2006年09月08日
すっかりご無沙汰してしまいました。
KDNでは野球以外のアスリートもお世話させていただいているのですが、野球以外のクライアントの一人、NASCARドライバーの古賀琢麻選手のレースを9月1日金曜日に観戦してきました。www.takumakoga.com
NASCARはご存知全米人気ナンバー1のカーレース。テレビの平均視聴率などは他のプロスポーツを凌ぐ勢いで、中にはフットボールに次いで「全米第2のスポーツ」などと呼ぶ人もいる程。
Nextel Cupシリーズという最高峰のシリーズを筆頭に、Buschシリーズ、Toyota Craftsman Truckシリーズなどが続き、古賀選手が参戦するのはその下のGrand Nationalディビジョンのウェストシリーズ。野球で言えば2Aから3Aと言ったレベルでしょうか。
今回のレースが行なわれたのはロサンゼルスから車で東に約1時間のところにあるカリフォルニアスピードウェイ。全長2マイル(約3.2キロ)のオーバルコース。時速300キロを越えるスピードで走る車がバトルを繰り広げます。
今回はNextel Cupシリーズの一戦がメインイベントとして日曜日に開かれ、Buschシリーズが土曜日。そして、古賀選手が出場するウェストシリーズが金曜日に行なわれるという、まさにNASCARウィークエンド。コースの中に設けられたピットエリアには何十台ものレースカーが並び、それぞれのレースに向けて準備がされていました。
自分が現地に到着した時には既に古賀選手の車はレース前の微調整を終え、車検を受けている最中でした。車の大きさや重さが規格にあっているか入念に調べられ、ここでOKをもらった初めてレースとなります。
午後5時半から予選が始まりました。1台ずつコースに入り、2周を走りそのベストラップを競います。
古賀選手は32台中23番目のスタート。各車が好調なタイムを出す中、古賀選手の車がトラックに飛び出して行きました。1週目は思うようにタイムが伸びなかったのですが、2周目は途中まで好調な走り。ところが、「これなら」と期待したのも束の間、最終コーナーの途中で車が外に流れてしまい壁を強打。残念ながら2周目はゴールする事ができませんでした。
予選1週目の記録が残っていたので、決勝の時間までに車の修理が間に合えば決勝は走る事ができます。すぐに車がピットに運ばれ、車を調べるピットクルー。しかし、すぐに答えは出、残念ながら今回は予選でリタイアとなってしまいました。幸いな事に古賀選手の体には問題はなく、不幸中の幸いです。
レースの予選の約2時間後に始まった決勝は100周の長丁場。31台でスタートしたレースでは頻繁にクラッシュが起こり、気がつくと徐々に車が減っていきます。そして、コーションフラッグの後の再スタートで毎回リーダーが入れ替わる白熱した展開。午後8時から始まったレースに決着がついたのは10時半ごろ。長丁場でしたが、時間を全く感じさせない楽しいレースでした。
なかなか日本ではなじみのないNASCARという競技ですが、一度観るとはまります。皆さんも、是非一度どうぞ。
posted by ほっしー |10:30 |
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2006年08月05日
しばらくご無沙汰をしておりました。先週は一週間ほど東海岸へ行き、今回もまたマイナーリーグチーム巡りをして来ました。
そんな中、小島さんの二度に渡る書き込みがありました。日本のプロ野球ファンとメジャーリーグファンのマナーについての話でしたが、マイナーリーグの試合をよく訪れる自分としても何かコメントすべきかと思い書き込みしてます。
まず、マイナーリーグの試合と日本のプロ野球やメジャーとの大きな違い、それは選手の認知度かなという気がします。マイナーリーグの試合を見に来るファンのほとんどは、そこでプレーしている選手の名前を知りません。先日もロジャー・クレメンスがマイナーの試合で調整登板を行ないましたが、そんな事でもなければ「スター選手」が観客を呼ぶ事はありません。多くの選手はファンにとって名無しの選手なのです。
先日、3Aのゲームで試合前にユニフォーム姿の選手と言葉を交わしていました。マイナーではユニフォームに名前が入っていない事も多く、そのチームも名前なしでした。すると、ファンがその選手を背番号で呼び、サインを求めました。
ファン:「サインもらえる?」
選手:「いいよ」
ファン:「ありがとう。ところで名前は?」
と、いった感じのやり取りです。
別の日、試合後に球場近くのレストランで選手と食事に行きました。すると、その試合を見に来ていたファンの一人がその選手に気づき、話掛けてきました。気さくな性格のその選手はしばらく話に付き合い、一緒に記念撮影までするサービス。恐らく、そのファンにとってその選手がどのポジションの誰だったかなんて関係なかったのだと思います。
マイナーリーグの選手達がサインをねだられる場所や時間は限られています。自宅にサインを求めに来るファンもいませんし、宿泊先のホテルで待ち伏せるファンもいません。だから、球場でサインを求められたり、時々プライベートの時間を邪魔されたりしても、愛想良く応じる事ができるのだと思います。
一方、小島さんの話に登場した有名選手たちは、どこに行こうが、何を着ていようが「○○選手」。日ごろから多大なプレッシャーと戦いながらプレーしている選手にとって、プライベートの時間は一般の人が考える以上に貴重なものかもしれません。そこでサインを要求され、断った事に対して罵声を浴びせられるなど、言語道断です。そうした選手が、本来はサインをしなくてはいけない場面でも気楽にサインに応じられなくなってしまうのも頷けます。
3月のWBCの際、アメリカで、ある日本人選手の買い物に同行させていただきました。その選手は歩きながら「こうやって普通に街を歩けるのがいいよなあ」と心から喜んでいました。こうしてプライベートを人並みに楽しみ、球場に行く事ができたらもっと晴れ晴れしい気持ちでファンとも接する事ができるのかなあと思いました。
とは言え、どこに行っても視線を集めてしまうのは有名人の宿命。でも、そんな中でもちょっとした気遣いをしてもらえれば、選手も皆さんと気持ち良く接する事ができるんじゃないかと思います。
先日行ったニューヨーク州のフリーウェイで一枚。あまりに緑がきれいだったもので・・・。
posted by ほっしー |11:42 |
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2006年07月18日
ロサンゼルスと言えば青い空と青い海。ロサンゼルス一帯の太平洋岸はきれいな砂浜が続き、ビーチバレーのメッカにもなっています。
アメリカには最高峰のAVPという組織を筆頭に、いくつかの地域リーグのようなものが存在します。カリフォルニアにもCBVAというリーグがあり、毎週のように大会が行われています。
今週末はこのCBVAに参戦している牛尾洋人さんという選手の応援に行ってきました。
日本は猛暑で大変なようですが、こちらもだいぶ暑くなってきてます。湿度がほとんどないので、気温が30度を超えても日本ほどの不快さはないのですが、日差しの強さは砂の熱さは想像以上。そんな中、ビーチバレーというハードな競技をこなす選手達には脱帽です。
まずは4チームずつに分かれてのプール戦。各プールから2チームのみが勝ち抜く事ができ、決勝トーナメントに進出します。
牛尾さんはプール戦での初戦を落としますが、徐々に調子を上げて2戦目を快勝。3試合目はパートナーのレイニーとのコンビもはまり、見事に圧勝。そして、プール2位で決勝トーナメントに駒を進めました。
決勝トーナメントは2試合を勝ち抜き準々決勝まで駒を進めたのですが、そこで今回は惜しくも敗退。ただし、パートナーとの息もようやく合ってきたようなので、また次回に期待です。
ちなみに、牛尾選手の試合はほぼ毎週ロサンゼルス近郊のビーチで行なわれています。ロサンゼルス近郊の皆さん、それから日本から夏休みで観光に来る皆さん、海水浴がてら応援に行きましょう!
posted by ほっしー |01:19 |
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2006年07月12日
皆さんこんにちは。
アメリカの球界はオールスター休みを迎え、マイナーリーグのチームも全て休みに入っている為少しさびしい日々を送っています。
さて、幸運にも仕事でアメリカ各地の球場を訪れるチャンスがあるのですが、それぞれの「ボールパーク」を見るのも僕にとっては大きな楽しみになっています。メジャーリーグのスタジアムは当然ながら、マイナーリーグのチームのスタジアムもそれぞれに個性的で、お客さんが楽しめる様々な工夫がされています。
その中でも、先日訪れたテキサス州郊外にあるフリスコという街のスタジアムがとても印象的だったので今回はご紹介したいと思います。
まず、このスタジアムをホームとするのはフリスコ・ラフライダーズというチームです。テキサス・レンジャース傘下のこのチームは、2Aのテキサスリーグに参加するリーグです。
最初に球場の外観に驚きました。木造の白いゲートは、まるで一昔前の田舎町に来たような雰囲気の外観でした。
中に入ると、その建物の一階部分が売店やトイレになっており、2回部分がスィートボックス。その建物がいくつも並び、全体としてスタジアムを形成しているといった感じです。
そして、このスタジアムの最大の売りは外野席に設置されたプール。プールの真横にはバーベキューが出来るスペースもあり、プールで遊びながら野球観戦をし、お腹が減ったらバーベキューという贅沢ができるわけです。通常、このスペースはグループに貸し出され、毎試合パーティなどに使われているそうです。この日は、数組の家族が合同で誕生日パーティを開いてました。
「アメリカはファンが野球の見方を熟知している」というイメージがあるかもしれませんが、そうではないファンもたくさんいます。野球の事を全く知らない人や、試合を一切見ていないファンもたくさんいます。でも、そういう人達でも楽しめる場にしようと、各チームがアイデアを振り絞っているんです。ファンの多くは、野球を見る為にスタジアムに行くのではなく、楽しい時間を過ごす為にボールパークへ足を運ぶんだと思います。
日本でもいくつかの球場の建設が囁かれていますが、ファンが楽しめる色々なアイデアが盛り込まれた球場が誕生する事を期待してます。
また、面白いボールパークに出会ったらご紹介します。
posted by ほっしー |10:44 |
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2006年06月26日
前回紹介した空き地のようなグラウンドでトレーニングをしていた若い選手達。彼らの最初の目標になるのがプロチームとの契約の為のトライアウトです。ドミニカにはアメリカのメジャーリーグチームが「アカデミー」を運営しており、チームと契約を結んだ選手は晴れてそこでトレーニングを積めるようになるわけです。
16・7歳になった選手はドミニカ各地で行われるトライアウトに参加します。この時期は毎週のように各地でトライアウトが開催されており、選手達は次々にプロチームと契約をして行きます。日本の球界もそうですが、メジャーリーグではアメリカ人以外の外国人選手はプロになる際にドラフトを経る必要がありません。従って、選手の獲得は自由競争。将来を有望視された選手には、一億円を超える契約金がオファーされる事も珍しくはありません。突然貧しい生活から億万長者になってしまうケースもあり、選手達にとってはプロ契約を結べるかどうかが人生の大きな分岐点になるわけです。
そうしてプロになった選手達が最初に入る「アカデミー」ですが、写真の通り施設は同じドミニカ国内とは思えないような立派なものです。自分が今回訪れたアカデミーは、きれいな緑の芝生のフィールドが2面、屋内バッティングケージ、ブルペン、エアコン入りのウェートトレーニングルームと宿泊施設を備えていました。アリゾナやフロリダにあるメジャーリーグチームのキャンプ地とまでは行きませんが、それに見劣りしないような立派さです。
このアカデミーでは、選手達がトレーニングを積むと同時に「ドミニカサマーリーグ」というリーグが運営されています。これは、アメリカのルーキーリーグに相当するもので、メジャーリーグ、3A、2A、1Aの下にある新人達を中心にしたリーグです。ドミニカなどのカリブ諸国でメジャーリーグ球団とプロ契約を結んだ選手達は、球団が運営するアカデミーで練習を積み、夏場はこのドミニカサマーリーグで他チームとの実戦経験も積んで行くわけです。
巨額の契約金を手にしてプロになり、貧しい生活を抜け出して立派な施設で生活をする。メジャーリーグへの道のりを考えればまだまだ小さな第一歩に過ぎませんが、個々の選手達にとっては大きな一歩です。
今回は滞在中に雨でトライアウトが2回流れてしまい、結局一度も見学する事が出来ませんでした。必死でプレーする選手達の姿も是非見てみたかったのですが、それは次回という事で・・・。かわりにドミニカの風景写真でも載せておきます。収穫したバナナを輸送するトラックの写真がありますが、ドミニカには本当に多くの日本車が走っていました。古くなっても走り続ける日本車、それを作る日本の技術に感服です・・・。
それから、おいしそうだったので果物の露店の写真を一枚。練習中の選手達が近くの林に入って行き、木に成っているマンゴーをおやつにかじってました。僕ももらいましたが、これが本当においしかった・・・。
posted by ほっしー |04:37 |
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2006年06月22日
皆さんはじめまして。KDNエージェンシーのロサンゼルスオフィスに勤務しております、ほっしーです。東京のスタッフK氏、ウッチー氏に負けじと自分も太平洋の反対側からこのブログに参戦します。
ロサンゼルス在住の自分ですが、記念すべき初投稿は何とドミニカ共和国からお送りします。世界の野球を語る上で避けて通ることはできないドミニカですが、自分も今回この地に初めて来てみました。
火曜日の昼ごろドミニカの首都サントドミンゴに到着し、そのまま車で西に30分ほど離れたバニという地に向かいました。このバニはボルティモア・オリオールズのミゲル=テハダ選手やロサンゼルス・エンジェルスのブラディミール・ゲレロ選手を生み出した地。多くの若い才能が今も次々に誕生しているそうです。
バニではいくつかの球場を回ったのですが、多くはでこぼこの空き地のようでした。プレーする選手達もぼろぼろの靴やグローブ、帽子を身につけてプレーしており、バットも古い物を使いまわし。そんな環境ですが、プレーの内レベルはやはり高い・・・。14・5歳の選手が眼を疑うような球を投げ、打球を飛ばしていました。
最近はだいぶ開発が進んでいるようですが、ドミニカはまだまだ貧しい国です。家も車も日本人の僕から見ると驚く程古いものばかり。掘っ立て小屋のような家屋ばかり目に付くのですが、その中に時々巨大な家が。その多くが野球選手やその家族の家らしいです。きっと、野球少年は誰もがああいう暮らしを夢見て日々頑張っているんだと思います。
そんなドミニカ野球を体感した一日目でした。
というわけで、今後ともよろしくお願いします。
posted by ほっしー |08:27 |
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