2006年08月31日

日本代表の小林大悟が見たい!

トリニダード・トバゴ戦は後半11分からの出場、イエメン戦はベンチにも入れませんでした。オシム監督以降、初めて日本代表に選出された、大宮アルディージャの小林大悟選手です。

実はここのところのJリーグでのパフォーマンスは、あまり良くありません。動き自体にキレは感じさせるのですが、どうにも消えている時間が多いのです。本人も語るように、小林選手の持ち味はボールに触ってなんぼ。キックの精度やテクニックも大きな武器ですが、やはりジダンのように90分間ボールに絡んで存在感を発揮してほしいのです。

オシム監督が視察したオールスターは、後半からの出場でした。右のMFでしたが、正確なクロスでアシストも記録しました。僕はこの試合を機に、オシム監督は“13人”のメンバーに選んだと思っています。右サイドが適正だと感じたのでしょうか。でも、遠慮があったのか、いつもなら中へ切れ込むプレーも、サイドで多くの時間を費やしていました。

今日の福岡戦も、なかなか見せ場はありませんでした。セットプレーから同点弾を生みましたが、守備にかかる時間が多く、ゲームの支配者にはなれませんでした。今のチーム状況を考えると、次節の浦和戦に備えて立て直しを図った方がいいのかもしれません。

でも、やはりブルーのユニフォームを着た小林選手が見たいんです。なんせ、クラブ史上初の日本代表選手です。吸い付くようなボールタッチと、針の穴を通すようなスルーパス。豪快なミドルシュートと変幻自在のドリブルで、ピッチを席巻してほしいのです。

あと半日もすれば、アジアカップ予選のメンバーが発表されます。オシム監督、ぜひ小林選手を真ん中で使ってみてください。できればスタートで。きっと、お望みのプレーを見せてくれますよ。

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posted by katsu0531 |03:15 | 日本代表 | コメント(0) |
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2006年08月29日

高橋みゆきが再びセリエAに兆戦

女子バレーボールの高橋みゆきが、来シーズンもイタリア・セリエAのビチェンツァでプレーすることが決まりました。報道によると「世界最高峰リーグの試合を経験して成長したことに加え、ビチェンツァ側からも残留の申し出があったため」だそうです。

僕が専門誌の仕事でビチェンツァを訪れたのは、昨年の10月でした。ミラノからコーディネーターの車で走ること約2時間。ベンツのエンジンを積んでいるというsmartは、軽い車体に似合わず時速180キロの猛スピードでハイウェイを飛ばしながら、東へと進んでいきました。簡単にハンドルが取られてしまうので、後部座席なのにシートにしがみついていたことを覚えています。

ジェットコースター並みのドライブを体験してたどり着いた先は、風光明媚な観光都市…、ということに気がついたのは、試合後に食事のために市街地に出てからでした。体育館はけっして立派ではありません。外観だけを見れば、地方の公民館という風情です。それでも、2000人も入れば満杯になるであろう館内は、熱気に満ち溢れていました。

サッカーばりのサポーターが一角を陣取り、地元から訪れた観客がワンプレーごとに一喜一憂します。ファインプレーには盛大な拍手、相手に有利なジャッジにはブーイング。日本のVリーグにはない、ホーム&アウェイの雰囲気がしっかりと根付いていました。高橋のプレーもすこぶる好評で、途中交代でコートを去るときはわずかながら館内からため息が漏れていました。

試合後、高橋のコメントを取ろうと、数名の日本人記者が囲みました。そんなときにも、ファンはサインや握手を求めてきます。高校生くらいの子どもと一緒に、一人のお父さんが間に入って、高橋に何ごとかを話しかけました。イタリア語のできる日本人記者によると、「心配するような場面もあったけど、こういう形(勝利)で終わってくれるなら、いくらでも応援するよ。できれば体育館の中だけじゃなくて、外でもね(笑)」。こんな誘い方もイタリアっぽくて、高橋の人気の高さがうかがえました。

今回の残留は、チームだけでなくファンにも求められてのことでしょう。環境はアスリートを大きく変えてくれます。高橋の進化は、まだまだ続きそうです。現在行われているワールドグランプリでの高橋のプレーには、凄みさえ感じられました。日本のファンには残念かもしれませんが、ワールドグランプリの岡山大会、さらには秋の世界選手権と全日本の試合は続きます。それまで、その勇姿をしっかりと心にとどめておきたいですね。

それから同時期に入ったニュースで、男子の石島のブラジル挑戦も発表されました。まだ22歳。あらゆる面で打ちのめされるかもしれません。それでも、世界屈指のリーグで戦うことは、間違いなく大きな経験になるはずです。バレー界のイチローや中田になれるように、何かを得て返ってきてほしいと思います。

それにしても、こうして海外で活躍するバレーボール選手のプレーを、ぜひテレビで見てみたいものです。海外リーグの雰囲気を知りたいファンだって、きっと多いはず。生中継とは言いません。何とかなりませんかねえ。

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posted by katsu0531 |01:02 | バレーボール | コメント(0) |
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2006年08月25日

中村礼子の金メダル

少し古い話ですが、カナダで行われていたパンパシ水泳。200m女子背泳ぎで、中村礼子が2分8秒86の日本新記録で金メダルを獲得しました。このニュースを見たとき、思わず4月の日本選手権で使ったノートを、引き出しの奥から引っ張り出してきました。

金メダルもさることながら、日本人選手として初の8秒台。その壁を乗り越えるのは並大抵ではないと、勝手に想像していました。そういえば日本選手権でも「2分8秒」という言葉が中村の口から出ていたはず。ノートを開くと「そう簡単にベストは出ません。200mで記録が出なかったのは、練習が足りなかったから」と書いてありました。

努力の人、という言葉がこれほど似合う人もいません。初めて中村の泳ぎを見たのは、2001年に大阪で開催された東アジア大会でした。当時は同種目の寺川綾に注目が集まっていたのを覚えています。レースは150mの折り返しまで、寺川がトップ、中村は確か3番手につけていました。ところがここから脅威の追い上げ。あれよあれよと2人を抜き去り、一気に優勝してしまいました。

このときのタイムが2分10秒99。当時、萩原智子が持っていた日本記録に迫る勢いでした。当時から1日に30キロも泳ぎ込みをするほど、小さい体に抜群の根性とスタミナを持っていました。萩原や寺川のように、けっして恵まれたスタイルではありません。それでも、水面をすべるような美しい泳ぎで、国内のトップスイマーに仲間入りしました。

中村を変えたのは、環境でした。アテネ五輪の前年に、北島康介を育てた平井コーチを師事し、東京SC入り。北島ら世界のトップスイマーから刺激を受け、相当自信をつけたようです。五輪イヤーの日本選手権前にインタビューする機会があったのですが、その自信に満ち溢れた表情は、こちらが驚いてしまうほどでした。

そして、アテネ五輪では見事に銅メダル。後半の伸びやかな泳ぎに、前半の積極性が加わりました。体幹のブレない美しい泳ぎは、ひときわ輝いて見えました。会場の大型スクリーンに映し出された中村の表情が、とても誇らしげだったのを覚えています。2分9秒88は、当時の日本新記録でした。

アテネ以降もコンスタントに成績を残しているのは、伊藤華英らライバルの存在も大きいと思います。今年の日本選手権では、100、200mともに敗れてしまいました。モチベーションを落とすことなく取り組んだ結果が、今回の金メダルと日本記録の更新に繋がったのでしょう。

北島と練習を共にすることで、メンタル面など大きく成長した中村。対する北島は故障などが相次ぎ、今年は苦難のシーズンを過ごしています。ようやく復調の兆しが見えてきたとはいえ、本来の“強い北島”はまだまだ。今度は北島が中村の金メダルを見て、何かを感じ取ってくれればと思います。

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posted by katsu0531 |12:13 | パンパシ水泳 | コメント(0) |
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2006年08月24日

岡田監督が辞任

岡田監督が辞任、というニュースを知ったのは、今朝になってからでした。昨日の横浜対大宮の一戦。試合後の監督会見は、通常、アウェー側から行われます。そのため、僕は大宮・三浦監督の会見が終わったあと、選手のコメントを取ろうとミックスゾーンに出てしまっていました。

ですから、会見時の岡田監督の表情はうかがい知ることはできません。でも、会見場にあるテレビからは、決勝点を決められて愕然とする姿が、VTRで映し出されていました。その落ち込みようを見て、ただならぬ雰囲気を感じていたのは確かです。

試合は2-1で大宮の勝ち。これで大宮はリーグ戦での対横浜との戦績を3勝1分けとしました。相性の良さもあるのでしょうが、昨日の試合に限っては、大宮がマッチアップで上回っていたと思います。

FWの森田が出場停止、桜井が故障の大宮は、小林(大)をFW登録にしながらも、実質は吉原がワントップの4-1-2-2-1。アンカーに入った斉藤がスペースを埋め、いつもより前目のポジションになった片岡と小林(慶)が、横浜のマグロンと上野をケアします。

これによって、中盤で数的不利に陥った横浜は、テンポよくパスを回すものの、前へボールを運べません。さらに1点を失ったことで、焦りからかフィニッシュまで持ち込むこともできなくなります。後半には平野を投入して攻撃の厚みを増しますが、役割がはっきりせず、最後はパワープレーに頼らざるを得なくなりました。

それよりも気になったのは、昨年までのディフェンスが機能しなかったことです。あの、流れるようなマークの受け渡し。ボランチとのコンビネーション。ラインの上げ下げ。スペースの消し方。中澤の不在も響いているのでしょうが、見事な連携は影を潜めていました。

岡田監督の辞任は残念ですが、その潔さも“らしい”のかもしれません。指揮官としての能力は、間違いなく国内最高峰の一人です。少し休んだのちに、再び現場に戻ってきてくれることを期待しています。

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posted by katsu0531 |17:14 | Jリーグ | コメント(0) |
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2006年08月22日

ビーチバレーの取材は体力勝負

8月は取材が立て込んでいます。週末は、鵠沼海岸へビーチバレー・ジャパン(女子はマーメイドカップ)に行ってきました。実はこの大会日程、全日本女子のワールド・グランプリとまともに被っていました。コートの違いこそあれ、同じバレーボール。両方とも見たい僕としては、少しずらしてほしかったのが正直なところでした。

スポンサーやテレビ局の都合もあったのでしょう。フリーで仕事をする身としては、クライアントの要求がいかに大切かも分かっているつもりです。でも、ファンの中にもきっと、僕のように両方を生で見たかったという人は多いはず。しょうがないこととはいえ、少し残念でした。

ビーチバレーを選んだ理由は、この大会から国内トップのペアが、男女ともに大きく入れ替わったからです。男子は朝日・白鳥、西村・渡辺が、女子は佐伯・楠原、浦田・鈴木が新たに誕生しました。新ペアの仕上がり具合や結成のいきさつ、今後の方向性などを、聞いておきたいと思っていました。

ビーチバレー・ジャパンは今年で20回を迎える、国内でも最も歴史のある大会です。その記念すべき大会を制したのは、朝日・白鳥でした。白鳥はなんとこの大会、5連覇です。前回は西村と、それ以前は渡辺とペアを組んで大会を制しました。ちょうど昨年、西村と組んだばかりで出場したこの大会は、ブロッカーとしての出場でした。それが、今大会から再びレシーバーに復帰です。連携を合わせる時間がない中でしたが、水が合っているのか、ブランクを感じさせないプレーで会場を沸かせました。

すべては北京のためです。もしかしたら練習環境は悪くなるかもしれません。ワールドランキングも少し下がります。来年からオリンピック予選が始まることを考えれば、新ペアの結成はけっして小さくないリスクが付きまといます。でも、意気込みを語る白鳥の言葉に迷いはありませんでした。その心意気やよし。今後の活躍がますます楽しみになってきました。

女子のマーメイドカップを制したのは、今や名実ともに国内No.1の小泉・田中でした。こちらはペア結成から2年目、数々の国内タイトルも獲得しています。前の週に行われたジャパンレディースも優勝し、まさに国内では無敵。今年はワールド・ツアーの最高位が13位なので、さらなる飛躍に期待したいですね。

再結成組では、佐伯・楠原が準優勝。さすがにオリンピック経験者だけあって、ペアが変わっても抜群の順応力を見せていました。対して、1勝も挙げられなかった浦田・鈴木は、少しチーム作りに時間がかかるかもしれません。高さは世界と比較しても申し分ないので、ぜひ、ここから這い上がってほしいと思います。

それにしても、ビーチバレーの取材は体力との戦いでもあります。カメラマンが撮影するコートサイドには、もちろん日を遮る場所なんてありません。終わったころには肌が真っ赤になっています。大量の汗が噴き出すため、体力の消耗も並大抵ではありません。帰宅後に体重を量ってみたら、いつもより3キロほど落ちていました。

第20回ビーチバレージャパンより


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posted by katsu0531 |03:14 | ビーチバレー | コメント(0) |
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2006年08月10日

出張続きで筋肉痛です

先月末から出張続きでした。バレーボールの近畿大会を取材するため、7月23日~25日まで和歌山へ。その後、インタビュー取材で、三重、広島。さらにJリーグを挟んで、8月5日まで大阪でインターハイ。中1日空いて、福島のJヴィレッジに足を伸ばし、全日本少年サッカー大会を取材して来ました。

その合間に原稿を書かなければいけないので、それこそ寝る時間もありません。ようやく少し落ち着きましたが、今朝は起きたら体中が筋肉痛でした。カメラの機材を担いで右往左往、さらに取材対象を求めて歩き回るので、けっこう足腰に来るんです。

それでも、子どもたちの生き生きとした表情を見ることができれば報われます。特に全日本少年サッカー大会は初めて取材したのですが、全48チームが一同に会して試合をするので、それこそお祭りのように盛り上がっています。台風の影響で昨日の午前中は大雨に見舞われましたが、子どもたちは元気ですね。

全国20万人の子どもたちが目標にする夢舞台。その準決勝、決勝は明日11日から場所を西が丘サッカー場に移して行われます。今は夏のイベントが真っ盛りです。きっと最高の夏休みの思い出になることでしょう。

※女子砲丸投げの日本記録保持者でアテネ五輪にも出場した森千夏選手が、26歳の若さで虫垂がんのため亡くなりました。心からご冥福をお祈りいたします。

全日本少年サッカー大会にて


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posted by katsu0531 |11:13 | 日々の雑感 | コメント(0) |
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