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USOP男子”終わった”はずの3名と”今回のみ”が4強!ボトムの2名は歴史に名を残す為に死力を尽くす!

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こんなことはもう2度と起こらないだろう!それだけの奇跡的な4選手が準決勝に残っている!

USオープンは男子の4強が出そろった。この日は第1シードのナダルが3セッツで大躍進19歳のルブレフを一蹴。一方優勝候補1番手の第3シードのフェデラーが世界28位のデルポトロにまさかの敗戦を喫した。

デルポトロは4回戦のティエム戦で試合序盤からいつリタイアしてもおかしくない体調不良ぶりであったにも関わらず2セットダウンからタイブレイクや2本のマッチポインツを凌いでの大逆転勝利。順当に勝ち上がり体調面でも大会前不安視されていた部分が全く顔を見せず万全に近いフェデラーは99%デルポトロを圧倒して準決勝に勝ち上がるイメージしか持たれていなかった。

それだけにデルポトロが互角に渡り合う展開は観ている人々もフェデラーにとっても予想外だったかもしれない。デルポトロがセットカウント1-1で迎えた第3セットでタイブレイクを10-8で凌ぎモノにしたことが効いて4セッツで勝負を決めた。

デルポトロは恐ろしい。錦織が今年のローマ(クレイ)で対戦し負けた試合もそうだったが、序盤で錦織が一方的に押しまくっていたのに徐々にリズムを取り戻し錦織のもたつきに乗じ第1セットはタイブレイクを制し、結局2セッツでで勝利してしまうフィジカルとメンタルのタフさを併せ持つ。クレイを元々得意としていなかったデルポトロ相手にフレンチオープンでも優勝候補に挙がる錦織が負けてしまったのだ。

今回のティエム戦は錦織戦以上に衝撃だった。何せ体調があれだけ悪く試合中に薬を飲みながら徐々にリズムを掴んでいったのだから。

ナダルはフェデラーが相手でなくなったとはいえ、全く気が抜けない思いだろう。それだけデルポトロの強さは底知れない。

ボトムハーフからは結局予想していたMズヴェレフでもクエリーでもなく世界18位のカレーニョ ブスタと世界32位のケヴィン アンダーソンの対戦となる。

今回のこの4強は前代未聞の上位陣欠場という奇跡のチャンスを活かしてここまできた。グランドスラム(GS)で4強に残っているのはナダルこそミラクルとまでは言わないが他の3名は奇跡的でほぼあり得ないとも思われていた快挙。

ナダルにしても昨年の長期休養で蓄えたスタミナとリフレッシュしたメンタルがあったとはいえ、他の上位陣が疲弊していなければGS4強や世界No.1返り咲きはなかったはずだ。ナダルは多くのテニス関係者やファン達からももう2度とグランドスラムで上位にくることはないだろうと信じられていた選手なのを覚えているだろうか。

アンダーソン…世界トップ10入りした後はズルズルとランキングを下げていった。今も32位と決して復活してきたというわけでもなかった。31歳という年齢や203cmで動きの面でもシャープとはいえないこともあり、もう浮上することはないはずだったのだ。しかしこうして人生2度目のGS8強、更に初の4強入りを果たしてしまった!

デルポトロは何年も両手首の故障からtourを離れていたし、2014、2015年の2年間はトップ10選手相手に勝利を挙げることもできなかった。今でも手首には不安が全くないわけではなく出場する大会も絞っていることもありランキングが28位にいる。リオ五輪の時期は好調で銀メダル獲得と復活の兆しはかなり見えたがコンディションを万全に保つことに苦労している。五輪とGSは全くレヴェルも選手達の思い入れも違う。2年前までは彼もまた復帰してもGSで準決勝やランキングでトップ10に復帰するような復活はないはずの選手だった。

世界19位のカレーニョ ブスタ。26歳と脂の乗り切った時期ではある。しかし、素材的にグランドスラムで上位に喰い込むような選手ではないはず。今年のフレンチOPでGSで自身初のQF進出を果たしており安定感が抜群なので18位(7月には最高位の16位)まで上がっている。しかしこのQF以外のGSは最高でも3度の3回戦、昨年ウィンブルドンまでは12度のGS出場の内8度が初戦敗退、3度の2回戦敗退である。上位陣が欠場していなければ4強に残れる選手ではない。

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USOP男子

 全く私の偏った意見ですが、KCさんのブログ錦織選手が出ていない時のほうが、素直に読めて面白いです。
やっぱり私に偏見があるのかもしれません。

楽しみにしてます。

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