2008年02月03日
【編集部発】SS産駒2700勝とアンカツ800勝
今日の東京は雪。競馬開催も中止となってしまいました。代替開催は明日行われますが、この1日延期は出走各馬に微妙な影響を及ぼすかもしれません。「馬は1日で変わる」と言いますし、今日絶好調でも明日にはどうなるのか……特にいつもとは違った環境の競馬場の馬房に1日多くいなければならない関西馬にとっては、ちょっとツライかもしれませんね。 東京新聞杯は250万オーバー馬券でしたし、今日の京都牝馬Sでも3連単6万8000円也。明日の根岸Sもこの流れで大荒れの予感? 昨日発表した印は変えませんが、パドックでじっくり検討する必要がありそうです。 さて、今日の京都牝馬Sはアドマイヤキッスが貫録の走りで重賞4勝目を飾りましたが、それと同時に素晴らしい記録が2つも誕生しましたね! まずはサンデーサイレンス産駒のJRA通算2700勝。これはもう、なんて言ったらいいのか、言葉では表現しきれないほどの偉大な記録でございます。ちなみに2位のノーザンテーストが1757勝ですから、この数字の重みがズシリと響いてきます。 今日のアドマイヤキッス、そして先週の平安Sクワイエットデイ、AJCCエアシェイディと、今年早くもSS産駒が重賞3勝を挙げているわけですから、死してなおサンデーサイレンス恐るべしです。改めて16歳での早世が悔やまれますよね。今でも生きていたら、どれほどの名馬、どれほどの成績を今後も残したことでしょうか。 競馬ファンのみなさん、去年とか今年のクラシック戦線(特に牡馬)がどことなくつまんないぁとか、思っていませんか? SS産駒全盛の時は「サンデーばっかりでつまらん」という声も多数あったことと思いますが、僕はそれの逆で、次から次へと出てくるSS産駒の素質馬たちにいつもドキドキしていました。ダービーが終わっても、その次の週から出てくるSS産駒たちに胸をときめかせていたものです。 確かに、サンデーなき後の現在、フジキセキ産駒やダンスインザダーク産駒、アグネスタキオン産駒らSS系後継馬のほか、タニノギムレット産駒やナリタトップロード産駒など、実際に日本の競馬で走っていた活躍馬たちの2世が互いに力を競ってGIを目指しているのは面白いです。いつか見たGI馬の子供たちですから、見たこともない外国馬の子供たちより応援にも力が入りますし、この血のドラマこそ競馬の醍醐味です。 ですが……やっぱりSS産駒と比べると、こう、なんて言うか、パンチ力が足りないというか、大物感が感じられないというか、ワクワク感が足りないというか……。要するに、SS産駒がいなくなってしまって競馬、特にクラシック戦線が物足りないと率直に思っているのです。 8歳のクワイエットデイ、7歳のエアシェイディに若い連中が負けているような現状ですし、SSの他界により日本の競馬の針は再び止まってしまうのでは……というくらいの危機感まで勝手に持っていたりして、僕と同じようなことを思っている方は他にいませんか? でも、亡くなってしまった以上は仕方ありません。まずは今年、ウオッカやダイワスカーレットのような馬が3歳牡馬からも出てくることを願うばかりです。 しかしサンデーサイレンスは、亡くなった今でも直仔が活躍するだけでなく、母父としても素晴らしい馬を輩出しているわけですから、本当にすごい。改めて、100年に1頭の世紀の大種牡馬と同じ時代を生きていたんだなぁと感慨深いものがこみ上げてきます。 あと、もうひとつ。安藤勝己騎手がJRA通算800勝を達成しました。おめでとうございます! パチパチパチ。 2003年に転属される前からすでに100勝を達成していたとはいえ、この短期間で通算800勝というのは、すごいのひと言です。さらに移籍初年度の03年から昨年まで5年連続で年間100勝とGI勝利を達成。今さらながら、本当に素晴らしいジョッキーだと思います。SS同様、日本の競馬史に燦然と名を残すであろう大騎手の騎乗をナマで見られているという幸せを噛みしめながら、今後の騎乗ぶりも楽しみにしていきたいです。 (ちなみに、ビリーヴで勝った2003年の高松宮記念はアンカツさんの中央GI初勝利だったんですが、そのレースをナマで見られたことはいい思い出です) (スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |22:35 |
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