2008年01月17日

【編集部発】マッキーマックスの思い出

 この時期は引退馬、抹消馬が多く発表されますが、また1頭、大好きな馬が引退することになりました。新馬戦からずーっと追いかけていたマッキーマックスです。

 マッキーマックスは思い出の多い馬で、中京でのデビュー戦をひと目見た瞬間に「これはモノが違う!」と、ビビってたじろぎまして、それ以来追いかけていきました。2戦目のシンザン記念ではサイレントディールに次ぐ2番人気で2着。続くきさらぎ賞では、前走敗れているにも関わらずネオユニヴァースやサイレントディールを抑えて1番人気に支持されました。
 きさらぎ賞は3着に敗れ、毎日杯でも4着と結果は残せませんでしたが、いかにもダンスインザダーク産駒特有とも言うべき“3歳春は素質を持て余し気味”の負け方(ツルマルボーイやダイタクバートラムも3歳春はこんな感じでした)に、「古馬になって体がしっかりしてくれば、トップ戦線で活躍してくれるはず」と、ひとりで勝手に妄想したものです。

 結局、体質の弱さが改善されずに故障がちのまま引退。GIを勝つことはできませんでしたが、菊花賞で直線外からグッと伸びた時は思わず声が出ましたし、2006年のダイヤモンドSを勝った時は本当に嬉しかったです。
 今後は宮崎県の宮崎軽種馬共同育成保養センターで乗馬になる予定とのこと。これからは末永く幸せに余生を送ってほしいものです。お疲れさまでした。

 そう言えば、マッキーマックスは見映えのするピカピカの金色馬体で、鼻筋には見事な流星がまっすぐに走っているイケメン君。派手ですから、ゼッケンを見なくても識別できてしまうほど目立つんです。
 それで彼がまだ3歳の時で、藤原英厩舎に取材で訪ねた時のことなんですが、厩舎から出てきたマッキーマックスを見て「お~、マッキーマックスや~」って見とれていたら、目の前で急にすごい勢いで立ち上がったんです。大げさではなくて、「アカン、踏まれる……」と観念したことがありました……。
 もちろん、調教助手がなだめてくれて事なきを得たんですが。3歳当時はとにかくヤンチャな馬でした。そこがまた憎めないヤツだったんですよね~。

(スポーツナビ競馬担当A)

posted by スポーツナビ編集部 |20:33 | ニュースあれこれ | コメント(2) | トラックバック(0)
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