2008年06月30日

混沌への道?J2第23節 広島対山形

 J2の折り返し地点となる第23節 山形で行われた広島対山形の首位決戦は山形・長谷川選手の2得点で1対2、山形の勝利となりました。

 2位山形との勝ち点差を10として望んだ今節、広島は前節血迷ってカズをDFに入れ、コージをボランチに入れた布陣から従来の形に戻し・・・

     寿人
   浩司 高萩

服部        李
   カズ 青山

  槙野  結城
    ストやん
 
   佐藤(昭)

 3-4-2-1の形。山形は4-2-2-2。FWには長身の長谷川、少し引き気味から左右に流れチャンスメイクを狙う財前。ダブルボランチの一角には広島ユース出身の宮本選手が入っていました。実際のプレーは初見です。

 雨のが降り滑りやすいピッチコンディションの中、細かく繋ぐ所、長いボールを蹴る所をはっきりさせた広島がペースを握ります。そして前半開始早々の6分。山形ゴール前で得たフリーキックをストヤノフが直接ゴールに突き刺し広島が先制しました。相手が壁を作る中で上手く広島の選手が駆け引きしてストヤノフへコースを空けることに成功しました。キック自体は甘めなんですが。はい。

 広島は早い時間帯での先制点で安心したのか、ある程度パスはつながるものの決定的な場面まで持っていくことができなくなります。お互いが潰しあう中、前半終了間際。カウンターからのクロスを長谷川に決められ同点に追いつかれ前半を終了します。前半のラストプレー・・・もったいないお化けが顔を出すわけです。はい。

 後半に入り時間が経過するとともに広島の足が止まりだし、山形がボランチを経由させながらパスを細かく繋ぎサイドから広島のゴール前まで迫ります。後半29分には高萩に変わり柏木を投入するも状況は変わらず。
 試合が進むにつれて広島は3バックの悪癖、両WBがドン引きの5バックに。更にカズもDFラインに吸収され6バック。更に後半30分には山形が骨折から2ヶ月振りの復帰となる豊田を投入し前の圧力を高めます。
 後ろに人数はいるものの中盤の人数が薄くなり押し込まれつづけ、後半39分にサイドからのクロスのこぼれを長谷川に決められ1-2。クロスを上げられた時にプレッシャーをかけにいったのは青山でしたが、カズがDFラインに吸収されているため中央のスペースを埋めながらサイドのチェックまでいくのは至難の技というか無理。2シャドーがプレスに行くのかWBがいくのか・・・。人数は揃えど足が止まっていました。

 1-2とされた後、後半41分に右サイドの李君に代えFW平繁を投入。最後は結城、槙野を前線に上げるものの山形のプレスの前に効果的なロングボールを入れられず。一度は槙野がゴールネットを揺らしましたがオフサイド。そのまま時間が過ぎ、試合終了となりました。

「足が止まった広島」
 敗因はなんでしょうか。足が止まった事・・・崩せなかった事・・・。後半の途中からは山形のパスワークの前に押し込まれ6バックになり、青山以外は足が止まってしまいました。ベンチに柏木・高柳・岡本を抱える状況はもったいないように思います。水曜開催があるときは選手を入替えながらということも考えていただきたいもんです。暑い季節が目前に迫る・・・。

「崩しきれない」
 得点はストヤノフのフリーキックのみ。ゴール前ではボールが回せるものの、ボールを回せる割には決定機は多くありません。
 ドリブルやワンツーでサイドの深い位置まで浸出しマイナスにグラウンダーの早いボールがもっと入ってくれば面白いと思うんですが。相手の前では回せているんです。あと一歩、サイドの深い位置に切り込めるかどうかでゴールへの確立が上がるような気がします。けっして決定機は多くありません。

「次節はストヤノフ不在」
 山形戦でストヤノフ選手のカード累積が4枚になり次節の熊本戦は出場停止になりました。リベロは槙野か森﨑カズか?ケガから復帰の盛田店長、森脇君のコンディション次第でしょうか。カズがリベロに入った時はボランチに森﨑コージがはいるのでしょうか。

 徳島戦、山形戦と少しづつ内容に関して雲行きが怪しくなってきたように思う今日この頃。監督曰く、「私の目から見れば、明らかに我々のほうが内容で勝っていたのではないかと思います」。頼む、試合をプロの目でしっかり分析し、反省しておくれやす。明らかに内容が勝っていたとは思えませんでげす。

 「いい試合はできている」と言い続け、レギュラー固定し手を施さず、ずるずると降格した昨季・・・いまだに信用しきれませぬ我が御大将。頑固ですもんね、監督。我輩に反省という文字は無い・・・とか?む~ん。
 この敗戦で2位山形との勝ち点差は7。どどどっと行くと簡単にひっくり返る勝ち点差の中で大切なのは負けた試合の次。

 熊本にはあの男「高橋泰」が。実は楽しみ(不謹慎)。

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posted by カタヤマ |16:56 | リーグ戦 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年06月26日

血迷ったかペトロビッチ J2第22節 広島対徳島

 J2第22節 広島ビッグアーチで行われた 広島対徳島との試合はペトロビッチ監督は何を思ったか3バックの右ストッパーに森﨑(和)、ボランチに森﨑(浩)を入れた次の布陣で臨みました。


     寿人
   高萩 柏木

服部         李
   浩司 青山
 槙野     カズ
    ストヤン
    佐藤(昭)

SUB:原、結城、岡本、高柳、平繁

カズのストッパー起用について監督曰く

 「カズをDFに置くことで後ろから数的優位を作りたかった。今は盛田や森脇がいないんだ(ケガで)」

 監督、結城じゃ不満ですか?私は監督の采配に不満です。はい。

「カズのストッパーとコージのボランチ」
 残念ながらカズのストッパー、コージのボランチは通用しないことは去年散々見せられてきたわけでございます。
 試合を見る限り、ストッパーにカズを入れなければならないという必要性は見えませんでした。前節、結城選手がしっかりと後ろから数的優位を作れていたわけですし。

 カズが下がって空いたボランチにはコージが入ったわけですがここが一番の問題点です。ボランチがコージという所が。
 前半18分、徳島の米田選手にミドルシュートを決められるわけです。これは昨年散々やられたパターンなんですねよ。結果的には2-1と逆転して試合を締めるわけですが・・・。
 コージの守備力(1対1、スペースを埋める、カバーリング)では中盤の寄せが甘くなってミドルを打たれてしまう。中央の寄せの甘さはもちろんのこと、サイドの守備にも影響が広がってしまうわけで(青山が中央から離れられない)。
 J2ではJ1に比べ選手個々の判断力やオンザボールの技術に荒さがあるので負けはしませんでしたが・・・仮に昇格を果たしたとしてもこの戦い方では昨シーズンの二の舞です。

「血迷ったか・・・というより元に戻ったか監督」
 カズとコージの良さはこのポジションでは活きません。昨シーズンの反省はいずこ?


「気になるレギュラー選手の固定化」
 更に気になる点はレギュラー選手への依存です。少し前までは中盤の選手についてはスタメンを入替えながら戦ってきたのですがここの所、選手の固定化が復活しつつあるのかなと思われます。代表明けの寿人をベンチに置いて平繁・久保・ユキっちを先発させたり、他のポジションもやりようが・・・書いたら長くなるので割愛。


 いや~しかし、あんまり悪い悪いと言うてたら嫌になるので良かったことも。

「パスアンドゴーの徹底」
 パスアンドゴーが試合を通じ徹底されてて高萩の1点目なんかはその典型だったように思います。細かいつなぎから崩していくためには必須の動きですが、頭では分かっていながらなかなか徹底は難しいので「すごいな~」と感心いたしました。頭がさがります。

「槙野の右WB」
 この試合の見せ場はこれか。結城の投入で・・・。

     寿人
   浩司 柏木

服部      高萩
   カズ 青山
 槙野   結城
   ストヤン
   佐藤(昭)


 こんな形になると思っていたんですが実際は・・・。

     寿人
   浩司 柏木

服部       槙野
   浩司 青山
 カズ   結城
   ストヤン
   佐藤(昭)

 こんなんなりましたぁ・・・槙野・・・右WB(笑)。李君より対人プレーに強くドリブルもできるので面白かったですが森脇君の復帰までの限定オプションか??視察にきていたU-23井原コーチの目にはどう映った?いや、いまさら無いか(笑)。

最後に監督の一言・・・

 「今日、我々にはボランチのカズがいなかった。これはチームにとって足りなかった部分です。」

 あ”~監督、どんだけ森﨑兄弟を愛しとるんですか。だからといってボランチのファーストチョイスがコージでは・・・。

 「他チームの皆様へ追記」
 森﨑(和)が右ストッパー、森﨑(浩)がボランチの時は、ゴール中央から左よりに長身FWを置き、右サイドから対角へロングボールを入れれば(寄せが甘いので簡単に上げれる)崩れますよ。中盤中央の寄せも甘いのでミドルシュートも狙い目です。それでJ2に落ちました。

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posted by カタヤマ |00:00 | リーグ戦 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年06月23日

J2第21節 広島対水戸

J2第21節、水戸のホームで行われた広島対水戸戦は2-1で広島の勝利。

 寿人不在でクボタツの先発を期待していましたがあっさりと夢破れ、森﨑(浩)・柏木・高萩が前線に並ぶ先発にFW登録がいない0トップで試合に臨みました。

     浩司 
   高萩 柏木
服部        李
     青山
    森﨑(和)

 槙野     結城
    ストやん

     木寺

SUB:佐藤(昭)、橋内、岡本、久保、平繁


 諸事情で前半20分くらいからしか見れなかったんですが試合序盤はミスが多く水戸のペースだったとのことですが、パスを繋ぎながら徐々にペースを握り多くの時間を水戸陣内でプレーすることになります。
 しかし相変わらずチャンスは作れど、ポストやバーに当てながらもゴールが遠い。0トップは可も無く不可もなく。
 前半42分には水戸のロングボールをクリアしたGK木寺が相手と交錯し右肩を脱臼、佐藤(昭)と交代するアクシデントがありましたが前半は0-0で折り返します。

 ゴール前にボールは運べど密集地帯における最後の仕掛けが足りないと後半11分にケガ明けの柏木に変わりドリブルで突っかけられるFW平繁を投入。その直後、右サイド深い位置に進入した李からファーサイドへ優しいクロス。空中を走るようにジャンプした平繁がゴールへと流し込みます。ゴール中央から相手マークを外しながらファーサイドへ流れた平繁のオフザボールの動きは秀逸でした。
 更に後半25分にはゴール中央で浩司が倒れながらボールを横にかき出した所を平繁がシュート。GKがはじきましたがそのままゴールへ。
 このまま3点、4点か・・・と思われましたが疲れが出始めたのと前へ出てきた水戸のペースに引き込まれ全体が間延びし選手間の距離が遠くなりパスで繋げなくなります。
 そんなこんなで後半36分。左サイドでストやんが選手の対応をしている所に服部がえらい勢いでフライングボディアタックを仕掛けます・・・。いらんファールだと思っていたところ、そのセットプレーで大外に走りこんだ中村選手にゴールを許して2-1になりました。その後はなんとか試合を締めて終了。3-0とか4-0の試合が結局2-1。もったいないお化けがでますよ。

~気になっていたポインツ~
【寿人不在時の前線の形と人選】
 →今回はFW登録無しの先発でしたがチームとしてやってることは同じ。ケガや代表組が抜けても同じサッカーが出来るのは安定した成績を残すために必要ですから良いことかと。代表組は安心して旅立てることでしょう。

【新加入の結城選手のプレー】
 →膝の状態が悪い森脇君の所に入った新加入の結城選手でしたが守備は勿論、ドリブルで持ち上がったり右サイドを駆け上がったりと攻撃面でもしっかりと顔を出し攻撃に厚みを持たせていました。ドリブルが怪しいのはご愛嬌。
 盛田・森脇といったところが万全になると競争が激しくなりますね。ローテーションを組んで休ませながらということも考えていいのかもしれませんぜ大将。

【プレー時間の長い選手のコンディション】
*特に森﨑(和)と李・服部の両WB
 →後半途中になると全体的に疲れて間延びしてたのではっきりとは分からず(苦笑)


~水曜日の徳島戦は?~
 ・下田選手の膝の状態が悪く、ここまで正GKとして出場していた木寺選手。肩の脱臼とのことなのでケガが癒えるまでの当分の間は佐藤(昭)がゴールを守ることになりそうです。ここで安定したプレーを見せられるか。ユース黄金世代を支えたキャプチンのレギュラー獲りのチャンスがこんな形で巡ってきました。
 そして第2GKとしてユースの年代別代表、原君がベンチに。分厚いぞユースの人材。

 ・日曜日に日本代表として後半途中までプレーした寿人の疲れ具合はどうか。中2日でゲームだ。

 ・柏木のコンディションは試合をこなすことでどこまで上がってくるのか。このままのプレーでは五輪・・・。

 ・コートジボアール代表ドゥンビアが抜けてどうなんだ徳島・・・(サポにとっては寝耳に水ですよね)。ドゥンビア見たかったんですが。はい。

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posted by カタヤニコフ |00:00 | リーグ戦 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月20日

寿人不在でどうする我が御大将

 J2リーグを18試合戦い、13勝3分2敗の勝ち点42で首位を走る広島・・・ここのところ、訳あって(後述)試合どころか情報すら取得できずすっかり浦島太郎状態なんですが。はい。岡本君、この時期にトップチーム昇格ですか。知らなんだ。

「佐藤寿人、日本代表に選出」

 この報を聞き「おかちゃんのバカぁん」と思ったサンフサポの方の多かろうと思います。始めは私もそう思いましたが・・・そこは前向き。

 土曜のアウェー水戸戦の寿人に代わるFWはクボタツでしょうか?それならそれでオッケーだ(笑)。日本のトップチームのために、自身のキャリアの為にがんばっておくんなまし寿人選手。

 寿人選手不在でチームをどうするのか我が御大将。守備面で上手くいっている1トップ2シャドーを変えるとバランスを崩しそうなのでここは形は変えずの方が良いのかと素人が口走るわけです。ここは奇襲をしかける場面では無いかと。
 ここはコンディションが上向きと伝え聞くクボタツのプレーに注目しましょう(こんなこと言うてて出なかったりして)。

 運動量の多い寿人が不在となるため守備面では2シャドーにかかる負担が大きくなりますが柏木・桒田両名の復帰でここは層が厚いんで交代を使いながらということで。交代枠を使いながらということで。

 ここ数試合観てなかった身としては今度の水戸戦は楽しみです。観るポイントが何個か。

 ポイントその1
 【寿人不在時の前線の形と人選】

 ポイントその2
 【新加入の結城選手のプレー】
 森脇のコンディション次第で出場となるであろう結城のプレー振りはどうなんかな。守備面では問題ないだろうが(と思いたい)オーバーラップで後ろから数的優位を作れるのか?槙野・森脇両ストッパーのようなオーバーラップが可能か・・・いきなり出来たらすごいんですけど。森脇君も最初はギクシャクしてたし。

 ポイントその3
 【プレー時間の長い選手のコンディション】
 ケガからの復帰後、中盤の底に君臨している森﨑(和)とプレー時間の長い李・服部の両WBのコンディションはどうか?
 ユキっちの使い所を見出せない現状、服部選手の所で使ってみても面白いんじゃないかと。多少守備がアレでもなんとか青山がカバーしてくれる(笑)。
 森﨑(和)の所は岡本君を試しても面白いかも。広い視野と長短のパスの散らしが持ち味ですし。これからのためにもカズゥのポジションで是非。あと飛び級で行ってるU-19代表ではボランチの他、右サイドバックもやってるみたいなんで李君の所でもいけるか。高校在学中でのトップチーム昇格ということは戦力の一人にならなければならない、そのチャンスがあるということ。U-17で見せた中盤で君臨する姿、早く観たいですぞよ。

 前線の形で守備に影響が出たりDFの人選で攻撃の厚みに影響が出るというのもなかなか興味深いものです。攻守は表裏一体。サッカーの妙というやつでしょうか。

 そんなこんなで楽しみな週末。テレビの前にかじりついて・・・おけるように、頼んます僕の事務処理能力。1週間、国外逃亡(旅行)た罰じゃの~(苦笑)。

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