2008年01月31日

【編集部発】ダイワスカーレットはワールド杯に出走してほしいと切に思うのです

 ドバイ・ワールドカップデーそれぞれのレースの日本選出馬が発表されました。

詳しくは→こちら(JRA公式サイト)

 意外だったのはウオッカでして、デューティフリーから漏れてシーマクラシックでの選出となりました。やっぱり、ダービー勝ちを評価されてのことなんでしょうけど、陣営としてはデューティフリーを狙っていたようですので、痛し痒しといったところではないでしょうか?

 一方のライバル・ダイワスカーレットはデューティフリーとワールドカップの2レースで選出。1度もダートを走ったことがないのに選ばれるんだったら、ウオッカもデューティフリーで選んであげたら良かったのに……と思ってしまうんですが、やはりドバイ側としてはGI3勝、有馬記念2着が効いているんでしょうね。ドバイ国際競走において日本馬は好成績を収めていますから、その日本から最強牝馬がワールドカップに出走、となると現地でも盛り上がりますものね。

 で、選出馬をザッと見て、4歳牝馬2頭に期待が行くのはもちろんですが、なんと言っても一番の期待はヴァーミリアンになりますよね。昨年は勝ったインヴァソールから約15馬身(タイム差にして2秒7)も離されての4着でしたが、1年経ち、ヴァーミリアンは物凄くパワーアップしました。今さら僕なんかが書くまでもなく、昨年後半のGI3連勝は凄すぎました。今の充実ぶりなら、やってくれるんではないかと期待が高まるのは無理もないですよね。
 しかもヴァーミリアンは、いわゆる典型的な日本型のダート馬ではなく、芝でも重賞を勝ったスピードを持っているわけですから、これはスピードを要求されるドバイのダートはむしろ好都合なのではと思うわけです。

 また、僕は以前から、米国やドバイのダート競走を本気で勝とうと思ったら、日本のダートトップホースよりも芝トップホースを連れて行った方がいいという持論を持っています。トゥザヴィクトリーがいい例だと思うんですが、ダートの2000メートルなのに2分を切って走られてしまうのですから、絶対的なスピード値がなければ勝ち負けになりません。
 だからこそ、ダイワスカーレットにはデューティフリーなんて言わずに、ぜひともワールドカップへ出走してほしいと思っています。
 もちろんデューティフリーも格の高いレースになってきましたが、それでもワールドカップに比べると落ちてしまいます。勝てば世界一の称号。そう何度もあるチャンスではないですから、チャレンジしてほしいと強く思います。

 日本ではまず見られない組み合せ、ヴァーミリアンとダイワスカーレットが異国の地ナド・アル・シバで同じレースに走り、世界のトップと雌雄を決する――想像しただけでワクワクしちゃうじゃないですか!
(むしろウオッカなんかはスピードとパワーを兼ね備えていますし、ワールドカップはピッタリだと思うんですが、選ばれなくて残念)

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |22:40 | ニュースあれこれ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年01月29日

【編集部発】東京新聞杯、京都牝馬Sの展望

 前回からの続きです。

 東京新聞杯ですが、実力勝負の府中マイルコースが舞台だからでしょうか、ここを勝ってそのまま1年を通して活躍するという馬がたくさん出ているレースです。昨年の勝ち馬スズカフェニックスは高松宮記念を制しましたし、2005年のハットトリックは同年のマイルCSを勝利。また、2002年のアドマイヤコジーンはここで実に約3年ぶりの勝利を挙げると、同年の安田記念も制して完全復活を果たしました。今年も彼らに続く馬は出てくるのでしょうか? マイル路線を占う上で要注目のレースですね。
 また、毎年のように好勝負になるレースなので、その意味でもすごく楽しみなレースの一つです。

 では、今年の有力馬ですが、コイウタピンクカメオと府中マイルGI牝馬2頭が登録してはいますけど、中心となるのは関西馬だと思います。その中でもカンパニー。昨年は天皇賞・秋3着、マイルCS5着とビッグタイトルにはあと一歩届きませんでしたが、今回のGIIIクラスなら実力上位です。

 京都金杯を勝ったエイシンデピュティも実力では負けていません。天皇賞・秋では迷惑をかけてしまいましたが、それが原因で沈んでしまわずに、すぐさま鳴尾記念2着→京都金杯1着と結果を残してきたあたり、やはりこの馬は強いです。むしろ勢い的にはカンパニーよりも上。重賞連勝も十分可能でしょう。

 ほかにも関西馬で面白そうな伏兵が色々といるんですが、また長くなりそうなので割愛させていただくとして、関東馬で注目したいのはダイレクトキャッチ。NHKマイルCで穴人気した馬ですが、なかなかの素質馬とのウワサ。実際、共同通信杯や中日新聞杯で2着に来ていますからね。上原厩舎ですし、第2のダイワメジャーとなれるか、注目です。

東京新聞杯の登録メンバー→こちら

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 さてさて、ようやくたどり着いた京都牝馬S。ここは何といってもオークス馬ローブデコルテですね! 秋華賞、エリザベス女王杯がイマイチですっかり影が薄くなってしまいましたけど、去年春の活躍からすると、この程度の馬で終わるはずがありません。最強世代の1頭として底力を見せてほしいのですが、やっぱり斤量58キロが厳しいですよねぇ……。

 それに、登録メンバーもまた強いんですよね。アドマイヤキッスキストゥヘヴンジョリーダンスら実績馬に加えて、アンブロワーズブルーメンブラットら勢いのある馬も虎視眈々ですから、ひょっとすると、今週3重賞の中でこの京都牝馬Sが一番の激戦かもしれません。うーむ。

京都牝馬Sの登録メンバー→こちら

 みなさんの東京新聞杯、京都牝馬Sの注目馬は誰でしょうか? いつものとおり、コメント・トラックバックで24時間受け付けております。よろしくお願いします!

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |13:26 | レース展望 | コメント(2) | トラックバック(3)
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2008年01月29日

【編集部発】今週は東西で3重賞、根岸Sの展望

 今週から1回東京、2回京都が開幕します。今年初開催となる東京ではさっそく土日で重賞レースが1つずつ、京都でも日曜に重賞がありますから、今週は3つも重賞が見られるわけですね。しかも、各レースともなかなかの好メンバー。いやあ、楽しみ、楽しみです。

 というわけで、さっそく週アタマの展望といきたいのですが、まずは2月24日のGIフェブラリーSへ向けた前哨戦、日曜東京メーンレースのGIII根岸Sからいってみましょう! → 根岸S登録馬

 このレース、人気を集めるのは関東馬ワイルドワンダーですね。これまでJRA重賞を2勝挙げていますし、交流GI南部杯でも2着。前走のGIジャパンカップダートは、やや距離が長いかなという印象でしたが、5着に入り地力の高さを見せました。
 得意の1400メートル、そして相性抜群の府中コースのここは巻き返し必至でしょう。この馬を軸としてレースが動きそうです。

 これに対抗するのが強力関西馬。交流重賞で上位常連のリミットレスビッドメイショウバトラーに、年明けのGIIIガーネットSで1・2着だったタイセイアトムスリーアベニューと実力派ぞろいです。

 各馬拮抗しているだけに激戦となりそうですが、そんな中でダート界の新星となるかもしれない馬が出てきました。マイネルスケルツィです。これまで芝マイル戦を中心に使われてきましたが、昨年12月のギャラクシーSでダート初挑戦。そして、いきなりの快勝を収めました。
 レース振りはお見事でしたし、これはひょっとると相当な器かも……。相手関係的にもどこまでやれるのかを計るのに絶好の試金石となりそうですし、ここは注目の1戦ですね。

 注目と言えば、もう1頭います。フィフティーワナーです。待ち焦がれていたファンも多いことでしょう。新星どころかダート界の帝王にだってなれる大器が帰ってきたのです。
 先週の平安Sにも登録がありましたが、除外でこちらへ。今回も除外の可能性があり、ひょっとすると芝レースでの復帰になるかもしれませんが、何はともあれ復帰は大変うれしいですよね。
 連勝街道を突っ走っていたあの時の衝撃は忘れられません。脚部不安により2年近くにも及ぶ長期休養となってしまいましたし、いきなりから好走を期待するのは酷かもしれませんが、いや、彼ならひょっとするかも……と期待してしまうわけです!

 みなさんは根岸Sはどの馬に注目しているのでしょうか? 根岸Sだけでこんなに長くなってしまったので、東京新聞杯、京都牝馬Sの展望は次回で。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |13:23 | レース展望 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2008年01月27日

【編集部発】ドリームパスポート反省会

 本当はAJCC反省会なり平安S反省会なんですけど、やっぱりドリームパスポートですよねぇ。
 結果は5着……う~ん。何と言いますか、とりあえず、ファンの方たちには先に謝っておきます。ごめんなさい。と言うのも、ちょっと情けない負け方だったもので、正直なところ過大評価されすぎていた面もあるのかなって思うようになってしまう、今日のレースでした。
(もともとが勝ちきれない馬でしたけど)

 確かに彼の場合は今回のレースで見せた早め抜け出しの横綱相撲はできないタイプで、勝ちパターンはゴール前でキッチリ差し切る戦法なのでしょう。長い脚を使えるようにも思えないですし。
 ただ、今回の相手関係だったら、それでも押し切ってほしかったなあと思ってしまうのです。それだけファンや関係者のドリームパスポートに対する期待は大きいはずです。

 でも、今回は転厩初戦で調整方法も「これで万全」というものをつかめていなかったと思いますし、馬体重プラス10キロもその辺が微妙に影響していたのかもしれません。それに、スローな流れだったのにそれほど引っ掛からなかったことも収穫だったと思います。
 いずれにしてもホントに本当の真価を問われることになる次戦が、彼にとって今年最大と言っていいほど重要なレースになりそうです。

 と、一生懸命頑張っているドリームパスポートにエラソウなことを言いつつ、どうにかしなきゃアカンのは僕の予想の方でして……。今週の重賞予想も言い訳無用のボロボロでした。。。次、頑張ります。トホホ。

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 話変わりますが、小倉の競輪祭決勝戦、見ましたか? いやあ、面白かった。小嶋敬二が強いのって言ったらもう! あのカマシと加速にはしびれましたね。
 そして、その小嶋ラインの3番手を確保し、直線鮮やかに捲くり追い込みを決めた井上昌己も最高に巧くて、最高に強かったと思います。目標にしていた北京五輪代表から外されてしまい、2大会連続のメダルは夢と終わりましたけど、その分、地元・九州のビッグレースでやってくれましたね! 井上選手、おめでとうございました!

 しかし、山崎芳仁はどうしてあんなレースになってしまったのでしょうか? それまでの3日間すごくいいレースをしていたのに。不思議です。人間の思惑が複雑に絡み合う競輪、面白いですね。ますますハマっちゃいそうです。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |23:30 | レース回顧 | コメント(0) | トラックバック(2)
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2008年01月26日

【編集部発】AJCC◎シルクネクサス、平安S◎メイショウトウコン

 ただいま小倉では小倉競馬が開催中ですけど、小倉競輪場ではGI競輪祭が絶賛開催中です。
 僕も連日テレビにかじりついて見てますが、山崎芳仁は強いですね~。昨日も今日もどエライ捲り追い込みでした。明日の決勝戦もおそらく山崎から売れるんでしょうけど、僕は小嶋敬二に期待してます。準決勝も強かったですし、山崎に対抗できるのはやはり小嶋しかいないかと。細切れ戦ですから、各ライン様子見しつつの間隙を突いて、小嶋が一気カマシで弾丸のような自力を爆発させるとみましたが、どうでしょうか?(早め先行でまさかの山口幸二アタマも買ってみたいかも)

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<アメリカジョッキークラブCの印> → 出馬表
◎シルクネクサス
○ドリームパスポート
▲アドマイヤメイン
△エアシェイディ
×トウカイトリック

 さて競馬です。何と言ってもAJCCの注目は転厩初戦のドリームパスポートです。普通に能力を出し切れば勝ち負けでしょうけど、そう簡単にいかないのが競馬というもの。栗東→美浦への転厩ですから環境の変化で実は精神的な負担になっているかもしれないですし、引っ掛かる馬ですからやっぱりテン乗りになってのレースでの折り合いが心配。また、脚の使いどころも難しそうな馬ですから、簡単に勝てるわけではないと思います。不安はいろいろとあるわけです。

 そこで浮上するのが、シルクネクサス。中山金杯でも本命にしましたが、しつこく今回も本命。理由はやはり、中山での成績が良いということ。昨年のオールカマーではマツリダゴッホと好勝負していますし、力的にも上位の1頭。なにやら追い切りで誤算があったみたいですが、そこはペリエ様が考えてのことでしょうし、問題ないとみました(速い時計を2本もやっちゃったとか、2本とも遅すぎたとかではないので)。
 明日はさっそくペリエマジックが炸裂ですよ~!

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<平安Sの印> → 出馬表
◎メイショウトウコン
○マコトスパルビエロ
▲フェラーリピサ
△サトノスローン
×ロングプライド
注ドラゴンファイヤー

 この時期の京都ダートは「黙って先行馬から」だと思うんですが、それでもメイショウトウコンの能力が一枚抜けていると思います。昨年も強かったですし、京都コースとの相性は◎。また、札幌や中京でも強い競馬を見せているように、この馬は短い直線でピリッと切れる脚を使う馬だと思うんです。よほどの乱ペースにならない限り、連覇の可能性は高いと見ました。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |19:53 | レース予想 | コメント(0) | トラックバック(4)
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2008年01月22日

【編集部発】ドリパス復活なるか…AJCCの展望

 思いっきり結果論ですが、今週日曜中山メーンのアメリカジョッキークラブカップ(AJCC)は有馬記念馬マツリダゴッホの昨年の始動戦だったレース。確かにあのレースは圧勝だったんですが、その時すでに「有馬はこの馬が勝つ」と予想できた人がいたとしたら、その人は競馬の神様クラスだと思います。
 まあ、1月のレース結果から有馬のことまで読む人なんて、あんまりいないとは思いますが……。でも、かつて10年くらい前にはメジロブライト、スペシャルウィークがここをステップに天皇賞・春を制したりもしました。今年も、AJCCをステップにGI戦線で大活躍してくれる馬が現れることを期待しましょう!

 と言いますか、今年は活躍してもらわなくては困る!という実力馬が出ております。そうです、ドリームパスポートです。
 昨年は骨折→長期休養の影響から勝ち星を挙げることはできませんでしたが、3歳時は皐月賞2着、ダービー3着、菊花賞2着、ジャパンカップ2着とGIの上位常連でした。実力をそのまま出し切れば、再びトップ戦線に食い込むのはもちろん、悲願のGI制覇も手の届くところにある馬です。
 今年から関東の稲葉厩舎に移って、心機一転。コンビも先週の京成杯をマイネルチャールズで勝った松岡騎手に決まりました。ファンの多い馬ですし、関東の総大将として頑張ってほしいですね。そのためにも、ここは実力どおり勝っておきたいところです。

 ただ、ドリームパスポートは確実に脚を使う上に誰が乗っても安定して走ってくれる半面、引っ掛かりやすい馬だというのも事実。稽古とレースは違うでしょうし、テン乗りだけに多少の不安もあります。何かに足元をすくわれる可能性も十分あるでしょう。
 超強力ライバルは不在ですが、トウカイトリック、アドマイヤメイン、エアシェイディ、シルクネクサス、シャドウゲイト、メイショウレガーロと、うるさい伏兵馬を挙げればキリがありません。

 ドリームパスポートがキッチリと実力を発揮して復活をアピールするのか、伏兵馬が台頭するのか、興味深い一戦ですね。

 AJCCの登録メンバーは→こちら

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |16:18 | レース展望 | コメント(1) | トラックバック(1)
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2008年01月20日

【編集部発】マイネルチャールズ、強い!

 京成杯のマイネルチャールズ、お見事でした。決して派手な勝ち方・時計ではなかったんですけど、あのレースぶりは強いですよ。4コーナーから直線入り口でゴチャついて、外への進路を失ってからまたインに突っ込んでいったわけですが、あそこからひるむことなく、むしろグイグイと脚を伸ばしていくんですからたいしたものです。

京成杯の結果→こちら

 前走のホープフルSを見たときも思ったのですが、まるで“根性の塊”のような馬。切れ味で勝負したお姉ちゃんのマイネヌーヴェルとは全く違ったタイプの競走馬ですね。父ブライアンズタイムは、サンデーサイレンスのようにコンスタントにGIレベルの産駒を出すというよりも、ナリタブライアンやマヤのトップガン、タニノギムレットのように超大物を出すタイプの種牡馬。ひょっとするとマイネルチャールズも超大物候補かもしれませんね~。いずれにしても、クラシックの有力候補誕生です。

 また、松岡騎手も躊躇なくよくあの馬群に突っ込んだものです。メキメキと騎乗技術を上げていますよね。昨春同様に、また今年の春も松岡騎手がビッグレースで大暴れを見せてくれるのでしょうか。

 一方、我が◎リトルアマポーラですが、3コーナー過ぎまではいい感じで運べていたと思ったんですけどねぇ……。マイネルチャールズ同様に4角でゴチャついてしまった時に前へ進まず、下がり気味になってしまいました。
 「あ~、ダメや~。5着もないわ~」と心の中で弱々しい叫びを挙げていたのですが、最後は0秒2差の4着。勝負どころでスムースじゃなかったのに、あそこまで盛り返したのですから、改めてこの馬は非凡な能力を持っていると思いました。初距離、初輸送、牡馬とのレースなど不利な面を克服してのこの結果ですから、次戦はさらに期待できそうですね。牝馬クラシック路線で今後も注目していきたい1頭です。

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 日経新春杯はアドマイヤモナークが勝利。ステッキを一発も入れない余裕綽々の競馬でしたし、1頭だけまるで違うレベルのレースをしているようでした。最後にダークメッセージが最速上がりで突っ込んでは来ましたが、すでに大勢が決した後。まずは完勝でしょう。また、1頭だけになると遊ぶクセがあるんでしょうか、安藤勝己騎手が最後の直線でゆっくりゆっくり追い出しているのが印象的でした。
 昨年のスランプは完全に脱出したようですし、距離の心配もない馬ですから天皇賞・春へ向けて楽しみですね。

日経新春杯の結果→こちら

 そう言えば、アドマイヤモナークってデビューしたての頃はすごく気性に難のある馬で、アンカツさんが御しきれずに物凄い斜行で降着になったことがあるんですよね。あの時は「なんちゅう馬や……」と違った意味で印象に残っていたんですが、それが今や立派な重賞馬ですから、よくここまで頑張ったなぁとしみじみ思います。

 で、我が本命オースミグラスワンですが、これは雨がすべてだと……。パンパンの良馬場で走らせてあげたかった。無念。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |20:44 | レース回顧 | コメント(0) | トラックバック(2)
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2008年01月19日

【編集部発】日経新春杯◎オースミグラスワン、京成杯◎リトルアマポーラ

 今週は寒かったですね~。東京でも雪が降りまして、夜中にコンビニに行った時にちょうど初雪を見てしまいました。栗東でも雪が降って、アドマイヤジュピタは雪中追い切りだったみたいですね。栗東トレセンって、ただでさえ冬はすんごく寒いのに、これで雪まで降られるとダメージ大きいんですよね。その上トレセンは広いものですから、以前、吹雪かと思うくらい降って視界もままならない中、厩舎回りの取材をフラフラとしていた時がありまして、「良く見ると、周りには馬も人も誰もいない。下手したら遭難するかも……」とマジメに思ったこともありました……。

 こんな季節ですから、寒いのは気温だけで十分。財布まで“寒く”ならないよう、日曜の2重賞はドカーンと的中させちゃいましょう!

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日経新春杯の印>
◎オースミグラスワン
○トウカイエリート
▲アドマイヤジュピタ
△アドマイヤモナーク
×トウショウパワーズ
注グロリアスウィーク

 「アドマイヤ軍団」vs.「トウカイ軍団」の様相を呈していますが、本命はディープインパクト第1仔を購入したことでも話題になった「オースミ軍団」の雄・オースミグラスワンです。
 初重賞制覇となった一昨年の新潟大賞典以降、どういうわけか大スランプに陥り、個人的にもすごく心配していたんですが、ようやく前走の鳴尾記念(5着)で復活の兆しを見せてくれました。メンバー最速の上がり3F33秒4の末脚は、再び絶好調到来を予感させる破壊力。この時期の京都は外が伸びる馬場でしょうし、オースミグラスワンにとっては絶好条件。また、ハンデ56キロもプラスです。完全復活の舞台は整いました。淀の長い平坦直線を外から一気に突き抜けることを期待しています!
(ただ、明日の京都の天気は午後から下り坂。雨か雪が降ると、苦しいと思います。なんとか天気はもってほしい!)

 ○、▲、△はまあ普通の予想ですが、穴として期待しているのがトウショウパワーズグロリアスウィーク。トウショウパワーズは前々走の中日新聞杯(0秒3差7着)、前走の万葉S(0秒2差4着)がともに悪くない内容。ハンデ54キロなら十分にやれます。また、日経新春杯と同じ条件で行われた昨年の松籟Sを強い競馬で勝っていますし、京都コースは得意中の得意。父ダンスインザダーク、母シスタートウショウという良血ぶりも魅力たっぷりですね。
 一方、スペシャルウィーク産駒のグロリアスウィーク。2400メートルは初めての距離になりますが、血統的にもこの距離延長がプラスになるのではと予想。弥生賞ではアドマイヤムーンから半馬身差の2着に好走した素質馬ですし、いつ激走してもおかしくありません。
(ただ、55キロはちょっと見込まれたかなぁ)

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京成杯の印>
◎リトルアマポーラ
○マイネルチャールズ
▲ランチボックス
△ステルスソニック
×アイティトップ
注ダンツウィニング

 素直に予想すればマイネルチャールズで決まりでしょうし、普通に能力を出し切ってくれれば勝つ可能性はすごく高いと思いますが、それでも関西馬リトルアマポーラに◎です!

 この馬、牝馬でして、同日京都9Rでは牝馬限定戦があるのに、わざわざ関東まで遠征して牡馬と走ろうというのです。抽選漏れで仕方なくコッチというのではなく、はじめから狙っての東上なんです。これだけで勝負気配がビンビン伝わってくるじゃないですか! 「タダでは帰らない」という目論見があってのこと、つまり、「勝てる」と言っているようなものです。
 前走はシンザン記念5着のミッキーチアフルに完勝し、新馬戦でも本日2連勝を飾ったディープインパクトの妹ヴェルザンディに快勝。父アグネスタキオン、祖母に重賞2勝馬ルイジアナピットがいる母系ですから、血統的にも◎。関西馬でしかも牝馬ですから、関東圏の重賞ではそれほど人気にもなりません。これは高配ゲットのチャンスが来ました!

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |20:05 | レース予想 | コメント(0) | トラックバック(6)
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2008年01月17日

【編集部発】マッキーマックスの思い出

 この時期は引退馬、抹消馬が多く発表されますが、また1頭、大好きな馬が引退することになりました。新馬戦からずーっと追いかけていたマッキーマックスです。

 マッキーマックスは思い出の多い馬で、中京でのデビュー戦をひと目見た瞬間に「これはモノが違う!」と、ビビってたじろぎまして、それ以来追いかけていきました。2戦目のシンザン記念ではサイレントディールに次ぐ2番人気で2着。続くきさらぎ賞では、前走敗れているにも関わらずネオユニヴァースやサイレントディールを抑えて1番人気に支持されました。
 きさらぎ賞は3着に敗れ、毎日杯でも4着と結果は残せませんでしたが、いかにもダンスインザダーク産駒特有とも言うべき“3歳春は素質を持て余し気味”の負け方(ツルマルボーイやダイタクバートラムも3歳春はこんな感じでした)に、「古馬になって体がしっかりしてくれば、トップ戦線で活躍してくれるはず」と、ひとりで勝手に妄想したものです。

 結局、体質の弱さが改善されずに故障がちのまま引退。GIを勝つことはできませんでしたが、菊花賞で直線外からグッと伸びた時は思わず声が出ましたし、2006年のダイヤモンドSを勝った時は本当に嬉しかったです。
 今後は宮崎県の宮崎軽種馬共同育成保養センターで乗馬になる予定とのこと。これからは末永く幸せに余生を送ってほしいものです。お疲れさまでした。

 そう言えば、マッキーマックスは見映えのするピカピカの金色馬体で、鼻筋には見事な流星がまっすぐに走っているイケメン君。派手ですから、ゼッケンを見なくても識別できてしまうほど目立つんです。
 それで彼がまだ3歳の時で、藤原英厩舎に取材で訪ねた時のことなんですが、厩舎から出てきたマッキーマックスを見て「お~、マッキーマックスや~」って見とれていたら、目の前で急にすごい勢いで立ち上がったんです。大げさではなくて、「アカン、踏まれる……」と観念したことがありました……。
 もちろん、調教助手がなだめてくれて事なきを得たんですが。3歳当時はとにかくヤンチャな馬でした。そこがまた憎めないヤツだったんですよね~。

(スポーツナビ競馬担当A)

posted by スポーツナビ編集部 |20:33 | ニュースあれこれ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年01月14日

【編集部発】京成杯の展望

 先週のシンザン記念。 ドリームシグナルは強かったですね。ゲートで出遅れて前半ついていけなかったのが幸いしたというか、レースぶりが強引な面もありましたけど、それで2馬身半差もつけて勝ってしまうのですから、力が一枚違ったという印象です。どうやら僕は、この馬の力を過小評価していたみたいです。すみませんでした。

 今後は距離が延びてどうかですが、半兄に去年の菊花賞で穴人気して6着だったホクトスルタンがいて、母系はダイナフェアリーにさかのぼる社台名門の血統なので、2000メートルくらいはまず問題ないのではないでしょうか。この後は弥生賞→皐月賞らしいですが、クラシック路線で楽しみな1頭だと思います。
 また、新種牡馬アグネスデジタルの産駒からうれしい初重賞勝利。初年度産駒からいきなり重賞馬が出ましたし、牝馬にはエイムアットビップがいますし、アグネスデジタル産駒のこれからも楽しみですね。

 2着ドリームガードナーは、アンカツさんの好騎乗が光りましたが、実にしぶとい末脚でした。こちらは血統的にマイルくらいが良さそうですし、NHKマイルC路線で注目ですね。
 3着マヤノベンケイは上位陣の中でただ1頭、先行から残りました。先行壊滅のペースだったことを考えると、よく走っています。この馬もなかなか楽しみです。

 一方、我が◎ミッキーチアフルですが……、競馬自体は悪くなかったんですけど、やはり現時点では重賞クラスではワンパンチ足りないなという印象です。父シンボリクリスエスも3歳の春先は勝てませんでしたし、成長待ちでしょう。
 ですが、2番人気というのはちょっと人気し過ぎじゃないかと。5~6番人気くらいが適当と思って穴狙いで本命にしたつもりだったんですが……。ユタカ騎手もちょっとかわいそうでしたね。

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 さて、今週は中山で3歳重賞の京成杯。時期が時期だけにシンザン記念同様「勝ち馬→クラシック有力候補」と即直結させるのは難しいかもしれませんが、皐月賞と同じ中山2000メートルで行われるだけに軽視できません。昨年も、勝ち馬のサンツェッペリンが皐月賞で2着に好走しました。
 また、2005年の1着アドマイヤジャパン・2着シックスセンス、2003年の3着キングカメハメハがクラシック戦線で大活躍でしたから、クラシックの登竜門として上位入線馬は要チェックです。

 今年の中心となりそうなのは、前走のホープフルSを快勝した関東馬マイネルチャールズ。競馬自体が好内容でしたし、2着に負かしたブラックシェルがその後の福寿草特別で強い競馬をしていることを考えても、ここは期待大でしょう。全姉マイネヌーヴェルにつづく重賞制覇を果たしたいところです。

 新馬→特別と連勝したアイティトップは前走の寒竹賞がお見事でした。最後方からただ1頭、上がり3F35秒台の末脚を使って2馬身差の快勝。とにかく豪快でしたね。新馬戦は先行好位からの勝利でしたから、追い込み一辺倒というわけでもなさそう。真価を問う1戦です。
 同じくデビュー2連勝のリトルアマポーラは、シンザン記念5着のミッキーチアフルを前走で撃破。とにかくキレのある脚を使う馬です。初距離が課題でしょうが、牡馬をまとめてナデ斬れる可能性を秘めた牝馬です。

 1勝馬にも魅力的な馬が何頭かいますね。ホープフルS3着のドットコムもそうですが、それ以上に魅力なのはやっぱり1戦1勝馬です。
 関東からはステルスソニック、関西からはムードインディゴ。どちらもデビュー戦で「これは!」という勝ち方をしてくれました。
 特にステルスソニックは、後方待機から3~4角で一気に捲って先頭に立つと、ゴールした時には5馬身もの着差をつけるというトンでもない競馬。抽選になるかもしれませんが、ぜひとも出走して重賞での競馬が見たいですね。
 一方のムードインディゴですが、こちらは関西馬で牝馬ですし、京都の紅梅Sにも登録しているので、流動的。どちらにしろ、今週出走するならレースは別にして注目して損はない1頭です。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |21:04 | レース展望 | コメント(0) | トラックバック(1)
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