2007年12月13日
【編集部発】3歳牡馬はどこへ……?
今週木曜のスポーツ紙朝刊やYahoo!スポーツの競馬欄をにぎわせているのは、有馬記念1週前追い切りニュース。週末には阪神カップとかフェアリーSといった重賞がありますけど、どこのメディアもやっぱり有馬記念モード突入ですね。 阪神カップほか、今週の大きなレースに出走する各馬陣営には気の毒ですけど、1年のうちで競馬が一番盛り上がって、一番多くの人の目に触れるのがこの年末の有馬記念。競馬の面白さをたくさんの人たちに伝える年に1度のチャンスですし、1週前どころか2週前、3週前、なんだったらジャパンカップ終わってすぐから各メディアが有馬記念を盛り上げていくのは、大変いいことなのではと思います。 で、今年の有馬記念ですが、なかなか面白いメンバーが登録してますよね。その中でも主役の一翼を担うのは近年ナンバーワンのレベルと言われている3歳牝馬のツートップ。かつてこれほどまでに、3歳牝馬が有馬記念の話題を持っていったことがあったでしょうか? いや、ない……と思ったら、2002年はファインモーションが1番人気だったんですね。 まあ、ファインモーションは別格でしたから置いといて、今回は2頭も注目されているんですから、違った凄みがあります。つまり、3歳牝馬が2頭も話題の中心に来る有馬記念なんて、今後あるかどうかも分からないですから。 それに比べて、3歳牡馬はちょっと寂しいですねぇ。毎年、有馬記念と言えばむしろ3歳牡馬が話題の中心になってしかるべきなんですけど、今年は菊花賞3着のロックドゥカンブ、皐月賞2着のサンツェッペリンの2頭のみが登録。GI馬がゼロでは本当に寂しいというか、情けないというか。菊花賞1、2着馬の回避にはかなりの脱力感がありました。3歳牡馬はどこへ行っちゃったんでしょうね? 確かに、「体調が戻りきらないし、将来のある馬だから大事をとって」と休養に充てることについて異議はありません。ここで無理をして馬を壊してしまったら、元も子もありませんから。その分、来年頑張って競馬界を盛り上げてもらえばいいのです。 しかし、暮れの大一番でこういう事態、つまりGI馬が1頭も出てこない(出てこれない)ということが、レベルが低いと言われている今年の3歳牡馬の残念な状態をよく現した形となっているのではないでしょうか。 同じ男として「もっと頑張れよ!」と声を大にして言いたい。図らずも3歳牡馬代表となってしまったわけですから、もし出走することになれば、ロックドゥカンブとサンツェッペリンにはせめてなりの意地を見せてほしいのです。やっぱり3歳馬が強くなかったら、翌年の競馬がつまんないですからね。 (スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |23:11 |
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