2010年02月21日
【編集部発】ドバイが見えたぞ、エスポくん!―フェブラリーS回顧
2010年度のJRA・GI第1弾、砂の王者決定戦第27回フェブラリーSは、1番人気エスポワールシチーが優勝。昨年のジャパンカップダートに続き、圧倒的な強さ、速さで完勝しました。それにしても、強い。ただ、ただ、このひと言しか出てきません。 戦前はローレルゲレイロ、リーチザクラウンの参戦で、テンが相当速くなるのでは……なんてことも言われており、また東京千六ダートは芝からのスタートですから、前半の主導権を握るのは芝からの転戦組、そうなるとエスポワールシチーにも厳しい戦いが待っているのでは……という見方もあったと思います。 ですが、ゲートが開いてみれば、アッサリの2番手キープ。リーチザクラウンは行かないし、レッドスパーダもそこまで追いかけなかったので、エスポワールシチーには絶好の展開になりましたね。 「一番いい形になりました」と、レース後の佐藤哲三騎手。 そして、ベストの流れに持っていけたのも、この仕事人の繊細な騎乗があったからこそ。今回のレースの鍵は一にも二にも「スタート」と見た佐藤哲三騎手は、 「スタートを中心とした競馬をと思って、いつもと違う競馬をしました。思惑通りの反応をしてくれましたね」 と、明かしていたのが印象的でした。 いわば、今年のフェブラリーSは、もはやゲートが開いてからの1ハロンで半ば勝負アリだったのか、と。
佐藤哲騎手が「エスポくん」と愛称で呼ぶダート界のスーパーホース。さあ、お次はドバイが舞台です。 安達調教師は「オーナーと相談してから」とGOサインの明言は避けましたが、「OKが出れば」と、海外遠征の準備は万端。安達厩舎にとっては、昨年のバンブーエール(ゴールデンシャヒーン4着)に続けての2年連続ドバイですから、競馬場がメイダンに替わるとは言っても、そのノウハウは大きな財産として生かされるはずです。 そして、ここで大きなポイントとなるのは、オールウェザーコースはどんなものなのか?と。エスポワールシチーには合うのか?と。 この点について、素材は別のものながら栗東トレセンにもオールウェザーのポリトラックコースがあり、そこでの感触を佐藤哲騎手はこう話していました。 「1度、コースに入れてみたんですけど、凄いですよ(ニヤリ)」 いや、これはもう、期待せずにはいられません。きょうの感じなら芝でも、深い砂でも、軽い砂でもどんな馬場でも対応できる――とも、ジョッキーは話していましたし、このまま無事にゲートインできれば、相当な楽しみが持てるのではないでしょうか。 そして、シチーとドバイと言えば、そうです、キョウトシチー。1998年のドバイワールドカップで6着と大健闘でした。エスポくんにはもちろん、それを軽々と超える好成績を期待します。 ウオッカとエスポワールシチーの2枚看板が挑む今年のドバイワールドカップ。日本馬が快挙を達成する時が来たのではないでしょうか。 う~ん、楽しみだ。
さて、“世界”と言えばバンクーバー五輪。カーリング娘でも見よーっと(桂小枝風) 【コラム】エスポワールシチー国内敵なし! ドバイが見えてきた――スポーツナビ 【写真】フェブラリーSフォトギャラリー――スポーツナビ ■スポーツナビ 競馬――展望、ニュース、コラム、フォトギャラリーなど (スポーツナビ競馬担当A)
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posted by スポーツナビ編集部 |23:40 |
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それにしても、強い。ただ、ただ、このひと言しか出てきません。
戦前はローレルゲレイロ、リーチザクラウンの参戦で、テンが相当速くなるのでは……なんてことも言われており、また東京千六ダートは芝からのスタートですから、前半の主導権を握るのは芝からの転戦組、そうなるとエスポワールシチーにも厳しい戦いが待っているのでは……という見方もあったと思います。
ですが、ゲートが開いてみれば、アッサリの2番手キープ。リーチザクラウンは行かないし、レッドスパーダもそこまで追いかけなかったので、エスポワールシチーには絶好の展開になりましたね。
「一番いい形になりました」と、レース後の佐藤哲三騎手。
そして、ベストの流れに持っていけたのも、この仕事人の繊細な騎乗があったからこそ。今回のレースの鍵は一にも二にも「スタート」と見た佐藤哲三騎手は、
「スタートを中心とした競馬をと思って、いつもと違う競馬をしました。思惑通りの反応をしてくれましたね」
と、明かしていたのが印象的でした。
いわば、今年のフェブラリーSは、もはやゲートが開いてからの1ハロンで半ば勝負アリだったのか、と。
佐藤哲騎手が「エスポくん」と愛称で呼ぶダート界のスーパーホース。さあ、お次はドバイが舞台です。
安達調教師は「オーナーと相談してから」とGOサインの明言は避けましたが、「OKが出れば」と、海外遠征の準備は万端。安達厩舎にとっては、昨年のバンブーエール(ゴールデンシャヒーン4着)に続けての2年連続ドバイですから、競馬場がメイダンに替わるとは言っても、そのノウハウは大きな財産として生かされるはずです。
そして、ここで大きなポイントとなるのは、オールウェザーコースはどんなものなのか?と。エスポワールシチーには合うのか?と。
この点について、素材は別のものながら栗東トレセンにもオールウェザーのポリトラックコースがあり、そこでの感触を佐藤哲騎手はこう話していました。
「1度、コースに入れてみたんですけど、凄いですよ(ニヤリ)」
いや、これはもう、期待せずにはいられません。きょうの感じなら芝でも、深い砂でも、軽い砂でもどんな馬場でも対応できる――とも、ジョッキーは話していましたし、このまま無事にゲートインできれば、相当な楽しみが持てるのではないでしょうか。
そして、シチーとドバイと言えば、そうです、キョウトシチー。1998年のドバイワールドカップで6着と大健闘でした。エスポくんにはもちろん、それを軽々と超える好成績を期待します。
ウオッカとエスポワールシチーの2枚看板が挑む今年のドバイワールドカップ。日本馬が快挙を達成する時が来たのではないでしょうか。
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