2008年04月11日
第3戦 バーレーンGP
TVではほとんどというかまったく報道されませんでしたが、今回のバーレーンGPで一番の話題の人であったのは初ポールポジションのクビサでもなく、優勝したマッサでもなく、間違いなくマックス・モズレーであったはずです。 今回の問題の映像をYouTubeで見ましたが、どうもモズレーはハメられた様な気がします。店に入っていく所や店内での様子があれだけ鮮明に映ってるということは店の外にカメラマンが待ち伏せしていて、店内には隠しカメラが設置されていたはずです。 もしも、万が一これが去年散々モズレーにやられっ放しだったロン・デニスが仕返しに仕組んだことであったとすれば、それはそれでF1らしい政治的きな臭いお話です。ま、誰が仕組んだことなのかなど、永遠に分らないことだとは思いますが。 それと今回の予選結果は興味深いものでした。上位6台は現状速い3チームが2台ずつ。その後5台はセカンドグループのエースドライバーが並ぶという形でした。Q2をギリギリ通過したバトンとQ2最下位の中嶋のタイム差がコンマ6秒もないことを考えると今年の予選はかなりの接戦であることには間違いないのですが、それでもエースドライバーがこのように並ぶということは、やはりエースたる者何かある種の壁を越えているからエースとして選ばれるような気がしました。 さらに上位6台のみがQ2で31秒台を記録していることもこの上位6台3チームの速さとセカンドグループの速さを如実に表している様な気がして、ある種「仕組まれてるんじゃないかな~?」とも思えるほど良く出来た予選結果でした。 多少の順位の前後はあるでしょうが恐らくしばらくは今回の予選結果の順位に沿うような力関係でシーズンが進んでいくと思います。 ■フェラーリ(5点) 結果、1-2フィニッシュなので文句なし。まだ今のところ他チームに比べて決勝では若干の早さがある模様です。 01 K.ライコネン(5点) 無理にマッサを攻めずにキチンと2位フィニッシュしてポイントを積み重ねたことは、シーズン全体を考えると大きいと思います。それよりも本人がそれを意識していたことが大きいと思います。やはり一度チャンピオンになると自ずと変化するのでしょうか。良い兆候だと思います。 02 F.マッサ(5点) 予選こそ2位でしたが、それ以外では他を圧倒する早さでした。ライコネンより1周分燃料を多く積んでいた事を考えると、やはり今回は相当セッティングが決まっていたのでしょう。この調子を持続できればアロンソの移籍話も吹き飛ばせると思います。 ■BMW(5点) 今回も安定して速さを見せてくれました。フライアウェイの3戦で安定した速さを発揮したのはBMWだけでした。フェラーリとの差も恐らくコンマ1秒程度かと思います。今後シーズン中の開発を着実に進めることができれば、いよいよ本格的にトップチームと呼べるでしょう。 03 N.ハイドフェルド(3点) 今回はクビサほどマシンが決まっていなかった模様です。そんな中での4位は立派なのですが、チームメイトに予選・決勝ともに負けている(しかも2戦連続)というのは宜しくないと思います。 04 R.クビサ(4点) 初ポールは評価できるのですが、決勝3位はちょっと残念です。最終的にフェラーリに食いついていけたわけですから、もっと良い結果も望めるはずです。スタートをキッチリ決めてマッサを抑え込んで1コーナーに入って行っていれば違うレース展開・結果になったかもしれません。 ■ルノー(1点) 正直かなり厳しい車の出来だったと思います。アロンソをもってして10位が目一杯というのはセカンドグループにすら属していないということでしょう。アロンソとの契約がウワサ通りであれば来期アロンソがルノーで走ることはないでしょう。 05 F.アロンソ(3点) アロンソは今回も良い走りをしていたと思います。コースをワイドに使い目一杯の速さだったと思います。ですが今のルノーのマシンでは10位が精一杯。もう少しまともなマシンならアロンソがグロッグに抜かれることはないと思います。アロンソだから形になってるだけで、正直今のルノーのマシンの性能差は(チームメイトが体現してくれてはいますが)ドライバーがカバーできる範疇ではないと思います。 06 N.ピケJr(2点) 今までの中では一番良い走りをしていたとは思いますが、残念ながらリタイアになってしまいました。 ■ウィリアムズ(3点) 今回は本来の速さを見れたと思います。もう少しトヨタに近づけると目立つようになると思うのですが、今後の開発次第です。 07 N.ロズベルグ(4点) 今回もキッチリ走ってポイント獲得。評価できると思います。 08 K.中嶋(1点) スタートの失敗が響いて折角の1ストップ作戦も効果なし。もう少し上回らないまでもニコのすぐ後ろを走るくらいのことはしないと、評価されないと思います。 ■レッドブル(4点) セカンドグループの中で、トヨタの次に来るのはレッドブルではないでしょうか。正直ドライバーが1人若手の元気あるドライバーであればひょっとするとちょっと違う結果になるかも。。。と思ってしまいますが、開発能力のあるベテラン2人が仕上げたからこの結果なのかもしれません。 09 D.クルサード(1点) 予選Q1敗退、決勝早々にリタイアでは評価できません。 10 M.ウェバー(4点) 良い仕事したと思います。もっと車を熟成させることができれば更なる上位も望めるかもしれません。 ■トヨタ(4点) セカンドグループでは一番調子が良いと思います。更に上の3チームとの差はまだ大きいですが、頑張ってると思います。 11 J.トゥルーリ(4点) 今回決勝6位というのは望みうる最上の結果だったと思います。この位置にいつもつけることができれば、上位に何かあったときに予想外の大きな結果がでることもあるかもしれません。 12 T.グロッグ(3点) 開幕以来、初めてまともな走りだったと思います。少しF1に慣れてきたのでしょうか。徐々にヤルノに迫っていけるようになると良いと思います。 ■トロロッソ(2点) 今回は良いとこ無しでした。ニューマシンはシェイクダウンしたとの話なので、実戦投入を待つばかりです。ニューマシンが投入されればレッドブルの結果から見ても、結構良い位置にいけるんじゃないでしょうか。 14 S.ブーデ(2点) 完走したことは評価できますが、それ以上ではありません。 15 S.ベッテル(1点) 今回もスタート早々にリタイア。もう少しアクシデントを掻い潜ることを身に付けたほうが良いと思います。今回予選もQ1敗退なので評価できる所はありませんでした。 ■ホンダ(3点) ホンダのマシンはルノーのマシンより少しマシって程度だと思います。セカンドグループにと表現できるかもしれませんが、入賞圏内を走れる速さはありません。 16 J.バトン(1点) クルサードとの接触はバトンに非があるように見えました。突っ込みどころではないところで突っ込んで、ブレーキ間に合わずクルサードの内側にぶつかっていったという形でしょう。挙句リタイアですので評価できないと思います。車が走らないフラストレーションもあるのでしょうが、腐らず頑張って欲しいと思います。 17 R.バリチェロ(3点) 今のホンダのマシンではこんなところでしょう。 ■スーパーアグリ(2点) 2台完走です。現状望める成績としてはこれでしょうがないと思います。 18 T.佐藤(2点) どういう経緯かは分りませんが、デビッドソンを従えてランデブー走行していたはずなのに、最後には抜かれています。 19 A.デビッドソン(3点) チームメイトより前でフィニッシュすることが今できる最良の結果であるとすれば、そこは評価できると思います。 ■フォースインディア(4点) スーティルはさっぱりですが、正直フィジケラがあの位置を走れるとは思いませんでした。フィジケラの力なのかマシンが意外に走るのか、もう少し様子を見たいと思います。 20 A.スーティル(1点) 予選・決勝ともに評価できるポイントがありませんでした。そんな走りが開幕以来続いているので、次は何らかの見せ場がそろそろ欲しいところです。 21 G.フィジケラ(4点) 予選は定位置でしたが、決勝では意外に中団位を走って頑張ってました。ポイント獲得まではまだ遠そうですがフィジケラの頑張りは伝わってきました。 ■マクラーレン(2点) コヴァライネンがハイドフェルドに付いていけなかったということは、バーレーンでのマクラーレンは3番手だったということだと思います。やはりマクラーレンですらコース特性によって相対的なマシンの速さが変わるということでしょうか。 22 L.ハミルトン(1点) スタート大失敗。あせってアロンソに追突。マシン破損して結果13位。褒めれる点はありません。アロンソの後ろについたとき、去年のことを意識し過ぎて近付き過ぎたんではないでしょうか。そこから鬼神の走りでポイントゲットとかならまだ評価できたのですが、それも見ることができずにただ完走ではやはり評価できません。 23 H.コヴァライネン(3点) マクラーレンのマシンで5位。若干物足りない気もしますが恐らくこれが限界だったのでしょう。可もなく不可もなくといったところでしょうか。
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posted by kazkaz |08:30 |
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