2009年05月30日
今年もダービーがやってきました。ダービーだけは特別です。毎年、この時期になると何だか感慨深いと言いますか、何と言いますか。
改めて昨年6月新馬戦スタートから振り返ってみると、賞金ボーダーラインの高さからも分かるように、2006年生まれの3歳馬にとっては、長く苦しい戦いだったと思います。
まずは、18枠しかないゲートに入れたサラブレッドたち、その馬に携わる関係者のみなさま、ご苦労様でした。おめでとうございました。
あとは、まずは無事に、そして持っている力を全て出し切れる悔いのないレースを全馬に期待したいですね。
また、今年のクラシック戦線の面白さは、やっぱりケガや体調不良で脱落していく馬が少なかったということ。
セイウンワンダーなんて、一発目の新馬戦でデビューした馬ですからね。2歳戦、また3歳戦の早くからトップ戦線で活躍してきた馬たちが、そのままレースごとにしのぎを削りあい、また、そこに新興勢力もバランスよく、絶妙に絡み合ってのダービー戦線。
改めて、競馬の面白さは「点」ではなく、「線」。そして、各馬にまつわるストーリー、各レースごとにつむがれていく物語です。
うーん、早くレースが見たい! でも、もうダービーが終わってしまうのか……と思うと、まだ見たくない!と思ったり。
近年にない盛り上がりを見せた春二冠のフィナーレは、どんな結末を見るのでしょうか。
もちろん、予想する方にとってもダービーだけは当てたい! そして、応援している好きな馬に勝ってほしい!
そんなこんなで色々な思いをめぐらせながら出た今年のダービー結論、以下です。
×××××××××××××××××××××××
<GI日本ダービー>
◎リーチザクラウン
○アイアンルック
▲アンライバルド
△アプレザンレーヴ
×トライアンフマーチ
注セイウンワンダー
本命は皐月賞に続き、リーチザクラウン!
前走は能力の半分、いいえ、5分の1も出していません。全然競馬になっていませんでしたから。枠順から来る展開がまったく合わず、武豊騎手いわく「最悪の展開」でした。着順は13着だろうが、度外視できます。
本当に強い馬だったら多少の展開など問題にしないのでしょうけど、逆を言えば、展開がハマれば恐ろしく強い競馬をするということ。
アンライバルドを負かすとしたら、そういった「爆発力」を持った馬じゃないと無理ということです。リーチザクラウンがいい意味で「爆発」すれば、アンライバルドだってアッサリとブッちぎれる――そう、信じています。
皐月賞で泣いた展開面にしても、ゲートから1コーナーまで距離がありますし、テンからものすごく忙しい競馬になるとは思えません。
また、ストライドの大きな馬なので、ゆったりと走れる東京2400メートルはピッタリ合うんじゃないかとも思います。
自分のペースで、自分の競馬ができればケタ違いの強さを見せてくれるのは、これまで挙げた3勝が雄弁に示しています。
そして、ダービー最多勝の武豊騎手。すでに4勝挙げているのに、今なお人一倍ダービーに執念を燃やすユタカ騎手が、このまま黙っているとも思えません。
そして、そして、橋口調教師。個人的な思いですが、何としてでも橋口調教師にはダービーを獲ってもらいたいんです。
そんなわけで、○アイアンルックで今年のダービーは奇跡の橋口ワンツーを期待。そんなことになったら祭りですね。
ちょうど、橋口調教師とも縁が深いサブちゃんこと北島三郎さんがダービー前に国歌斉唱するらしいですし、橋口ワンツーが決まったら「まつり」を歌ってもらうなんてのは、どうでしょうか?
(すみません、『予想』ではなく、もはや『希望』ですね。でも、いいんでんす。ダービーだから。ダービーだけは自分が一番応援している馬に勝ってほしいですから)
▲アンライバルドは、すごく強いです。まともに能力を出し切れば、二冠濃厚でしょう。
でも、どーしても個人的に引っ掛かる点が1つあります。それは、気性面とか大外枠とかじゃなく、その「切れすぎる」末脚。あれだけ切れる馬って、かえって東京コースは合わないんじゃないか?そんな気がしているのです。
スパッと来て、ピタッと止まってしまうんじゃないかと。まあ、あくまで個人的な見解なわけですが。
あと、皐月賞2、3着馬も依然好調。トライアンフマーチ、セイウンワンダーともに追い切りは動いていましたね。オークスみたいに、皐月賞の着順そのまんまって可能性も十分あるんじゃないかと思います。
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2009年05月30日
きのう29日に東京・JCBホールで開催された「キン肉マニア2009」。ナマで見たかった……。
<GII金鯱賞>
◎スマートギア
○サクラメガワンダー
▲ベッラレイア
△ニルヴァーナ
×ヴィクトリー
注マンハッタンスカイ
金曜は忙しくて、こんな時間に更新です。とりあえず、簡単な予想を。
本命はスマートギア。中距離戦線での活躍を期待していた馬。前走がエライ強い競馬で、昇級戦のGIIでもこの相手関係なら十分やれる馬です。
また、昨年の菊花賞では4着健闘。レース後に武豊騎手が「いい競馬ができたけど、最後は距離かな。もうちょっと短いところなら将来楽しみ」と語っていたのが印象的でした。
ここを勝てば一躍、宝塚記念の惑星に。
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2009年05月28日
日本ダービーの枠順が確定しました。出馬表は→コチラ(Yahoo!スポーツ)
まず最初に目に付くことは皐月賞馬アンライバルドが、なんと8枠18番に入ったこと。ヴィクトリアマイル、オークスとここ2週は有力馬が極端な枠に入っていなかったんですが、ここに来てまたも有力馬、しかも1番人気馬(おそらく)が大外ゲートインとなりました。
やっぱり、今年春のGIはなんだか有力馬が外めの枠に入っちゃうのが目立ちますよね。そういう星の巡りなんでしょう。
で、この大外枠。ダービーにおいては有利なのか、不利なのか。先週のオークス枠順の時にも書きましたが、このコースは「展開いらずの府中2400」。その馬が持っている実力がストレートに発揮されるコースであり、基本的に内・外の大きな有利不利はないと思います。
また、18番発走からの戴冠というと、ここ最近だと2001年ジャングルポケット、1997年サニーブライアン。大外ではありませんでしたが、94年ナリタブライアンは8枠17番でしたね。
さらに、91年トウカイテイオーはさらに2つ外の単枠指定8枠20番からの圧勝Vでした。
要するに、大外だろうが何だろうが、能力のある馬は問題なく勝ってしまうわけで、枠にとらわれないパフォーマンスを発揮できるコースが府中2400メートルというわけです。
ということは、アンライバルドの大外も問題なし!? いいえ、ちょっと気になるデータを1つ。
大外からダービーVを決めた馬を書き並べてみましたが、実は過去10年で絞ると、ダービー馬10頭中7頭が1枠~3枠発走の馬。つまり、近年の傾向としてはメチャクチャ内枠有利なんですよね。05年ディープインパクトから昨年のディープスカイまで4年連続で内枠馬が勝利。
その上、この春の東京開催はこれだけ日程が進んでいるのに、どういうわけかインコースが依然伸びており、安藤勝己騎手が先週も言っていたように外は「伸びきれない」。このコース傾向が今週も続くようであれば、後ろから行くアンライバルドにとってはこのコースコンディションが一番のネックになってきそうです。
そして、中山競馬場で開催されたスプリングS、皐月賞ともにスタンド前発走のレースでもアンライバルドは落ち着いており、折り合いともに問題ありませんでしたが、今回は初コースの東京。スタンドの規模も違えば、やはり今回はダービーですからファンの歓声や雰囲気も違うと思います。
それをスタンドから一番近い場所で一身に受けて、1つの課題とされている気性面が“切れて”しまわないとも言い切れません。
アンライバルドにとってこの枠番は、二冠制覇への大きなヤマになるかも……。と言いつつ、彼の能力ならまったく関係ないかもしれないですが。落ち着いて能力を出し切れば、ダービーを勝つ可能性の一番高い馬だと思いますし。
一方、他ライバル陣営はと言いますと……。逆襲に燃えるロジユニヴァースは、皐月賞と同じ1枠1番。これを不吉と見るか吉兆と見るか。単純に考えれば、過去10年の傾向や今開催のコースコンディションを考えれば、これは好枠。前走は内枠が敗因ではなく、コンディションの問題。出来が戻っていれば、この最内を最大限に利しての大反撃が見られると思います。
その1つ外の1枠2番アプレザンレーヴも好枠ですね。GII青葉賞では狭いコースを割ってきたように、馬込みでも平気で根性も申し分ない馬。この内枠は苦にならないと思います。
注目の武豊リーチザクラウンは6枠12番。枠番だけなら極端に外でもなく、後入れ偶数ですし、ゲートが開けば内・外を見ながら競馬ができる枠。特に大きな問題がある枠ではありません。2004年キングカメハメハが勝った枠番です。
ただ、理想を言えばもうちょっと内が良かったかな、とも思います。やっぱりこの馬は気分良く走らせてあげる方が能力を発揮できるタイプだと思いますし、現時点で一番能力を発揮しやすい形は単騎逃げ(のはず)。内枠の方がハナへ行きやすいですからね。
ただ、スタートしてから1コーナーに入るまでは距離が十分にあります。このコースなら、他馬が行かないんであればスッとハナに行けますし、誰かが思い切って行けば2番手で折り合うことも可能でしょう。
今回は前に行く馬が少ないので、3つ内にいるジョーカプチーノとの兼ね合い一つになりそうなんですが、気になっているのがもう1頭。皐月賞でハナを切ったゴールデンチケットです。皐月賞はかなり速いペースで飛ばしましたし、前走の交流GIII兵庫ゴールドトロフィーでも逃げてスーニを完封。今回もかなり飛ばして行くのでは……。
このゴールデンチケットが2つ外とわりかし近い場所にいるので、スタート直後に外からガーッと来られて、それにリーチザクラウンもつられてしまうようなことがあると、皐月賞の二の舞も考えられますね。ポイントは1コーナーまでの入りです。
posted by スポーツナビ編集部 |20:08 |
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2009年05月26日
過去10年のデータ分析から、『アンライバルド二冠濃厚』の結論が早くも出てしまいました前回の記事でしたが、もちろん、データ通りに決まらないのが競馬の面白いところ。
ロジユニヴァース、リーチザクラウンら皐月賞で敗れた実力馬たちが逆襲を見せるのか。アプレザンレーヴ、ジョーカプチーノら別路線組がこの世代の新たなチャンピオンとなるのか。
それとも、やっぱりアンライバルドが絶対的な能力で二冠を達成し、アンライバルド時代の完全到来を宣言するのか。
それでは有力各馬の紹介、分析といきましょう。
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今年の日本ダービー登録馬は→コチラ(Yahoo!スポーツ)
まず、何と言っても皐月賞馬アンライバルドですね。ここまで5戦4勝。勝った4つのレースはすべて驚異の瞬発力を発揮しており、文字通り「アッ」という間の差し切り勝利でした。
とにかく、前団に取り付くまでの脚、そしてそこから突き放す脚が速いのなんの、凄いのなんの。瞬発力の化身、と言っていい存在だと思います。
たった1戦で3強対決の決着をつけてしまった感のある前走GI皐月賞にしても、道中のラップがすべて12秒2以内という厳しいレースの中、大外から早め捲りで先頭に立ち、そこからラスト1ハロンもうひと伸びして完勝と、恐るべき強さでしたね。
不安があるとすれば、ただ1度の敗戦であるデビュー2戦目の敗因となった気性面。ですが、それに関してもレースを使うごとに解消されており、前走ではデビュー以来最高の落ち着き。長距離輸送も問題ありませんし、今となってはそれほど気にする材料ではないかもしれません。
中間の状態も、坂路とコースでキッチリ時計が出されており、順調そのもの。1週前追い切りの動きは見た目に格別良かったというわけではなかったようですが、長めからビッシリと追われている点に好印象。
「走るのが好きな馬だから、軽めにやるよりも、キッチリと時計を出す方がいい意味でのガス抜きになっているみたい」と以前、友道調教師がおっしゃっていました。
体調面に不安はないでしょう。シンボリルドルフ・トウカイテイオー父仔以来史上2組目の父仔春二冠制覇へ、そして、50年ぶりの兄弟ダービー制覇へ、視界良好です。
皐月賞で一気にトップ戦線に躍り出たのが、2着のトライアンフマーチ。ハイペースの助けがあったとは言え、出遅れ最後方からよくぞあそこまで追い込んだものです。
上がり3ハロンはアンライバルドを0秒2上回るメンバー最速の脚。皐月賞2着は決してフロックではなく、この馬の底知れない能力の一端だったと思わずにはいられません。
というのも、父スペシャルウィーク、母キョウエイマーチと、90年代を代表する名クラシックホースを両親に持つ超良血馬。ポテンシャルはまだまだこんなモノではないと思いますし、1戦ごとの確実な成長がそれを裏付けています。上昇度、成長具合ではアンライバルドを上回っているかもしれないですね。
母キョウエイマーチは距離に限界があるタイプでしたが、トライアンフマーチは長くいい脚を使うタイプで、レースぶりからも東京2400メートルはむしろ持って来いの舞台。戦後初の1勝馬によるダービー馬も可能です。
皐月賞3着セイウンワンダーは、昨年の2歳王者。今年初戦のGII弥生賞でいいところなく8着に敗れたため評価を落としましたが、前走で反撃の3着。さすがの地力を見せつけました。
能力はこの世代トップの1頭ということは間違いないところ。距離に関しても、皐月賞での奮闘ぶりから、馬込みで我慢させていけばあと400メートルがこたえるとは思えません。
この中間も速い時計でバリバリ乗り込まれており、今年3走目で最高潮といえるコンディションでしょう。2歳王者、復権へ。
一方、この皐月賞で一敗地にまみれた実力馬たち。その中でも注目は、やはりアンライバルドとともに『3強』と呼ばれ、むしろ人気・評価は皐月賞馬よりも上だった2頭。ロジユニヴァースとリーチザクラウン。
ロジユニヴァースは、新馬→GIII札幌2歳S→GIIIラジオNIKKEI杯2歳S→GII弥生賞と、すべて完璧なレースで4戦全勝。無敗の皐月賞制覇も濃厚と言われていましたが、終わってみれば、まるで別馬のような信じられない大敗でした。
いろいろと敗因が探られましたが、結局のところ、弥生賞で減らしていた馬体が皐月賞当日はさらにマイナス10キロから推察されるコンディション不良、つまり“出来落ち”だったのではと思います。
となれば、ダービーでの反撃のカギはもちろん体調回復。これさえ成功すれば、素質は世代トップを争うんですから即巻き返しが可能です。水曜の最終追い切りなどをジックリ吟味したい1頭ですね。
リーチザクラウンも期待を大きく裏切る2ケタ大敗でした。こちらの敗因はずばり、自分のペースで気分良く追走できなかったことに尽きます。能力の半分も出し切れませんでした。
巻き返すには、やはり気分良く自分のペースで競馬をすること。スイスイと自分の型に持ち込めば、エライ強い競馬をするのはGIIIきさらぎ賞をはじめ、これまでの3勝を見れば明らかです。
能力を出し切れば、圧勝したって全然不思議じゃない。それくらいの能力を持った馬です。ストライドの大きさ、血統、体型からも東京2400メートルは走りやすいとも言えるでしょう。爆発力ならメンバー一番。
そして、史上最多のダービー4勝ジョッキー・武豊騎手の大舞台での騎乗にも期待ですね。
そのほか、皐月賞組からは、ダービー馬ジャングルポケットを父に持つ決め手鋭いシェーンヴァルト、レース内容が悪くなく3カ月ぶりを叩いた上積みにも期待が持てるナカヤマフェスタが面白そうな伏兵になりそうです。
トライアル組から一番の注目は、GII青葉賞を快勝して駒を進めてきたアプレザンレーヴ。
デビュー3戦目から早くも東京へ遠征し、2000メートル戦で2着馬をあっさりと3馬身ちぎる圧勝。これで関東ファンにも強い印象を残しました。初重賞挑戦となった2走前のGIII毎日杯では出遅れが響いて3着に敗れましたが、前走の青葉賞ではキッチリと能力を出し切りましたね。
長く重厚な脚を使う馬なので、東京2400メートルは文句なしに合っているタイプ。これまでのレースぶりから、能力的にも皐月賞上位組と比べて遜色ないでしょう。父シンボリクリスエスが果たせなかったダービー制覇へ、大きな期待が寄せられます。
もう1つのトライアル、プリンシパルSを勝ったケイアイライジンはしぶとい差し脚で勝負強さを見せましたが、より印象に残ったのが2着アントニオバローズ。
弥生賞前のアクシデントが響き、皐月賞は1月のGIIIシンザン記念1着以来3カ月ぶりのぶっつけ、さらに発馬での不利があって9着と敗れました。もちろん、これは度外視できます。
1度叩いた前走のプリンシパルSでは、4番手からの積極競馬で2着を確保。勝てはしなかったものの、たった1戦で巻き返すあたり、さすが角田騎手が付きっ切りで調教をつけるくらい素質を高く評価する馬だ、というところを改めてアピールするレースだったと思います。
その前走にしても、まだまだ本調子ではなかったでしょう。中2週続きになりますが、1週前追い切りではCWで6F78秒前半の時計を出されており元気いっぱい。2走叩かれ、出来はここ3走で一番です。
「元気があればダービーも勝てる!」と、馬名通りの一発を見せてくれるかもしれません。
これらクラシックとは別路線で話題を集めている馬は、やっぱりGINHKマイルカップを制した3歳マイル王ジョーカプチーノ。10番人気での勝利には驚きましたが、競馬内容そのものは堂々の先行押し切りで文句なしに強い競馬。どうやら、ただのマイラーではなさそうです。
勢いに乗ってのダービー挑戦。課題はもちろん、さらに800メートル延びる距離です。血統的には十分やれそうですが、気性がかなり前向きみたいですし、体型的にも2400メートルはちょっと長いのかなとも思います。でも、この時期の戦いならば、能力の高さで何とかなってしまうもの。
この馬の場合は、要は折り合い一つ。リーチザクラウン同様、マイペースでスイスイ行ければ前走のようにアレヨアレヨの競馬があって、何ら不思議ではありません。
勝てば、1200メートル、1600メートル、2400メートルと、いずれも違うカテゴリーの重賞を完全制覇。もちろん史上初のケースですし、文字通りの『3歳完全王者』誕生ですね
NHKマイルカップからは、2番人気で8着に敗れたアイアンルックにも熱視線。前走は4コーナーで前をカットされる大きな不利がすべてで、能力をまったく出し切れませんでした。
小倉1200メートル芝の新馬戦、直線だけで2着以下を7馬身ちぎる驚愕の競馬で楽勝。GIII毎日杯では大外をブン回しての差し切り勝ちを決めてアプレザンレーヴを負かしたように、潜在能力は世代トップ級の1頭。こちらも距離に課題を残しますが、末脚がハマればまとめて頂点まで突き抜けられる可能性を持った馬です。
ほか、同じくNHKマイルカップ組から、1番人気に支持されたGIII共同通信杯の勝ち馬ブレイクランアウトも忘れてはいけない1頭ですね。
前走の敗因は、3カ月ぶりの久々の影響もあったと思いますし、外が伸びきれない馬場コンディションの中、外枠発走から終始外を回らされる展開面の運のなさもありました。
もともとNHKマイルカップからダービーへのローテーションを予定されていた馬ですから、1度叩いての上積み十分でしょう。そして、前走がああいう結果に終わりましたが、共同通信杯の勝ちっぷりからも東京コースは一番能力を発揮できる舞台。変身に要注意です。
ここに挙げていない残りの馬たちについても、フィフスペトルとかトップカミングとかゴールデンチケットとか、いずれも一発やりそうな個性派ぞろい。「これはない」と断言できる馬がいないほどですね。
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■週初め予想&見解
◎アンライバルド
○アプレザンレーヴ
▲ロジユニヴァース
△トライアンフマーチ
×リーチザクラウン
注アイアンルック
中心はやはりアンライバルド。皐月賞での強すぎるレースぶりから完全にこの世代を一歩リードした存在となりましたし、中間の調整も順調そのもの。課題の気性面も現時点で問題なさそうですし、万全の状態でゲートに入れるのではと思います。
今回は舞台が東京2400メートルになりますが、ブエナビスタ同様、陣営はむしろダービーでこその馬と思っていたくらいですから、この条件は大歓迎でしょう。落ち着いてレースができれば、二冠の確率は高いのではないでしょうか。
それに、新馬戦で負かしたブエナビスタが二冠を達成した以上、アンライバルドも何としても続きたいですね。
(でも、実際にそうなったら、あの新馬戦は「伝説の新馬戦」なんて陳腐な表現どころではありませんね)
アンライバルドに続くのは、青葉賞勝ちのアプレザンレーヴ。これまでのレースぶり、東京コースでの強さを考えると、この大舞台、このメンバーでも大崩れはないと思います。
ただし、現時点でのアプレザンレーヴ2番手評価は皐月賞前に3強を形成していたロジユニヴァース、リーチザクラウンの思わぬつまづきがあってのもの。やはりアンライバルドを倒す可能性を持った馬は、ロジユニヴァース、リーチザクラウンだと思います。要は持っている能力を出し切れるかどうかがすべて。
それにしても、今年の18頭は、みんながみんな楽しみを持てる実力馬たち。ここ数年を見比べてみても、間違いなく「今年のダービーは面白い!」と自信を持って言えるメンバーです。
その「面白い!」09年の3歳チャンピオンとなる馬は、誰なのでしょか? 最終追い切りや枠順などをしっかり吟味しつつ、週末にはビシッと最終結論を出したいと思います。
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |20:54 |
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2009年05月25日
今週はいよいよ競馬の祭典・日本ダービーです。今年もついにやってきましたダービー。競馬は金杯に始まり有馬記念で終わるのではありません。ダービーに始まり、ダービーに終わるのです。
競走馬、特に牡馬はすべからく、このダービーが行われる1日のために生まれ、調教を重ね、レースを走ってきた、と言っても過言ではないでしょう。
競馬=ダービー。
もちろん、競馬サークルの人たちもこのダービーを勝つことが一番の夢。競馬ファンもこのダービーウィークだけは緊張感を持ちつつ、楽しみたいですね。
2006年生まれの3歳馬は(持込馬、海外から輸入されたマル外馬含め)、7768頭。その中から出走できる18頭に入れるだけでもすごいことですが、その一生に一度の大舞台で一番の輝きを放ち、3歳チャンピオンの座に就くのは、果たしてどの馬なのでしょうか。
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それでは、今回はまず過去10年のデータから、ダービーの傾向を分析していきたいと思います。
今年のダービー登録馬は→コチラ(Yahoo!スポーツ)、過去のダービー結果は→コチラ(Yahoo!スポーツ)
■1番人気は抜群の信頼度
グレード制を導入した1984年以降、GIレースの中で1番人気馬の勝率、連対率ともに最も高いのが、このダービーなのです。勝率は6割、連対率は7割6分をマーク(マイルCSも連対率は同率タイ)。
過去10年を見ても、1番人気は7勝2着2回の何と9連対! 唯一連対を外したのは2007年のフサイチホウオー(7着)だけでした。これはかなりの信頼度と言えますね。
また、1番人気が敗れた99年、00年、07年に勝った馬も2、3、3番人気と上位人気馬。2着馬に関しても上位人気馬が占めるケースが多く、ここ10年ではおおむね5番人気以内の馬が2着を確保しています。馬連、馬単では平穏傾向が、この日本ダービーですね。
ただし、ここ2年は07年2着が14番人気アサクサキングス、08年2着が12番人気スマイルジャックと、2ケタ人気馬が連対。馬単、3連単ともに荒れており、穴馬券を狙うのなら『ヒモ穴』がいいかもしれないですね。
■前走皐月賞組が強い
過去10年、皐月賞から直行した馬が5勝2着4回の9連対。02年1着タニノギムレット、04年2着ハーツクライ、07年2着アサクサキングスも皐月賞に出走しており、やはりクラシック路線を歩んできた馬が能力上位ということになります。
一方、前走皐月賞組の次に好成績を挙げているのは、トライアルの青葉賞やプリンシパルSではなく、NHKマイルカップ組の3勝2着1回の4連対。近年はその馬に適したコースやローテーションを優先する傾向が強く、皐月賞に間に合わなかったというよりも、皐月賞にこだわらずに東京コースを狙ってローテを組んできた馬には要注意ですね。
ちなみに、他トライアル組の成績は、青葉賞が0勝2着3回の3連対、プリンシパルSが連対ゼロ、京都新聞杯組が1勝2着2回の3連対です。
■前走大敗からの巻き返しは厳しい
過去10年、前走2ケタ着順からダービーで連対した馬は07年2着アサクサキングス1頭のみ。皐月賞2ケタ着順からダービーで連対した馬となると、04年2着ハーツクライがいますが、これは京都新聞杯1着を挟んでのものです。
昨年2着のスマイルジャックが皐月賞9着からダービー2着にジャンプアップしたのが最高で、皐月賞2ケタ着順から直行で連対した馬はいません。
大逆転劇を見せた印象が強い99年1着アドマイヤベガも、実際は皐月賞6着からの巻き返しでした。
また、トライアル組はもっとシビアです。青葉賞、京都新聞杯からダービーで連対した馬は6頭いますが、このいずれもが1着馬。トライアルで出走権利を得たとしても、2・3着馬では本番で勝負にならないというデータが出ています。
裏を返せば、トライアル組は1着馬以外は“いらない”ということですね。
■重賞未勝利馬は消し
過去10年の連対馬20頭、すべてが重賞勝利の実績あり。現時点で重賞を勝っていない馬では、ダービー勝ち負けは厳しい模様。
また、99年1着アドマイヤベガ以外の19頭は3歳重賞を勝っています。さらに、01年2着ダンツフレーム、07年1着の牝馬ウオッカを除く17頭は1800メートル以上の距離で重賞勝利。そのダンツフレーム、ウオッカにしろ、皐月賞・桜花賞のGIで2着の実績があります。
総合すると、GIをはじめとした重賞実績のある馬が実力どおりにダービーで好勝負している、ということになりますね。
■千八以上の距離実績、二千以上の距離経験は必須
距離実績に関しても、過去10年の連対馬20頭すべてが1800メートル以上で連対実績あり。そのうち15頭までもが2000メートル以上で連対しており、牝馬ウオッカ以外の牡馬19頭はすべて2000メートル以上のレースに出走経験ありでした。
1つ上の項と総合すると、2000メートル以上に出走経験があり、かつ1800メートル以上での重賞連対実績が必須ということに。
近年、いくらNHKマイルカップからの参戦も珍しくないといっても、マイル以下での連対実績しかなく、2000メートル以上を走ったことのない馬では苦しいということになりそうです。
過去、NHKマイルカップからのローテーションでダービー連対を果たしたタニノギムレット、キングカメハメハ、アサクサキングス、ディープスカイの4頭は、いずれも2000メートル以上に出走経験があり、1800メートル以上の重賞で優勝経験がありました。
■3勝以上を挙げている馬が活躍
過去10年の連対馬20頭のうち、99年1着アドマイヤベガ、08年2着スマイルジャックを除く18頭が、ダービーまでに3勝以上を挙げていました。
アドマイヤベガにしても新馬戦が1位入線からの降着だったので、2勝以下の馬は苦戦ということに。ちなみに1勝馬の連対はゼロです。
■人気馬の消しデータ
以上のデータから、人気馬の消しデータを当てはめてみます。
まず、皐月賞で3強と呼ばれたうちの2頭、ロジユニヴァースとリーチザクラウンはいずれも皐月賞で2ケタ着順の大敗。過去10年、皐月賞からの直行組で2ケタ着順から巻き返した馬はなく、2頭とも消しということに。
皐月賞2着で俄然注目が集まっている良血トライアンフマーチは、重賞未勝利&1勝馬という点がいずれも過去10年で連対ゼロ。さらに1勝馬の勝利となると、69年前の1940年イエリユウまでさかのぼらなければいけません。
皐月賞3着馬で2歳王者セイウンワンダーは2歳重賞の実績は申し分ありませんが、3歳重賞戦線での実績だけ見れば、距離実績が足りない印象。
皐月賞組の次に好成績を挙げているNHKマイルカップの勝ち馬ジョーカプチーノも、やはり距離実績がマイナス。ダート戦で1700メートルを勝っているといっても、芝ではマイルまでの連対実績しかなく、2000メートル以上のレースを走った経験もなし。これもデータ上では強く推せません。
同じくNHKマイルカップ組のブレイクランアウトも重賞実績はあるのですが、距離出走経験でマイナス。さらに、勝利数2勝もマイナス条件でしょう。
これは、アイアンルックにも同じことが言えます。
マイナス点が一見ないように見える青葉賞の勝ち馬アプレザンレーヴ。データ上ではダービーでも好勝負ができそうですが、やはり気になるのは、青葉賞が創設された1984年以降、このレースからのダービー勝ち馬が出ていないということ。つまり2着はあっても、1着は!?
“青葉賞組はダービーを勝てない”というジンクスは破れるのでしょうか。
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■アンライバルドの二冠確率は高い!
以上のデータ分析から、まったくマイナス項に引っかからないのが二冠を狙う皐月賞馬アンライバルド。
しかも、GIIスプリングS→GI皐月賞を連勝した馬のダービー成績は、通算11戦8勝で、勝率7割2分7厘。グレード制を導入した1984年以降となれば、4戦4勝で勝率100パーセントです。
さらに、このローテでのダービー馬を挙げると、コダマ、メイズイ、シンザン、タニノムーティエ、ミホノブルボン、ナリタブライアン、ネオユニヴァース、メイショウサムソンと、名馬がズラリ。
アンライバルドはこれら名馬に、そして父ネオユニヴァースに並ぶ二冠達成となるのでしょうか。
データ上では、他馬を一歩も二歩もリードしているという結論になりました。
次回では出走有力馬の紹介、分析、週初め予想&見解を更新したいと思います。
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |20:51 |
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2009年05月23日
最近、胡散臭いものと言えば、東京都を中心とした新型インフルエンザ感染に関する情報や報道。関西地方であれだけ感染者が出ているのに、東京都(関東地方)ではわずか数人で、いずれも「海外渡航者」または「関西から来た(帰ってきた)人」って……。
むしろ、こんな情報開示や報道をされればされるだけ、ホンマかいな?と疑ってしまうし、海外や関西を悪者にして、「東京を中心とした首都圏は全然悪くないですよ」というスタンスが、何か気持ち悪い。
かえって、関西の医療機関の方が首都圏よりも検査・技術が断然進んでいて、対応もはるかに誠実だと思ってしまうんですけど。
そんなことを言っているそばから、オマエの予想の方がよっぽど胡散臭いわい!という声の拡大を未然に防げるよう、今週こそはビシッと的中させなければ、と強く思う所存です。
そして、僕のトホホな予想でも毎回◎の期待に応えて1着に来てくれるお嬢様といえば、この馬しかいません!
というわけで、オークス予想は以下。
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<GIオークス>
◎ブエナビスタ
○ジェルミナル
▲レッドディザイア
△ワイドサファイア
×ブロードストリート
注ダノンベルベール
本命は何も言うことありません。ブエナビスタです。中間もきっちり調教が積まれていますし、最終追い切りも長めにビッシリ追われて、動きも文句なし。「順調」という言葉以外、見当たりません。彼女の場合、特別良くなることが大事なのではなく、この「順調」が一番大事なわけです。
枠番も4枠7番なら好枠。土曜東京も内ラチ沿いが伸びていましたが、それを考慮しても、外・外を回らされる心配がなく、内・外を見ながら自在に競馬ができる分、心配はいりません。
初の距離、東京への輸送、そして初コースとなる東京競馬場に関しても、これまで散々出尽くした報道のとおり。安藤勝己騎手、松田博資調教師ともに桜花賞前から「距離が延びる方が競馬はしやすい」とおっしゃっていました。
府中2400メートルは地力の差が出るコース。よほどの致命的な不利・アクシデントでもない限り、ブエナビスタの二冠は濃厚と思います。彼女の底知れない能力を全面信頼です。
対抗は、こちらも順調そのものジェルミナル。桜花賞は勝負が決まったあとの3着でしたが、もっとやれる馬。それは、ブエナビスタと対戦するごとに着差を縮めていることからも分かることです。
土曜の馬場傾向から、外枠はやや不利にも見えますが、その分、道中は包まれることなくノビノビと競馬ができるはず。自在性のある馬ですし、内枠にはないアドバンテージを存分に生かしてほしいと思います。そして、オークス3勝を挙げる福永騎手の腕にも期待。
同じく藤原英厩舎のワイドサファイア、ブロードストリートもジョッキーの組み合わせ含め、何かやってくれそうな予感がします。
レッドディザイアは▲評価としましたが、これは「3番手」評価ではなく、印の意味どおり「単穴」。つまり、ブエナビスタを倒すとしたら、彼女しかいないという意味。よって、印は3番目でも、むしろ能力は対抗ジェルミナルより上、という評価でもあります。
穴は関東馬。ディアジーナでもデリキットピースでもなく、ダノンベルベール。やはり桜花賞組からの巻き返しが怖いことは、オークスの歴史が物語っています。
桜花賞は馬体減の影響もあったのでしょう。馬体回復なら即反撃ができる素質馬です。
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<GII東海S>
◎ワンダースピード
○メイショウトウコン
▲ウォータクティクス
△マコトスパルビエロ
×アドマイヤスワット
注ヤマニンリュバン
ウォータクティクスの素質・勢いは認めつつも、この距離なら本命ワンダースピードに一日の長あり。
未知の距離となる2300メートルで、終始マークされながら逃げ切るのは、いくら今のウォータクティクスでも厳しいのでは……。
逆にワンダースピードは2000メートル以上に実績と自信を持っていますし、好位からウォータクティクスを見る形でレースを進められる展開面での利。さらに、捕らえ切れなかった前回の斤量2キロ差から1キロ差に縮まるのも好材料ですね。
前を突っつきながらライバルを競りつぶし、返す刀で後続も完封。そんなレースをワンダースピードに期待しています。
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2009年05月21日
オークスの枠順が確定しました。出馬表は→コチラ(Yahoo!スポーツ)
注目のブエナビスタは4枠7番。内過ぎず、外過ぎず、桜花賞同様にちょうどいいところだと思います。
「決まった枠が一番いい枠。ま、いい枠とちゃうか」と語る松田博調教師の声が聞こえてきそうですね。
もともと、「展開いらずの府中2400」という格言があるように(いや、なんか今適当に作ったように思われるかもしれませんが、あったような気がします)、東京2400メートルは枠順での極端な有利不利、同じく展開面での大きなマギレが生じにくく、能力のある馬が勝ち負けになるコース。
要するに“力”のある馬が勝つレースなんです。過去10年のオークス連対馬の枠番を見ても、内・外まんべんなく連対していますよね。
その上で、ブエナビスタの4枠7番。ここなら内・外を見ながら競馬ができますし、普通に流れれば致命的な不利も受けないでしょう。
また、2週前のNHKマイルカップ、コースが「B」に替わった先週のヴィクトリアマイルともにインが伸びていましたが、例え今週もその傾向が残っていたとしても、7番スタートなら馬場コンディションのいい道を通れますし、“伸びない外”を通らされることもありません。
逆にインが荒れていて伸びないと判断すれば、サッと外めを通れば済むだけのこと。あとは、アンカツさんが桜花賞でも言っていたように「この馬の能力を信じて追うだけ」です。
一方、女王打倒に期待がかかるレッドディザイアは2枠3番。経済コースを通れますし、距離損もなく3~4角、そして直線へ向ければ通ったコースのアドバンテージで女王と一騎打ちに持ち込むことができる枠。また、先週同様にイン伸び傾向が続いていれば、さらにオイシイ枠番だと思います。
ただし、レッドディザイアも末脚勝負の馬なので、この枠だと前が壁になる危険性も出てきます。でも、そのリスクを承知で勝負しなければ、ブエナビスタは負かせない強大な相手。堅実に2~3着を拾うならもうちょっと外の方が良かったかもしれませんが、ブエナビスタ打倒なら、絶好の枠番に入ったと思います。
前述どおり、もし今週もインが伸びて外は伸びない馬場と仮定するならば、逆に困ったなぁと思ってしまうのが藤原英厩舎の3頭。すべて7枠と8枠に入ってしまいました。先週のヴィクトリアマイルでカワカミプリンセス、リトルアマポーラの7枠2頭が掲示板にも載れず敗れたシーンを思い出すにつけて、う~ん、この枠は……と思わざるをえません。
しかしながら、マイル戦と12ハロン戦はまったく性質が違いますし、1600メートル戦での傾向がそのまま2400メートル戦にも当てはめて考えてしまうのも早計だとも思います。
前向きに考えれば、ブエナビスタやレッドディザイアが馬群に包まれてゴチャゴチャしているのを横目に、こちらは外を自由自在にノビノビと追走。また、一転して今週は外が伸びる馬場になっているかもしれないので、諦めるのはまだ早いですね。
そして、この3頭には藤田騎手、岩田騎手、福永騎手といずれも名手ぞろい。藤原英厩舎3本の矢がブエナビスタに対し、この外枠からどのようなジェットストリームアタックを仕掛けてくるのか、注目ですね。
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で、恒例の展開予想。ハナはこの並びなら2枠4番のヴィーヴァヴォドカがすんなり。その後ろを外からデリキットピースが追いかけて、ディアジーナが続く展開でしょうか。3歳牝馬の2400メートル戦なので、そう速いペースにはならないでしょうが、ヴィーヴァヴォドカはマイペースで行きたいタイプだと思うので、超スローではなく、平均~ややスローペースと予想します。
このペースの中、意外と予想するのが難しいのがブエナビスタの位置。これまでどおりなら最後方に近いポジションだと思うのですが、僕は中団と予想します。
デビュー直後は出の甘いところもあったものの、今では普通にスタートを切れるようになっていますし、無理して下げる必要もありません。今までは“安全運転”で一旦下げて大外からブチ抜く競馬をしていましたが、桜花賞でレッドディザイアがあれだけの競馬を見せたこと、また外があまり伸びていない先週までの府中の馬場傾向を考えると、いくらアンカツさんでもそんな競馬はしないのでは、と思うんですよね。
また、インを狙うにしても、ケツから行ったのでは前が開かないと思います。というわけでは、今回はまた違った意味の“安全運転”で中団から、と予想しました。
そうなるとレッドディザイアは、ブエナビスタの前か後ろか。常識的に考えると、ブエナビスタを後ろから差すのは難しいと思います。桜花賞のようにブエナビスタより早く先頭に立って出し抜きたいところ。といって前めで競馬をして、これまでの良さ、すなわち末の切れ味がなくなっても困りもの。
道中のポジションはブエナビスタより後ろでも、内枠のアドバンテージを最大限に利用し、3~4角のコーナリングの差で一気にリードを取っていきたいですね。
ここ2週のGI傾向から、前へ行くディアジーナ、デリキットピースにも女王を脅かすことは可能と思いますが、ブエナビスタとレッドディザイアが津波のように後ろから迫ったとき、果たして先行馬にそれを跳ね返す余力はあるのか?
抵抗する間もなく一気に飲み込まれてしまえば、あとはズルズルと下がるだけ。そうなると、今回は差し馬同士での決着に――そんな予感もしてきました。
大穴を狙うなら、ブエナビスタが先行勢を大掃除してくれたあとに、ゴール前で強襲してくる追い込み馬かもしれないですね。
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2009年05月19日
17日はウオッカが衝撃的な強さでヴィクトリアマイルを圧勝し、海を越えたアメリカでは現地時間16日にレイチェルアレクサンドラが、牝馬としては85年ぶりの米国三冠レース第2弾・GIプリークネスS制覇をやってのけました。しかも、ケンタッキーダービー馬を1馬身差の2着に負かして。
日米で牝馬が大活躍を見せる中、今週日曜は東京で3歳牝馬クラシック第2弾・GIオークスが行われます。
今週も注目はスーパーヒロイン。GI桜花賞を破格の強さで快勝した無敵の女王ブエナビスタに尽きます。勝つかどうかではなく、すでにどんな勝ち方をするのか、いいえ、それすら通り越してウオッカと対決したらどうなるのか、いやいや、今年中に凱旋門賞に挑戦すべきだ、なんて話題にもなっている恐るべき能力を持った女の子です。
ヴィクトリアマイル同様に、オークスも1番人気が期待通りの強さを見せつける競馬となるのか。それとも、レッドディザイア以下2番手が大逆転を果たすのか。
それでは展望といきましょう。
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まずは過去10年のデータから。過去のオークス結果は→コチラ(Yahoo!スポーツ)
■桜花賞組が断然、TR組は苦戦
過去10年の勝ち馬10頭のうち、8頭が桜花賞からの直行組。2着馬も8頭おり、連対馬20頭中16頭が桜花賞から参戦した馬たちです。ワンツー決着も過去10年で7回もあり、04年と昨年は上位5着全てを桜花賞組が独占。これはもう、断然桜花賞組が有利と見ていいでしょう。
一方、残りの勝ち馬2頭は、フローラS組1頭、スイートピーS組1頭。数は同じですが、2着も含めるとフローラS組は1勝2着2回。データ上では、トライアル組の中ではフローラSから参戦してきた馬にチャンスが残されていると言えそうです。
ただ、連対馬だけを見てもそうですが、5着まで広げてみてもほとんどが桜花賞からの直行で占められています。07年は例外的に2~5着が別路線組でしたが、これは桜花賞1着ダイワスカーレット、2着ウオッカとも回避してのメンバー。それでもこの年のオークスを勝ったのは桜花賞4着のローブデコルテでした。
桜花賞直行組と別路線のトライアル組とではレベル差がある、と言わざるを得ません。
ちなみに1990年代に、94年チョウカイキャロル、97年エリモエクセルと2頭のオークス馬を輩出した忘れな草賞組は、過去10年で02年ユウキャラットの3着が最高と不振です。
■1番人気は苦戦傾向 単勝1倍台が3頭敗戦
1番人気馬は2勝2着2回の4連対。これが牝馬特有の難しさでしょうか、ちょっと信頼に欠けます。
単勝1倍台に支持されたテイエムオーシャン、アドマイヤグルーヴ、ダンスインザムードも敗れました。このうちテイエムオーシャン、ダンスインザムードは今年と同じく二冠間違いなしと言われていた桜花賞馬たち。さて、ブエナビスタは……?
1番人気が信頼性に欠けるといって、2ケタ人気馬は2着が3回ありますが、勝ち馬はゼロ。アッとビックリするような穴馬がオークス馬になった例は過去10年ではありません。
1番人気馬が負けた場合でも2~7番人気馬が勝っており、本命党の人でも十分に「伏兵」としてカバーできる範囲の馬に出番が回ってくるということになります。
大荒れするパターンは、やはり2着馬に大穴が突っ込んできたとき。穴党の方は2着、3着に取っておきの穴馬をからめる馬券を。
■前走大敗からの巻き返しは?
レースにかかわらず、前走2ケタ着順から大反撃を見せてオークスを勝った馬は過去10年でゼロです。2着は2頭いますから、絶対にない、とは言えませんが前走2ケタ着順からの巻き返しは常識的には難しいということに。
ただ、昨年の勝ち馬トールポピーは桜花賞8着、04年ダイワエルシエーロは桜花賞7着、02年スマイルトゥモローは桜花賞6着、99年ウメノファイバーは桜花賞6着と、前走で掲示板を外した馬から過去10年で4頭もオークス馬が誕生しています。
桜花賞からの直行であれば、2ケタ敗戦でなければ十分巻き返しは可能ということになりそうです。
■重賞での連対実績は必要
連対馬20頭のうち15頭が、重賞戦線で連対実績。前述した桜花賞6着以下から巻き返したオークス馬4頭は、いずれも重賞勝利の実績がありました。
また、前走(桜花賞)2ケタ着順からオークス2着に大反撃した2頭も同様に、03年チューニーはGIIIクイーンC1着、06年フサイチパンドラもGIIIフラワーC2着。
前走大敗から巻き返せる馬には、やっぱり理由があるというわけですね。桜花賞で大きく負けたからといって、それまでのクラシック戦線で重賞好走の実績があれば、見直せる余地は十分あるということです。
■キャリアは多すぎず、少なすぎず
連対馬20頭の、オークスに出走するまで走ったレース数は3戦~9戦。このうちキャリア3戦は1頭で、同じく9戦も1頭だけ。キャリア4戦~8戦くらいの馬がもっとも活躍できるというデータが出ています。
キャリア2戦、または10戦以上でオークスを勝っている馬は過去10年出ていないので、関東期待のディアジーナ(現在キャリア10戦)、デリキットピース(現在キャリア2戦)は“消し”ということに。
また、キャリア3戦で勝った1頭というのは06年のカワカミプリンセス。この馬くらいのとんでもない能力がなければ、キャリア3戦で勝つのも難しいということです。
ブエナビスタ打倒に最も大きな期待がかかっているレッドディザイアは、現在キャリア3戦。女王打倒を果たすためには、この“キャリアの壁”も超えなければいけません。
データ的には厳しいですが、わずかキャリア2戦で桜花賞2着と好走したレッドディザイアならば……
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つづいて、今年の有力各馬の紹介・分析といきましょう。登録馬は→コチラ(Yahoo!スポーツ)
何と言っても阪神JFを勝った2歳女王にして、桜花賞馬のブエナビスタ。ただ1度負けた相手は後の皐月賞馬アンライバルドと、きさらぎ賞馬リーチザクラウンの牡馬重賞ホース2頭だけで、牝馬相手には負けなしの無敵の女王です。
桜花賞も、なぜあの競馬であの位置から届くの?と不思議になるくらいの異次元差しで快勝。つまり、同世代の牝馬と比較すると『強すぎる』というわけですね。
今回の舞台は東京2400メートル。1800メートルまでしか走ったことのない同馬にとっては、まさしく未知の距離となりますが、安藤勝己騎手が言うには「距離が延びる方が競馬しやすい」とのことですから、不安はまったくありません。
また、あれだけの脚を使う馬なので、直線の長い東京コースもむしろ歓迎でしょう。この中間もしっかりと時計を出されて、出来も順調そのもの。二冠制覇はすでに見えた?
この女王を倒す可能性を秘めた馬といえば、まず名前が挙がるのが桜花賞で半馬身差2着に食い下がったレッドディザイアです。
この馬もエルフィンSで、普通ならとても届かないような位置からの差し切りという離れ業を披露。そして、キャリア2戦で2カ月ぶりという不利な材料を覆しての桜花賞2着でした。潜在能力はヒケを取りません。
レッドディザイアも新馬戦のころからオークス向きと言われていた馬で、競馬内容を見ればそれも納得。キャリアの少なさが欠点ではありますが、逆を言えばそれだけまだまだ成長、上積みがあるということです。桜花賞からオークスまでの上昇度ならこちらが上とも言えるでしょう。
このレッドディザイアならば、ブエナビスタ打倒は決して不可能な話ではありません。
逆転までは正直難しいかもしれませんが、いずれも上位争い可能と思える豪華布陣が栗東・藤原英厩舎の3頭です。
ジェルミナルは桜花賞3着からの参戦。対ブエナビスタは3戦していずれも完敗していますが、阪神JF1秒1差、チューリップ賞0秒6差、桜花賞0秒3差と、1戦ごとに差を縮めているのも事実。競馬の上手な馬で、ピリッとは切れなくても確実に伸びる馬なので府中2400メートル戦はもってこいでしょう。
ブロードストリートはスイートピーS1着からの参戦。チューリップ賞ではブエナビスタに一蹴されてしまいましたが、あれから2戦経験をつみ、確実にパワーアップしています。持ったまま馬なりで突き抜けた前走も強い内容でしたし、再戦となる今回は差が縮まるはず。
藤原英厩舎3本の矢、最後の1頭がフローラS2着ワイドサファイア。実はこの3頭の中で一番早い出世を期待されていた素質馬でしたが、ギリギリでのオークス切符となりました。それでも牡馬相手の毎日杯でアイアンルックから0秒3差など、やはりキラリと光るモノを持った馬。
1戦ごとに馬体重が減っているのも、むしろ馬体が絞れてより動ける体になっていると見れば、いい傾向かも知れません。大舞台で眠れる素質が花開くか。
また、アンライバルドを擁する友道厩舎は、オークスにサクラローズマリーを出走。まだ1勝馬で重賞も未出走ですが、OP特別の忘れな草賞では折り合いを欠きながら3着、TRスイートピーSではブロードストリートを上回る上がりタイムで2着に強襲してきました。
未勝利勝ち、スイートピーSともに左回りで、競馬ぶりから距離延長も問題ないタイプ。上位陣に一矢報いる一発があっても驚けません。
一方、関東馬のエースは、クイーンC&フローラSと、府中での重賞2勝を挙げるディアジーナです。
スッと先行できるスピードと、そこからの器用な立ち回り、そして最後までスピードを持続できるスタミナと、どれもが父メジロマックイーンの長所を存分に受け継いだと思わせる実力馬ですね。また、5戦連続連対中という安定感も見逃せません。オークスでも、まず大崩れはなさそうです。
そして、関東馬魅惑のもう1頭はデリキットピース。わずか1戦1勝の身でありながら、忘れな草賞ではブロードストリート、サクラローズマリーを悠々と完封する先行押し切り勝ち。ひょっとすると、ブエナビスタを除けば、一番底が知れない素質馬が彼女かも知れないです。
レッドディザイアよりさらに1戦少ないキャリア2戦という経験のなさが最大の不安点ですが、だからこそ面白いともいえる存在。ブエナビスタとも初対決ですし、こういった未知の馬が一気に頂点に立ったとしても不思議はありません。カワカミプリンセスのように。
また、桜花賞8着は馬体減が敗因と思われるダノンベルベール。能力があることは間違いないですから、馬体が回復していれば反撃可能。
ほか、ツーデイズノーチスは武豊騎手が騎乗。ウオッカでの勝利で波に乗っている鞍上の勢いには要注意です。
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■週初め予想&見解
◎ブエナビスタ
○レッドディザイア
▲デリキットピース
△ジェルミナル
×ディアジーナ
注ブロードストリート
やはり中心はブエナビスタ。何も言うことはありません。中間にアクシデントとか、レース中で大きな不利とかない限り、普通にレースをすれば普通に勝つのでは、と思います。
もちろん、競馬に絶対はないですし、牝馬のことですから何が起こるか分からないので、最終追い切りの動きなどもじっくり見ていきたいと思いますが、二冠制覇の可能性はかなり高いと思います。
逆転候補は、これもやっぱりレッドディザイア。この2頭が力を出し切れば、今年のオークスは平穏に終わるのではと。エルフィンSも驚きましたが、桜花賞もまた驚きました。彼女もタダモノではありません。距離延長、コース替わりともにむしろ歓迎タイプ。再びの一騎打ちとなる可能性もこれまた高いと思います。
これら上位2頭をまとめて倒すとすれば、2戦2勝の関東馬デリキットピースでしょうか。とにかくセンスが抜群で、底がまだまだ割れていないのが魅力の新星。ブエナビスタが敗れるとすれば、初対戦のこういったタイプかなとも思います。
(スポーツナビ競馬担当A)
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2009年05月17日
GIヴィクトリアマイルは断然の1番人気に支持された武豊騎手騎乗の2008年度代表馬・ウオッカが、なんと7馬身差の圧巻レコード駆けで大勝しました。
それにしても強かったです。強い。それ以外の言葉は出ますか? いや出ません(反語)
何も言うことはありませんね。人馬ともに完ぺきでした。本ッ当に、強かったです。
レース前はドバイでの不可解な失速もあって、なんやかんやと言われていましたが、終わってみれば、ウオッカの強さが際立つレースでしかありませんでした。
好スタートからすっと下げて5番手で折り合うと、抜群の手応えのまま4コーナーから直線。ブラボーデイジーとブーケフレグランスの間をスバッと割った脚が、また凄かったんですよね。
「内にいたから少しでもスペースがあれば半馬身でも前へ、と思っていたら、一気に行ってしまいました。反応が良すぎまたね」
とは、武豊騎手。思っていた以上に早い段階での先頭でしたが、脚色が違いすぎました。別次元、とはこのことです。
リードを保つなんて生易しいものではなく、差はグングン広がる一方。いくら牝馬限定戦とはいえ、マイルGIで7馬身差なんて、常識では考えられない数字です。
武豊騎手がレース後に、こんなことを言っていました。
「いろんな意味でホッとしています。正直、今回は負けてほしくなかった。ファンの方も同じことを思っていたでしょうけど、我々もここでは負けてほしくないなと思っていたので」
喜びいっぱい、というよりは、言葉どおり安堵の表情を浮かべていたのが印象に残りました。
やはり、能力が抜けているのは分かりますが、ドバイでの不可解な敗戦もあり、不安も確かにあったんだろうと思います。もし、ここでだらしなく負けるようであれば、それこそ一大事でした。
でも、ウオッカはそんな人間の心配に満点の解答で応えるように、すばらしい走りで「私は大丈夫!」と示してくれたのです。
大穴がアッと驚く激走で大波乱を巻き起こすのは、競馬の面白さの1つでしょう。でも、武豊騎手も「毎回大穴ばかりじゃ、ね」とおっしゃっていましたが、そのとおり、最強を決めるGIレースで一番強い馬が一番強い競馬をして勝つことが、競馬の一番の大きな醍醐味だと思います。
そしてウオッカは、「競馬の醍醐味」をたっぷり堪能させてくれる最高の勝ち方を見せてくれました。
また、ウオッカが勝つと、競馬場内の盛り上がり方がやっぱり全然違うんですよね。そして、ウオッカが勝つレースというのは、また派手で、印象にすごく残るんですよね。
実績だけでなく、その点でウオッカは間違いなく競馬史に名前を残す歴史的名馬ですし、やっぱりあなたが勝つレースは絵になります。
ウオッカ号、武豊騎手、角居調教師はじめ厩舎スタッフのみなさん、牧場スタッフのみなさん、オーナー、そのほか関係者のみなさん、本当におめでとうございました。
次走は順調ならば、連覇を目指して安田記念に出走。ここまで1勝1敗とタイの、1つ年下のダービー馬ディープスカイと頂上決戦です。3週後の府中マイル決戦が本当に楽しみになりましたね。
(しかし、ダービー馬同士の決戦がマイル戦というのも、なんとも複雑ですが……)
あと、「大穴ばかりじゃ」と言っていた武豊騎手ですが、すぐに「あ、でも、来週は大穴でいいのか(笑)」とオチをつけたあたりが、なんともユタカ騎手らしいユーモアと言いますか。
「僕自身も吹っ切れました」と宣言した武豊騎手の来週からの騎乗には、ますます注目が必要ですね。
その来週といえば、武豊騎手がツーデイズノーチスで大穴を狙う3歳牝馬クラシックの第二冠目・オークスです。
主役はもちろん、今回のウオッカにも負けないくらいの圧倒的な強さで桜花賞を制したブエナビスタ。この馬もまた牝馬という枠を超えたスーパーホース。もう、今からウオッカとの対決を見てみたいと思ってしまう馬ですよね。
府中2400メートルのオークスではどのような競馬を見せてくれるのでしょうか。そして、この無敵の3歳女王を脅かす馬はいるのか。今からワクワクしています。
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(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |23:19 |
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