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来オフからFA市場激変!トランボー&バウティスタ古巣残留決定 クオリファイングオファーに苦しんだ

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クオリファイングオファー(QO)制度の難しさは今年も2名のオフを苦しめた。FA市場で動きを鈍らせたQO拒否選手に関する課題は今オフまでになる?

オリオールズからFAとなっていたマーク トランボー外野手がようやく3年契約での残留を決めた。しかし、条件は最初のO’sからのオファーを下回った。3年3750万ドル(約43億円)での契約となった。トランボーはQO(1720万ドル)を拒否してFAとなった。12月上旬にO’sは最初のオファーをしたと言われている。それは3年4000万ドル。しかし、トランボー側は4年7500~8000万ドルを求めていた為にこれを受け入れずにいた。

トランボーは16年に打率.256、本塁打47本(MLB最多)、打点108とキャリアハイの数字を残したが、出塁率わずか.316で守備力に難があることで他のパワーヒッター達のような評価を得られずにいた。更にQO拒否の為、O’s以外の球団が契約する場合ドラフト指名権を喪失(ドラフト上位10球団は2巡目、その他19球団は1巡目)することで他球団は消極的にならざるを得なかった。

以前ブログでも取り上げたホセ バウティスタも先日ブルージェイズと1年1800万ドルで残留となる契約を結んだ。これは2年オプションがつく契約。バウティスタもQOを拒否したので他球団は手を引いた形。

しかし、今オフまではそこそこの大物選手達にとってQOは辛い。年齢が高いバウティスタや出塁率や守備に何のあるトランボーのタイプにも。

QOを受け入れれば高額を手にできるがあくまで1年後にはまたFAになるのでその1年で好成績を残せないと価値が下がる。 たった1年だが年齢を重ねることで価値が下がるケースもある(契約年数で渋られる場合も)。 自分の価値が相当高くないと他球団はドラフト指名権を失ってまでも契約したいと思ってくれない。 自分も家族も1年後にはまた移籍交渉となると落ち着かない。これも結構大きい。子供がいれば尚更。仮に年平均の額がQOの額を下回っても長期契約を結びたい理由は落ち着きが欲しいからでもある。

QOは新協定の下では生涯1度のみオファーされることになったので、来オフ以降は既に拒否を経験している選手にとって、またそれらを獲得したい球団にとってはありがたいだろう。更に残留以外の場合、契約する球団にとってもありがたいのはドラフト指名権喪失で変更があること。レヴェニューシェアリングを受けている球団は3番目に高い指名権を、受けていない球団は2番目に高い指名権を、贅沢税を払っている球団は2番目と5番目に高い指名権を喪失となった。選手を失う球団は1巡目指名が終了後の指名権を獲得することになった。

今オフまではFAを迎える選手にQOを提示する球団サイドも"そこそこ大物”に対しては相当頭を悩ませていた。受け入れられると価値を上回る額を支払うことになる。拒否してもらい運よく他球団が契約しドラフト指名権を獲得することを見据えてのオファーだから受け入れてもらいたくないのにオファーする(笑)。これも来年からは新協定のルールでドラフト指名権に関する変更でFA市場の動きは活発になりそう。

5年間は新ルールの下で行われるが豊富な資金力を誇る球団に有利となるのが不安要素だが、少なくともFA市場の動きは活発になりそうだ。



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