番手で折り合いもバッチリ。直線に入っての仕掛け、最後のもたせ方も絶妙でしたし、完ぺきな騎乗でしたね。
 桜花賞で小牧太騎手が初めてのJRA・GI制覇を飾った時、「同じ兵庫競馬出身の赤木騎手もこれに続いてほしい」なんてことを書いたわけですが、ついにJRA転籍4年目での重賞タイトル。個人的にもひいきにしている騎手の一人なので、ゴールの瞬間はすごくうれしかったですね~(それは例え馬券が外れても……グスン) 。

 岩田騎手は今年春のGIは大活躍でしたし、小牧騎手はレジネッタとのコンビでクラシック戦線を沸かせました。赤木騎手も今年はダービーに乗りましたし、重賞初制覇を達成。今後、この2人に負けないますますの活躍を期待したいですね。

 赤木騎手、本当におめでとうございました。もちろん、安田伊佐夫調教師、厩舎スタッフ、オーナー、生産牧場はじめヴァンクルタテヤマの関係者のみなさまもおめでとうございました。

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 夏の福島を締めくくるGIII七夕賞は、こちらも7番人気の伏兵ミヤビランベリが優勝。スローに落とした逃げ切りはお見事でした。
 しかし、準OP初戦であれだけ負けた馬が、重賞を逃げ切ってしまうんだから競馬は分かりません。これも小回りコースのハンデ戦の怖さなんでしょうね。ここ最近の七夕賞は実績のある重いハンデを背負った馬の活躍が目立っていたんですが、今年の結果が本来あるべきローカルハンデ重賞の姿かもしれません。
 改めまして、競馬は奥が深い…。

 注目のキャプテンベガですが、七夕賞で織姫(ベガ)の仔が勝利……とはいかず4着。
 よく走っていると言えば走っているとも言えますが、やっぱり、ちょっと物足りなかったなというのが正直な感想。前半でだいぶ行きたがっていましたから、これが最後の伸びを欠いた敗因でしょう。
 ただ、それでも大負けせずにジリジリ伸びていたのは高い素質の裏返し。もっと上を狙える器だと思いますし、さらなる成長を期待したいですね。

(我が◎ヴィータローザは5着という中途半端な結果に……。これだと次は買いなのか、買ったところで配当的にオイシイのか、う~む)

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 | 18:04 | レース回顧 | コメント(0) | トラックバック(8)
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2008年07月12日

【編集部発】七夕賞◎ヴィータローザ! 薔薇はまだ散らない

 ジャッキー・チェンが舞台挨拶をした映画「ドラゴン・キングダム」の試写会イベントを取材する機会に恵まれました。
 いや、もう、とりあえずナマのジャッキーに感激。「うわ~、本物や~」って具合ですよ。でも、ジャッキー・チェンといえば日本語吹き替えのアノ声が頭にこびりついているので、本物の声の方が違和感あるという不思議です……。

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<七夕賞>
◎ヴィータローザ
○キャプテンベガ
▲カネトシツヨシオー
△グラスボンバー
×トウショウボイス
注アルコセニョーラ

 そんなわけで七夕賞ですが、◎はヴィータローザ。(このバラ一族、好きなんです)
 今年2戦が連続2桁着順ですが、見限るのはまだ早いですよ。何と言っても、この馬は夏場によく走る馬なんです。昨年の七夕賞も4着とそんなに負けていないですし、過去の成績表を見れば暑い時期の方が好成績を残していることがわかると思います。

 それに、近走の実績を考慮されてか、重賞3勝馬(しかも福島で重賞勝ち実績あり)に対してハンデ56キロはなんともオイシイ斤量です。さらに、ヴィータローザは人気を裏切って好走するという、典型的な穴ホースでもあるのです。

 狙いどころはズバリここ! 今回走って次走人気になる小倉記念ではありません。
(と言って、今回も惨敗して小倉で大変身というパターンも無きにしも非ず……)

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<プロキオンS>
◎サンライズバッカス
○ワイルドワンダー
▲ゼンノパルテノン
△リミットレスビッド
×シルクビッグタイム
注ヴァンクルタテヤマ

 阪神ではダート千四の重賞。なんだかひっそりと言うか、地味に……という感じなんですが、実は好メンバーです。メンバーの質では七夕賞よりも間違いなく上なので、レース自体はすごく楽しみですね。

 その中でワイルドワンダーが一本かぶりの人気になりそうですが、◎はサンライズバッカス。前走の東海Sは展開が合わなかったり、また本質的に2000メートル以上の距離はこの馬には長いのでしょう。11着と大敗でしたが、敗因がはっきり分かっている以上、距離短縮のここは巻き返し必至です。

 安定して上位に来るタイプではないですが、カネヒキリを負かしたり、GIフェブラリーSを勝ったりと、ここ一番の爆発力には定評のある馬。走りごろの叩き3走目ですし、ここは期待大ですね。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 | 19:10 | レース予想 | コメント(0) | トラックバック(17)
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2008年07月09日

【編集部発】ユキチャン残念でした…そしてサクセスブロッケン強い!

 ちょっとバタバタしており、ジャパンダートダービーの予想を当ブログで更新することはできなかったんですが、レースはしっかり見ました(テレビ観戦ですが)。

 いや、強い。サクセスブロッケン強すぎです。

 話題の挑戦となったダービーで負けすぎましたし、何よりも10キロ馬体を減らしての敗戦だったので、ひょっとすると1カ月ちょっとの間隔では立て直すのが厳しいかも、案外、コロッと負けちゃうのでは……なーんて疑った自分が本当に恥ずかしい。タイムマシンで過去に戻って、そう思った自分に思い切り説教を食らわしてやりたい!

 この日はプラス12キロとキッチリ馬体を戻していました。藤原英厩舎のスタッフもさすがの腕前。そして、レースは横山典騎手が楽に2番手につけ、4角持ったままで直線アッサリ突き放すという、いつも通りのサクセスブロッケンの競馬を見せました。
 道中2番手の馬が、メンバーただ1頭の上がり3F36秒台の脚を使うんだから、後続はなす術がありませんよね。素晴らしい勝ちっぷりでした。
 こうなると、秋、古馬との対決が楽しみでしかたありません! あと、同い年のカジノドライヴとか。

 楽しみと言えば、ユキチャンでしたが、まさかのジンマシンで出走取り消し。競馬の神様は本当に酷な運命を、白くてかわいらしいユキチャンに与えたものです。
 今年のジャパンダートダービーは、サクセスブロッケンよりもユキチャン参戦で盛り上がっていました。それだけに、ユキチャンの取り消しは本当に惜しい。ファンの方も残念だったでしょう。全国遠くからユキチャン応援に足を運ばれた方もいたのではないでしょうか?

 ただ、病気ですから仕方のないこと。これは誰も責めようがありません。また元気な姿で競馬場に戻ってきて、思い切り走る姿を楽しみに待ちたいですね。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 | 22:47 | レース回顧 | コメント(0) | トラックバック(5)
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2008年07月08日

【編集部発】七夕賞の展望…2000シリーズも開幕

 今週は夏の福島名物・GIII七夕賞です。タダでさえ荒れるイメージのある小回り福島競馬場で、芝の傷んだ開催最終日、さらにハンデ戦……これはもう、荒れるなという方が無理じゃないでしょうか。

 ところが!なんですよ。この七夕賞、意外と平穏に収まっているんです。と言うのも、ハンデを背負った実績のある人気馬がキッチリと走っているんですよねー。
 ここ5年の上位3着を見ても、極端な軽量馬はいません。53キロの馬が1頭、3着に来ているだけで(2004年マーベラスダンス)、上位2着となるといずれも55キロ以上なんです。
 そして、この55キロにしても、昨年のアドマイヤモナーク2着が1頭のみ。あとはすべて56キロ以上の馬が活躍しているという結果に。

 つまり、七夕賞では、あまりハンデ差にこだわりすぎず、しっかりとした実力を持った馬に注目!というわけですね。

 そんなわけで、今年の展望といきましょう。

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 まず、トップハンデとなったのは57.5キロのエリモハリアー。2005~07年と函館記念3連覇の偉業を達成した馬です。てっきり今年も巴賞から函館記念というローテーションかと思ったら、どうやら違うみたいですね。
 函館限定っぽいイメージはありますけど、毎日王冠、金鯱賞、朝日CCなどで好走していますし、実績はやはりナンバーワン。それでも“本番”はやっぱり函館記念のような気がしますが、叩き一変には要注意です。

 57キロを背負うのは2頭。カネトシツヨシオーとグラスボンバーです。
 カネトシツヨシオーは前走の福島TVオープンで初のOP特別勝ち。あの末脚は素晴らしかったですし、前々走の金鯱賞はハイレベルメンバーの中、5着と奮闘。充実しています。

 グラスボンバーは、この七夕賞で2年連続3着で、一昨年には福島記念を優勝。また、3走前の福島民報杯2着と、メンバー一番とも言える福島巧者。前走のエプソムCでも3着でしたし、調子は上々と見ていいのではないでしょうか。今年こそは2着以上を狙いたいところです。

 56キロの評価を受けた馬も2頭いますね。ヴィータローザとココナッツパンチ。
 ヴィータローザはメンバー最多タイの重賞3勝馬なんですが、ここ最近の低迷からこのハンデとなりました。ですが、これまでの戦績を見ると、夏場に調子を上げてくるタイプのようです。まだまだ底力は見限れません。

 ココナッツパンチは、実はまだ一つ下の準OPクラスなので、ちょっとこのハンデは見込まれたなぁ、かわいそうだなぁとは思いますけど、弥生賞2着、目黒記念2着の実績を評価されてのものでしょう。このハンデが示すとおり素質は間違いなくここ上位の馬ですし、“飛び級”での重賞制覇も十分可能です。

 そして、素質馬といえば、55キロに注目の1頭がいますね。キャプテンベガです。
 父サンデーサイレンス、母が二冠馬ベガ、全兄にダービー馬アドマイヤベガという超良血馬がいよいよ軌道に乗ってきました。
 前走の勝ちっぷりは「おぉ~」と思わず声が出る好内容。負けた前々走にしても、敗れた相手がマンハッタンスカイで、この馬のその後の重賞での活躍を考えれば、やっぱりキャプテンベガの素質も重賞級。ハンデも手ごろですし、このメンバーを相手に、どんなレースをするのか、本当に楽しみですね~。
 楽勝するようなら、秋GIシリーズの秘密兵器になるかも……、それくらい期待が持てる馬だと思います。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 | 00:28 | レース展望 | コメント(0) | トラックバック(13)
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