2008年01月14日
【編集部発】京成杯の展望
先週のシンザン記念。 ドリームシグナルは強かったですね。ゲートで出遅れて前半ついていけなかったのが幸いしたというか、レースぶりが強引な面もありましたけど、それで2馬身半差もつけて勝ってしまうのですから、力が一枚違ったという印象です。どうやら僕は、この馬の力を過小評価していたみたいです。すみませんでした。 今後は距離が延びてどうかですが、半兄に去年の菊花賞で穴人気して6着だったホクトスルタンがいて、母系はダイナフェアリーにさかのぼる社台名門の血統なので、2000メートルくらいはまず問題ないのではないでしょうか。この後は弥生賞→皐月賞らしいですが、クラシック路線で楽しみな1頭だと思います。 また、新種牡馬アグネスデジタルの産駒からうれしい初重賞勝利。初年度産駒からいきなり重賞馬が出ましたし、牝馬にはエイムアットビップがいますし、アグネスデジタル産駒のこれからも楽しみですね。 2着ドリームガードナーは、アンカツさんの好騎乗が光りましたが、実にしぶとい末脚でした。こちらは血統的にマイルくらいが良さそうですし、NHKマイルC路線で注目ですね。 3着マヤノベンケイは上位陣の中でただ1頭、先行から残りました。先行壊滅のペースだったことを考えると、よく走っています。この馬もなかなか楽しみです。 一方、我が◎ミッキーチアフルですが……、競馬自体は悪くなかったんですけど、やはり現時点では重賞クラスではワンパンチ足りないなという印象です。父シンボリクリスエスも3歳の春先は勝てませんでしたし、成長待ちでしょう。 ですが、2番人気というのはちょっと人気し過ぎじゃないかと。5~6番人気くらいが適当と思って穴狙いで本命にしたつもりだったんですが……。ユタカ騎手もちょっとかわいそうでしたね。 ××××××××××××××××× さて、今週は中山で3歳重賞の京成杯。時期が時期だけにシンザン記念同様「勝ち馬→クラシック有力候補」と即直結させるのは難しいかもしれませんが、皐月賞と同じ中山2000メートルで行われるだけに軽視できません。昨年も、勝ち馬のサンツェッペリンが皐月賞で2着に好走しました。 また、2005年の1着アドマイヤジャパン・2着シックスセンス、2003年の3着キングカメハメハがクラシック戦線で大活躍でしたから、クラシックの登竜門として上位入線馬は要チェックです。 今年の中心となりそうなのは、前走のホープフルSを快勝した関東馬マイネルチャールズ。競馬自体が好内容でしたし、2着に負かしたブラックシェルがその後の福寿草特別で強い競馬をしていることを考えても、ここは期待大でしょう。全姉マイネヌーヴェルにつづく重賞制覇を果たしたいところです。 新馬→特別と連勝したアイティトップは前走の寒竹賞がお見事でした。最後方からただ1頭、上がり3F35秒台の末脚を使って2馬身差の快勝。とにかく豪快でしたね。新馬戦は先行好位からの勝利でしたから、追い込み一辺倒というわけでもなさそう。真価を問う1戦です。 同じくデビュー2連勝のリトルアマポーラは、シンザン記念5着のミッキーチアフルを前走で撃破。とにかくキレのある脚を使う馬です。初距離が課題でしょうが、牡馬をまとめてナデ斬れる可能性を秘めた牝馬です。 1勝馬にも魅力的な馬が何頭かいますね。ホープフルS3着のドットコムもそうですが、それ以上に魅力なのはやっぱり1戦1勝馬です。 関東からはステルスソニック、関西からはムードインディゴ。どちらもデビュー戦で「これは!」という勝ち方をしてくれました。 特にステルスソニックは、後方待機から3~4角で一気に捲って先頭に立つと、ゴールした時には5馬身もの着差をつけるというトンでもない競馬。抽選になるかもしれませんが、ぜひとも出走して重賞での競馬が見たいですね。 一方のムードインディゴですが、こちらは関西馬で牝馬ですし、京都の紅梅Sにも登録しているので、流動的。どちらにしろ、今週出走するならレースは別にして注目して損はない1頭です。 (スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |21:04 |
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