2008年07月22日
【編集部発】エリモハリアー4連覇なるか…函館記念の展望
今週は「サマー2000シリーズ」第2戦、第44回GIII函館記念です。僕も函館競馬場へ行ったことがあるんですが、すごくいい競馬場ですよね。コースの真上を飛行機が飛んだり、耳をすませば函館競輪場のジャンの音が聞こえたりと、なかなか風情があって、僕はこの競馬場がすぐに好きになりました。 湿度が高くないから気候もいいですしね、また行きたいですよねぇ、函館。 ××××××××××××××××× というわけで、夏の函館名物重賞・函館記念ですが、やっぱりハンデ戦だけあって荒れ相場。去年は3連単38万円馬券が飛び出しましたし、とにかく過去10年を振り返っても万馬券が続出です 穴党のみなさんにとっては腕がなるレースですよねぇ~。今年は再び大穴決着となるのでしょうか、それとも一昨年のように一転して人気馬が上位独占となるのでしょうか。 函館記念の展望を語る上で欠かせないのが、やはり2週前に行われた巴賞。函館記念の前哨戦としての意味合いが強く、毎年、巴賞組が函館記念で大活躍を見せています。 今年の巴賞は1着同着という大激戦になりました。勝利を分け合ったのは、フィールドベアーとマヤノライジンです。 フィールドベアーは2走前のGIII新潟大賞典3着、3走前のOP特別・福島民放杯1着と、目下絶好調の1頭。現在の充実振りもさることながら、強調したいのが函館コースとの相性の良さ。8戦して[3401]と抜群の好成績を残しています。 今の充実度とコース相性を味方に、重賞初制覇も手の届くところにやってきました。 マヤノライジンも前々走のOP特別・都大路S3着、3走前のOP特別・大阪城S2着と好調。今年7歳を迎えたベテランですが、衰えはありません。まだ重賞勝利はありませんが、OP級でも大崩れのない堅実ぶりは特筆モノです。 また、函館記念は一昨年3着の実績。コース相性も問題ないでしょう。前走の巴賞でも3角スパートから1着死守と、内容では1番強い競馬をしました。57キロのフィールドベアーに対して、こちらは1キロ少ない56キロ。この馬も念願の重賞初勝利は手の届くところに来ています。 巴賞組からは上記2頭以外でも、チャンスのある馬がズラリと揃っています。 3着のピサノパテックは、今年2月の復帰戦以降、OP特別戦で2→4→2→3着。三冠牝馬スティルインラブの近親という血統が示すように素質豊かなSS産駒が、ここに来て本格化の兆しです。クビ差で敗れた巴賞から1キロ減の55キロも魅力。逆転は十分可能でしょう。 巴賞4着のトーセンキャプテンは、デビューから無敗でGIIIアーリントンCを制覇した素質馬。骨折休養明け後はもどかしい競馬が続いていますが、それでもジワリと良化中です。そろそろ本領発揮といきたいところですね。 マンハッタンスカイは同レース1番人気6着と案外な結果に。1800メートルが微妙に短かったのかもしれません。3走前の新潟大賞典ではフィールドベアーに先着の2着でしたし、2走前のGII金鯱賞では後の宝塚記念馬エイシンデピュティに次ぐ2着と好走。その時と同じ2000メートルでの巻き返しを狙います。 一方、巴賞組以外からは今レース一番の注目馬がスタンバイしています。そうです! 函館記念4連覇という偉業に挑むエリモハリアー! 同一重賞3連覇というだけでもとてつもない快挙なんですが、4連覇となると、もうどう表現していいかわからないです。達成すればひと言「凄い!!」です。 今年は過去3年と違って巴賞をステップにしての参戦というローテーションではないだけに、順調度という点で不安なのですが、昨年にしても巴賞11着からの大変身。とにかく函館記念となる馬がガラリと変わる“函館の主”。やはり大一番での大激変が今年もある、という可能性は十分でしょう。歴史的快挙は達成されるのでしょうか。 また、GII京都新聞杯&GIII中京記念の重賞2勝馬タルカータソルテは、この相手なら実績的にも上位の1頭。前走のGIII七夕賞で穴をあけたミストラルクルーズは再度波乱の使者を狙っています。さらに、準OPをレコードで快勝した良血ブレーヴハートも侮れません。 さあ、今年は4連覇を狙うエリモハリアーが王座を死守するのか、それとも新たな函館王者が誕生するのか、白熱のレースが見られそうです。 (スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |03:23 |
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