2007年11月04日
【編集部発】オディール、2歳女王へ名乗り
2歳女王戦へのステップレース、GIIIファンタジーSは安藤勝己騎手騎乗のオディールが優勝しました。 好スタート、と言いますか、スタートがあまりにも良すぎてハナにまで立ちそうな勢いでしたが、そこをアンカツ騎手がジワリジワリとなだめ、前に他馬を行かせて道中は3番手でジッと我慢。直線に入って追われるとグイグイ伸び、大逃げの1番人気エイムアットビップを鮮やかに差しきってのゴールです。見事な勝利でした。 この出世レースを制したことで、12月のGI阪神ジュベナイルフィリーズの最有力候補に躍り出たことになります。 女王決定戦では距離が1ハロン伸びますが、今日の走りからして特に問題はなさそう。牝馬特有のピリッとした脚というよりは、これは父クロフネの特徴からでしょうか、追えば追うだけ伸びる力強い脚という印象です。阪神マイル戦はむしろプラス条件ではないでしょうか。 また、オディールの母キュンティアは、10年前のGI阪神3歳牝馬S(現・阪神JF)で2着。あと一歩でビッグタイトルをつかめなかった母の分まで、オディールには頑張ってほしいところです。 橋口調教師もがぜん、力が入っていることでしょう。応援してます! 一方、1番人気のエイムアットビップですが、意外なほどの大逃げになりました。無理に抑えるよりいいと福永騎手が判断してのものだと思いますが、それにしても気持ちのいい逃げでしたね。 一見オーバーペースにも見えたんですが、あれで2着に粘って、3着以下を完封してしまうのだから、たいしたもの。素晴らしいスピードです。今回ばかりは勝ったオディールを褒めるべきであって、エイムアットビップも改めて能力の高さを示しました。 ただ、これが最後の直線で坂のある阪神コース、1ハロン延長となる阪神JFではどうなるか?が難しいところ。能力、スピードは素晴らしいので、あとはやはり乗り方一つにかかってくるのでしょう。 3着エイシンパンサーも十分見どころがありました。こちらはオディールとはまたタイプが違って、牝馬特有の切れ味で勝負するタイプ。彼女も本番での距離延長は望むところでしょう。 また、父コロナドズクエストはフォーティナイナー直仔。フォーティナイナー直仔の種牡馬といえば、日本ではエンドスウィープが成功を収めました。コロナドズクエストにもこのエイシンパンサーを皮切りに重賞級の活躍馬を続々と送り出してほしいところです。ただ、コロナドズクエストは昨年亡くなっており、エンドスウィープ同様、早世が惜しまれます。 いずれにせよ、ファンタジーS上位3頭は強いですね。本番でもこの3頭が中心となっていきそう。再戦が楽しみです。 (あ、ちなみに、このブログでレース予想を開始してから、ようやくの初的中です。ありがとうございます!) (スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |17:39 |
レース回顧 |
コメント(0) |
トラックバック(1)


