2006年10月05日
たまには空想~プレイオフのこと
普段、野球の仕事(だけでもないんですが、最近・・・)をしていると、どうしても仕事に追われて視野が狭くなっていく自分を感じることがあります。今日は少し、仕事の枠を離れて、一ファンになったつもりで空想のお話を。 プレイオフについて、NBPではいろいろと議論が行われました。私自身、MLB式のプレイオフに慣れているせいか、レギュラーシーズン1位のチームがプレイオフで敗退し、リーグ優勝できなくても、何ら違和感は感じていませんでした。しかしふと立ち返って、日本で議論があった「レギュラーシーズン1位になった重み」は、確かにあると思います。その点では、来季導入されるプレイオフ制度では、レギュラーシーズン1位チームがあくまでリーグ優勝であり、プレイオフで勝ち抜けてもリーグ優勝ではない、ということも、ある程度納得できます。 しかし、日本シリーズ(まだ「仮タイトル」でしょうか?)が真の日本一決定戦ではない、というのはどうでしょう。今まで続いてきた日本シリーズの伝統が、来年で途切れてしまうのでしょうか?かと言って、レギュラーシーズン1位のチームが日本シリーズ(仮)に出られず、シーズン2位または3位のチームが日本シリーズを制したとき、「セリーグ優勝は○○、パリーグ優勝は××、日本一は△△」となってしまうのも考え物です。 そこでちょっと空想。プレイオフは確かに真剣勝負で盛り上がるし、常々、何かと手本にしているMLBのプレイオフに近い形をとりたくなるのもわかります。が、MLBの真似でなくても真剣勝負で盛り上がるのなら、それもまた良し、です。であれば、「日本プロ野球1位~12位全部決めますプレイオフ」というのはいかがでしょうか?つまり両リーグの同じ順位のチーム同士が、プレイオフを戦うのです。例えば、両リーグ3位同士のプレイオフは、すなわち日本5~6位決定戦、というわけです。 これならレギュラーシーズン1位同士のプレイオフは、イコール日本シリーズで誰も異論はありませんし、その他の順位のチームもプレイオフがあって、盛り上がるのではないでしょうか。細かいところを言えば、両リーグ2位~6位同士のプレイオフは早めに始めて、5試合シリーズ(3勝で勝ち抜け)とし、日本シリーズだけは遅めに始めて7試合シリーズにします。日本シリーズは特別だからです。また、最下位争いはかなり盛り上がるでしょうね。12/12にはなりたくないし、ファンも必死で応援するでしょう。 更に話を広げると、ドラフトはかつての完全ウェーバー+くじ引きとします。くじ引きのない完全ウェーバーだと、下位の球団から順に指名して、指名済みの選手はもう指名できなくなるので、下位にとどまるためにプレイオフでわざと負けるかもしれません。 蛇足ながらこのプレイオフのメリットをもう1点挙げるとすれば、「もう一つの交流戦」ということです。交流戦は毎年、「長すぎる」とか「なぜ2回に分けないのか」といった議論があります。しかし8月は阪神が甲子園で試合ができない、とか、神宮も大学野球シーズンをはずしたい、などいろいろな理由があって、交流戦は一時期での一挙開催になっています。 来年は交流戦の試合数を36試合から24試合に減らしたわけですが、ならば一層、「もう一つの交流戦」をやる意義があると思います。交流戦を2回に分けるということにもなります。 今回は「空想」と書いていますが、まず実現はしないでしょうね。NPBは何かと新しいアイディアを嫌いますから・・・。まあそれ以前に、このプレイオフ案が良いかどうかも、議論の余地が大ありです。 しかしシーズン終盤、自チームの順位が確定していたとしても、プレイオフの相手がどこになるかファンは気になるでしょう。つまり、他チーム、他リーグに関心を持ってもらう良いきっかけにもなるのでは、とも思います。
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posted by 小島 |23:06 |
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