2007年12月24日

【編集部発】武豊騎手ってそんなにダメ騎乗でしたか?…有馬反省会

 色々と考えさせられる有馬記念でしたねぇ。でも、何と言っていいのかよく分からない有馬記念でした。う~ん。
 まあ、僕は常々、有馬記念はコース、レース施行時期など含めて必ずしも最強馬決定戦ではないと思っていますから、何が勝ってもいいんですけど、それにしてもポカーンとなりました。
 たぶん、これはマツリダゴッホが勝ったからというよりも、後ろから行った人気馬が何にもナシで終わったことの方が大きいのだと思います。

 それにしても、メイショウサムソン、ポップロック、ウオッカとかどうしちゃったんでしょうか。

 我が◎ポップロックは秋4戦目で疲れが出たんですかねぇ。今思えば、天皇賞・秋が余分だったのかも。

 ウオッカはやっぱり大外枠が響きましたか。脚をタメて爆発させるタイプだけに、他馬を壁にできない大外では脚をタメきれなかったんでしょう。でも、引っ掛かる癖を直さないことには、これからの競馬はいっそう厳しくなります。いっそのこと、ペースが速くて楽に折り合えるマイル路線転向もアリかも?

 そしてメイショウサムソンですね。3着は絶対に外さないと思っていたんですが、見せ場なしの8着惨敗。武豊騎手への不満・批判・非難が渦巻いているようですが(まあ、有馬ですし年末ですから、サムソンにドカーンと張った方も多いと思いますし。僕もその一人ですし)、でも、僕個人としては特にユタカ騎手への不満も非難もないです。

 だって、これが競馬ですから。

 押しても押しても馬が動かないんですから、どうしようもないです。あれで肩ムチどころか無理やりにでもブッ叩いて先行ポジションを確保したところで、直線ではアラアラの失速でしたよ。昨日のサムソンではどう乗ったところで、勝ち負けはなかったと思います。ですから、ユタカ騎手に全責任を押し付けるのはお門違いかなと……。
(と言って、厩舎に文句を言うのも違うと思いますし、サムソン自身に文句を言うのもちょっと……。我々でも昨日は絶好調だったのに、1日たったらなぜか絶不調という時があるじゃないですか。馬も1日でコロッと変わっちゃいますからね)
 だからユタカ騎手ばかり非難するのなら、絶好枠だったのに好位からの競馬ができなかったポップロックのペリエ騎手も同じように非難されるべきですよね? でも行けなかったのは、ゲートがうまくないのもありますけど、この馬も昨日は疲れが残っていたのかもしれません、ということです。


 生き物が走るわけですから、競馬って難しい。その上、レースも“生きている”わけですから、その中で馬を勝たせるってのいうのは本当に難しいものなんです。
 「難しいですね」
 昨日、武豊騎手がポツリとレース後に言っていました。ユタカ騎手ですら、いまだにそう痛感するのが競馬なんです。だから、馬券当てるのって本当に難しいんですよ。

 ジョッキーを批判するヒマがあったら、その前に自分の馬を見る目のなさと予想ベタを反省・自己批判し、次のレースへと向かいましょう。大井の東京大賞典は今週土曜ですよ!

(有馬の反省らしい反省をあまり書けませんでしたが、要するに栗東を取材した僕の場合は、関東馬が2頭も3着以内に来た時点で馬券は当たらないっちゅうことです。トホホ)

(スポーツナビ競馬担当A)

posted by スポーツナビ編集部 |20:39 | レース回顧 | コメント(1) | トラックバック(4)
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