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米国でMLBがNBAより遥かに人気で上回り続ける理由とは?

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バスケットボールの人気ランキングは何位?予想外?に不人気の理由は競技の特性にある?

1990年台前半、アメリカでの野球人気が低下していることが話題になっていた。”National Pastime”(国民の娯楽)として野球は歴史的にも人気で最高を誇っていた時代が長く続いたが、フットボールの人気向上、更にマイケル ジョーダンを中心としたバスケのスター達の存在によりバスケットボールの人気は1993~2003年は二けたの%を誇った。野球は一時NBAとの差を5%まで縮められる等2位キープも危機感を覚えていた。

1992年の21%を最後に20%超はなく1985年と比較すると現在は8%下がっているがNBAを大きく引き離す組織である。

2016年1月のThe Harris Pollがとる最も好きなsportというアンケートの結果で31年連続でNFLが1位になったことを伝えている。

ちなみにこの時の順位は以下の通り。

①NFL(33%)②MLB(15%)➂NCAA football(10%)④Auto Racing(6%)➄NBA(5%)➅NHL(5%) ➆MLS&NCAA Basketball(3%)

そう。やはりアメリカンフットボールがプロ&大学合わせて43%とダントツの人気。ちなみにかつては2位だったNBAはなんと5位。大学と合わせたバスケットボールでもMLBに遠く及ばない8%である。

何故このような現象になっているのか?それにはいくつかの要因が挙げられる。競技の特性、試合数におけるレギュラーシーズンとプレイオフのバランスがメインの要因であろう。

MLBに関してはレギュラーは厳密に言うと16名(アメリカンリーグ)と見られる。ALならDHを含めた9名の野手、先発投手5名、クローザー、セットアッパー1名ずつ。NBAは当然だが基本は先発の5名である。ティームによっては6thマン含む7名程度をほぼ均等なプレイングタイムで回すパターンもあるが。

仮に16名 vs. 7名であったとしても大物選手1名がティーム力へ及ぼす影響は倍以上違う。バスケで大物1名が動くだけでとんでもない戦力の上昇/低下が起こるのに対し、野球はその1名によって及ぼされる勝利数の増加は大きくはない。NBAに関して言えばフリーエイジェントになれるまでの期間も短く

レブロン ジェイムズの所属するティームを見ればよくわかる。昨シーズンまで6年連続でNBAファイナルズに到達している。その前の2年間も第1シードでplayoffsを戦っていた。マイケル ジョーダンも野球為に離れたいた時期があったのだが計6度優勝していた。これはスーパースター1人だけでなく2~3名のビッグな選手達が存在したからだが、レブロンの場合、またその少し前のセルティックスの場合もBig Namesが意図的に同じティームに入ったから強かったのだ。また頂点に位置するteamsにFAの大物が加わることも特徴。よって特定の1~3teamsが何年も連続で頂点に君臨し続けることが起こりやすいのがNBAなのである。

1ティーム5名しかコートにいない競技である為、能力が高い選手の存在による戦力差がより大きくなるのだ。

MLBであれば超大物が移籍することで戦力がそれなりに上がることは間違いない。かと言ってそれらの球団がコンスタントにワールドシリーズに進出しているのかと言えばNoである。圧倒的戦力を整えてWS制覇した球団は今年のカブス。しかし、15年のロイヤルズ、14年のジャイアンツ、13年のレッドソックス、12年のジャイアンツ、11年のカーディナルス、10年のジャイアンツはどう見ても全30球団で最高のスーパースターズを揃える球団ではなかった。野球はバスケよりもケミストリーの要素がより重要視される競技だ。つまり球団全体の戦略、更に適材適所を配置することで戦力で劣るティームが大物を上回ることができるのだ。

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MLBがNBAより優れた組織!その理由とは?戦力差 レギュラーシーズン&プレイオフ e.t.c.

いつも拝見しております。
私はアメリカ在住ですのであらゆるスポーツをテレビで観戦して楽しんでおりますが、特にMLBは各地の球場に足を運んで観戦しています。
職場の周りのアメリカ人の話を聞いていてもやはりメインはアメフト(NFLよりも大学の方が人気が高い)で、野球、バスケはどちらかというと少数派です。
NBAについては仰る通りなのですが、MLBでも同様の危惧は感じている部分はあります。
先日のWSの解説をされていた斎藤隆さんが、観客を増やすためには飛行機に乗って別の地域から野球の観戦のためにだけ訪れる人達を増やす事が必要と言われていましたが、私もその一人ではありますが特にナ・リーグ西地区同士の対戦を球場で観戦していると、勝敗よりも観戦自体を楽しんでいる地元の観客が多いように感じます。SFGとLAD以外は開幕後3か月過ぎた頃にはすでに他の3チームはポストシーズンを諦めているような戦いぶりになっているようにここ数年は感じています。日本でも恐らく積極的にSDP、COL、ARI同士の対戦を生中継で見られる方はほとんどいないのではと思いますし、アメリカ国内でも同様です。
日本からメジャーへ渡る選手もあまり実際の試合を見ずに行かれる方も多いようですが、正直昨年の松田選手のSDPへの移籍断念は賢明だったと思います。
この2-3年で過去低迷していたTORやNYMなどがポストシーズンに進出したことで観客数が大幅に向上しましたが、ナ・リーグ西地区3球団にもポストシーズンを見据えたチーム作りに期待したいところです。

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