2008年01月08日

【編集部発】JRA賞が発表されましたが

 2007年度のJRA年度代表馬および各部門賞がJRAから発表されました。結果はJRA公式ページをどうぞ→こちら
 各部門賞の投票内訳だったり、記者クラブのみなさんの投票内容が公開されていますので、じっくり見てみますとなかなか興味深いです。

 で、各部門賞をざっとみた感想から言いますと、まあ妥当だな、というところでしょうか。いつかの最優秀古馬牝馬がGIスプリンターズSを勝ってスプリント重賞戦線で大活躍だったビリーヴではなくて、GI未勝利のダイヤモンドビコーが受賞したときのような「記者クラブの人ってちゃんと競馬見てるの?」と疑いたくなるような結果ではなかったのが幸いです。

 そんな中でファンから「?」が上がりそうなのは、やっぱりコイウタでしょうね。いちおう、ヴィクトリアマイルを勝っているから記者投票が多かったんでしょうけど、それ以外はさっぱりな結果でしたし、でも、そうかと言ってGII・GIIIをたくさん勝ったGI未勝利馬を受賞させるとGIの価値が(ヴィクトリアマイルっていいメンバーでしたからね)……となりますし、うーん、難しいですね。

 とりあえず、ひと足先に「スポーツナビ競馬アワード2007」なんてやって、独断で表彰馬を挙げていますが、公式のJRA賞の投票権が仮にスポーツナビに与えられていた場合、すんなりと「メイショウバトラー」と書ける勇気があったかとなると、また別問題になりそうです。
 ただし、個人的な見識で言わせていただきますと、そもそも古馬牝馬GIって2つしかないですし、そのうちの1つを3歳馬に勝たれてしまったんですから、無理にヴィクトリアマイルを勝った馬=最優秀牝馬にする必要はないんじゃないかと。
 それよりも、やっぱり1年通して重賞路線で活躍した馬こそふさわしいんじゃないかなーって思ったりするわけです。サンアディユとか。

 その点で言うと、アドマイヤムーンも成績はもちろん立派なんですけど、イマイチ印象が薄かったというか、レース以外での話題が目立ちすぎたというか、今年の古馬王道路線の主役は間違いなくメイショウサムソンという印象が強いので、年度代表馬にあんまりピンと来ていないファンも結構いるんじゃないかなって思います。

 2007年度JRA年度代表馬および各部門賞についての競馬ファンのみなさんの意見をお待ちしております。コメント・トラックバック欄ともに24時間受け付けておりますので、ジャンジャン書き込みよろしくお願いします。

 ところで、スポーツナビは新興のネット媒体ですから記者クラブに加盟していないですし、こういった投票権も与えられていません。netkeiba.comさんとか僕らとか、マジメに競馬を報道しているネット媒体にも投票権をいただけないかなーって思っているんですが。
(まあ、いろいろと問題が出てくるんでしょうけど)
 あと、記者クラブだけじゃなくて、競馬関係の有識者・評論家の方々にもぜひ投票してもらうべきだと思うんですが。それこそ岡部幸雄さんとか、浅見国一さんとか伊藤雄二さんとか。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |20:00 | ニュースあれこれ | コメント(1) | トラックバック(4)
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2008年01月08日

【編集部発】シンザン記念の展望

 2008年クラシックロードがいよいよ開幕します。その第1弾重賞はシンザン記念。
 戦後初の三冠馬にして日本競馬の象徴であるシンザンの名を冠しているわりには、勝ち馬から後のGI馬が出ず、「不出世レース」なんて揶揄された時期もありましたが、最近はそうでもないです。

 昨年は1着アドマイヤオーラ(ダービー3着)、2着ダイワスカーレット(桜花賞などGI3勝)、3着ローレルゲレイロ(NHKマイルC2着)と上位馬がそろって大活躍でした。
 また、1997年の勝ち馬シーキングザパールがその後にNHKマイルCと仏国GIモーリス・ド・ゲスト賞を勝ったり、1999年フサイチエアデール、2000年ダイタクリーヴァはGIを勝てなくてもトップホースとして活躍、2006年の3着馬ロジックはNHKマイルCを勝利。

 そしてそして、2002年にはタニノギムレットがシンザン記念を制してダービーも制覇。同レース勝ち馬から初めてのクラシック馬となりました。
 このように、最近のシンザン記念はむしろ「出世レース」として注目の3歳初重賞なのです。

 今年の登録馬は27頭。まず中心となるのは朝日杯、その中でも朝日杯4着だった関西馬のドリームシグナルが人気になりそうです。京王杯2歳Sは12番人気で2着と穴をあけましたが、GIでも4着好走。決してフロックではなく、確かな実力があることを証明しました。また、京王杯では後方から差しての競馬でしたが、朝日杯では一転して好位から。このセンスの良さも今の時期には大きなアドバンテージになりそうです。

 同じ朝日杯組で同じ「ドリーム」の冠を持つドリームガードナーも、ここは反撃態勢でしょう。朝日杯では末脚不発に終わりましたが、未勝利→500万特別を連勝した差し脚はなかなかのもの。追って味のあるタイプですし、京都外回りは絶好。巻き返しは十分あると見ます。

 別路線組で注目は、目下3連勝中と勢い一番のマヤノベンケイ。未勝利→500万級とダート1200メートルで連勝して臨んだ前走のさざんかSがお見事えでした。初めての芝レースだったために苦戦も予想されましたが、サッとハナを奪うと、あとはスイスイと一人旅。最後はクビ差のゴールとなりましたが、余裕十分の逃げっぷりに非凡なスピードを感じたものです。今回も思い切った逃げを打ってくるのでしょうか。先手争いは一つのポイントとなりそうですね。

 抽選待ちの1勝クラスからは、そのさざんかSで2着だったダノンゴーゴーを推します。能力は間違いなくこのメンバーでも上位なのですが、とにかく発馬がうまくいかないのが弱点。また、まだまだレースが荒削りな分、実力を100パーセント発揮していないようにも思います。のびのび走れる京都マイルは合うでしょうし、ここはどうしても抽選を突破してほしい1頭ですね。

 今年のシンザン記念、みなさんの注目はどの馬になりますか? コメント・トラックバックで24時間受け付けておりますので、ジャンジャン書き込みよろしくおねがいします。

(スポーツナビ競馬担当A)
 

posted by スポーツナビ編集部 |15:35 | レース展望 | コメント(0) | トラックバック(1)
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