2008年05月10日

第4戦 スペインGP

あれこれして投稿をノビノビにしていたら、トルコGPの予選結果も出てしまって、焦っての投稿となりました。

まずはスーパーアグリの件について触れないわけには参りません。
今回とても残念な結果となってしまったわけですが、なんとなく納得がいかないそんな結末である気がします。
そもそもスーパーアグリがホンダの支援を受けて参戦した、というよりは実質ホンダのセカンドチームであったことは周知の事実。
そのセカンドチームの面倒が見切れなくなったホンダが見捨てたという風にしか見えないので、その様に感じてしまうのかもしれません。
実際どういう経緯があって今回の結論に至ったのかまるで分からないので風評、憶測の域を出ないわけですが、方々にてN・フライの悪評が立っていることから勘繰るに、やはりホンダ(もしくはHRF1)からスーパーアグリへの妨害工作があったことは間違いないのではないかと思います。
今にして思えば、N・フライとマグマグループの代表者が懇意であったということは、最初からスーパーアグリを潰すための計画としてスーパーアグリとマグマグループの話があって、あのタイミングで計画打ち切り(しかもたった5行のFAXで)になったのも、当初からのN・フライの計画であったのではないか?とさえ感じてしまいます。
どちらにしても、この件でホンダが失ったイメージは小さくないと思われ、日本で一番レーシングスピリットを持った自動車メーカーだと自分自身も思っていたものが一気に引っ繰り返されました。
この話も残念ながらいつもの通り本当の話は永遠に闇の中なので、良く分からないままに過去の話になってしまうのでしょうが、今宮氏がご自身のWebサイトで語ってらっしゃることから察するに自分の憶測もひょっとするとあながち外れてない可能性もあるかもしれないと感じてしまいます。
http://www.f1world.jp/news/03.html
http://www.f1world.jp/news/04.html
琢磨をクビにしてバリチェロを迎え入れたホンダ。その国内向けの代償として亜久里氏を担ぎ出しセカンドチームを作ったホンダ。そしてファーストチームを上回る成績のセカンドチームの存在に嫌気がさしたホンダ。挙句の果てにセカンドチームを見捨てるホンダ。おまけに最近2年間、出走回数以外に琢磨に勝るものが一つも示せないバリチェロ。
どうりでホンダのF1第3期が成功しないわけです。
本田宗一郎氏はこの現状をどう見てあるのか?
そしてR・ブラウンはこの現状をどうしようとしているのか?
やはりどうしても合点がいきません。

閑話休題。
このスペインGPで今年の勢力図が明らかになるとの見通しが大勢を占めていたわけですが、正直1~3戦から見えたものと大きな違いはなかったと思います。
やはりフェラーリが少し抜けていて、それを追うのがBMWとマクラーレン。
セカンドグループにトヨタ、レッドブル、ウィリアムズ、ルノー。それを追うホンダ、トロロッソ。最後列にフォースインディア、スーパーアグリ。
とは言え特にセカンドグループ以下に大きな差はなく、事実今回の予選でもQ2で10位だったM.ウェバーと16位だったS.ブーデのタイム差は0.740秒。15位だったN.ロズベルグとのタイム差に至っては0.365秒と非常に僅差です。
何かの拍子にセカンドグループの序列は簡単に変わるくらいの差しかありませんが、今のところそういう動きがあるのは成績が安定しないウィリアムズと今回パフォーマンスに改善が伺えたルノーくらいで、あとはしばらく今の序列で推移しそうな気がします。
ここでふと感じたのはひょっとして今年のチャンピオン争いは面白くないかもしれない、ということです。現状を鑑みればK.ライコネンがチャンピオンになる以外にシナリオは見当たらず、混戦模様なのはK.ライコネン以下の順位ばかりになるんじゃないだろうかと思うわけです。結局2位争い、若しくは単発の優勝争いを繰り広げた挙句、その裏でキッチリ毎戦優勝もしくは2位、最悪でも表彰台獲得するK.ライコネンがいつの間にかチャンピオンシップ大量リード、みたいな図式になるのではないでしょうか。
それはそれでその2位争いに視点をシフトすれば面白いわけですが、マニアックでない人には受けないだろうな~と思います。
願わくばK.ライコネンに対抗できるライバルが1、2名抜け出てくれば今シーズンも面白くなると思うのですが、今のところ2番手がドングリのナントカってやつにしか見えなくて。。。請うご期待といったところでしょうか。

■フェラーリ(5点)
順位は入れ替わりましたが、2戦連続の1-2フィニッシュなので今回も文句なし。

01 K.ライコネン(5点)
文句なしのポールトゥウィン。最近「王者の貫録」的なものすら漂ってきた気がします。

02 F.マッサ(5点)
盤石の走りで2位表彰台。ただ気になったのはQ2でトップタイムを記録したマッサがライコネンよりも1回目のピットストップが1周早かったことです。ライコネンよりも1周分軽い車重でQ3を走りたかったというよりも、チーム内でのナンバー2待遇を受け入れてしまったのではないでしょうか?ライコネンを一度もヒヤリとさせることなく盤石の2位表彰台という結果もそれを示しているような気がします。。。

■BMW(4点)
やはり今回もマクラーレンと同等のパフォーマンスであったと思います。あとはどれだけ決勝ペースでフェラーリについていけるかによっては今季優勝することもあると思います。

03 N.ハイドフェルド(3点)
1回目のピットストップがセーフティカーによるピットクローズのタイミングと重なってしまってのペナルティは、現状のオカシいレギュレーションの犠牲になった形でした。それよりもこの2戦ほどクビサよりもパフォーマンスが明らかに劣って見えるのが気になるところです。

04 R.クビサ(3点)
スタートでハミルトンに抜かれたことが全てのレースでした。In側スタートの不利をはね返してみせたらトップドライバーだと思うのですが、もう少しだと思います。ただQ2は2位のタイムを記録するなど、徐々に覚醒しつつあると思うのでもう少し見守りたいところです。

■ルノー(4点)
今回実は一番のサプライズでした。アロンソの予選2位というのは別にして、Q2でもアロンソ4位、ピケJr8位と今までとはちょっと風向きが変わってきたのかもしれません。

05 F.アロンソ(3点)
正直予選はポール狙いだったと思います。決勝の結果を捨ててなりふり構わずポールを取りにいったのでしょうが、結果2位。アロンソが気合入りまくりなのはフォーメーションラップの最終コーナーでコースオフすることからも伺えました。そういう意味でマシントラブルでのリタイアという結果は、下手に6位くらいで完走するより周りを納得させる結果になったのかもしれません。

06 N.ピケJr(1点)
序盤コースオフして順位を落とし、ブルデーに突っ込まれてリタイア。コースオフがなければブルデーに突っ込まれることもなかったとするならば、やはり安定しない彼の走りが問題なのだと思います。

■ウィリアムズ(3点)
チームとしては2ポイント獲得ってことで、特別良くもなく、悪くもなくってところではないでしょうか。

07 N.ロズベルグ(3点)
予選15位スタートでマシントラブルでリタイアでしたが、走ってる間は中嶋より上位にいたので、完走できてればポイントは獲得できたでしょう。

08 K.中嶋(3点)
初めて予選でニコを上回ったのに、スタートで抜かれてしまいました。決勝7位と上々の結果ですが、2回目のピットストップまで下位を走っていたバトンに抜かれての7位であることと、今期好調のトゥルーリより上位フィニッシュであることを考えればプラスマイナスゼロというところでしょうか。

■レッドブル(4点)
ウェバーを基準に見ればだいぶ速さが安定してきたのかもしれないと思います。

09 D.クルサード(2点)
グロッグに突っ込まれ不運な形でのリタイアではありましたが、そもそもウェバーと同様のパフォーマンスで同様の順位を走っていればこのような目には合ってないのだとすれば、その分は彼の責任だと言えます。

10 M.ウェバー(4点)
良い仕事したと思います。トップ3チームの次に位置する速さでした。

■トヨタ(3点)
今期安定して結果が出ているので、1ポイント獲得では物足りなくなってきました。

11 J.トゥルーリ(3点)
バトン、中嶋よりも下位でのフィニッシュというのは、何か戦略ミスかマシントラブルがあったのでしょうか?それにしても1ポイント獲得したことは評価できるとして、今回はまぁ普通といったところでしょう。

12 T.グロッグ(1点)
やはりヤルノについていけません。その気の焦りからかクルサードに無理な突っ込みで接触。焦りすぎでしょう。とてもGP2王者には見えません。

■トロロッソ(1点)
だいぶマシンのパフォーマンスが相対的に落ちてきてしまいました。時期の目処は立ってないようですが、早期の新車投入が望まれます。

14 S.ブーデ(1点)
ピケJrに無理な突っ込みで接触リタイア。もう少しクレバーなドライバーかと思ってましたが、意外に無茶するアグレッシブなタイプなのでしょうか?それにしても今回は無茶過ぎでした。

15 S.ベッテル(1点)
スーティルのスピンを避けられず接触リタイア。そろそろ完走くらいする必要があります。

■ホンダ(3点)
ようやく今期初ポイント。少しはパフォーマンスが改善されてきたのでしょうか?テレビでは目立つ部分がなかったのでなんとも分かりませんが。。。

16 J.バトン(4点)
いつの間にかの6位フィニッシュはさすがレース巧者といった感じです。

17 R.バリチェロ(1点)
ピットアウトでフロントウィング落として、その影響かリタイアです。パトレーゼの最多出走記録に並んだみたいですが、最近の彼はただ出走しているだけに見えます。

■スーパーアグリ(3点)
残念ながら結果的に最後の参戦となりました。恐らくはこのGPに参戦しただけでも目一杯だったのでしょう。

18 T.佐藤(4点)
フロントウィングが壊れたマシンでクルサードを抑え込むシーンは琢磨の根性を見ました。できれば引き続き見てみたいと願います。

19 A.デビッドソン(2点)
目立つことなくリタイアしていたので良く分かりません。

■フォースインディア(2点)
なかなかマシンのパフォーマンスが上がりません。意外に開発資金の獲得に苦労してたりしているのでしょうか?

20 A.スーティル(1点)
フィジケラに追い付けなくても、そろそろ完走くらいする必要があると思います。

21 G.フィジケラ(3点)
今回も走る壁となって自分より速い車をブロックしてました。でも同一周回なので譲る必要は無いし、あれで良いのだと思います。

■マクラーレン(2点)
コヴァライネンのクラッシュは明らかにマシンが原因です。大事にならなかったから良いものの、チームとしては色んな意味で心配です。

22 L.ハミルトン(4点)
フェラーリに追い付くことはできないまでも、安定した走りでクビサを抑え込んでの3位。これで調子を取り戻せるかもしれません。

23 H.コヴァライネン(3点)
とにかくあれだけのクラッシュが大事に至らなくて良かったです。あとは精神的な後遺症が残らなければ良いのですが。


posted by kazkaz |22:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
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