2007年12月04日
【編集部発】第59回朝日杯FSの展望
今週は2歳チャンピオン決定戦・第59回朝日杯フューチュリティステークスです。 フルゲート16頭の中、登録してきたのは27頭。ざっと登録メンバーを見ますと、これは先週の阪神JF以上の混戦メンバーとなりましたね。 その中でも中心となるのは、まずは東のアポロドルチェ。前哨戦のGII京王杯2歳Sが強い競馬でした。出負けしたために大外を回ってきたわけですが、そこから直線の伸び脚がすごかったですね。 新馬戦はスピードで1200メートルを押し切っていますし、3着に敗れた2走前のいちょうSは抑える競馬を試みて脚を余しているような形ですから悲観するような敗北でもありません。むしろ、差す競馬を1度の敗戦でモノにしているのだから学習能力が高いともいえます。どんな競馬もできる注文がつかなさそうなタイプの馬ですので、今回も好勝負の期待は大きいと思います。 西からはキャプテントゥーレが1番手でしょう。デビュー戦では「あれ?」と思えるような惨敗でしたが、1戦ごとに競馬内容が良くなっています。前走のGIIデイリー杯2歳Sは地味と言えば地味だったんですが、よくよく見ると、これは強い横綱相撲の競馬で圧勝しています。こういうタイプは実にしぶといんですよね。 父はアグネスタキオン、母がGII阪神牝馬Sの勝ち馬で、仏GIモーリス・ド・ゲスト賞2着などがあるエアトゥーレ。祖母が武豊騎手騎乗で仏GIムーラン・ド・ロンシャン賞を勝ち、日本でもGII京王杯SCを圧勝、米国ブリーダーズCマイル2着など世界中で活躍した名牝スキーパラダイス。この超良血が1走ごとに開花してきているのでしょう。本番でのさらなる上積みも見込めそうです。 3カ月ぶりのGIII東京スポーツ杯2歳Sで距離延長を克服して2着のスズジュピター、同レース4着も距離短縮で巻き返しが十分可能な高性能外国産馬のゴスホークケンの東スポ杯組も怖いところ。 ですが、やっぱり僕は関西馬に目が行ってしまいます。気になるのは池江郎厩舎のサブジェクト。新馬勝ちの後、GIII札幌2歳S2着、萩S4着なんですが、あの安藤勝己騎手が期待している素質馬です。萩Sにしてもかなり鋭い脚を見せたように、この馬の最大の持ち味は非凡な瞬発力。アンカツさんが目をかけるくらいですから、まだまだ奥がありそうですし、一発があっても驚けません。 またJCダートで2着だったフィールドルージュを送り込んだ西園厩舎からは京王杯2歳S2着のドリームシグナルに、2戦2勝のエーシンフォワードと、力が入る2頭出し。 河内厩舎からは黄菊賞で破った相手があのトールポピーということで、俄然注目が集まりだしたヤマニンキングリーが出走します。 そしてそして、面白そうな伏兵がいるのは関西馬だけではありませんでした。関東には1戦1勝の秘密兵器・オーロマイスターがいます。新馬戦で使った脚はとんでもなかったですね。 というように、気になる馬を挙げればキリがないのが今年の朝日杯FS。この激戦を制して2歳チャンピオンの称号を得るのは、いったい誰なのでしょうか? みなさんの意見、予想もお待ちしていますので、コメント・トラックバックをジャンジャンよろしくお願いします。 (ジャンと言えば、打鐘。競輪のGI全日本選抜決勝戦を見ながら、このブログを更新していたんですが、山崎芳仁選手の差しには驚きました。小嶋敬二選手の捲りも見事でしたし、復調気配にあるようです。年末のグランプリが楽しみですね!) (スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |15:48 |
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