2008年07月15日

【編集部発】アイビスSDの展望…日本一の快速馬は?

 今週から舞台は小倉、新潟に。関西地方に長らく住んできたからでしょうか、小倉競馬が始まると、本当の意味で夏競馬が始まったな……と、僕は思ってしまいます。夏の小倉、いいんですよねぇ。小倉、行きたいなぁ。

 まあ、それはおいといて、今週は新潟でGIIIアイビスSD。JRA唯一の直線1000メートルの重賞です。
 およそ55秒で決着する極限のスピード争いももちろん見ものですが、昨年はここを勝ったサンアディユが、セントウルSも勝ってサマースプリントシリーズのチャンピオンに。また、過去の勝ち馬メジロダーリング、カルストンライトオは秋のGIスプリンターズSでも活躍しました。
 今後のスプリント路線を占う上でも、要注目のレースと言えるでしょう。

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 さて、今年のアイビスSDは確たる主役馬が不在で混戦模様。その中でまず有力候補に挙げられるのが、4歳牝馬のカノヤザクラでしょうか。重賞勝ちこそないものの、GIIセントウルS2着、GIIIファルコンS2着、GIII京阪杯3着と実績十分。休み明けを2度叩いて確実に上昇気配です。
 ゲートの課題はいまだ残りますが、発馬さえまともなら好勝負確実でしょう。

 同じ4歳牝馬のクーヴェルチュールは、昨年の3着馬。札幌のGIIIキーンランドCを制しており、スピードならここ屈指の存在です。10カ月ぶりの休み明け初戦が割り引き材料ですが、仕上がりは早そうなタイプ。いきなりからでも楽しみです。

 昨年の2着馬ナカヤマパラダイス。中京でのここ2戦が2ケタ着順ですが、GI高松宮記念は相手が強かったですし、前走のGIIICBC賞は3カ月ぶりの休み明けと敗因はハッキリ。叩き2走目のここで一変、は十分可能です。

 GIIIアーリントンC、GIII京成杯AH勝ち馬のステキシンスケクンも侮れません。実績が示すとおり、地力はここ上位の1頭。距離・ペースにさえ対応すれば勝ち負け争いに絡んできそうです。

 ここまで古馬を挙げてきましたが、2005年・06年と3歳馬が連覇したように、アイビスSDは3歳馬の活躍が目立つレース。今年も好勝負できる快速3歳馬がエントリーしてきました。
 今年は登録が3頭いますが、特に注目したいのは牝馬エイムアットビップ。GI桜花賞、GINHKマイルカップでは結果がでなかったものの、この馬の快速ぶりは誰もが認めるところ。2歳時にはレコードをたたき出しています。
 折り合いを気にしないでいい5ハロン戦、そして斤量51キロを味方に今度こそ自慢のエンジン全開です。

 牡馬のマルブツイースターは今年のGIIIファルコンS2着。前走の福島バーデンバーデンCは失速しましたが、福島2歳Sでも好結果を残せなかったところを見ると、コースが合わなかったとも言えます。父サクラバクシンオーから受け継ぐ豊かなスピードが魅力の1頭。反撃は十分可能でしょう。

 なお、もう1頭の3歳馬アポロドルチェも出走してくれば1番人気候補になるくらいの有力馬ですが、ここは回避濃厚とのことです。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |14:07 | レース展望 | コメント(0) | トラックバック(11)
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