2008年09月30日

【編集部発】春秋連覇か新王者か…スプリンターズS展望

 今週は中山でスプリント王決定戦、第42回GIスプリンターズSです。

 いよいよ秋のGIシリーズがスタートしますね。もう今からワクワクです。開幕戦を飾るにふさわしい白熱レースを期待したいですよね。最近は「電撃の6ハロン戦」ってフレーズをあんまり聞かなくなりましたが、まばたきできないほどのスピード決戦を見たいです。

 スプリンターズSが年末の中山から秋の第4回開催8日目に移動してから、今年で9年目。過去8回のレースを振り返ってみますと、1番人気は3勝2着3回の6連対と優秀な成績を残しています。
 また、過去9回中で8回までもが5番人気以内の馬・単勝1ケタの馬が勝利と、しっかりとした実力がないと勝てないレースだということが分かります。

 そもそもスプリンターズS創設以降、上位人気馬がとにかく強い、というのがこのレースの特徴。馬連までしかなかった時代は、本当に荒れないレースでした。(過去のスプリンターズS結果は→コチラ)
 また、歴代の勝ち馬を見ますと、そうそうたる顔ぶれ。ビックリするような馬が勝ったのって、ある意味伝説となっている2000年のダイタクヤマト(最低人気の16番人気)くらいですもんね。
(2000年スプリンターズSのダイタクヤマトといえば、スポニチ大阪の仙波記者。仙波さん、お元気ですか?)

 というわけで、過去のデータから結論すると、どうやら勝ち馬は人気上位の実力馬から探せ!が正解でしょうか。
 また、2006年や2004年のような3連単10万円コースもありましたが、基本的には荒れにくいレースと言えるかもしれません。

 さて、今年の登録馬から展望といってみましょう。

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 まずは春のスプリント王者ファイングレイン。春シーズンは怒涛の3連勝でGI高松宮記念を制しました。2001年トロットサンダー以来となる7年ぶりの春秋スプリントGI連覇達成の期待がかかります。
 秋初戦となった前走のGIIセントウルSでは、末脚不発で9着敗戦。春秋連覇へ不安なスタートとなってしまいました。ただ、これは高松宮記念以来5カ月半ぶりのレースだったこと、初めてとなる斤量59キロを背負ったことなどが敗因と思われます。直線のモタつきぶりも、いかにも休み明けのレースでしたしね。
 今回は久々を1回叩いて体調は上向いているでしょう。出来は万全で出てくることと思います。そして斤量も2キロ減の57キロ。条件は一気に好転しますし、春スプリント路線を制した自慢の末脚が復活するのではないでしょうか。

 もう1頭のGI馬スズカフェニックスは昨年の高松宮記念の勝ち馬。その後は重賞1勝のみで、追い込み届かず2、3着の多いのが彼の歯がゆいところ。今年の高松宮記念も3着でした。能力はピカイチだと思うんですがねぇ……。
 秋初戦となった前走セントウルSは出遅れが響いて8着。ただ、敗因がハッキリしてる分、今回ゲートさえ決めれば巻き返しは必至ということです。こちらも叩いた上積みがあるでしょうしね。
 ただ、追い込み脚質なので中山だとどうか、という不安があります。そこをフランス出張の武豊騎手からの代打となる横山典騎手がどう乗りこなすか、注目です。

 GIホース2頭に対して、今年は強力な上がり馬が2頭います。いずれも重賞連勝中の4歳牝馬で、同じ橋口厩舎。カノヤザクラとスリープレスナイトです。
 カノヤザクラはここ2戦、課題のゲートもクリアして好位抜け出しの競馬でGIIIアイビスSDとGIIセントウルSを連勝。どこがどう、とか特に言うことなしの競馬をしています。
 3歳時からスピードには定評のある馬でしたが、とにかくこの夏は地力強化ぶり、充実ぶりが目立ちました。今の勢いなら3連勝で頂点も夢ではありません。

 一方のスリープレスナイトですが、カノヤザクラ以上とも言える上昇ムードですよね。中・長距離含めて今夏最大の上がり馬です。
 ダート路線で勝ち上がってきた馬なんですが、満を持して芝に再挑戦した6月のGIIICBC賞でアッサリ重賞初勝利。続くGIII北九州記念でも完ぺきなレースで重賞連勝でした。
 いや、本当にここ2戦は声が出ないくらい強い競馬をしています。「テン良し・中良し・終い良し」というフレーズがぴったり。最近の中山ではこういう競馬をする馬が有利なんですよね。もちろん、チャンピオンになれる器だとも思います。
 また、上村騎手もGI初勝利の大チャンスですね!

 有力馬はまだいますよ。前走のGIIIキーンランドC3着でやや評価を落とし気味ですが、キンシャサノキセキを忘れてはいけません。高松宮記念2着をきっかに、完全にスプリンターとして素質を開花させましたね。
 3着に敗れた前走にしても最内で窮屈でしたし、力負けと言える内容ではありませんでした。スムースに能力を出し切れば、先に挙げた4頭と互角の力と見ます。
 不安があるとすれば、やっぱり気性面。いかに気分良く走れるかでしょう。

 また、アイビスSD、セントウルSでしぶとく2着に突っ込んだ古豪シンボリグラン。下級条件3連勝からキーンランドCでも2着とスピードを見せたビービーガルダン。そして、ゴールデンルーキー三浦皇成騎手がGI初騎乗となるプレミアムボックスにも要注目ですね!

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |03:01 | レース展望 | コメント(0) | トラックバック(25)
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2008年09月28日

【編集部発】ダービー馬は強かった……神戸新聞杯回顧

 神戸新聞杯はダービー馬ディープスカイが優勝。秋初戦を好スタートで飾りました。

 道中の位置取りはNHKマイルカップやダービーと比べると、やや前めの中団ポジション。4角手前で早めに上がっていくと、包まれないように馬場の真ん中へと持ち出して、最後の直線はいつもどおりの一気の伸び……と、いきたいところでしたが、やはりこれが休み明けの影響でしょうか、春と比較するとややモタモタしている印象を受けました。
 それでも猛追してきたブラックシェルをクビ差“ねじ伏せた”あたりが、この馬の底力。着差はわすかでしたが、かえってディープスカイの恐るべき強さを感じたレースだったと思います。

 レース後の四位騎手のインタビューからも、今回はまだ八分の出来といった仕上がりだったのでしょう。その分、大きな上積みが見込める次走への期待がますます高まってくるというものですね!

 で、その次走なんですけど、菊花賞か天皇賞・秋か、どちらへ向かうのでしょうか? これは難しい選択だと思います。
 個人的にはですね、天皇賞・秋でウオッカやダイワスカーレットらとの対決を見たいなぁと思うのですが、菊花賞で史上初の“変則三冠”を目指してほしい気も……。それにディープスカイが菊花賞に出なかったら、えらい寂しい顔ぶれになっちゃいそうですし、あぁ~、でもやっぱり古馬との府中2000メートル決戦も見たい! 陣営にとっても難しい選択になってきそうですね。

 競馬ファンのみなさんはディープスカイに菊花賞と天皇賞・秋、どちらに進んでもらいたいですか?

 2着のブラックシェルもよく頑張りました。道中はぴったりマークするようにディープスカイの後ろで追走。3~4角で少し離されてしまいましたが、最後は差し切るんじゃないかという勢いで伸びてきました。
 武豊騎手との折り合いもついていましたし、ひと夏を越して気性面の成長もうかがえます。この内容なら、今後も楽しみですね。こちらもディープスカイ同様、次走がハッキリと決まっていないようなので、進路が気になりますね~。

 そして、3着がオウケンブルースリ。道中はほぼ最後方の位置取りでどうなることかと思いましたが、最後はすごい脚を見せてくれました。実際の数字でも、上がり3F34秒5はメンバー最速の上がり脚。3連勝で駆け上がってきたのは単なる勢いだけではありません。本物の素質を持った馬だということを証明してみせました。
 こちらは菊花賞へ向かうでしょう。本番がすごく楽しみな1頭です。父ジャングルポケットが果たせなかった菊花賞Vを……といきたいところですが、ジャングルポケットが菊花賞で上手なレースができなかったこと、また祖父トニービン産駒から菊花賞馬が出ていないということを考えると、血統的には必ずしも淀3000メートル向きではないのかも!? 水をさすようで申し訳ないですが、府中2400メートルでどんなレースをするのか見てみたいですね。
 いずれにせよ、きょうのレースぶりからもまだまだ改善の余地が残っていそうでしたし、今後順調に成長していってほしいスター候補なのは間違いありません。

 しかし、神戸新聞杯1~2着馬にしてダービー1着、3着馬が「次走は菊花賞じゃないかも」という状況ですから、菊花賞戦線はなおさら混沌としています。本番まで1カ月……う~ん、どうなるんだろう?

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |19:31 | レース回顧 | コメント(2) | トラックバック(14)
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2008年09月27日

【編集部発】神戸新聞杯の予想…能力信頼◎ディープスカイ

 先週の日曜日、大学からの友人の結婚式に出席してきました。きれいな奥さんですごくうらやましかったです。
 で、いつもツルんでいた仲間で余興というか出し物をしたわけですが、まあ、これが全くウケなかった。鉄板ネタだと思っていたのに、サァーッと潮が引くがごとく……。しかも、熨斗袋にこっそり忍ばせていた馬券もカスリもせず……。今でも、正直すまんかった、と思ってます。
 でも、式、披露宴ともにすごく良かったですし、きっと素敵な夫婦になるだろうなぁと思いました。タクヤくん、サチコさん、いつまでもお幸せに。

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<GII神戸新聞杯>
◎ディープスカイ
○ブラックシェル
▲オウケンブルースリ
△スマイルジャック
×ヤマニンキングリー
注メイショウクオリア

 本命はやっぱり実績を素直に評価して◎ディープスカイ。能力に関しては今さら説明するまでもありません。ポイントはダービー以来の約3カ月半ぶりの競馬ということですが、放牧先の牧場でも休まず乗り込まれていたようですし、札幌競馬場を経由して栗東トレセン帰厩後もしっかりと追い切られています。休み明け初戦としては及第点のつけられる仕上がり状態だと判断します。

 それよりも何よりも、神戸新聞杯後に菊花賞か天皇賞・秋かを決めるわけですから、無様な競馬をして進路を決めるというのも何か締まりが悪いですし、来年以降には海外遠征も視野に入っています。色々な意味で、いくら休み明け初戦と言えどもカッコ悪い競馬はできません。
 それこそ“ダービー馬らしい”走りを見せてくれるのではないでしょうか。能力信頼の◎です。

 ただ、秋初戦というのはどんな名馬にとっても鬼門となるレース。あのミスターシービーやナリタブライアンでも負けていますからねぇ……。そういえば、新郎さんのタクヤくんと京都競馬場まで行った1999年GII京都大賞典、絶対に負けないと思われていたスペシャルウィークも秋初戦で負けたなぁ。タクヤくんは大損こいてたけど、僕はツルマルツヨシで大儲けしたっけなぁ……。

 まあ、そんな話は置いといて、要は秋初戦は怖いということ。逆転があるとしたら、ダービー3着の武豊ブラックシェルでしょうか。3週続けてビシッと追い切られていますし、今週の時計も良かったですね。仕上がり具合としてはこちらが上かと思います。もし、ディープスカイがモタつくようなところがあれば、そこを見逃さず武豊騎手がビシッと決めてしまうのでは。

 そして、3連勝中のオウケンブルースリ。この馬が神戸新聞杯でどこまで走るか次第で、次の菊花賞の勢力図がガラリと変わってしまうかもしれません。それくらい、この3連勝中の内容がいいですし、特に前走の新潟1000万級が強かった(ダイワワイルドボアなど負かした相手を含めて)。

 ディープスカイ=父アグネスタキオン、ブラックシェル=父クロフネ、オウケンブルースリ=父ジャングルポケット……何か因縁めいたものを感じますね。そして、ヤマニンセラフィム産駒が2頭もいることに涙が出そうになる。

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<GIIオールカマー>
◎マツリダゴッホ
○エアシェイディ
▲キングストレイル
△マイネルキッツ
×シャドウゲイト
注アドマイヤタイトル

 ここは条件的にも◎マツリダゴッホが1枚上でしょう。札幌記念で1回叩いていますし、上積みも十分見込めそうです。あとは、当日の馬体重。ここでも減っているようだと、再び赤信号ですが……。

(なんか2レースとも普通の予想をしてしまったような……。ほんと、最近当たらなさ過ぎて、守りに入ってしまっているような……)

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |20:37 | レース予想 | コメント(0) | トラックバック(23)
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2008年09月26日

【編集部発】ツルマルボーイ種牡馬引退…悲しい

 今週はちょっと残念なニュースがいくつかありました。

 ツルマルボーイが種牡馬引退……。はっきり言いまして、非常に悲しいです。ツルマルボーイは個人的にすごく思い入れの強い馬でして、単に好きな馬という以上に特別な感情があります。栗東取材時代には色々とありました、色々と。
 詳しいことは割愛させていただきますが、それだけに種牡馬としての活躍を期待していたんですけどねぇ。父ダンスインザダークはもちろん、お母さんのツルマルガールも活躍した馬でしたし、ツルマルボーイの弟・妹もコンスタントに走っていました。それにこの日本古来のしぶい母系から、産駒もけっこう走ってくれるんじゃないかなーと思っていました。
 だから、こんなに早く種牡馬引退って、本当にかわいそうです。今年2歳馬がデビューしたばかりなんですから、中央ではいまだ未勝利としても、せめてもう2年ほど何とかならなかったのかな?と、強く思います。

 そうは言っても、SS系があふれかえっている日本の生産界。やはりすぐ結果が出ないと、見限りは早いのかも知れないですね。年々種付け頭数が減って、ここ2年は1ケタでしたし。
 今後はアロースタッドで乗馬になるとのこと。ノンビリと余生を過ごしてほしいです。

 あと、エイシンデピュティが天皇賞・秋を回避。これも非常に残念です。ウオッカやダイワスカーレット、さらにディープスカイなんかも参戦してきたら、今年の天皇賞・秋はすごいことになるゾ!と、ワクワクしていたところでしたから、主役が1枚欠けてしまうのは本当に残念。
 ただ、重い症状のケガではなく、年内復帰を目指せるとのこと。万全の状態に戻して、有馬記念あたりでまたトップホースとの対決が見たいですね。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |21:02 | ニュースあれこれ | コメント(0) | トラックバック(5)
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2008年09月23日

【編集部発】ディープスカイ始動戦…神戸新聞杯の展望

 今週は阪神でGII神戸新聞杯が行われます。およそ1カ月後に迫ったGI菊花賞(10月26日、京都競馬場3000メートル芝)のトライアルレースで、上位3着までに菊花賞の優先出走権が与えられます。
 本番までもうわずかとあって、休み明けの有力馬もほぼ仕上げてきての出走。それだけに過去5年の結果を振り返ってみても、春クラシック組が上位を独占していますね。さっそく展望といきましょう。

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 注目はなんと言ってもダービー馬のディープスカイです。初勝利まで6戦も要したのに、その後は一気に素質を開花させてGINHKマイルカップ→GI日本ダービーの変則二冠を達成。近年にないタイプの異能のスーパーホースですね。
 ダービー後は北海道に放牧に出されたと言っても、牧場では十分に乗り込み、札幌競馬場を経て栗東トレセンに今月4日に入厩。1週前追い切りでは併走馬をちぎる動きを披露しているのですから、仕上がりに不安はないでしょう。力を出せる態勢は整っています。
 距離2400メートルも阪神コースも問題なし。春と同様の強さを発揮してくれるのではないでしょうか。また、レース内容・結果によってこの後菊花賞へ向かうか、天皇賞・秋へ向かうか決めるとのこと。そちらの進路の行方にも注目ですね。

 ダービー2着のスマイルジャックもここが始動戦となりました。前週のセントライト記念にも登録がありましたが、1週待って満を持しての出走です。
 GI皐月賞で9着だったために穴をあけたダービーでは12番人気の低評価でしたが、そもそも大崩れしたのは皐月賞1戦だけで、ほかのレースはすべて3着以内を確保。この安定感はすばらしいものがあります。
 仕上がり具合に関しても、前週のセントライト記念に登録していたくらいだから問題ないでしょう。果たして、ダービー馬とどこまで差が詰まっているのか。

 ダービー3着馬のブラックシェルも秋初戦にこのレースを選択してきました。トライアルレースからダービー1~3着馬が揃い踏みです。
 ここ2週続けて武豊騎手を背に追い切りを行い、こちらも仕上がりは万全。やはり、どちらかと言えば広いコースが向いているタイプだと思いますので、ノビノビと走れる阪神2400メートルはピッタリでしょう。

 また、春クラシック組からは、プリンシパルSを勝った一発脚のベンチャーナイン、同レース2着の大逃げアグネススターチ、スプリングS2着のフローテーションなどもいますが、それ以上に競馬ファンが“新星”と注目しているのが夏の上がり馬。未勝利から3連勝で1000万クラスを勝ち上がったオウケンブルースリです。
 特に前走の新潟1000万級が強かったんですが、3着に負かしたのはGIIセントライト記念を勝ったダイワワイルドボア。さらに、2着馬、4着馬ともにすぐ次走を勝ち上がっているんですから、いかにオウケンブルースリがレベルの高いメンバーを相手に破格の競馬をしているかが分かります。
 同世代トップと対戦し、一気に勢力図を塗り替えてしまうのか、それとも厚い壁に跳ね返されてしまうのか。ひょっとすると、ディープスカイにとって最大のライバルは初対戦のこの馬かも!?

 そのほか、若駒S勝ちのあるダンスインザダーク産駒の素質馬アインラクスも復帰初戦が楽しみな1頭ですね。

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 一方、中山ではGIIオールカマー。こちらは有馬記念馬マツリダゴッホが出走します。
 始動戦となった前走のGII札幌記念では、最後の最後に脚が上がって2着に敗れましたが、まずまずの内容。1度叩いて出来も上向いているでしょうし、得意の中山コース。今度こそ本領発揮の走りを見せてくれるのではないでしょうか。
 ただ、香港で大きく減っていた体重が、前走でもまた2キロ減らしていたので、当日の馬体重には注意が必要だと思います。

 2番手グループとなると、同じコース・距離のGIIAJCCを勝っているエアシェイディ、国際GIシンガポール航空国際カップの勝ち馬シャドウゲイト、GIII新潟記念2着・GIII七夕賞3着と今夏好調だったマイネルキッツといったところ。
 ただ、やっぱり、実績・コース相性など含めるとマツリダゴッホが1枚抜けているかなという印象です。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |15:28 | レース展望 | コメント(0) | トラックバック(32)
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2008年09月22日

【編集部発】秋華賞が見えた!? ローズS回顧

 GIIローズSはマイネレーツェルが優勝。3頭叩き合いを制しての勝利でした。直線の追い比べは見ごたえがありましたし、いいレースでしたね。

 勝ったマイネレーツェルは7番人気で、いわゆる伏兵でしたが、春のGIIフィリーズレビューに続くGII2勝目。桜花賞が6着、オークスでは9着だったために、一線級ではやや力が足りないのかなという印象を与えていましたけど、実はオークスでは最後の直線で致命的な不利を受けているんですよね。レース後に武豊騎手が「あの不利がなければ勝ち負け争いに絡んでいた」と相当悔しがっていたほど。ですから、実は隠れた実力馬だったのです。

 今回のローズSでも、外から強襲してきたムードインディゴに一瞬はやられたかなと思わせながらも、そこからまた踏ん張って劇勝。その前にレジネッタを競り落としてのものですから、相当に強い競馬をしていると思います。もうフロックとは言わせない勝利でしたね。また、川田騎手も巧い騎乗でした。
 今回はオークス以来の約4カ月ぶりでプラス12キロでの競馬。それを考慮すれば、次回はまだまだ上積みがありそうです。本番のGI秋華賞でも当然楽しみですね。

 2着のムードインディゴはとにかく惜しかった。コレしかない!という競馬で勝利を手中に収めかけたんですけど、マイネレーツェルのド根性に屈してしまいました。それにしても阪神では走りますね。
 秋華賞に向けてですが、前走で馬体重が増えていたとは言え、今回は逆に体重が大きく減りすぎた印象ですし、京都にコースが替わってどうかなど、課題は残ります。ただ、デビュー当初より厩舎期待の素質馬でした。ダンスインザダーク産駒らしくこの時期に力をつけているのも確かだと思うので、本番でも決して侮れない1頭だと思います。

 1番人気に支持された桜花賞馬レジネッタは3着。直線入り口ではすごい手応えだったので、これは楽勝かな、と思ったんですが、後ろ2頭の目標にされてしまったのが痛恨でしたね。
 つまり、早めに先頭に立たされる競馬をさせられた、マイネレーツェルの川田騎手にしてやられた、というわけですが、今回敗れたのは展開のアヤ。悲観するほどの敗戦ではありません。もちろん、陣営としてはそれでも力でねじ伏せてほしかったでしょうが。
 ただ、この安定感はさすがのひと言。紫苑S、ローズSと2つのトライアルを終えてみて、最後の一冠にもっとも近い位置にいるのがレジネッタ、と言えるのではないでしょうか。

 レジネッタとは逆に、やや不安な秋初戦となったのがオークス馬のトールポピーです。道中は終始、内に閉じ込められる苦しい競馬だったのは確かですが、それにしても最後の伸びが一息でした。
 本番は大丈夫かいな?と思わせる競馬を見せてしまいましたけど、前向きに考えれば、今回はあくまで前哨戦。4カ月ぶりの競馬で馬体重も14キロ増えていましたし、いかにもトライアル仕様の仕上げだったと思います。
 1度叩いて馬もシャンとしてくるでしょう。何せ能力が能力ですから、秋華賞ではキッチリ巻き返してくるのでは。

 また、4着オディールはいい競馬をしているんですけど、どうしてもあとワンパンチ足りない印象。この微妙に足りない差を埋めるべく、秋華賞で安藤勝己騎手がどう乗ってくるのか注目したいです。
 5着メイショウベルーガはまたも出遅れ。それにつきますね。最後は伸びてきているので、やはり本番でもゲート一つでしょうか。
 15着に大敗したブラックエンブレムはいくらなんでも負けすぎですね。普通に走ってこれだけ負ける馬ではないと思うので、道悪がまったくダメということでしょう。

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 3歳牝馬三冠最終戦・秋華賞は10月19日。およそ1カ月後です。
 2つのトライアルレースが終わって、ま、当然のことながらレースレベルとしてはローズSの方が上。秋華賞はローズS組が中心となって展開されることと思います。

 その中でも、現時点での筆頭はやはりレジネッタでしょう。とにかくこの安定感は信頼が置けます。とは言え、抜けて強いかというと、そうではないと思います。
 能力比較ならトールポピーは互角以上の馬でしょうし、今回のローズSを勝ったマイネレーツェル、オディール、メイショウベルーガ、そして紫苑S組のレッドアゲートも能力は接近しています。
 また、クイーンS2着から直行のエフティマイア、本番ぶっつけのリトルアマポーラもいますね。

 とにかく春同様、秋も3歳牝馬は大接戦。1カ月後の秋華賞もかなり白熱したレースが見られそうですね。楽しみ、楽しみ。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |02:23 | レース回顧 | コメント(0) | トラックバック(8)
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2008年09月20日

【編集部発】ローズSは一騎打ち? ◎レジネッタ!

GIIローズS>
◎レジネッタ
○トールポピー
▲メイショウベルーガ
△オディール
×ブラックエンブレム
注マイネレーツェル

 今週は特にコレといった面白いネタもなかったので、いきなり予想から入ります。しかし今、一生懸命振り返ってみたんですけど、今週は本当に何もなかったなぁ……と。こうしてアッという間に有馬記念なんでしょうか? なんしか最近の僕、低空飛行なんです……。

 まあ、そんなことはどーでもよくて、ローズSは素直にGI馬2頭を上位と見ました。で、やっぱり1度使われている強みからレジネッタを◎。
 クイーンSは2馬身も離されての2着とはいえ、展開のアヤもあったでしょうし、初の古馬相手に上々の競馬。秋シーズンが楽しみになる出だしでした。今週の坂路でもいい時計をマークしていましたから、2走目の反動を心配する必要はないでしょう。今回も能力を出し切ってくれます。
 心配な点があるとすれば、今の阪神の馬場状態でしょうか。今日もレコードが連発するくらい“良すぎる”馬場なので、どうしても前残りの傾向になります。ですので、後ろから構えすぎると追って届かずの場面も……。
 ただ、そこは先週も重賞を勝って好調の小牧太騎手が上手にさばいてくれる、と期待も込めての本命。また、前につけたい馬が何頭かそろっていますから、極端なスローにはならない、と信じております。

 ○トールポピーはここが初戦。オークス以来のレースということで対抗にしましたが、いろいろと情報をチェックすると、仕上がりは良さそうですね。となれば、今さらどこがどうとか説明するまでもありません。実績は世代ナンバーワンですから、力を出せる仕上がりならば、上位争いは必至でしょう。
 ただ、そこまで切れるイメージがないので(個人的な感想ですが)、この速い馬場にどこまで対応できるのかがポイントになりそうな気もしています。

 ちょっと面白そうなのが、▲メイショウベルーガ。函館で牝馬限定戦とは言え古馬相手の1000万級を快勝していますし、続くGIIIクイーンSでは出遅れがありながら0秒5差の7着。レジネッタとは0秒2差で、メンバー最速の上がりをマークしました。春上位組と比べても遜色ない能力の持ち主だと思います。
 それに加えて、休み明けを2度使われているのですから、休み明け初戦組に対して大きなアドバンテージ。一発あっても不思議はありません。

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<GIIセントライト記念>
◎キングオブカルト
○マイネルチャールズ
▲キングスエンブレム
△ノットアローン
×クリスタルウイング
注ダイバーシティ

 こちらも最後の一冠へ向けて、大事なトライアルレース。本命はキングオブカルト。GIIIラジオNIKKEI賞でも本命にしましたが、しつこく◎です。
 そのラジオNIKKEI賞では、いかにも忙しい競馬だなというレースで6着敗戦。それでも0秒2差に踏ん張っているわけですから、距離が伸びればもっとやれるという手応えを感じさせてくれました。
 で、3週後の1000万級、コースは違いますが今回と同じ2200メートル芝で古馬を一蹴する快勝。たかだか1000万クラスと侮るなかれ。夏に古馬相手の1000万級を勝つ3歳馬というのは、同世代に入れば相当に強い部類ですよ。しかも、キングオブカルトは早熟タイプではなく今からが伸び盛りの馬。今なら春のクラシック組との力差はかなり縮まってきているのではないでしょうか。

 また、日曜の天気がちょっと微妙な感じですけど、道悪は問題なさそうですし、前にもつけられる脚質。その点もこの馬の大きな魅力です。

(スポーツナビ競馬担当A)

posted by スポーツナビ編集部 |21:54 | レース予想 | コメント(0) | トラックバック(16)
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2008年09月17日

【編集部発】ローズS、セントライト記念の展望

 今週は阪神でGIIローズS(GI秋華賞トライアル、上位3着に優先出走権)、中山ではGIIセントライト記念(GI菊花賞トライアル、上位3着に優先出走権)が行われます。

 いまだに以前のローテーションの名残が抜けないせいでしょうか、セントライト記念の名前を見ても本番はまだ先……と思うのですが、ローズSと聞くと「ああ、もうすぐGIシーズンだ」と反応してしまいます。まあ、実際に1カ月後には秋華賞なんですけど。

 というわけで、ローズSにはほぼ本番と思わせる豪華メンバーがそろいました。秋華賞を前に桜花賞馬とオークス馬が早くも激突。最後の一冠を占う上では見逃せないレースですね。というわけで、ローズSの展望といきましょう。

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 まずは、桜花賞馬レジネッタ。8月17日のGIIIクイーンSでひと足お先に復帰初戦を使って2着でした。古馬ヤマニンメルベイユに2馬身離されましたが、それでも約3カ月ぶりで、初の古馬相手を考えると上々の競馬。春同様にラストはグイグイと伸びてきました。
 ここは1度使った強みがあるでしょうし、追ってからの確実な末脚は健在。オークスでは3着に敗れているとはいえ、最後の直線で大きな不利があってのもの。力負けとは言えません。二冠へ、弾みのつくレースを見せたいですね。

 オークス馬トールポピーは、このローズSが復帰初戦。そのオークスで斜行し、ちょっとミソはつけましたが、やはり実力は世代トップであることをアピールしましたね。2歳時のGI阪神JFのタイトルを合わせると、実績は同世代ナンバーワンホースです。
 牝馬のわりに使って良くなるタイプかなという印象があるため、休み明け初戦が割り引き材料になりそうですが、地力の違いで圧倒する可能性も十分。こちらも二冠へ向けて好発進をきりたいとことです。

 これらGIホース2頭のライバルとなると、関東馬ブラックエンブレム。GIIIフラワーC快勝から直行した桜花賞こそ10着と大敗しましたが、オークスでは4着と巻き返し。タイム差も0秒3でしたから、能力さえ出し切れば上位2頭と遜色ありません。ここもポイントは、関西への遠征競馬で能力を出せるか、でしょう。

 また、オークスで不利があった5着のオディール、9着のマイネレーツェルらの一発脚にも要注意。1998年桜花賞2着のロンドンブリッジを母に持ち、2004年オークス馬ダイワエルシエーロを姉に持つ良血ダイワスピリットの走りにも注目したいです。

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 一方のセントライト記念。こちらも大事な大事な菊花賞TRとあって、GI馬こそ出てこないものの、関東の有力馬が顔をそろえてきました。

 皐月賞3着、ダービー4着のマイネルチャールズはここから菊花賞を狙います。8月24日のGII札幌記念で復帰初戦を走りましたが、古馬の厚い壁に跳ね返されて6着。やや不満の残る競馬でしたが、今回は叩き2走目、しっかりと本領を発揮したいところですね。
 関東の総大将として春シーズンを引っ張りながら無冠に終わった悔しさを晴らすためにも、今回は結果が求められる一戦となりそうです。

 ダービー2着のスマイルジャックはここが始動戦。12番人気の激走でアッと言わせましたが、皐月賞9着以外は全レース3着以内の超堅実派。今から思えば、ダービーでの人気は不当に評価が低かったとも言えるでしょう。
 休み明けがどうかですが、実力上位は間違いありません。能力を出し切れば今回も上位争いは必至なのではないでしょうか。

 堅実と言えば、皐月賞2着のタケミカヅチ。ダービーでは一息でしたが、このしぶとい脚は中山でこそ。
 ダービー組では6着クリスタルウイングも侮れません。姉にトゥザヴィクトリーを持つ良血馬。ひと夏の成長次第では一気に逆転の可能性を秘めた逸材です。

 また、ラジオNIKKEI賞組から2着のノットアローン、3着ダイバーシティ、古馬1000万を勝ち上がったキングオブカルト、GIII新潟記念で復調の兆しを見せたフサイチアソートらも上位圏内です。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |15:42 | レース展望 | コメント(0) | トラックバック(32)
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2008年09月14日

【編集部発】朝日CC◎は好位抜け出しニルヴァーナ!

 GIIセントウルSカノヤザクラが優勝。GIIIアイビスSDに続く重賞連勝で、一気にGIスプリンターズS(10月5日、中山1200メートル芝)の主役候補へと名乗りを挙げました。

 レースは好スタートから、逃げるスプリングソング、マルブツイースターを見ながら好位を追走。そのまま絶好の手ごたえで最後の直線は楽々と突き抜けました。上がり3F33秒2はメンバー2番目のタイムですから、あの好位からこれだけの脚を使われては後続勢はなす術がありません。文字通りの完勝でしたね。
 夏前のテレビ愛知OPやGIIICBC賞ではゲートがうまくいかず、チグハグな競馬をしている印象でしたが、夏を迎えてから使われるごとに体調もアップしていったのでしょう。行き脚がつくようになっていますし、アイビスSDよりさらに好内容の競馬で重賞を連勝してみせました。
 3歳のころからスピードには定評がありましたが、4歳の秋を前についに完全本格化。今の出来、勢いなら当然、本番のスプリンターズSでも勝負になると思います。

 また、橋口厩舎はカノヤザクラだけではなく、CBC賞→GIII北九州記念とこちらも重賞連勝中のスリープレスナイトもいますね。この橋口厩舎2頭のヒロインが、秋のスプリント決戦を大いに盛り上げてくれそうです。

 一方、8着、9着と互いに末脚不発だったのがスズカフェニックス、ファイングレインのGI馬2頭。休み明け初戦ということを考慮しても、ちょっと情けなかったというか……。
 スズカフェニックスは見てのとおり、ゲート一息でダッシュもつかず。武豊騎手は早めに追い出していきましたが、あの流れではスタートの時点で勝負あったという感じでした。
 ファイングレインの方は伸びないけどタレもしないという、見るからに仕上がり途上なのかなという走り。5カ月ぶりで斤量59キロはやはり厳しかったということでしょう。
 ただ、本番は次ですから、もちろん2頭とも叩いた上積みはあるはずです。スプリンターズSでは完璧に仕上げてくることでしょう。本番での本領発揮を期待したいですね。そうじゃなきゃ面白くないですしね。

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<GIII朝日CC>
◎ニルヴァーナ
○ドリームジャーニー
▲キャプテンベガ
△トーホウアラン
×アドマイヤメイン
注エリモハリアー

 もはや2日間でボロボロですが、競馬は明日(月曜)もあります。めげずに予想を……。
 朝日CCの本命は小倉記念に続きニルヴァーナ。力量的には人気が示すとおりドリームジャーニーが1枚上だとは思いますが、重賞で1倍台になるほどの馬とも思えないのが正直な感想。それにやっぱり開幕週だから、後方一気はなかなか難しいと思いますし。

 そこでニルヴァーナですよ! 小倉記念は後ろからの競馬をしていますけど、前走のような先行好位からがこの馬本来の姿。枠順も2枠2番と絶好ですし、ここなら前団で流れに乗って直線きれいに抜け出してくるのではないでしょうか。
 そして、セントウルSで不発だった分まで武豊騎手が決めてくれます!(きっと!)。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |19:32 | レース予想 | コメント(0) | トラックバック(15)
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2008年09月13日

【編集部発】セントウルS◎スズカフェニックス今度こそ!

 エルムSのメイショウトウコン、紫苑Sのローザブランカがともに轟沈。道中の位置取りが2頭とも思っていたよりも後ろだったので、大丈夫?と思って見ていたんですが……。うーん。。。

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<GIIセントウルS>
◎スズカフェニックス
○カノヤザクラ
▲ファイングレイン
△スプリングソング
×マルカフェニックス
注アポロドルチェ

 スプリンターズSへ向けた重要なステップレースであると同時に、サマーシリーズ最終戦。注目の1戦です。
 本命はスズカフェニックス。3カ月の休み明けになりますが、追い切りは動いていますし、何と言っても武豊騎手が強気のコメントを残しています。王座奪還へ、ここは何としてもの意気込みではないでしょうか。
 勝ちきれないレースが続いていますが、末脚の破壊力はメンバーで一番。開幕週だけに前残りの心配はあるものの、瞬発力を活かせるパンパンの良馬場はむしろスズカフェニックスに好都合と見ます。今度こそ……ですね。

 今年の高松宮記念馬ファイングレインですが、やはり5カ月ぶりに加えて、スズカフェニックスより1キロ重い斤量59キロがちょっと不安かなと。

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<GIII京成杯AH>
◎マイケルバローズ
○サトノプログレス
▲ゴスホークケン
△キストゥヘヴン
×リザーブカード
注レッツゴーキリシマ

 こちらは難解ですねぇ。10回同じメンバーで走ったら、10回違う勝ち馬がでるんじゃないかと思ってしまうメンバーです。正直言いますが、はっきり言って当たる気が全くしない……。なら予想なんて公開するな!とお叱りを受けそうですが、そんな時の方がかえって当たるのではと、下心も持っているわけで。
 競馬ファンならありますよね? 当たりそうもないなーと思いつつ馬券を買う手が止められないことって。

 本命はマイケルバローズ。ここはテンに速いメンバーがそろっているので、当然のようにペースはハイ。開幕週の中山ですから、それでも前残りするんじゃないかと思うのですが、さすがに逃げ・先行の行った行ったにはならないでしょう。かと言って、後方一気も決まりにくいと思いますし。

 そこで浮上するのが、マイケルバローズです。確かに中山よりも東京向きかなというイメージですが、ここ数走のレースぶりからすれば、中団からの競馬が可能ですし、中山でも流れに乗れるのでは。
 もともと末脚の威力はなかなかのもの。今回は叩き2走目で体調もアップしています。直線坂を上がりきって先行馬がタレたところを、一気の突き抜け期待! もちろん、内田博騎手の腕にも期待してます。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |18:16 | レース予想 | コメント(0) | トラックバック(18)
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