2008年09月28日

シーズンの行方と雑感。

今シーズンもシーズン終盤になり、ちょっとここまでの雑感と今後の行方について少し。
まずは今シーズンここまでの極私的な雑感を。

その1.ライコネンの不調
今シーズン一番の思い違いはライコネンの不調でした。
シーズンが後半になるにつれ、予選・決勝ともに結果が伴わず、優勝は4月のスペインGPが最後。現在ポイントランキングも4位とチャンピオン争いから脱落どころか、今後の結果次第では更にランキングを落とす可能性も。
そもそも彼の不調が何に起因するものなのか?
モチベーション不足なのか、マシンが合わないのか、タイヤを上手くつかえないのか。どちらにしても根は深いような気がします。
今シーズン中に来シーズンへ向けて浮上のきっかけを作って欲しいところです。

その2.多数の優勝者
今シーズンの優勝者はハミルトン・ライコネン・マッサ・クビサ・コバライネン・ベッテル・アロンソと7人と非常に多くなっています。
これは各チームの力量が近接してきたというよりは、トップチームのドライバー(若しくはチーム)が安定して力を発揮できていないことに起因していると思います。
チャンピオン争いをしているマッサやハミルトンにしても、決して安定した速さを常に見せてくれているとは思いません。
むしろ今シーズン通して一番いい走りを披露しているのは明らかにアロンソだと思います。
ラウダ・ピケ・プロスト・セナ・マンセル・ハッキネン・シューマッハ…と、チャンピオンドライバーには強烈な速さや強さを求めてしまうのですが、今シーズンチャンピオン争いをしている2人にはそれが見えず、少し残念な気もします。
しかし、逆に捕らえれば、2人に隙があるからこそ、多数の優勝者が生まれ、ある意味エキサイティングなシーズンになってるとは思いますが…いつの時も観客とは、ないものねだりの身勝手なもんですね。

その3.初のナイトレース
今日シンガポールGPがあったので、その印象も強いので少々。
始まる前は「どうなるものやら?」と心配したものですが、終わってみれば夜のシンガポールをF1マシンが疾走するのは、そのシュチュエーションだけでも十分に魅力的でした。
恐らく成功と呼べる及第点には達していたはずで、今後もナイトレースが増えていくことになるのではないでしょうか。

もう少し何か思っていたことがありましたが思い出せないので、それはまた別の機会に書くとして、今後の行方を勝手に考えてみます。

チャンピオン争いは数字上はランキング5位のハイドフェルドまでは可能性があるわけですが、現実的な線から考えれば当然ハミルトンとマッサの2人に絞られたと考えるのが妥当です。

ところがこの2人。マッサはここ5戦で2勝しているものの0ポイントレースも2戦、ハミルトンはここ5戦勝ち星無し、と両者ともに調子が良いとは表現しづらい結果です。
個人的にはコンスタントにポイントを獲得できているハミルトンに若干のアドバンテージを感じますが、ハミルトンは昨年の前例があるだけにチャンピオンに王手をかけてからのイージーミスが心配です。

数字上、現在7ポイント差で次戦の日本GPでチャンピオンが決まることは無いのですが、次戦の日本GPが今シーズンの行方を決する勝負のレースになると思われます。
ハミルトンにすれば、マッサの前でさえゴールすれば、上海でチャンピオンを決めることは、それ程難しい仕事ではありません。
一方マッサからすれば、日本GPで少しでも差を詰めて、最終戦、地元のブラジルGPまでチャンピオン争いをもつれさせなければいけません。
2人とも自分の順位よりも相手との相対関係の方がより大事になると思います。
ある意味、ハミルトンとマッサは2人だけでレースをしているようなもので、そんな2人の真剣対決を、できればより接近戦で見てみたいと期待を馳せています。

どちらにしても、今シーズンの締めにチャンピオン争いににふさわしい走りを見てみたいものです。

posted by kazkaz |23:52 | コメント(0) | トラックバック(0)
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