2008年08月04日
【編集部発】関屋記念の展望――マルカシェンク秋の飛躍目指す
今週はサマーシリーズの中休み。新潟ではマイル重賞、第43回GIII関屋記念が行われます。 夏開催中はサマーシリーズ真っ只中とあって、芝の重賞レースが2000メートルと1200メートル中心となっている中、唯一組まれたマイル重賞。秋の飛躍を目指すマイラーたちにとっては、とても重要な1戦となるレースです。 レース傾向としては、ここ5年を見ますと、牝馬が勝ったのは2003年のオースミコスモ1頭だけで、あとは連対どころか3着もゼロ。牡馬が優勢です。 人気では、1番人気が5年連続で3着以内に入線と好成績を残していますが、その一方で人気薄も必ず上位に食い込んでいます。狙いとしては、1番人気馬と人気薄馬を絡めたヒモ穴馬券となりそうですね。 ×××××××××××××××× さて今年の登録メンバーは19頭。まず、その中で中心となってきそうなのは、マルカシェンクです。 2歳時には3戦無敗でGIIデイリー杯2歳S、京都2歳Sを制してクラシック候補ナンバーワンと注目を浴びたSS産駒。骨折のアクシデントがありましたが、ダービーは4着と健闘しました。 その後もまた骨折などが重なり、重賞勝利は挙げていませんが、今年春にはGIII小倉大賞典2着、GII中山記念4着などの成績を残しています。実力、実績ともにここではナンバーワンでしょう。 前走のGIIIダービー卿CTはスタート直後につまずく不利があり8着と敗れ、また外傷もあってここまで休養となりましたが、中間は十分に乗り込んで仕上がりは問題なし。秋のマイル~中距離GI戦線に乗るためにも、ここで勝って賞金を加算しておきたいところです。 フサイチアウステルはここ2戦、マイルのOP特別を連勝。ひところのスランプを完全に脱出しました。 3年前のGI菊花賞ではディープインパクトの5着に入り、明けて1月のGIIAJCCで2着と、以前は長めの距離で活躍していた同馬ですが、今はマイルくらいの距離がぴったりのようです。赤木騎手とのコンビで、今回も軽快な逃げを見せてくれそうです。 そのフサイチアウステルが勝った米子Sでタイム差なしの3着と際どく追い詰めたのが、トップオブツヨシ。準OPを勝った直後の昇級戦だったのですが、目下の充実振りを印象づけました。今の勢いなら、再度侮れません。先日亡くなった父タヤスツヨシに捧げるVを決めたいところです。 昨年の関屋記念3着馬マイケルバローズは、ここが約半年ぶりの実戦。マルカシェンク同様、休み明け初戦がポイントになりそうですが、この馬も昨秋のGIII富士S2着、GIII京王杯AH4着など、実績は上位の存在。いきなりからでも。 ここまで関西馬を挙げてきましたが、関東馬では『トウショ』2頭。トウショウヴォイスはここ2走、GIII七夕賞8着、GIIIエプソムC4着と今一歩ですが、夏の新潟は昨年の新潟日報賞1着、GIII新潟記念2着と得意にしています。この得意条件で一変なるか。 トウショウシロッコもここ2走で結果が出ていませんが、能力的にはこの相手なら互角にやれそう。久々のマイル戦での変わり身に期待ですね。 関屋記念は、馬場のいい夏の新潟開催とあって、1分32秒台はもちろん、1分31秒台に突入する可能性も十分。馬の勝ち負けもそうですが、マイルでの極限スピード争いにも注目したいところですね。 (スポーツナビ競馬担当A)
posted by スポーツナビ編集部 |16:58 |
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