2006年07月20日
待ちに待ったJ1の再開。ワールドカップはあまりスタジアムで試合が見られなかったので、本当に待ち遠しかった。オールスターもそれなりに楽しめたけど、やはり真剣勝負が面白い。そんなわけで、今にも泣き出しそうな空模様の中、傘も持たずに駒場に足を運んだ。
実は4年前から、大宮アルディージャのオフィシャルライターを務めさせていただいている。今年は力のある選手が新たに加入したこともあり、上位が狙えると思っていた。ところが再開前の順位は12位。上を目指すには、今週と来週の4連戦で、できるだけ勝ち点を稼いでおきたいところだ。開幕ダッシュならぬ、再開ダッシュ。何しろ、選手層を考えれば、決して満足のいく位置ではないのだから。
結果は久永と桜井のゴールで、大宮が2-1で勝った。後半早々に失点する悪い癖は課題として残したが、それでも何となく、負ける気はしなかった。終盤、ワンツーで抜け出した小林(大)がシュートではなくグラウへのパスを選択したシーンはさすがに頭を抱えたが、最後はきっちりと桜井が決めてくれた。
勝因は、磐田に走り負けしなかったこと。磐田はすでに先週、G大阪と対戦していることもあり、少し重そうだった。大宮は監督、選手とも4連戦を戦い抜くポイントに、コンディションの維持を挙げている。プラスアルファで勝利の勢いを継続できれば、残る3戦も期待できそうだ。
「オシムが来るらしい」
そんな話を耳にしたのは、試合開始から2時間も前のプレスルームでのこと。キックオフの1時間も前にはスチールカメラとテレビカメラが、受付の前にずらりと並んだ。選手も入場の準備をはじめようかという10分前。目もくらみそうなフラッシュの嵐に迎えられ、いよいよオシム監督が到着した。
お目当ての選手は、当の本人にしか分からない。それでも選択肢の一人に、小林(大)は間違いなく含まれていると思う。今シーズン、東京Vから移籍して覚醒した。どちらかというとテクニックタイプの印象が強かったが、緩急織り交ぜたパスセンスは極めて高い。積極果敢なミドルシュートも魅力。豊富な運動量で、攻撃の核となっている。
試合後のミックスゾーンでいちばん人だかりができたのも、やっぱり小林(大)。質問もオシム監督や日本代表の話題が集まった。こうして注目されることは、素晴らしいことだと思う。オールスターも含めてキレているのは、日本代表がモチベーションにあるからだろう。あまりの注目に本人も戸惑っているかもしれないけど、そんなことで有頂天にならない人柄が小林(大)の強さ。ファンもきっと、ブルーのユニフォームを着てくれることを願っている。
Jリーグでの活躍が、日本代表への扉をたたく。オシム監督は、そんな選手を絶対に見逃さない。
でも最後のあれは、やっぱりシュートだったよなあ。
posted by katsu0531 |20:15 |
Jリーグ |
コメント(2) |