2010年02月28日

ただただ残念です。

言葉にならないとは、こういうことを言うのでしょう。

大宮アルディージャの塚本選手が、自らの「右大腿骨骨肉腫」を告白しました。手術によって人工骨を入れるため、現役続行は難しいということです。なぜ、これほど将来性豊かなサッカー選手に、かくも残酷な仕打ちが与えられなければいけないのか。そのニュースを目の当たりにしたとき、正直、サッカーの神様を恨みました。

塚本選手のプレーを初めて見たのは、入団1年目のときです。右足から放たれるキックの精度は国内屈指の高さでした。昨シーズンの京都戦で決めたフリーキックには度肝を抜かれました。GKの手前で急激に落下する無回転シュート。思わず記者席の机を叩くほど興奮しました。それに加えて、右サイドから左サイドへと一気に展開するロングフィードの正確性。ボールの下をカットするように蹴っているため、逆回転がかかってパスの受け手の前で急激にブレーキがかかります。「なんて受けやすそうなパスなんだ」と、感心しました。

2008年シーズンの終盤の追い上げ、J1残留の立役者であることに間違いはありません。今年で3年目ということもあり、飛躍のシーズンになるであろうと個人的にも期待していました。リーグの序盤で結果を出せば、W杯後の日本代表に選出されることも夢ではないと思っていました。

それがこんな形で奪われてしまうとは…。もちろん現役復帰が一番の望みであることは間違いありません。ただ、あのフリーキックはもう見られないかもしれないというのは、ただただ残念なばかりです。今の自分にできることは、「塚本泰史」というフットボーラーがいたことを絶対に忘れないことです。

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posted by katsu0531 |15:28 | コメント(0) |
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