2008年01月08日
【編集部発】シンザン記念の展望
2008年クラシックロードがいよいよ開幕します。その第1弾重賞はシンザン記念。 戦後初の三冠馬にして日本競馬の象徴であるシンザンの名を冠しているわりには、勝ち馬から後のGI馬が出ず、「不出世レース」なんて揶揄された時期もありましたが、最近はそうでもないです。 昨年は1着アドマイヤオーラ(ダービー3着)、2着ダイワスカーレット(桜花賞などGI3勝)、3着ローレルゲレイロ(NHKマイルC2着)と上位馬がそろって大活躍でした。 また、1997年の勝ち馬シーキングザパールがその後にNHKマイルCと仏国GIモーリス・ド・ゲスト賞を勝ったり、1999年フサイチエアデール、2000年ダイタクリーヴァはGIを勝てなくてもトップホースとして活躍、2006年の3着馬ロジックはNHKマイルCを勝利。 そしてそして、2002年にはタニノギムレットがシンザン記念を制してダービーも制覇。同レース勝ち馬から初めてのクラシック馬となりました。 このように、最近のシンザン記念はむしろ「出世レース」として注目の3歳初重賞なのです。 今年の登録馬は27頭。まず中心となるのは朝日杯、その中でも朝日杯4着だった関西馬のドリームシグナルが人気になりそうです。京王杯2歳Sは12番人気で2着と穴をあけましたが、GIでも4着好走。決してフロックではなく、確かな実力があることを証明しました。また、京王杯では後方から差しての競馬でしたが、朝日杯では一転して好位から。このセンスの良さも今の時期には大きなアドバンテージになりそうです。 同じ朝日杯組で同じ「ドリーム」の冠を持つドリームガードナーも、ここは反撃態勢でしょう。朝日杯では末脚不発に終わりましたが、未勝利→500万特別を連勝した差し脚はなかなかのもの。追って味のあるタイプですし、京都外回りは絶好。巻き返しは十分あると見ます。 別路線組で注目は、目下3連勝中と勢い一番のマヤノベンケイ。未勝利→500万級とダート1200メートルで連勝して臨んだ前走のさざんかSがお見事えでした。初めての芝レースだったために苦戦も予想されましたが、サッとハナを奪うと、あとはスイスイと一人旅。最後はクビ差のゴールとなりましたが、余裕十分の逃げっぷりに非凡なスピードを感じたものです。今回も思い切った逃げを打ってくるのでしょうか。先手争いは一つのポイントとなりそうですね。 抽選待ちの1勝クラスからは、そのさざんかSで2着だったダノンゴーゴーを推します。能力は間違いなくこのメンバーでも上位なのですが、とにかく発馬がうまくいかないのが弱点。また、まだまだレースが荒削りな分、実力を100パーセント発揮していないようにも思います。のびのび走れる京都マイルは合うでしょうし、ここはどうしても抽選を突破してほしい1頭ですね。 今年のシンザン記念、みなさんの注目はどの馬になりますか? コメント・トラックバックで24時間受け付けておりますので、ジャンジャン書き込みよろしくおねがいします。 (スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |15:35 |
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