2007年10月25日
【編集部発】天皇賞(秋)って外枠有利? サムソン1枠どうなる
天皇賞(秋)の枠順が決定しました。 天皇賞春・秋連覇を狙うメイショウサムソンは1枠1番。宝塚記念でサムソンを負かしたアドマイヤムーンは6枠12番、昨年の同レース優勝馬ダイワメジャーは7枠14番です。 この並び、みなさんはどのような感想を持ったでしょうか?(フルゲート18頭にならなかったんですね。そっちの方が実は驚きました) 天皇賞(秋)の舞台である東京競馬場2000メートル芝は、1コーナー奥のポケットからスタートし、すぐにコーナーとなるために外枠の馬は外に振られ、内枠馬より前半で余計に脚を使わなければならなくなります。スタートしてすぐカーブを回るわけですから、単純に考えて、距離的にも内枠とでは結構な差がでますよね。 このため、府中2000メートルは外枠、特に大外枠が不利と言うのが競馬ファンの定説です。事実、8枠馬はことごとく敗れました。2003年にコース改修がされてはいますが、根本的な解決まではいっていないようです。 そこで過去10年の天皇賞(秋)で、中山で開催された2002年を除く過去9回の結果を見てみますと……意外や意外、なんと7回までも7・8枠馬が2着までに入線しているのです。 特に7枠は4勝2着2回、ここ3年連続で連対中と相性抜群。アレ? 定説はどこいったの?というくらいの強さですね。8枠も1勝2着1回ですから、まあ、言われているほど「最悪」ではありません。 思うに、スタートしてすぐコーナーに入るわけですから、外枠の馬は少しでも置いていかれずに好ポジションをキープしようとドッと外から内へとなだれ込みます、その結果、馬群の中は相当ゴチャついてしまい、むしろインにいる馬の方がスムースな競馬ができなくなるのかも知れません。 2枠・3枠で勝ち馬が出ていないのも、インからアウトからギューギューに挟まれてしまう結果、力を出し切れずに終わってしまうからかもしれないですね。 よって、むしろ内枠より外枠有利という結論が出ましたが、注意してほしいのはやはり8枠。さっき、「そこまで最悪ではない」と書きましたが、ここ10年で8枠から勝った馬はあのシンボリクリスエスであり、2着になったのはメイショウドトウ。最強クラスの能力がないと、やっぱり府中二千の8枠は克服できないのかも。 そう考えると、天皇賞(秋)の絶好枠は“ほどほどの外枠”ということになります。 では、前置きが異様に長くなりましたが、改めて今年の出馬表を見てみると……、ダイワメジャーはズバリ7枠をゲット。しかも優勝した昨年と同じ14番というオマケつきです。2連覇へ風が吹いてきましたか? アドマイヤムーンも6枠ですから、ほどほどの外枠に当てはまるのですが、5枠・7枠が好成績なのと対照的に、これらに挟まれた6枠が過去10年で1勝と不振なのが少し気にはなりますが。 で、メイショウサムソンは最内の1枠1番です。一昨年のヘヴンリーロマンスが勝った枠で、1997年ジェニュイン、1999年エアジハードがそれぞれ3着ですから、そこまで悪くはないですし、1990年代はそれこそ毎年のように1番もしくは1枠馬が連に絡みまくりました。好枠は好枠なのですが、サムソンにとってこれをどう評価するのかが難しいですねぇ。 天才ユタカ様はこの枠順を見て、どう思っているのでしょうか。おそらく、ラチ沿いベッタリに最短距離を突き進むでしょう。そして、勝負どころでどこを縫ってくるのか――これはマジックさく裂に絶好の舞台かも知れませんね。 (スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |20:00 |
レース展望 |
コメント(0) |
トラックバック(1)


