2009年06月30日
今週は重賞レースがもう1つ。福島で3歳ハンデ戦のGIIIラジオNIKKEI賞が行われます。
秋の牡馬クラシック三冠最終戦・菊花賞、また他路線のGI戦線へ向け、3歳馬はここで賞金を加算しておきたいところです。2006年2着のソングオブウインドは後に菊花賞馬となり、07年勝ち馬のロックドゥカンブは菊花賞3着と活躍しました。
今年も菊花賞など秋のGI戦線の新興勢力となる馬が、ここから登場することを期待したいですね。では、展望といきましょう。
(しかし、3歳限定戦をハンデ戦にする意味が分かりません)
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ラジオNIKKEI賞の登録馬は→コチラ(Yahoo!スポーツ)
ハンデ順に見ていきましょう。トップハンデ57キロを背負うことになったのは、前走のOP特別・白百合Sを快勝したイコピコ。
中団・後方待機から鋭い末脚を武器に勝ち上がってきた馬でしたが、前走では一転して好位から鮮やかに抜け出す横綱相撲。実際に文句なしの強さでしたし、この競馬が再びできれば小回り福島コースでも十分に能力を発揮できそうです。
ここ2戦の相手関係からも、能力を出し切れば重賞制覇に一番近い位置にいることは確かでしょう。
56キロは2頭。マイネルエルフは前走GINHKマイルカップ4着と善戦。その前のGIIニュージーランドT4着、3月のGIIIアーリントンC2着と、重賞勝利こそありませんが、堅実に上位で走ってきました。
こちらはもともと安定した先行脚を持っており、福島でも特に苦労するところはなさそうですね。
ストロングガルーダは2走前のプリンシパルSが8着だったものの、続く前走・エーデルワイスSできっちり反撃。末脚の威力はなかなかのモノがありました。
2走続けての好走がない点は気になるものの、スムーズに能力分だけ走れば上位圏内の1頭です。
55キロで注目したいのは、イネオレオ。GIII青葉賞5着、白百合S3着とオープン級でもまずまずの結果を残しており、リトルアマポーラの半弟という血統からも今後がますます楽しみな1頭です。
前走の白百合Sにしても、イコピコよりも速い上がり3ハロン33秒5をマーク。今回イコピコとは2キロ差がありますから、逆転も十分可能でしょう。
同じ55キロで、GII弥生賞2着&3着のミッキーペトラ、モエレエキスパートはともに近走不振ですが、相手関係が軽くなったここでの大反撃には要注意。
ロードロックスターもここまで手ごわい相手と走っており、GIII京都新聞杯では見せ場十分の3着。地力のある1頭ですし、マイペース先手で得意の形に持ち込めば怖い存在になりそうですね。
また、もう1頭の55キロはストロングリターン。追えば堅実に伸びる馬で、GIII毎日杯はアイアンルックから0秒3差6着。1400メートルの前走・葵Sはやや距離不足の印象でしたので、1800メートルの今回は巻き返し期待です。
前走500万勝ちの馬が53、52キロで収まっているなか、アドマイヤメジャーとウインヴェロシティは1キロ多い54キロ。それだけ、前走の勝ちっぷりが評価されてのことでしょう。
アドマイヤメジャーは初勝利に4戦かかりましたが、そこからポンポンと連勝。いずれも完勝でしたし、重賞のここに入ってもいきなり上位で通用しそうですね。
一方のウインヴェロシティは、古馬相手に4コーナーから一気に進出しての完封勝利。500万級とはいえ、この時期の3歳馬で古馬にあれだけの勝ち方をするのはなかなかのモノ。同じ3歳馬同士のレースなら、当然期待は高まります。
ほか、53、52キロ組もハンデ差を生かせば一発の可能性は十分。その中でも500万で2着→1着と好調のシングンレジェンド。父シングンオペラという渋すぎる血統ですので、こういう馬が活躍すると面白くなりますよね。
あと、ワシャモノタリンはその名前が強烈過ぎます。さすが小田切さんの馬。でも、現在連勝中ですし、馬名どおり「この程度では、わしゃ物足りん!」とばかりに、重賞でも大激走があるかもしれないですね。
posted by スポーツナビ編集部 |22:54 |
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2009年06月29日
宝塚記念の後はちょっとバタバタしておりまして、レース回顧できませんでしたが、それにしてもドリームジャーニーは強かったですね。僕が期待していた以上の素晴らしい競馬でした。
秋には天皇賞・秋、そして冬の香港を目指すとか。父ステイゴールドに続く、父子2代での香港国際GI制覇を期待したいですね。
ドリームジャーニー号、池添騎手、池江寿調教師はじめ厩舎スタッフのみなさん、牧場スタッフのみなさん、オーナー、そのほか関係者のみなさま、本当におめでとうございました!
一方のディープスカイ。毎回一生懸命走る馬ですし、堅実に上位に来てはいるんですけど、そこからもう一押しがきかない現状ですね。
細かいところを突いていけば色々と敗因が出てくるのでしょうけど、逆襲の秋へ向けて、今一番求められているもの。それは、ディープスカイ自身がもう一回りも二回りもパワーアップすることではないか、正直なところ、そう思った次第です。
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さて、宝塚記念も終わり、いよいよ夏競馬が本格スタート。それを告げるように今週は、サマーシリーズ「スプリント」の開幕戦、GIII函館スプリントステークスが日曜日に開催されます。
昨年はキンシャサノキセキが快勝し、トップスプリンターへの道を確実にしましたね。今年はここから秋のスプリンターズSの有力馬として名乗りを挙げる馬はでてくるのでしょうか。
それでは展望といきましょう! ちなみに、レース名は函館SSですが、今年は札幌1200メートルで開催されますので、そこは要注意です。
(最初は札幌SSとして創設され、函館SSに替わった今もレース回数は継続して数えているんですから、今年は名前を札幌SSにすればいいのに)
函館SSの登録馬は→コチラ(Yahoo!スポーツ)
まずは、昨年のGIスプリンターズS3着馬ビービーガルダン。昨年の夏競馬を代表する上がり馬で、とにかく札幌は大得意。ここ2戦は展開だったり、距離だったりが合わず着順こそ振るいませんけど、パワーを要する洋芝の1200メートルなら一変可能です。
同じ札幌1200メートル芝で行われた昨年のGIIIキーンランドCは2着。今年はパワーのいる阪神コースでGIII阪急杯を制して重賞初勝利と、この相手関係なら能力上位です。得意の夏の札幌で重賞2勝目といきたいですね。
スピニングノアールはこの2走、テレビ愛知OP、GIIICBC賞で連続3着と好調の1頭。左回りの中京で強いイメージがあるので、右回りで初参戦となる札幌でどこまで能力を発揮できるかがポイントとなりでそうです。
でも、今の好調ぶりなら、中京と同じようにラストでビュンと差してくることは十分可能でしょう。
同じく末脚が最大の武器であるアーバンストリートも有力馬の1頭。実績なら、スピニングノアールよりも格上で、2月にはGIIIシルクロードSを制しています。
こちらもポイントは初となる札幌コース。なにせ直線が短いので、どこまで展開が味方してくれるかが鍵になりそうです。とはいえ、ラストの威力はメンバー屈指。前がモタつけばアッという間の差しきりも。
タニノマティーニは昨年のGIIIキーンランドCの覇者。それ以降4戦は掲示板以下の着順続きですが、なにせこの馬は夏の北海道で確変する馬です。昨年も16番人気での激走でした。
今年も再現があって不思議はありません。直前の追い切りで好気配を出せば、人気に目をつぶって「買い」でしょう。
もう1頭、現在くすぶっている重賞ウイナーといえば、昨年のGIII京阪杯の勝ち馬ウエスタンダンサーです。あれだけ堅実だった先行脚が、ここ数走はまったく粘りなくズルズルと後退。出来の問題というよりは、精神面の問題のような気もしますので、何かキッカケさえあれば激変は可能。スピードはここ上位の馬です。
グランプリエンゼルはただ1頭の3歳馬。エイシンタイガーがGIIICBC賞2着と古馬相手でも好走したように、短距離戦ならば古馬と3歳馬の力差は少なくなります。そして、裸同然の51キロは大きな魅力ですね。
能力的にも、2走前にはそのエイシンタイガーを負かしており、GINHKマイルカップでも3着奮闘。古馬との斤量差を考慮すれば、通用していいはずです。
ほか、この相手なら先行力上位のマヤノツルギ、重賞・OP特別で堅実に来ているモルトグランデ、前走のOP特別が鮮やかだったアポロフェニックスなども上位圏内です。
posted by スポーツナビ編集部 |23:57 |
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2009年06月27日
アグネスタキオンが亡くなった。とても悲しいニュースです。種牡馬としては本当にこれからの馬でしたし、現役を長く続けられなかった馬でしたから、その分長生きして種牡馬としてずーっと活躍してほしいと思っていたんですが……。
「タキオン」という名前のとおり、現役生活も、そして一生そのものも、鮮烈な印象とともに駆け抜けていってしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。
サンデーサイレンス没後は、内国産種牡馬や日本で走ったマル外種牡馬が活躍して、競馬ファンにとっては血統ロマンからもすごくうれしいことなんですけど、その一方で今回のアグネスタキオンにしろ、エルコンドルパサー、アドマイヤベガ、ナリタトップロード、エアシャカールなど、将来を期待され、実際にすごく走る子を出した種牡馬たちの早世が相次いでいますよね。
残されたライバルたちには、早世した彼らの分まで長生きしてもらって、さらにたくさんの2世たちを競馬場に送り出してほしいと思います。
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<GI宝塚記念>
◎ドリームジャーニー
○ディープスカイ
▲スマートギア
△サクラメガワンダー
×アルナスライン
注スクリーンヒーロー
ディープスカイが亡き父に捧げるVを、となればドラマチックなんですが、それでも本命はステイゴールド産駒のドリームジャーニー。
昨夏からの充実ぶりには目を見張るものがありまして、今年に入ってますますパワーアップ。大阪杯では斤量差などがあったとはいえ実際にディープスカイを負かしており、ベストではない淀3200メートルの天皇賞・春でも見せ場十分の3着でした。
2歳王者ですが、その身体に流れるのは晩成血脈。この血がいよいよ完全に本格化したと言っていいでしょう。
出来も変わらず良好のようですし、小回りの阪神2200メートルは条件ベスト。天気もギリギリもちそうなので、念願の良馬場で走れるのもプラス材料です。
確かにディープスカイは強いですが、このコース条件、今のドリームジャーニーなら再度の撃墜があって何ら不思議はないはずです。3年ぶりGI制覇へ、機は熟したのです。
(「撃墜」と言えば、アイアンメイデンの『Aces High 邦題:撃墜王の孤独』。特に関係はないですが、ドリームジャーニーには『Aces High』のような、震えるような末脚を期待しています)
以下、宝塚記念と言えば、1999年グラスワンダー。その息子サクラメガワンダー、スクリーンヒーローの血が騒がないわけがありません。
そして、血が騒ぐと言えばもう1頭。1997年宝塚記念で念願の初GI制覇を達成したマーベラスサンデーの子、スマートギア。前走のGII金鯱賞は5着でしたが、上がり3Fはサクラメガワンダーを上回る33秒7。実績、地力ともにトップ級とはまだ差があるかもしれませんが、一発の魅力は十分。そして、鞍上には父と同じく武豊騎手です。
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(スポーツナビ競馬担当A)
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2009年06月26日
宝塚記念の枠順も確定しましたし、展開でも読んでみようか。そんなことを思って、改めてジックリと出馬表を見ると、これはけっこう困ったことになったなぁ……と。
逃げ馬がいない。これ、何が行くんでしょうか?
2年ぐらい前だったらハナはコスモバルクで確定だったんでしょうけど、近走の行きっぷりを見ていると、ひと頃の先行力は影を潜めています。その上、粘りもなくなっているし、8枠ですし。
ということで、僕の頭の中で急浮上してきたのは3枠4番アドマイヤフジの単騎逃げ。今年に入って中山金杯、大阪杯と行きっぷりのいい2番手からの競馬でした。この組み合わせなら、むしろアッサリとハナに立てるのではないでしょうか。
鞍上は昨年の皐月賞で思い切った逃走を仕掛けてキャプテントゥーレをVに導いた川田騎手。また、カンパニーもいるので、“アドマイヤ二段駆け”にもなりますから、アドマイヤフジがペースを作るんじゃないかと思い始めています。
ただ、いくらアドマイヤフジが単騎で逃げることができても、後続も団子になる超スローでは最後に瞬発力勝負になって分が悪い。ですから、平均よりやや遅めのペースで行くと予想します。前半1000メートルの通過が59秒~60秒くらい。
2番手がスクリーンヒーロー、3番手にコスモバルク、その後ろをインティライミ、アルナスラインのサンデーレーシングが続いて、ディープスカイ、サクラメガワンダーはこの後ろを追走するちょうど中団。これを見る形でマイネルキッツ、4枠の大久保龍厩舎2頭ヒラボクロイヤル、エリモエクスパイア、脚をタメるドリームジャーニー、カンパニー、モンテクリスエスと来て、最後方から武豊スマートギアが一発にかける。
こんな並びと予想しました。
ペースが上がるのは、やはり3角を過ぎたあたり。いや、あんまりペースが遅いようだと、向こう正面から何かが突っついて行くかもしれないですね。
ディープスカイはどう動くでしょうか? 差し馬ですが後方一気というタイプではありませんから、常識的に考えれば3角過ぎから徐々にペースを押し上げ、直線入り口では先頭から3馬身程度の射程圏に捕らえたいところ。
内回りなので、そうノンビリとは構えていてもダメでしょうし、早く仕掛けすぎても後ろが怖い。ここ4戦、何かに常に先着されているので、どうしても「今回もまた……」と考えてしまいがちですが、そんな時こそ開き直るのが一番。四位騎手なら下手な小細工は打たずにディープスカイが一番強い、という教科書どおりの堂々の乗り方をしてくると思います。
サクラメガワンダーも同じような競馬をしてくると予想。京都記念、金鯱賞の福永騎手はそういった騎乗だったと思いますし、今のサクラメガワンダーにかなりの自信を持っていると思います。
4角から直線へかけての一騎打ちへ。そうなると、後ろからドッと来られる前の組はややツライですね。復調気配と言われているスクリーンヒーローがどこまで抵抗できるか。
むしろ、この展開になればさらに脚をタメているドリームジャーニーにも再び出番が回ってきそう。ちょうど1997年の有馬記念、エアグルーヴとマーベラスサンデーが一騎打ちでつばぜり合いをしている中、ゴール前で外からシルクジャスティスが強襲――それと似たシーンの再現となるかも……!?
僕の頭の中では、結局のところラスト勝負なのですが、これを崩すキーホースとなると、最初に戻ってアドマイヤフジ。前半を玉砕覚悟のハイペースで飛ばせば、逆につらくなるのは追走でなし崩し的に脚を使わされる後方待機勢のような気もします。
ラストの上がりがかかる勝負なら、ジリジリと伸びる天皇賞組が浮上。いや、アドマイヤフジのまさかの押し切りだって……
ただ、そんな展開になってもディープスカイだけは地力で突っ込んできそう。馬連複、3連複で頼りになるのはやっぱり、どんな流れでも対応して、きっちり能力を出し切ってくれそうなディープスカイという結論になりそうですね。
単勝、馬単、3連単勝負となる、また話は違ってきますが。。。
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(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |22:14 |
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2009年06月24日
前回の有力各馬の紹介・分析を踏まえた上で、今回は宝塚記念過去10年のデータを探っていきたいと思います。
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過去の宝塚記念の結果は→コチラ(Yahoo!スポーツ)です。
■1番人気は好成績 本命党の出番?
過去10年で1番人気馬は4勝2着3回の7連対。人気馬の役目をキッチリと果たしていると言えるでしょう。
1番人気が敗れた過去6回で勝った馬の人気はと言うと、2、2、6、11、3、5番人気。2ケタ人気馬が勝ったケースは過去1回しかなく、馬連万馬券も2回だけ。大きな波乱は期待しすぎない方がよい、という結論となりました。
ただ、05年以降に発売された3連単は別で、05年~08年まで4年連続で万馬券。この05年以降だけで見るなら、07年以外はすべて3着以内に1頭は2ケタ人気馬が入っており、4万円超~15万円超の高配当が出ています。
馬連・馬単は手堅く、3連単なら1頭2ケタ人気馬を入れてのホームラン狙いがいいかもしれないですね。
■4歳馬が圧倒、高齢馬は苦しいか
年齢別の連対馬を見ますと、4歳馬が7勝2着5回の12連対で、これはダントツの成績。続く5歳馬でも1勝2着4回の5連対ですから、これがいかに突き抜けている数字かが分かるというものです。
これに比例するように、6歳馬は1勝2着0回、7歳馬も1勝2着1回、8歳馬は連対ゼロと高齢馬は低迷。高齢馬になるほど厳しい結果となっています。
ただし、昨年は上位3着を6、5、6歳が占め、今年の天皇賞・春も5・6歳が上位3着を独占しました。逆に元気がないのが4歳牡馬勢です。この流れでいけば、今年も高齢馬が上位をにぎわせる可能性は十分あるとも言えます。
■天皇賞・春、安田記念、金鯱賞組の上位組が狙い
過去10年の勝ち馬のうち9頭が天皇賞・春、安田記念、金鯱賞のいずれかを前走で使っていました。例外は香港クイーンエリザベスII世Cからの出走となった07年アドマイヤムーンだけ。国内からの参戦なら、この3ついずれかを使ってきた組が上位と見ていいでしょう。
また、ただ使ってきているからそれで良しというわけでもなく、過去9頭の勝ち馬はすべて上記3レースで2着以内の成績を残していました。
さらに勝ち馬だけでなく、2着馬についても同じことが言えます。過去10年の2着馬10頭はすべて天皇賞・春、金鯱賞のどちらかを前走で使っており、うち8頭が3着以内の成績。残り2頭は、05年2着ハーツクライは前走が天皇賞・春5着、06年2着ナリタセンチュリーは前走が天皇賞・春12着(1年2カ月ぶりの休み明け)でした。
総合して考えると、前走の天皇賞・春、安田記念、金鯱賞のいずれかで上位3着以内に来ている馬(天皇賞ならばギリギリ掲示板)じゃないと、宝塚記念勝ち負けは難しいようです。
■GI連対実績は必須
同じ2000メートル~2400メートル級に位置するGIでも、秋の古馬王道路線と比べると、レベル的に少し下に見られがちな宝塚記念。ですが、GIで全然足りない馬が勝てるほど甘いレースでもないことは、過去10年の勝ち馬の顔ぶれからも分かります。
過去10頭の勝ち馬中、昨年のエイシンデピュティをのぞく9頭がGI勝利または2着の実績があった馬たち。初GI制覇となった01年メイショウドトウ、02年ダンツフレームはともにGI2着が2回以上あった現役トップホースだったのです。
どんな馬でもラッキーで勝てる甘いレースではない、勝つにはそれ相当の実力と実績が必要、ということですね。
また、2着馬に関してもGI連対実績がなかったのは、00年メイショウドトウ、02年ツルマルボーイ、04年シルクフェイマス(ただし前走の天皇賞・春3着)、06年ナリタセンチュリーという顔ぶれ。
メイショウドトウ、ツルマルボーイはこの時がGI初挑戦で、その後の活躍はみなさんご存知の通りですし、シルクフェイマスもその年の天皇賞・春3着馬。2着に来る馬もそれ相当の実力と素質を持った馬ということです。
■雨、道悪に強い馬をピックアップ
データからはちょっとズレますが、06年から3年連続で雨に降られている宝塚記念。馬場もこの3年間、良では行われていません。
天候との戦いもまた競馬の醍醐味なわけですから、ここで大きなポイントとなるのは道悪や雨馬場に強い馬を押さえるということ。事前に、過去の成績を振り返って、道悪や雨で好成績を挙げている馬を知っておきたいところです。また、逆に道悪苦手な馬のチェックも必要ですね。
今年で言うならインティライミは昨年3着でしたし、カンパニーは重馬場の阪神2000メートルで行われた06年大阪杯、やや重だった今年の中山記念を勝利しているから道悪には強そう。ディープスカイ、サクラメガワンダーあたりも多少の渋化なら辛抱してくれそうです。また、アドマイヤフジも道悪は下手ではありませんし、スパッと切れるタイプではないので、雨は歓迎の口でしょう。
■データから有力馬の死角を探る
以上のデータから、有力各馬の死角を探っていきたいと思います。
まず年齢面から、8歳のカンパニーは厳しそう。また、1着・2着が各1回ずつある7歳馬にしても、これはタップダンスシチーという特殊な馬で、2着ナリタセンチュリーも雨の道悪競馬という特殊な条件だったことを考えると、晴れの良馬場になった場合、アドマイヤフジ、インティライミも勝ち負けまではどうか。
6歳馬も宝塚記念では苦戦傾向が続き、6歳マイネルキッツもこれに当てはまりますが、その年の天皇賞・春1着馬が宝塚記念に出走した年は過去10年で6回あって、3勝2着3回の連対率100パーセント。これは心強いデータですね。
阪神で重賞3勝を挙げ、得意の中距離に戻って俄然力の入るドリームジャーニーですが、前走天皇賞・春が3着。データどおりなら2着はあっても、1着は……?
また、スクリーンヒーローも天皇賞・春14着。過去10年で前走2ケタ着順から巻き返した馬は、06年2着ナリタセンチュリーがいますが、これはそもそも天皇賞が1年2カ月ぶりのレースという例外。順調に使われてきた馬で、前走2ケタ着順からの巻き返しはありません。
目下絶好調のサクラメガワンダー。昨年4着よりさらにパワーアップした感があり、こちらもドリームジャーニーと同じく阪神中距離戦は大得意。初のGI勝利へビッグチャンス到来ですが、GIを6度も使って4着が最高という実績のなさが気にかかる点です。
<結論>
特に引っ掛かる点がないのがディープスカイ、アルナスライン、連対率100パーセントの味方がついたマイネルキッツ。年齢的なこととGI勝利実績も加えれば、より死角がなくなってくるのがディープスカイです。
ウオッカ回避でメンバー的にも1番の中心馬となりましたし、データもディープスカイを後押ししているようですね。
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |17:12 |
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2009年06月23日
今週はいよいよ上半期の総決算、GI宝塚記念です。カレンダーの上では先週から夏競馬が開幕しましたが、やっぱり宝塚記念が終わらないと本格的な夏モードとはいかないですね。
残念ながらウオッカは回避となりましたが、ディープスカイをはじめ、天皇賞・春1~3着馬、宝塚記念と相性のいい金鯱賞を快勝したサクラメガワンダーなど出走予定馬14頭中、GI馬5頭を含む重賞馬12頭という古馬トップどころが集結。2009年前半シーズンのフィナーレを飾るにふさわしい白熱の好レースを期待したいですね。
それではさっそく展望と行きましょう。長くなりそうなので、有力馬の紹介・分析、過去10年のデータ編と2日間に分けて更新したいと思います。
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今年の登録馬は→コチラ(Yahoo!)
まず、主役はなんといっても昨年のダービー馬ディープスカイです。昨秋、3歳にしてウオッカ、ダイワスカーレットらと僅差の接戦を演じ、天皇賞・秋3着、ジャパンカップ2着。その力が現役トップであることは間違いないところでしょう。
今年2戦はいずれも2着と結果を残せていませんが、大阪杯は4カ月ぶりの今年初戦で斤量59キロ、安田記念はウオッカの異次元脚に屈しての結果。どちらも勝っていておかしくない内容だったけに、そう悲観するものではありません。
今回は気持ち太いかなと思われたプラス14キロの安田記念から中2週。典型的な叩き良化タイプである上、もともとの上半期最大目標がこの宝塚記念。今度こそ万全の態勢で臨んでくるでしょう。距離に関しても今のディープスカイなら、マイルより2200メートルの方がやりやすいはずです。
ウオッカが回避した以上、このメンバー相手なら負けられません。
マイネルキッツは今年の天皇賞・春を制して一躍トップホースの仲間入り。これまでも重賞では掲示板を外さない堅実脚でしたが、この大きな勝利で6歳にして完全にひと皮むけた可能性があります。レース後の松岡騎手も「今までマジメに走ろうとしなかった」と語っていたくらいですから、これはひょっとすると想像以上に強い馬と考えても良さそうですね。
この中間は天皇賞時と同じく早めに栗東に入り、調整も順調そのもの。距離はもう少しあった方がいいかもしれませんが、大崩れのないタイプだけに、前走をフロックと見ていると今回も痛い目にあうかも。再びの激走も十分ありそうです。
その天皇賞・春で惜しい2着だったのが、アルナスライン。道中で落鉄していたというのだから、なおさら悔しい2着。それでも日経賞1着に続いての連続好走ですから、これは完全にスランプを脱出、いいえ、それとともに完全本格化を迎えたと言った方がいいでしょう。
体調面に関しても、馬体を絞りやすいこの時期ですから、懸念される体重増も心配はなさそう。1週前追い切りでも蛯名騎手を背に鋭い動きを見せていました。この馬もあと1ハロンくらいあった方が良さそうなタイプですが、目下の充実度なら初GI戴冠は射程圏内です。
天皇賞・春3着のドリームジャーニーは、阪神2000メートルの大阪杯でディープスカイを撃墜。もともと中距離戦を最も得意としており、阪神コースでは重賞3勝の実績。今回の阪神2200メートル戦は持ってこいの舞台でしょう。
ベストではない淀3200メートルでも折り合いをなんとか我慢し、ラストじわじわと伸びて3着まで突っ込んだ内容は成長の証し。06年の2歳王者ですが、晩成型の血統背景らしい成長カーブを描いていますね。
この中間はグリーンウッドへ短期放牧に出され、栗東帰厩後も坂路とコースでシャープな動き。引き続き好気配です。
得意の舞台、距離、そして今の好ムードなら天皇賞で先着された2頭を逆転はもちろん、再びディープスカイ撃破だって夢じゃありません。
一方、昨年のジャパンカップ馬スクリーンヒーローは、その天皇賞・春でまさかの14着大敗でした。2走前の阪神大賞典も休み明け、道悪という苦しい条件はあったものの0秒8差の4着でしたし、3000メートルを超す距離は本質的に長いのかもしれないですね。また、アサクサキングスをはじめ阪神大賞典組が天皇賞で惨敗だったことを考えると、道悪競馬のダメージが尾を引いていたとも考えれます。
今回は中7週あけて、心機一転、立て直してきました。距離短縮は間違いなく好材料でしょうし、JCのパフォーマンスを考えれば能力上位。一発屋と呼ばせないためにも、ここは何としても巻き返したいところです。
また、父グラスワンダーが1999年の宝塚記念で超絶パフォーマンスを見せている点からも、阪神の中距離コースは合っているはず。
グラスワンダー産駒で忘れてはいけない、いや、ひょっとすると主役の1頭として扱っていい馬が前哨戦の金鯱賞を快勝したサクラメガワンダー。
ラジオNIKKEI杯2歳Sの勝ち馬ですが、この馬もドリームジャーニー同様に今が最盛期と思える充実ぶり。前走の金鯱賞は小回りコースを意識しての早めの競馬だったと思うのですが、それでも末脚の威力は鈍らず、文句なしの完勝を収めました。
阪神では重賞3勝を挙げているコース巧者で、昨年も宝塚記念は4着と奮闘。その当時と比べれば、臨戦過程、出来の違いは明らかで、今年はいよいよGI初戴冠が期待されます。それくらいの状態にあるでしょう。勝てば宝塚記念史上初の父子制覇です。
カンパニーは昨秋の天皇賞・秋からマイルチャンピオンシップ、前走の安田記念とGIはいずれも4着。馬券には絡めていないものの、着差はすべて0秒3以内で、現役トップ級の実力馬である評価に変わりはありません。8歳馬ですが、まだまだ元気いっぱい。阪神コースも重賞を2勝挙げています。
ただ、距離2200メートルに関してはギリギリ守備範囲でしょうか。残り1ハロンをどう我慢するかがポイントになりそうです。昨年の宝塚記念は8着でしたが、これは目の外傷明け初戦。今年は順調度が比べ物にならないでしょうし、1週前追い切りも好タイムをマーク。この出来の良さであと1ハロンを克服したいですね。
ほか、重賞戦線で堅実に着に来ているアドマイヤフジは、ひと雨来て馬場が渋れば激走チャンス到来。ウオッカ回避により武豊が手綱を取ることになったスマートギアも、実績こそないものの末脚の威力は一発の魅力十分です。また、安藤勝己モンテクリスエスも時計のかかるスタミナ勝負になれば侮れない存在となってきそう。
昨年3着のインティライミ、国際GI馬コスモバルクら古豪の底力も軽視はできません。
posted by スポーツナビ編集部 |00:46 |
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2009年06月22日
ウオッカが宝塚記念を回避することになったようです。
今年ここまでのローテーションを抜きにして考えると、「見たかったなぁ」「残念だなぁ」というのが、正直な感想。
でも、ヴィクトリアマイルから中2週続き、さらにそれだけじゃなくて、今年はじめにはドバイへ遠征して2戦――合計4戦をすでに消化している、今年のウオッカです。
これで疲れない方がおかしい。牡馬でもキツイと言われている秋の王道GI3連戦でさえ中3週×2のローテーションということを考えれば、ドバイ2戦→中2週×2のGI3連戦は、いくらウオッカでも厳しいということです。
もし、このローテを強行した場合、一番怖いのは疲労により負けることではなく、『故障』です。
ひょっとするとウオッカだったら、それでも宝塚記念を楽勝していたかもしれません。でも、その勝利の代償が取り返しのつかない故障として帰ってくる可能性だって、このローテーションならあり得るわけです。
まして、この梅雨時。宝塚記念当日がダービーのような超極悪馬場になる可能性だってあるわけですから、なおさら故障率が高まるというものですね。
ウオッカには今後、GI勝利数を伸ばすことよりもはるかに大事な仕事――母としてその血を後世に残す役目が待っています。乱暴な言い方をすれば、今すぐ引退したっていいんです。
それを、今年いっぱい現役で走ってくれるというんですから、ここは秋に備えて休養するというのが、やっぱり一番の正解だと思います。
東京以外でも強いウオッカを見たかった……というのは、競馬ファンみんなが思うことですし、特に関西在住の競馬ファンにとってはすごく残念なことになりました。
この不景気ですから、「ケチケチしないで東京まで見に行けばいい」なんてことは絶対に言いません。それは東京近郊に住んでいる人のおごりです。
けど、その分、また元気いっぱいのウオッカを見ることができると期待して、秋まで待ちましょう。
その一方、ウオッカが回避したことでむしろますます重荷がのしかかるのが、ディープスカイをはじめとする牡馬勢。もしウオッカが出ていたら、ほっといても盛り上がった宝塚記念でしたが、これで彼ら自らが主役となって盛り上げていかなければなりません。
もし、しょっぱいレースをしようものなら、「ウオッカがいればなぁ……」なんて声があがってしまうことも。
そうならないためにも、今年上半期一番の好レースを見せてほしいですね。でも、まずはもちろん全馬無事にゴールすることを願っています。
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(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |03:37 |
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2009年06月20日
ある晩、テレビをつけてチャンネルをクルクル回していたら、本多忠勝がカラクリ(いわゆるロボット。それもガンダムみたいな)で、ゴーッと空を飛んでいた。
そんなシーンを目撃して以来、『戦国BASARA』を毎週楽しみに見るようになっていた僕。途中から見だしたため、ストーリーは今もってよく分からないんですが、とりあえず打倒・信長をかかげて戦国大名が一致団結し、「レッツ パーリィーだ!」というような感じだったと思います。
まあ、細かいストーリーはいいとして、勢いと熱さだけで何とかしてしまう、いい意味でのムチャクチャぶりが面白く、『聖闘士星矢』のアニメを見ていた時のような童心に戻る気分を味わわせてもらいました。
いい最終回だった、と19日の晩も堪能してテレビを消そうと思ったら……
「俺たちのパーリィーはまだまだ続くぜ!!」
って、第2期開始の予告。パーリィーの続きは来年スタートみたいですが、これは楽しみです。
ちなみに、編集部の先輩・ヤギさんも僕と同時期に同じ理由で衝撃を受けて『戦国BASARA』を見始めたらしく、今、スポーツナビ編集部のある一角では、今さらながら『戦国BASARA』大ブームの予感です。
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<GIIIマーメイドS>
◎ベッラレイア
○リトルアマポーラ
▲クラウンプリンセス
△ザレマ
×レインダンス
注ニシノマナムスメ
本命は◎ベッラレイア。日曜の宝塚の天気が微妙なんですが、1滴でも雨が降っただけでダメというタイプでもなく、開幕週の阪神なら大丈夫。
5着に敗れた昨年はひどいドシャ降りで重馬場でしたし、出来も絶好調と言うには今ひとつ。今年は順調度、状態がまるで違うでしょう。
さらに、エリザベス女王杯で敗れたリトルアマポーラとの斤量差も、当時は2キロこちらが重く、今度は0.5キロ軽い。この斤量では負けられないところです。
穴はリーチザクラウンのお姉ちゃん、クラウンプリンセス。重賞のこの相手でもハンデ戦なら通用する馬。この馬券が決まれば、レッツ、パーリィーだ!
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<福島テレビオープン>
◎フォルテベリーニ
○ショウワモダン
▲トウショウパワーズ
△アップドラフト
×ダブルティンパニー
注ヒラボクロイヤル
<HTB賞>
◎ヴェルトマイスター
○ヤマニンウィスカー
▲クリスタルウイング
△タガノプルミエール
×ステイトリーデイズ
注コアレスストーム
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |21:17 |
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2009年06月19日
あしたからの競馬で何が楽しみかって、もちろん2歳新馬戦です。みなさんもそうですよね? ダービーが終わったあとの脱力感はすさまじいものがあるんですが、こうしてすぐに新馬戦がスタートすると、また来年のクラシックへ向けた期待感がフツフツとわいてきます。
これから約1年かけて争われる2007年生まれ世代のダービーへの道。どのようなスターホース候補生が出てくるのか、本当に楽しみです。
2歳戦の開幕週となる今週土、日で一番の注目鞍といえば、やっぱり日曜阪神の1600メートル芝。昨年はセイウンワンダーがここからデビュー(2着)し、12月には2歳王者になりました。
今年もセイウンワンダー級の大物は出てくるのでしょうか? 評判になっているのは名門・池江泰郎厩舎のダノンパッション。父アグネスタキオンで、叔父にディープインパクトという良血馬です。稽古でも動いているようですし、かなり期待が持てそうですね。
また、再来年2月で定年引退を迎える池江泰郎調教師にとっては、今年2歳世代が最後のクラシック。その意味でも、池江泰郎厩舎の2歳馬には例年以上の注目が必要だと思います。
(毎年思うんですが、調教師の定年制度は今もって納得できないです)
と、いかにも2歳情報たくさんありますよ的に書きましたが、実は僕、POGやらないですし、もう栗東へも行っていないのでどんな2歳がいるのか、正直詳しくありません。きっとみなさんの方がはるかに詳しいんでしょう。
「こんなすごい2歳がいる!」という情報をお持ちの方、どんどんコメント欄への書き込みや、トラックバックでの紹介をお待ちしております!
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<阪神10R ストークS>
◎フライングメリッサ
○ラフィナール
▲ダイシンプラン
△アドマイヤヘッド
×シャイナムスメ
注デンコウミサイル
フライングメリッサは初のマイル戦がどうかですが、目下好調でハンデは裸同然の52キロ。実力・実績馬に休み明けが多いこのメンバーの中、今の出来とこの軽量なら勝ち負け期待。
<福島11R 安達太良S>
◎アンダーカウンター
○エアマックール
▲グランプリサクセス
△ピサノエミレーツ
×スナークユーチャン
注ポートラヴ
降級となるため勝って同条件のここを狙い撃ちしてきたアンダーカウンター。前走も強かったですし、ここはハンデ57キロでも中心視。相手も降級エアマックールで。
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |19:39 |
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2009年06月16日
宝塚記念の登録馬が発表され、16頭がエントリー。正直、やや小粒かなという印象はありますが、今年の天皇賞・春1~3着馬、同じく安田記念1~2着馬がそろって名前を連ね、16頭中13頭が重賞ホースという陣容になりました。
歴代の宝塚記念出走メンバーとの比較は抜きにして、2009年上半期の総決算と言えるトップホースの競演となったのではないでしょうか。
この登録16頭の中で一番の注目はやっぱりウオッカ。最終結論は最終追い切り後とのことですが、今週は1週追い切りもありますし、どのような結論となるのか気になって仕方ありません。
もちろん、ディープスカイとかドリームジャーニー、サクラメガワンダー、マイネルキッツとか、有力牡馬の1週前追い切りの動きも非常に気になるところです。
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さて、今週から阪神、福島に開催が移り、いよいよ夏の北海道シリーズも開幕。ということは、2歳新馬戦もスタートですね。昨年は初日からセイウンワンダーが阪神で登場しました。今年も来年のクラシック候補生がいきなり出走するかもしれません。こちらの方も楽しみです。
また、今年はいきなり札幌開催で「あれ?」と思っているファンもいるでしょう(まさに僕がそうでした)。函館競馬場のスタンド改修に伴い、今年は函館開催分を他場に振り替えて行うため、いきなりの札幌開幕となったわけです。
夏競馬開幕を飾る今週の重賞は日曜阪神メーンの牝馬限定GIIIマーメイドS。この1鞍だけですが、牝馬限定重賞は限られていますから、昔から牝馬トップホースが多く参戦してくれるんですよね。今年も好メンバーとなりました。
また、ハンデ戦であること、梅雨時であるため馬場状態が流動的であること、さらに「牝馬は実績もよりも調子」という格言もあることから、思わぬ軽ハンデ馬の激走もあってここ数年は荒れ相場。馬券的にも妙味たっぷりのレースです。
では、今年の有力馬の紹介、分析といきましょう。登録馬は→コチラ(Yahoo!スポーツ)
まずは、昨年のGIエリザベス女王杯馬で最優秀3歳牝馬に選出されたリトルアマポーラ。いずれもマイル戦だった今年2戦は7、6着と振るいませんでしたが、初戦のGIIマイラーズカップは休み明けで牡馬相手、前走のGIヴィクトリアマイルは内が伸びる馬場で外枠発走が不利でした。また、マイルは微妙に短いのかもしれないですね。
仕切りなおしの2000メートル戦。牝馬相手ならば実力トップは疑う余地がありませんし、走りごろの叩き3走目。今度こそ本来の走りが見られるはず。また、ハンデも56.5キロならば大きな不安材料にはならないでしょう。この斤量は他馬との比較からしても、恵まれたと思います。
ベッラレイアは“最強牝馬世代”を代表する1頭で、こちらも能力は現役牝馬トップの一角。前走のGII金鯱賞でも牡馬相手に0秒2差の4着と善戦しました。
ただ、2走前のGIII福島牝馬S、昨年のマーメイドSが苦手の雨にたたられたように、どことなく運のない馬。勝ち鞍自体も2007年4月GIIフローラS以来、2年以上も挙げられていません。嫌な流れを断ち切るためにも、ここで久々の勝利を挙げたいところ。良馬場ならアッサリがあってもいい馬ですので、まずは天気との戦いとなりそうです。
ザレマは前走GIヴィクトリアマイル4着。ほか今年はGII阪神牝馬S2着、GIII京都牝馬S3着などがあり、牝馬限定重賞では上位安定勢力です。開幕週だけにスッと先行できる脚質は頼りになりますし、斤量も55キロ。発馬さえ決めれば、今回も好勝負圏内でしょう。
意外にも重賞はまだ未勝利ですので、ここで待望の初勝利を決めたいところです。
ベッラレイア、ザレマと同じく最強世代の5歳から、レインダンスも有力の1頭。ひところのスランプを昨年秋に脱出し、今年2月のGIII京都牝馬Sではザレマに先着する2着で、久々の連対を果たしました。
まだムラっぽいところはありますが、まともに能力を出し切ればここ上位の馬。前走6着からの前進には要注意です。
一方、リトルアマポーラと同じ1つ下の4歳世代からは、阪神で重賞2勝のマイネレーツェル。今年2戦は連続の2ケタ着順ですが、牡馬相手だったり、4カ月ぶりだったりと、必ずしも走れる条件が揃っていたわけではありません。
今回は牝馬限定戦で、得意の阪神コース。十分に大変身が期待できるというわけです。また、いずれも人気薄で好走してきたタイプなので、ちょうどいい具合に人気を落としているのも好都合かもしれません。
4歳馬からもう1頭、GI秋華賞2着のムードインディゴも忘れてはいけない存在。こちらも今年2戦は思わぬ凡走続きですが、牝馬限定戦の中距離戦なら一変可能。阪神コースはGIIローズSで2着があり、今回と同じ阪神2000メートルの忘れな草賞1着と、コース相性は抜群です。
また、近走精彩欠くも53キロで激走狙いたい昨年のGIII愛知杯勝ち馬セラフィックロンプ、前走パールSの勝ち内容が良かったウェディングフジコ、3連勝でOP入りしたニシノブルームーン、再び芝戻りで復活目指す良血ニシノマナムスメなども一発あっていい面々です。
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■週初め予想&見解
◎ベッラレイア
○リトルアマポーラ
▲ザレマ
△レインダンス
×ムードインディゴ
注ウェディングフジコ
中心はベッラレイア、リトルアマポーラの2頭。金鯱賞でのレースぶりを見ると晴れの良馬場ならベッラレイア、ひと雨くればリトルアマポーラ、といったところでしょうか。ただ、ハンデ面ではリトルアマポーラの方が恵まれたのかなとも思います。
いずれにせよ、この2頭がまともに能力を出し切れば一騎打ち。そこにザレマ、レインダンスあたりがどこまでせまれるか、と見ています。
ただ、前述したように当日まで馬場状態が流動的であることと、ハンデ戦であることから、近走パッとしない実績馬よりも、ウェディングフジコ、ニシノブルームーンのような勢いのある軽量馬の一発に期待する方が、馬券的には面白いとも言えますね。
その意味では、現時点で除外対象の方に魅力的なメンツがいたりしますが……。
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |00:11 |
レース展望 |
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