2007年10月21日

【編集部発】アサクサキングス無印で菊花賞反省会

 第68回菊花賞は、みなさんご存知の通り、4番人気のアサクサキングスが勝ちました。四位騎手、大久保龍調教師はじめ厩舎スタッフのみなさま、田原慶子オーナー、社台ファームのみなさま、またアサクサキングスの関係者のみなさま、本当におめでとうございました。

 言い訳ではないんですが、ウインズのパドック中継でアサクサキングスを見たとき、「お、いい感じやな」というのが第一印象でしたし、神戸新聞杯を叩いてグンと調子は上向いていたのでしょう。レースも王道と言える内容でしたし、強い勝ち方でした。
 もちろん、四位騎手にも拍手。レース後のコメントでは馬ばかりを称えていましたが、あの騎乗はお見事でした。異なる馬での同一年ダービー・菊制覇は史上初のようですし、素晴らしい手綱だったと思います。

 ですが、皐月賞とNHKマイルカップの大敗が印象深いせいか、「ダービー2着で菊花賞制覇したんだから、3歳牡馬最強でいいの?」と問われた時、正直、僕は「う~ん……」と言葉を濁してしまいます。いや、実績的にはこれでナンバーワンになったんですから、3歳牡馬最強なんでしょうけど、素直に「その通り」と言えないのは、僕がヒネているからですか? 自分がノーマークにした馬に勝たれて、馬券でも大損こいたからひがんでいるのは確かですけど、冷静に考えてもアサクサキングスを今日すぐに最強認定するのは、ためらいがあります。
 みなさんのアサクサキングス評はいかがなものでしょうか? ご意見お待ちしております。

(皐月賞前までは、僕もアサクサキングスを3歳トップクラスと認定していたんですよ。でもねぇ……。まぁ、皐月賞とマイルCで馬券を山ほど買ったのに、今さら走りやがって!という器の小さい個人的恨みもあるんですが)

 また、今日のレースでもそうでしたし、ダービーやきさらぎ賞でもそうでしたし、好成績を残した時はいずれも、番手に関わらず揉まれない競馬をした時だと思います。これが揉まれた時、果たして今日のようなレースができるのか……というのも今後の注目点。僕はこれがイヤで、無印にしたんです。
 そのあたりも含めて、次走はJCなのか有馬記念なのかは分かりませんが、古馬との対決になって真価を問われることになるでしょうね。
(勝者にケチばかりつけて、本ッ当にすみません)

 さて、2着アルナスラインと3着ロックドゥカンブも良く頑張りました。来年の古馬GI戦線で非常に楽しみな存在になってきそうです。

 惜しかったのがアルナスライン。こちらの方が手応えでは良く見えたんですが、最後の最後で差し切れず。特に和田騎手は今日は眠れないくらい悔しい思いをしていると思うんですが、これはもう、アサクサキングスのしぶとさを褒めるしかないでしょう。借りを返す機会はまたやってくると思います。

 ロックドゥカンブは現時点での能力を出し切ったと思います。馬群もうまくさばいて来れたと思いますし、むしろ半年遅い生まれのハンデがありながらここまでのレースができたんですから、今後の成長を強く期待せずにはいられない走りでした。
 ただ1点、申し上げさせてもらえるのなら、位置取りがもう少し前だったらどうだったか?ということ。競馬にタラレバは禁物ですが、もしですよ、菊花賞を知り尽くしている岡部幸雄・元騎手や南井克己・現調教師のような騎手が乗っていたらどうなっていたのかなぁと思ってしまうのです。
 誤解しないでほしいのですが、僕は柴山騎手は優秀な乗り役だと思っていますし、好きな騎手・応援している騎手の一人です。ただ、2度の下りがある京都競馬場の長距離レースは特殊ですし、経験のないジョッキーには乗り難しいコース。四位騎手にあって、柴山騎手になかったのはこの経験値です。今日の3着を糧に、柴山騎手とロックドゥカンブのコンビにはさらに大きく成長してほしいと思っています。
 ですから、オーナーや調教師、このコンビをこれからもずーーっと継続させてください。お願いします。

 長くなったので、負けてしまった上位人気馬については、また次回ということで、我が◎ローズプレステージのことを書かなければ、反省会になりません。
 まあ、ひと言で片付けてしまえば、現時点ではまだ力不足だったということでしょう。上がり3Fの時計が4着エーシンダードマンや5着ドリームジャーニーと変わらないのに、着順の差が出てしまったのは勝負どころでスッと上がっていけないから。この辺の加速力に成長の余地を残していますし、ジリジリとしか伸びないのがまだまだ発展途上ということでしょう。エーシンダードマンのような競馬を期待していたんだけどなぁ。
 でも、成長途上のダンスインザダーク産駒はだいたいこんな感じですし、これが本格化すると、一気にピリッとしてきます。同じ橋口厩舎のツルマルボーイやダイタクバートラムもこんな感じでした。本格化が来年の春になるのか、秋までかかるのかは分かりませんが、“その時”をジッと待ちましょう。
 ローズプレステージは力を出し切ってくれたから悔いはないです。
(ウソです。本当は馬券が紙くずになって悲しいです。グスン……)

(スポーツナビ競馬担当A)
 

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posted by スポーツナビ編集部 |22:56 | レース回顧 | コメント(0) | トラックバック(1)
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菊花賞の結果 【はちまんの競馬と囲碁】

アサクサキングスは強かったですね。2歳時から好きな馬だったの ですが、NHKマ

2007-10-22 00:34 | 続きを読む
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