2008年06月30日
雨の中で行われた宝塚記念は、内田博幸騎手騎乗のエイシンデピュティが逃げ切りV。GI初制覇を達成しました。
いや、お見事でした。レース前には当ブログでも、「テン乗りだし、乗り慣れていない阪神だから、うまいこと逃げられるかなー」な~んてことを書いてしまったのですが、実際はとんでもなく上手な騎乗。ペース配分も最後のもたせ方も完璧。恐れ入りました。
移籍当初は、平場は良くても重賞となるとイマイチ影が薄かった印象もあるんですが、このビッグレース制覇を機に、ますますの活躍が期待されますね。
もちろんエイシンデピュティ自身もすばらしい走りを見せてくれました。昨年はまだ力が付ききっていなかったこともあって、成績が安定していませんでしたが、今年に入っての充実振りは目覚しい限り。これで中距離トップの1頭となったわけですし、秋の府中2000メートルの対決が楽しみですね。
後ろに虹がかかっているのが、わかるでしょうか?
さて……、僕の宝塚記念の夢馬券は見るも無残な紙くずに……。仁川の雨が身にしみる――と泣きそうだったんですが、そこに現れた救世主がゲンダイの勝羽記者。「最終レース、グロリアスウィーク」と、こっそりささやいてくれたのです。
この世界に入ったときから大変お世話になっている先輩の啓示。よし、グロリアスウィークでいこう!と気を取り直して、前日予想から目をつけていたホッコーパドゥシャとの3連単2頭軸マルチで勝負!!
そして、結果は的中でした~。
2頭とも意外と人気してしまったため、それほどの配当ではなかったんですが、ともあれ帰りの新幹線代はゲット。勝羽先輩、ありがとうございました!
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2008年06月28日
今、北京五輪の選考会も兼ねた陸上の日本選手権がやっていますね。中学時代、陸上部で部長代理というなんだか良く分からないポストだった僕は、五輪とか世界陸上とかをけっこうテレビで見るわけです。
部活をやっていた頃は短距離専門だった僕ですが、見るのはトラックよりも断然フィールド種目の方が好き。6回の試技でチャンピオンが決まるまでの抜いて抜かれての過程とか、その中での心理戦とかが、見ていてたまらなく面白いんですよね。
でも、そんな僕が唯一トラックで釘付けになってしまうのが、100メートルでも200メートルでも400メートルでもなく、1500メートル走! 体力測定でツライ思いをしたトラウマからか、日本ではさっぱり人気がありませんけど、意外とめっさ面白いんですよ。
ペースもメンバーによってバラバラですし、逃げ・先行もあれば、差し・直線一気の追い込み、さらにインで包まれて脚を余しての負けと……レースを見ていると、まるで競馬か競輪を見ているよう。競馬・競輪・競艇などのファンならば、1500メートル走をみれば絶対に燃えますな。断言できます。
それで僕は思うのです。「あー、馬券ならぬ人券が売ってたらなぁ……」。
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さて、宝塚記念。Yahoo!天気で調べてみたら、明日の兵庫県宝塚市は雨。現在すでに降っているみたいで、どうやら明日の明け方から午前中にかけて強く降る模様。……う~む、これは道悪になりそうですね。
雨が降るとなれば、宝塚記念は3年連続の雨中決戦。梅雨時だから仕方ないのでしょうが、せっかくの春競馬を締めくくる大一番なんですから、なんとか天気が回復してほしいですし、いい馬場で走らせてあげたいですよね。
そんな部分も含めつつ、最終決断がこちら!
<宝塚記念>
◎メイショウサムソン
○アドマイヤオーラ
▲アサクサキングス
△ロックドゥカンブ
×エイシンデピュティ
注アドマイヤフジ
一番の地雷はメイショウサムソンなのでは……疑っていた時期もありましたけど、やっぱり本命は素直にメイショウサムソン。GI馬が自身を含めて2頭しか出ていないメンバーの中、前走の天皇賞・春での復調ムード、追い切りでの動き、そしてこれまでの実績と、普通に考えたらメイショウサムソンで決まりです。
得意の阪神、距離2200メートルもむしろ好都合ですし(僕は依然としてサムソンのベストは中距離だと思っています)、雨も昨年2着の好レースで問題なし。内枠を引いたので、インに包まれて出られないというのが怖いですが、そこは武豊騎手。きっと最内枠からきれいに抜け出した昨年の天皇賞・秋のようなレースをしてくれるでしょう。信頼の1着軸本命です!
対抗アドマイヤオーラなので、雨のことなんか全く考えてないと思われそうですが、昨年のアドマイヤムーンも切れ味勝負の馬だったのに、雨はまったく問題にしませんでした。そういうものなんです。やってみないと分かりません。
それよりも、4歳馬の中でもっとも中距離適性のある馬がアドマイヤオーラ。京都記念は素晴らしい勝ちっぷりでしたし、能力ならヒケを取りません。金鯱賞は6着でしたが、ドバイ帰りで体調が戻りきっていなかったのでしょう。
叩き2走目の今回が本領。ウオッカも2走目の安田記念でガラリと変わりました。この馬も激変があっていいはず。そして、メイショウサムソンのライバルは常に「アドマイヤ軍団」、そんな感じがするのです。
穴は同じアドマイヤ軍団のアドマイヤフジ。ここ2戦は6着、5着と今一歩ですが、これはいずれも3000メートル級のレース。この馬には距離が長すぎました。やはりアドマイヤフジは中距離でこそです。
振り返れば、GI馬が7頭も揃って豪華メンバーだった昨年の宝塚記念はアドマイヤムーン、メイショウサムソン、ポップロックに次いで4着と好走。陣営によれば、その昨年以上の出来というんですから、これは一発があっても驚けません。
(我が第2のふるさと……と勝手に思っている宝塚市、そして阪神競馬場への久しぶりの凱旋が楽しみ。明日はトランプできるくらいの万札を稼いでやりますYO!)
みなさんの宝塚記念の予想・買い目はいかがでしょうか? これで勝負!絶対に自信あり!!というオリジナル予想をお待ちしています。24時間受け付けていますので、コメント・トラックバック欄にジャンジャンに書き込みよろしくお願いします。
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2008年06月26日
宝塚記念の枠順が決定しました。
枠順は→こちら(Yahoo!スポーツ)
14頭立てですし、スタートが4コーナー奥のポケットですから、内外でそんなに有利不利はないと思います。
気になるのは、先行馬の並び。カンパニーが12番、アサクサキングスが13番。一方、逃げて金鯱賞1着のエイシンデピュティはこれらより内の6枠9番。
う~む。これはハナはエイシンデピュティで決まりかな? よほど発馬で失敗しない限りは、この馬が逃げることになるんでしょう。どのようなペースを刻めるかがポイントでしょうね。
ただし、鞍上が内田博幸騎手。名手であることは間違いないのですが、乗り慣れていない阪神コース、しかもGI宝塚記念というビッグレース。さらに勝負になる馬ですから、そこまで思い切ってペースは上げられないんじゃないかなーと。
サイレンススズカをテン乗りで思い切り行かせることができた南井騎手(現・調教師)のような騎乗ができれば、面白いレースになりそうですが、やっぱりいくら内田博騎手といっても、そこまではできないのでは。
もちろん、エイシンデピュティ自身が典型的な逃げ馬ではないですし、そう考えると、宝塚記念はスローになりそうですね。
その遅い流れの中、位置取りを注目したいのがメイショウサムソンと、ロックドゥカンブ。
メイショウサムソンは内めを引きましたし、昨年の天皇賞・秋のように先行馬を見る好位から積極的なレースをしてくるのではないでしょうか。
また、ロックドゥカンブですが、この馬も本来は先行脚質の馬。岩田騎手も目黒記念では積極的に行かせていましたし、宝塚記念もスローとあれば、無理に抑えることなくスーッと前へつけていくはずです。
アサクサキングスも当然、前めの位置でしょうから、これは先行~好位の馬が激しくやり合いそうな展開になるかも。
そう考えると、スローといってもそれは3コーナーまでで、3角過ぎたあたりから激流に変貌しそうなレースになりそうですね。
この流れの中、最終的に抜け出すのは、地力にモノを言わせるメイショウサムソン、アサクサキングス、ロックドゥカンブら先行勢か、それとも虎視たんたんと脚をタメていたアドマイヤオーラ、ドリームパスポートら末脚自慢の馬か……。
展開を読みきるのは、競馬の永遠とも言えるテーマの一つ。展開を考え出すと、本当にグルグル迷路に迷い込んだ気分になるんですよね~。
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2008年06月25日
JRAよりもひと足お先に大井では地方競馬上半期の大一番、帝王賞が本日行われます。
今年は宝塚記念と同じ週になってしまったため、JRAのビッグレースの陰に隠れてしまい、さらにメンバー的に寂しい組み合わせになってしまったのが、ちょっと残念。レース名どおりの「ダート帝王」決定戦、とまではいかないかもしれませんが、それでも地方競馬で上半期一番のビッグレース。好レースを期待したいですね。
では、さっそく予想と行きましょう!
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<帝王賞>(nankankeiba.com)
◎フリオーソ
○ボンネビルレコード
▲ワンダースピード
△ルースリンド
×チャンストウライ
注アルドラゴン
JRA勢からチャンピオン級が出走していないこのメンバーなら、当然、実力的には船橋のフリオーソが一枚上、むしろ勝って当然……となるのですが、今回は休み明けなんですよね。しかも、予定通りのぶっつけではなく、蹄の不安から、かしわ記念を回避してのぶっつけ。確かに非常に気になる材料ではあります。
しかし、それでも本命はフリオーソ。一頓挫があって帰厩してから日が浅いと言っても、放牧先でキッチリ乗り込んでいます。今の時代、トレセンや競馬場だけで稽古してるわけではありません。大丈夫でしょう。
それに、昨年のJBCクラシックも今回と同じ3カ月ぶりの競馬で2着。鉄砲が利くタイプです。いきなりから能力を出し切れると思います。
また、枠番、脚質的にも楽に前に行けそうなのもプラスですよね~。
いまだJRAのレースでは実績を残せていないフリオーソですが、昨年のNAR年度代表馬として、地方競馬を盛り上げるためにも、ここをスカッと勝って地方のチャンピオンとしての地盤を固めてほしいと思います。
穴ならアルドラゴン。マークが薄くなったところへ行った行ったの展開に……なーんてならないかなぁ、と妄想しています。
※出走各馬の直前情報はTCKホームページで
→こちら
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2008年06月23日
今週はいよいよ、上半期の総決算グランプリ・宝塚記念です!
宝塚記念で思い出すのは、1997年。マーベラスサンデーが悲願の初GI制覇を達成したレースです。
この年の4月、宝塚市に引っ越してきた僕は、友だちを誘っていざ阪神競馬場に参戦(そういえば、僕の両親も遊びに来ていた)。しかし、この年の7月6日・阪神競馬場はとにかく暑かった。その上、来場者も相当多かったので、人の熱気もプラスされて、本ッッッ当に!暑かったんです!
で、調べてみたら、入場者数が9万2986人。これは阪神競馬場で開催された宝塚記念の入場者数レコードみたいです。そりゃ暑いわけです……。
(ちなみに、馬券売り上げもこの年が最高記録とのこと)
馬券ですが、どこまで行ってもマーベラスサンデーとバブルガムフェローで決まり!とは思っていたんですが、何せ当時は馬単もなければ、当然3連複も3連単もない時代。
「こんな安い配当買えるか!」と、より高配を狙った下心丸出しの馬券は無残にも紙くずと化し、暑さと疲労でレース後はグッダグダになったんですよねぇ……。
いや、でも、マーベラスサンデーとバブルガムフェローの一騎打ちにはシビれましたし、いいレースでした。それも含めて、宝塚記念といえば1997年を真っ先に思い出してしまうのです。
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さて今年はウオッカ、ダイワスカーレット、マツリダゴッホ、アドマイヤジュピタが出走回避となりましたが、それでもメイショウサムソン、アサクサキングス、ロックドゥカンブ、カワカミプリンセスらトップホースがずらり勢揃い。なかなか興味深いメンバー構成になりましたね。
登録馬は→こちら(Yahoo!スポーツ)
「メイショウサムソン vs. 4歳馬牡馬」――これが1つの大きなテーマだと思います。天皇賞・春で復調を印象付けたメイショウサムソンが、ここで完全復権となるのでしょうか? それともアサクサキングスら4歳牡馬から新チャンピオンが誕生し、勢力図を塗り替えるのでしょうか? はたまた、カワカミプリンセス、エイシンデピュティら伏兵の一発か?
春GIシリーズのフィナーレを飾る宝塚記念、その結末にどんなドラマが待っているのか、非常に楽しみです。もちろん、当日は僕も阪神競馬場に参戦しますよ~。
※詳しい展望記事はこちらをどうぞ
→スポーツナビ競馬
「メイショウサムソン復権か、4歳牡馬から新王者か=宝塚記念の展望」
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2008年06月22日
マーメイドSは、最低人気の最軽量馬トーホウシャインがまさか、まさかの大勝利。2着にも12頭立て10番人気のハンデ52キロ・ピースオブラヴ が逃げ粘って、馬単が18万840円。そして、3連単が何と193万350円の超大荒れ決着となりました。
雨で重くなった馬場の影響もあったんでしょうが、それにしても、どうしてトーホウシャインがこれだけ走ったのか、いまだに良く分かりません。いやあ、ハンデ戦というのはやっぱり怖いですね……。
そして、自分の人生を通じてよく思うことでもあるんですが、「女の子はよく分からん」。これに尽きます。
トーホウシャインに騎乗して大仕事をやってのけた高野容輔騎手は2002年デビューで、7年目で初のJRA重賞勝利。インぴったりに3~4コーナーをロスなく回ってきた騎乗はお見事でした。崎山調教師、厩舎スタッフのみなさん、馬主、牧場関係者のみなさん含め、本当におめでとうございました。
一方、敗れたベッラレイアの止まり方を見ると、斤量よりも馬場がこたえたという印象です。やっぱり良馬場での走りが見たかった。この後は夏場は休養して、秋に備えるとのことですが、秋こそは本領発揮の走りを見たいですね。
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さあ、次週はいよいよ上半期の総決算、グランプリ宝塚記念です。メイショウサムソン、アサクサキングス、ロックドゥカンブら有力各馬は1週前追い切りで絶好の動きを見せたようですし、大一番へ向けて仕上がり順調。
文字通りチャンピオン決定戦にふさわしい好レースを期待したいですよね。予想にも一段と力が入ります!
(スポーツナビ競馬担当A)
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2008年06月21日
今週からスタートした2歳新馬戦。土曜阪神では注目のマイル戦が行われ、ツルマルジャパンが好スタートから逃げ切り快勝しました。半馬身差で2着のセイウンワンダーも敗れたとはいえ、3着には9馬身差。しかも、芝の状態がいいからでもあるんでしょうが、勝ちタイム1分35秒4というのは速い! 2頭とも評判どおりのパフォーマンスでしたし、この先も注目の2頭ですね。
一方、福島ではコスモユウコリンが、なんとレコード勝ち。しかも1000メートルでゴール寸前での差し切りで、上がり3Fが33秒5。こちらも、ちょっとすごい勝ち方をしました。
函館でも、勝ったベルシャルルが逃げて4馬身差圧勝と、いいスピードを見せています。
いずれも粒ぞろいな印象を受けた初日。あすの2日目はどんなスター候補生が誕生するのでしょうか。
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<マーメイドS>
◎ソリッドプラチナム
○ベッラレイア
▲ブリトマルティス
△ザレマ
×レインダンス
注ホウショウループ
さて、今週のメーンは牝馬限定のGIIIハンデ戦・マーメイドS。最注目はやっぱり、ベッラレイア。前日単勝オッズも2.1倍のダントツ1番人気ですね。彼女の能力を考えれば、それも当然のこと。あっさりと勝って、さらに牝馬戦線を盛り上げてほしいところです。
……が、そう簡単にうまくいかないのが、ハンデ戦の怖さ。簡単に56キロと言いますけど、牝馬の56キロは重いですよ。ピリッとした脚が武器のベッラレイアにとって、この斤量が微妙に影響するのではないかと見て、対抗に印を落としました。
代わって本命に浮上したのが、ソリッドプラチナムです。一昨年の同レース勝ち馬で、昨年は3着と、マーメイドSとはとにかく相性抜群。競馬の世界では、なぜか同じレースで同じ馬が、2年連続とか3年連続連対してしまうものなんです。
で、ソリッドプラチナムですが、そんなオカルト的なものに頼るだけで本命にしたのではなく、要はこれだけ重賞実績があって、マーメイドSとも相性抜群なのに、ハンデが53キロ。クラス上では準OPだから53キロになったのでしょうが、これは本当に恵まれました。このメンバーでこのハンデは、まさに恵量ですな。
ベッラレイアとは3キロ差もありますし、好勝負に持ち込めます。もちろん、体調自体も久々を叩いて確実に上昇ムード。今年のマーメイドSも、ソリッドプラチナムの一発差しが炸裂するでしょう!
(スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |21:31 |
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2008年06月20日
いよいよあす土曜、2歳新馬戦がスタートします。ついこないだクラシック戦線がスタートしたと思ったのに、アッという間に皐月賞、ダービーが終わって、2歳新馬戦ですか。時が経つのは早いですよね、特に競馬をやっていると。
まあ、そんなことは置いといて、オープニングを飾る土曜新馬戦で注目は、やっぱり阪神4Rに組まれたマイル戦でしょう!
今開催で新馬戦が組まれていなかった頃の関西有力新馬といえば、札幌開催や秋の京都、冬の阪神開催目指してデビューというのが通例だったんですが、最近は早いうちに1勝して賞金面で楽にしようという傾向も出ているみたいで、関西有力馬が早い段階でデビューするようになりました。
その中でも芝マイル戦というのは特別。各厩舎の期待馬――つまり、クラシック出走も意識できる素質馬たちが顔をそろえるレース条件です。昨年は、ポルトフィーノが鮮烈デビューを飾りましたね。
さて、今年も楽しみな若駒たちがエントリーしてきました。
まずは、領家厩舎のグラスワンダー産駒・セイウンワンダー。今年4月のブリーズアップセールで最高値がついた馬ですが、栗東でもその期待に見合った動きを連発しているようです。
これと人気を二分しそうなのが、坂口則厩舎のツルマルジャパン。マンハッタンカフェ産駒で、半姉には新馬戦をレコード勝ちした快速ツルマルオトメがいる血統ですから、これは初戦から力が入りますね。
血統的に注目といえば、美浦・大久保洋厩舎のショウナンサミット。父は新種牡馬のキングカメハメハです。
おそらく馬産地からも、ファンからも今年の新種牡馬で一番期待が集まっているのが、キングカメハメハでしょう。しかも、ショウナンサミットの半姉はGI阪神JFを勝ったショウナンパントルという血統ですから、これはかなりの良血馬。キングカメハメハ産駒のレベルを見る上でも、楽しみな1頭です。
しかも、新潟まで待つのではなく、この時期のデビュー戦いきなりから阪神へ輸送させるのですから、大久保洋吉調教師の期待もかなり高いのではないでしょうか。
昨年ポルトフィーノを送り込んだ角居厩舎からは、スペシャルウィーク産駒のレッドジール。牧場でしっかり乗り込まれてきたとのことですし、角居厩舎のことですから、初戦からバッチリ能力を出し切れる仕上がりだと思います。ポルトフィーノの再現はなるのでしょうか?
と、有力馬はこんな感じでしょうが、ここまで書いたので、予想もしてみました。こちらです!
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<阪神4R・2歳新馬戦>
◎ツルマルジャパン
○セイウンワンダー
▲ショウナンサミット
△レッドジール
×リディック
セイウンワンダーの稽古の動きがいいみたいですが、◎はツルマルジャパン。やっぱり、この母系が魅力です。先述したツルマルオトメもそうですし、5勝を挙げたトーホウファイター、新馬含め2勝のツルマルローズなど、兄姉はコンスタントに勝ち星を挙げている母系なんです。
ツルマルジャパン自体の評判も良いようですし、何と言っても鞍上に武豊騎手を起用してきたというのが大きいですね。と言うのも、これは僕個人の見方ですが、坂口正則調教師がユタカ騎手を持ってくる時はもう必勝態勢なんですよね。そういう印象が強いです。しかも新馬戦からとなれば、期待はかなりのものなんでしょう。
というわけで、注目の土曜阪神4Rは◎ツルマルジャパン!
(しかし、『メイクデビュー』……。色んな意味でビックリしました。メイクミラクル?とか思っちゃいましたもん。ミスタージャイアン長嶋茂雄さんが「今週の福島でコスモユウコリンをメイクデビューさせちゃうよ」とか言えば、しっくり来ますけど、一般的にはどうなんですかね? メイクデビューは浸透するんでしょうか)
(スポーツナビ競馬担当A)
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2008年06月19日
関東オークスのユキチャン・フィーバーはすごいですね。史上初めての白毛馬による重賞初勝利、勝ち時計もレコードなら、売り上げも同レースのレコードを更新。そして鞍上に武豊騎手がいたのも絵になりますよね。
次走は、牡馬に混じって夏の3歳ダート王決定戦・ジャパンダートダービー(7月9日、大井)への出走プランもあるとか。ユキチャンが出るのと出ないのとでは、まるで注目度が変わってくると思います。これは出てほしいですね~。
ユキチャンはその馬体もそうですが、一度聞いたら忘れない可愛い名前も特徴の一つ。そして、名前と言えば、注目の2歳新馬が土曜の福島6Rでデビューします。
珍名フリークなら、もうその存在をしっていることでしょう。
コスモユウコリンです!
たぶん、お母さんをはじめ母系に使われている“ユウコウ”という冠名から連想して、ユウコリンって名づけたんだと思いますけど、それにしてもこの名前は思い切りましたね……。
しかし、このユウコリン。名前だけに注目が集まっているのではなく、持っている素質もなかなかのモノらしいということ。色々とユウコリン情報をチェックしますと、なにやら陣営は新馬勝ちにも手応え十分だとか。
また、半兄には交流重賞4勝を含む重賞10勝を挙げたミツアキサイレンスがいるんですから、これは奥のある血統です。新馬だけじゃなくて、来年のクラシック戦線にも顔を出すかもしれません。注目ですね~。
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2008年06月17日
今週から阪神、福島、そして函館開催がスタートです。2歳新馬もいよいよデビュー。最近では、超素質馬が早い開催からデビューする例も珍しくありませんし、2009年クラシック有力候補がいきなり出走するかもしれません。来年のクラシックへ向けた戦いはもう始まっているんですねぇ。
日本ダービーが終わって、なんだか気が抜けたような感じになっていましたが、「2歳新馬戦」という言葉を目の前にすると、またまたワクワク感がむくむくと湧き上がってきました。
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今週の重賞は、阪神競馬場で行われる牝馬限定のGIIIハンデ戦・マーメイドSです。マーメイドSと言えばエアグルーヴがまず思い浮かぶ僕ですが、秋のエリザベス女王杯へ向けての大事な試金石。ヴィクトリアマイルが創設されるまでは、それこそGI級がこぞって出走してきたレースでした。
ヴィクトリアマイルができた2006年からはハンデ戦へと条件が変更となり、宝塚記念もあるために出走メンバーもやや手薄な感じとなりましたが、それでも牝馬にとって秋を占う大事な一戦には変わりありません。
今年の登録メンバーで最も注目が集まるのは、昨年のオークス2着馬ベッラレイアです。秋華賞前にはウオッカ、ダイワスカーレットと並んで3歳牝馬3強の一角に名を連ねていましたが、休養中に実績面では大きく差を開けられてしまいました。あの2頭に追いつくためにも、ここはしっかり勝っておきたいところですね。
前走のヴィクトリアマイルは末脚不発で8着。休養明け初戦で7カ月ぶりだったことを考えれば、この敗戦も仕方のないところではないかと思います。今回は叩き2走目ですし、変わってくるはずです。いいえ、変わってくれなきゃ困る!と言ったところでしょうか。
トップハンデ56キロが不安点ですが、それをはねのけてこそ、秋への期待が高まるというものです。
ライバルとなるのは、同じ『牝馬最強世代』の4歳勢。その中でも、ザレマが好調です。クラシックでは目立った成績を残せませんでしたが、その後に素質が開花。勝ち星こそないものの、京都牝馬S2着、福島牝馬S3着と、このメンバーの中では上位の実績を残しています。
前走も適距離とはいえない京王杯SC、しかも牡馬トップが揃った中で0秒6差の7着と健闘しました。
今回はメンバーも楽になって距離延長、さらにハンデ54キロなら好勝負の可能性が高いのではないでしょうか。
好調と言えば、これも同じ4歳のブリトマルティス。1000万→準OPを連勝しての参戦です。前走の勝ちっぷりはなかなかのものでした。
やはり好不調の波が激しい牝馬同士の1戦で重要になるのは、目下の出来の良さ。昨年の同レースは準OPを勝ちあがったばかりのディアチャンスが、勢いそのままに重賞初制覇を達成しています。その意味では今年怖い1頭になるでしょうし、ハンデも53キロと手ごろ。メンバー的にも期待が持てそうです。
また、これまた同じ4歳馬で忘れてはならないのが、昨年の秋華賞2着馬レインダンスですね。その秋華賞以降まったく精彩を欠いてしまっていますが、3着のローズS含め、こんな馬ではないはず。
去年は夏競馬で急激に力をつけた馬ですから、暑い時期に調子を上げてくるタイプかもしれません。いきなりの大変身があって驚けない馬であることは確かです。
5歳以上で注目は、一昨年、昨年と同レース2年連続2着のサンレイジャスパー。蹄の病気で休養していたため、実に11カ月ぶりの出走。加えてトップハンデ56キロですから、さすがに厳しいかもしれません。
ですが、トップハンデが示すとおり、実績、経験とともにここでは1枚上の存在。その地力は侮れません。
そのほかの5歳以上というと、実績面でコレって馬はいないのですが、何せハンデ戦。そして、何が起きるか分からないのが牝馬限定戦です。軽量馬の中にとんでもない穴馬が潜んでいる可能性は十分ありますよ~。
その辺を考慮して、ジックリと週末までレース検討していきたいですね。
さあ、今年ここを制して、下半期の牝馬戦線に弾みをつけるのは?
(スポーツナビ競馬担当A)
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