2007年10月09日
【編集部発】第12回 秋華賞の展望
今週は秋の3歳牝馬女王決定戦・秋華賞です。ウオッカ、ダイワスカーレット、ローブデコルテ、ピンクカメオとGI馬が4頭もそろい、ハナ差で敗れたオークス2着馬ベッラレイアには武豊。秋華賞史上に残る好メンバーとなりました。この秋のGIで一番注目しているレースに挙げている方も多いのではないでしょうか。いきなりのハイライトがやってきたと、僕は今からエキサイトしています。 さて、さっそくレース展望ですが、「秋華賞は荒れる」というのは創設当初の話で、ここ5年の勝ち馬を見ますと、06年カワカミプリンセス(2番人気)、05年エアメサイア(2番人気)、04年スイープトウショウ(2番人気)、03年スティルインラブ(2番人気)、02年ファインモーション(1番人気)というように、いずれも1・2番人気が勝っています。 どの勝ち馬も見ても一目瞭然なのですが、歴史的名牝ばかりですね。トリッキーな京都内回り2000メートルも、真に強い馬ならば関係ないということなのでしょう。 その観点から言えば、今年はすでに歴史に名を残す資格を持った馬が出ていますね。ウオッカです。今さら説明するまでもなく、能力は牡牝含めて世代トップ。持っている力を100パーセント出し切れば、一番勝利に近い場所にいるのは彼女だと思います。中間にアクシデントがあり、凱旋門賞は断念しましたが、その分、このレースへ向けてしっかりと調整してきた模様。その点は角居厩舎ですから心配いらないでしょう。 そのウオッカを桜花賞で完ぺきに負かしたダイワスカーレットが、やはりライバルの1番手。ローズSは見事な強さでしたし、脚質的に京都内回りが合うのはウオッカよりもこちらの方だと思います。絶対的な能力はウオッカにかなわないかもしれませんが、安藤勝己騎手の戦略とひらめきで、またもウオッカに土をつける可能性も十分あります。 基本的には2強対決の見解ですが、不気味なのはやはり武豊騎乗のベッラレイアです。ローズSではダイワスカーレットに完敗でしたが、このまま終わるユタカ騎手ではないはずです。この馬の最大の持ち味は、破壊力抜群の末脚。思い切って最後方から行くくらいの競馬をすれば、直線でアッという間に突き抜ける!……かも? あと、1頭、忘れてはいけないオークス馬ローブデコルテですが、7月米国遠征からのぶっつけが気になりますし、春の対戦成績からして、ウオッカ、ダイワスカーレットには一歩劣るかなというのが正直な印象。ですが、そういう時の一発が怖いのが福永祐一騎手。馬場が渋って時計がかかる、もしくはハイペースで上がりがかかる競馬になれば出番……というところでしょうか。 他にも注目している馬となると、紫苑S快勝のアルコセニョーラ、 3連勝中のタガノプルミエールですが、みなさんは今年の秋華賞、どのような予想をされていますか?
posted by スポーツナビ編集部 |18:48 |
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