2008年04月01日

【編集部発】豪華メンバー大阪杯の展望

 今週は大阪杯です。天皇賞・春へ向けた大事なステップレース。また、3200メートルは長すぎる中距離馬にとっても、今後を見据える上で重要な一戦で、毎年豪華なメンバーがそろう日本競馬屈指のGII戦ですね。

 特に今年は例年以上にトップホースが顔をそろえました。登録15頭中、5頭がGI馬、3頭がGI2着馬です。まさに春GI戦線を占うにふさわしいステップレースとなりましたね。

 まず注目は、天皇賞・春2連覇を狙うメイショウサムソン。3歳時は皐月賞・日本ダービーのクラシック二冠を制し、昨年は天皇賞・春&秋制覇。押しも押されもせぬ日本競馬の主役です。
 昨年最終戦の有馬記念は見せ場なく8着に敗れましたが、GI3戦目で疲れもあったのでしょう。もちろんここは立て直してきてるはずです。本番への叩き台ですからまだ100パーセントではないと思いますが、だからと言って、中途半端な仕上げではないはず。十分に力を発揮できる仕上がりに持ってくるのではないでしょうか。普通に走れば勝ち負けになる馬。注目の復帰戦ですね。

 メイショウサムソンと人気を二分しそうなのが、昨年の最優秀3歳牝馬ダイワスカーレットです。本来ならばフェブラリーSに出走でしたが、目のケガのために回避。幸い症状は軽く、ここでの復帰戦となりました。
 一頓挫あっての出走ですので仕上がり具合がやはり心配ですが、それは4カ月ぶりのメイショウサムソンも同じ。最終追い切りの動きと当日のパドックで判断するとして、力を出せる仕上がりならば、当然首位争いの1頭です。3歳時とは違って斤量も重くなりますし、当然ペースも厳しくなると思いますが、そのなかでどのような競馬を見せてくれるのでしょうか。

 同世代の女の子に負けてはいられないのが、菊花賞馬アサクサキングスです。菊花賞を勝った馬ですから阪神大賞典で復帰かな?と思いましたが、2000メートルの大阪杯を選択してきました。
 3歳前半は大敗も多かったので半信半疑な点もありましたが、ダービー2着、神戸新聞杯2着、菊花賞1着ですから4歳世代トップはもう誰もが認めるところ。
 「菊花賞は強い馬が勝つ」という格言があります。有馬記念を回避してまで今年に備えたわけですから、ここはぜひともいい競馬をして、4歳牡馬のレベルは低くないゾとアピールしてほしいものですね。

 もちろん、同じクラシックホースの皐月賞馬ヴィクトリーにも同じことが言えます。すっかり迷走してしまっている感がありますが、まともに能力を出し切ればとんでもない強さを発揮する馬(たぶん)。思い出の阪神2000メートルで復活のきっかけをつかんでほしいです。

 迷走といえば、ドリームパスポートも復活しそうで、まだ暗いトンネルの中。もともと勝ち味に遅い馬ですが、骨折から復帰後は勝ち味の遅さがもう1レベル遅れてしまったという感じで、さらにもどかしい馬になってしまいました。
 メイショウサムソンの良きライバルですし、今度こその完全復活が期待されます。ちょうど先週は日本・ドバイでフジキセキ産駒が大活躍でしたし、この流れに乗りたいところですね。

 同じく復活が期待されるインティライミアドマイヤメインら実力派も気になるところですが、それ以上に今回注目を集めそうなのがサンライズマックス。競馬ファンというのは結構新し物好きな面がありまして、「上がり馬」にグッと来てしまうものなんです。今年の大阪杯でまさに最大の上がり馬といえるのがサンライズマックスなのです。
 500万→1000万特別→GIII中京記念と3連勝中。確かに今回はこれまでと相手が違いますが、逆に未知の魅力も十分あるわけでして、実際に末脚の威力には「オッ!」と思わせるものがあります。中京記念は強かったですものね。ここで並居るGI馬を撃破すれば痛快そのもの。一気に春の主役に躍り出る可能性だって秘めた馬だと思います。

 サンライズ○○と言えば、2002年&05年の大阪杯を勝ったサンライズペガサス。特に2002年は衝撃的な切れ味でした。本当に飛んでいるのかと思いましたもん。サンライズペガサスも当時上がり馬で、二冠馬エアシャカールを撃破。サンライズマックスはその再来となるのでしょうか?
 (と言っても当時のサンライズペガサスはすでに正体バレバレで1番人気でしたが……)

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |03:26 | レース展望 | コメント(0) | トラックバック(3)
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